今年のモーターサイクルショーでも展示されていたSHOEIのヘッドアップディスプレイ(HUD)内蔵ヘルメット「OPTICSON」が、試験的に2022年12月よりSHOEI Gallery各店限定で発売予定です。
「OPTICSON」はスマートフォンとHUDをBluetoothで接続し、専用ナビゲーションアプリによるルート案内や、電話発着信などの情報をヘルメットのディスプレイに投影。またスピーカー、マイク、スイッチを全て帽体にインストールされているので、ナビゲーション情報の音声ガイド、連携しているスマートフォンの電話発信&着信、通話や音声入力、音楽鑑賞も可能な新時代のスマートヘルメットです。
なおSHOEI Gallery以外での販売に関しては、後日決定次第発表されるとのことです。
CONNECTED TO THE FUTURE
ヘルメットの安全、快適、感動を追求するSHOEIが、先進技術とプレミアムヘルメットブランドのノウハウを結集させ生み出した、新時代のヘッドアップディスプレイ(HUD)内蔵ヘルメット「OPTICSON」。
スマートフォンとHUDをBluetoothで接続し、専用ナビゲーションアプリによるルート案内や、電話発着信などの情報をヘルメットのディスプレイに投影。
また、移動量を最小限に抑えつつ、多様な情報を得られることでアクティブセーフティにも貢献。
ライディングを新たな形でサポートする「OPTICSON」は、より豊かな「未来」のバイクライフを創造します。
HUD -視認性を保ちつつ、ライダーの眼前に情報が浮かび上がる-
チンガードに設置されたHUD モジュールから、右目元のコンバイナ(ディスプレイ)へライディング時に便利な情報が投影されます。表示情報は、目的地までの残距離やレーンガイダンスといったナビゲーション情報や、時計、電話発着信にも対応。使用にあたっては、バイク専用ナビゲーションアプリ『ツーリングサポーター』の「プレミアムプラス」コースへの加入が別途必要です(月額800円または年額8000円)。
情報は、視認性を妨げないサイズ/位置でライダーの視界に浮かび上がり、ライディングへの影響を最小限にします。さらにチンガード中央に調光センサーを備え、周囲の明るさに応じてコンバイナの輝度を自動調整。任意に5段階の輝度調整や、クリア/スモークなどシールドの種類に応じた輝度を設定することも可能です。
<ナビゲーションの表示情報>
・目的地到着推定時間
・目的地残距離
・経由地到着時刻
・経由地残距離
・次の案内通知
・交差点名称
・時計
・電話発着信
SMART -スピーカー、マイク、スイッチを全て帽体にインストール-
OPTICSONは、ヘルメット内部にスピーカー&マイクを内蔵。ナビゲーション情報は、映像に加え、音声でもガイドされます。また、連携しているスマートフォンの電話発信&着信、通話が可能。あらかじめOPTICSONに組み込まれたスイッチモジュールのボタンで簡単に音量調整や電話の操作ができます。
HUDモジュールとスマートフォンはBluetooth接続されているため、音声入力、音楽鑑賞、ナビ音声時に音楽が小さくなる自動音量調整機能など、各スマートフォンに準じた機能が楽しめます。
※スマートフォンの機種、接続状況によって、音声入力などの機能が作動しない場合があります
※インターコム機能は搭載しておりません。
BATTERY -安全性を考慮した専用バッテリー-
HUDは付属の専用バッテリーで駆動。衝撃を受けた際、一般的なリチウムイオンバッテリーより発火の危険性が低いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを使用するほか、バッテリー本体やコネクタに防水加工を施しました。
DESIGN -モジュールを統合し、重量バランスを最適化、快適さにも注力-
HUDやスイッチモジュールを含め、トータルでデザイン。力強いエッジと滑らかな曲線を組み合わせることで、近未来的フォルムを生み出しています。特にチンガードは、HUDモジュールを収納しながらデザインに溶け込み、特徴的な造形としました。
帽体は各モジュールをはじめ、コンバイナ、スピーカーの組み込みを前提に設計。重量バランスにも細心の注意を払い、プレミアムヘルメットブランドのSHOEIならではの快適な被り心地を実現しました。
