楽しい思い出がたくさん詰まっている愛車が、ある日忽然と姿を消してしまう、、、そんなライダーにとって地獄のような事態を引き起こす原因が「盗難」です。
実はバイクの盗難件数は2022年まで減少傾向にありましたが、残念ながら2023年より再び増加傾向にあります、、、
しかし、だからといってこの流れは個人がコントロールできることではないので、そこはなんとか「自衛」するしかありません!
そして、その自衛の最も効果的な方法が「防犯カメラの導入」です。
防犯カメラの必要性
まず現実として知って頂きたいのは、愛車を盗まれると「戻ってくる確率は2割にも満たない」という絶望的な昨今の状況です。。。
つまりは愛車の防犯対策として最も重要なことは「盗まれないこと」で、そのための抑止力として強い効力を持つのが防犯カメラです!
盗人は何より人の目や足がつく事を嫌う傾向があるので、防犯カメラはまさにそこにクリーンヒットするからです。
ちなみに近年はさまざまな機能を持った防犯カメラがありますが、それでも「防犯カメラが設置してある」という「視覚的抑止力」が何よりの防犯対策になります。
防犯カメラの選び方
一口に防犯カメラと言っても様々なタイプがありますが、まずは屋内用と屋外用を選ぶ必要があります。
前者は例えばガレージ内に設置するタイプで、後者は屋外で使う都合上、基本的には防水仕様になっていますが、その分コストも上昇します。。。
加えて給電が有線なのか?はたまたバッテリーなのか?も重要な選択要素で、前者は24時間365日撮りっぱなしの運用が出来ますが、設置場所までの配線ができるか否かという問題があります。
その点バッテリー式はカメラを設置するだけで運用できますが「バッテリー切れの際に盗難される」というリスクは否めません、、、、しかし、手軽に導入できることから現在はバッテリー式の防犯カメラが主流になりつつあります。
そして、現在はさらにスマホと連携して、外出先でもWi-Fi経由でカメラの映像をリアルタイムで見れるモデルもあるので、カメラの設置場所や予算、そして自分なりの運用方法に合ったカメラを選ぶ必要があります。
タイプ別おすすめ防犯カメラ
ここからはタイプ別におすすめの防犯カメラを紹介していきます。
高性能防犯カメラ:パナソニック VS-HC105-W
面倒な配線やネットワーク設定が不要な、防犯カメラと専用モニターのセットが「VS-HC105-W」です。
日本人なら「パナソニック製」と聞いただけで安心してしまいますが、まさにその通りの高性能防犯カメラで、バッテリー駆動の防犯カメラとペアリング不要の専用モニターが、はじめから対になっている商品です!
ちなみに両者はWi-FiやBluetooth経由で繋がっているわけではなく、コードレスフォンなどで採用されている電波干渉の影響を受けにくい「DECT準拠方式」で接続されているので、常に安定した接続が確保されています。
カメラに内蔵されたセンサーが不審者を検知すると、モニター側に通知すると同時に約1秒前の映像から自動的に録画してくれる非常に賢い防犯カメラです。
AI搭載防犯カメラ:Anker Eufy Security SoloCam C210
今や世界的なガジェットメーカーとして有名な「Anker」のAI搭載型の防犯カメラが「Eufy Security SoloCam C210」です。
常に高性能なAIが監視エリア内を注視していて、人の動きを感知すると自動的に録画を開始してくれます!
しかも、最大3ヶ月間(!)使用できるバッテリー駆動なので面倒な配線が不要で、おまけにペアリングしたスマホがモニターとして使える、まさにガジェットメーカーならではのハイテク防犯カメラです。
コスパ良好防犯カメラ:TP-Link tapo TC65
IoT対応型のスマート家電を多数リリースしている「tapo」のコスパに優れた防犯カメラが「TP-Link tapo TC65」です。
2024年10月時点で実売なんと5千円台の低価格を実現しており、しかしバッテリー駆動・動作検知システム・スマホリンクと昨今のトレンドを全て押さえています!
しかもIP66の防塵防水仕様なので、屋外でも安心して設置できます!ちなみに僕も一時期tapoシリーズを愛用していました。
ダミーカメラ
この記事の前半でお伝えしたように、防犯カメラの最大の効力は「防犯カメラが設置してある」という視覚的抑止力です!、、、ということは?実際には録画できない「ダミーカメラ」を設置するだけでも「ある程度の防犯効果はある」ということです。
なので「防犯カメラを設置したいけど予算が厳しい、、、」という場合はダミーカメラの導入をおすすめします!
例えばAmazonなどのネットショップで「ダミーカメラ」と検索すると、、、これが1,000円前後で購入できるものが大量に出てきます。
ちなみに僕が首都圏の賃貸アポートに住んでいた頃は、オーナーさんの許可をとった上で駐輪場にダミーカメラを設置していました。
番外編1:ドラレコやスマートモニターの駐車監視モードを活用
仮に予算はあっても防犯カメラの設置スペースがなかったり、賃貸に住んでいると設置申請が面倒だったりしますが、、、そんな時はドラレコやスマートモニターの「駐車監視モード」を活用することをおすすめします!
駐車監視モードとは、停車中に車両の不審な動きを感知すると自動的に録画を開始するシステムのことで、当然カメラが録画中の状態(LEDが光る、作動音が鳴るなど)になるので、防犯カメラと同じく視覚的抑止力が働きます!
それこそ盗難未遂で終われば録画データから犯人の特定もできるので、防犯カメラを買う予算はあるけど設置が難しい場合は、その予算をドラレコや(ドラレコ付き)スマートモニターに回せば防犯カメラと同じ効果が期待できます。
番外編2:古いスマホを簡易防犯カメラとして活用する
愛車の盗難は心配だけど、だからといって防犯カメラを買う予算も設置場所もない、、、そんな時は機種変更などで不要になった「古いスマホ」を押し入れから引っ張り出しましょう!
なぜならそれを電源やモバイルバッテリーに繋いで、常に愛車の側に「動画撮影状態」で置いておけば「簡易防犯カメラ」として使えるからです!
ちなみに「すぐに内部ストレージが埋まってしまうのでは?」と思うかもしれませんが、ところがアプリストアで「ドラレコ、ループ録画」などと検索すれば、ドラレコのように古い録画データから上書き保存してくれるアプリが複数あります。
ちなみにスマートウォッチを持っている場合は、簡易防犯カメラとして使っているスマホとペアリングすることで、外出先でもスマートウォッチ上でカメラの映像を確認することができます(機種によります)
、、、って!ここまで来るともはや使い方やアプリ、それから他ガジェットとの連携を工夫すれば、、、古いスマホは防犯カメラ以上の存在になるかもしれません(ニヤリ)
防犯カメラは費用対効果の高い防犯対策
仮に高性能でそれなりの価格の防犯カメラであっても、それこそ格安防犯カメラやダミーカメラでもあっても、、、防犯カメラは他の防犯対策に比べて費用対効果の高いアイテムです!
まずはダミーカメラでもいいので、それこそ愛車が戻ってこない8割のライダーにならないために、、、今日から防犯カメラを設置することを強くおすすめします。
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投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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