SHOEI QUALITY
01:軽量+高剛性のAIM+構造で圧倒的な安全性を実現
強靱なガラス繊維と有機繊維の複合積層構造を基に、強い弾性を持つ高性能有機繊維をプラスしたAIM+構造のシェルを採用。スポーツモデルと同様な構造とし、安全規格を高いレベルでクリアしました。フル着脱式内装のサイズ調整やコンバイナの位置調整は、スペシャリストによる内装サービス「SHOEI Personal Fitting System (P.F.S.)」がサポートします。
*ディスプレイ表示を適切にご覧いただくために、OPTICSONをご購入の際はP.F.S.で内装調整をして頂く必要が有ります。
02:帽体内部を効率的に換気、快適さをキープする
開閉式アッパーエアインテークから導入した走行風は、後部のトップエアアウトレットから排出。HUDユニットが内蔵されているチンガード部にはロアエアインテークも設置しています。
03:クリアな視界を保つシールドと防曇シートをセット
歪みの少ないインジェクション成形のCNS-1シールドを採用。密着性を高めるシールドシステムにより静粛性に優れ、微開ポジションも可能です。雨天時や低温多湿時にシールドの曇りを防止しする自社製の防曇シート「DRYLENS」も標準装備しています。
04:エマージェンシークイックリリースシステム
ライダーに万が一のアクシデントが発生した場合、救護作業を行う第三者がライダーからヘルメットを取り外すことは想像以上に困難です。OPTICSONはチークパッドにエマージェンシータブを装備。このリボンを引くだけで、ライダーの頸部への負担を最小限に抑えつつ、容易にヘルメットを外すことが可能です。
※普段、メンテナンスなどの目的でチークパッドを取り外すときにはE.Q.R.S.を使用しないでください。
製品情報
SHOEI OPTICSON
価格:本体 137,500円+OPTICSONバッテリー 11,000円(ともに消費税込み)
規格:JIS規格
サイズ:M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)
カラー:ルミナスホワイト、マットブラック
構造:HUDユニット内蔵、シェル構造:AIM+
附属品:OPTICSONバッテリーコード、コードホルダー、OPTICSON ACアダプター、チンカーテンDL、SHOEI DRYLENS 301、シリコンオイル、SHOEIロゴステッカー、防曇シート用ピン
*ナビゲーションを使用する際は別途(株)ナビタイムジャパンが提供するナビゲーションアプリ「ツーリングサポーター」の有料会員登録(プレミアムプラス)が必要です。
OPTICSON販売上の注意
OPTICSONは製品の持つ機能を十分に生かす為、ご購入する際はSHOEI Personal Fitting System(P.F.S.)をご利用頂き、内装を適切に調整する必要がございます。
また、OPTICSONとお客様のスマートフォンの接続環境や、ディスプレイの表示状況をご確認頂く為、原則として試着走行を推奨させて頂いております。
OPTICSONはSHOEI Gallery各店で先行発売致します。SHOEI Galleryへのご来店は予約制でございますので、各店の予約サイトにて予めご予約の上ご来店ください。
リリース:株式会社SHOEI
投稿者プロフィール
-
「バイクと人を繋げる」
「ライダーのバイクライフを豊かにする」
という活動理念で運営しております。
バイク用品レビュー、ツーリング、インタビューや特集など、様々なバイクに関するコンテンツを発信しています!
Moto Connectについて
最新の投稿
- バイクニュース2024年11月21日【スズキ】「V-STROM(ブイストローム)250SX」のカラーリングを変更して発売
- バイクニュース2024年11月21日伝説&国内トップライダーが参戦する耐久レース『ライパGP 2024』開催
- バイクニュース2024年11月21日「Honda×LOFT」コラボレーションアイテム発売中
- バイクニュース2024年11月21日【アプリリア】ライトウェイトスポーツ「RS 457」発売