Hondaは、大型アドベンチャーモデル「CRF1100L Africa Twin」シリーズの仕様装備ならびに外観を一部変更し、3月21日(木)にHonda Dreamより発売します。
「CRF1100L Africa Twin」シリーズについて
●圧縮比、バルブタイミングの変更などにより、最大トルクを向上
●CRF1100L Africa Twin<s>に、チューブレスタイヤを新たに採用
●CRF1100L Africa Twin<s>に、ライディングポジションや体格に合わせて5段階に調整可能なスクリーンを新たに採用
●CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ESに、長距離走行時などの快適性に寄与する19インチフロントホイールを新たに採用
●バイオ由来で環境に優しいバイオエンジニアリングプラスチック“DURABIO™”※1を二輪車用透明フロントスクリーンに世界で初めて※2採用
※1DURABIO™は三菱ケミカル株式会社の登録商標です
※2Honda調べ(2023年10月時点)
CRF1100L Africa Twinシリーズは、「オンロード走行」「オフロード走行」「日常の使い勝手」を高次元でバランスさせることにより、快適に安心してどこへでも、どこまでも行けることを目指して開発された大型アドベンチャーモデルです。
今回、エンジンの吸排気諸元の最適化、圧縮比アップや、バルブタイミングの変更を行い、最大トルクを向上させたほか、デュアル・クラッチ・トランスミッション(DCT)の搭載モデルでは、発進特性と極低速域のコントロール性の向上を目的に、DCTの制御を変更しています。
また、バイオ由来で環境に優しいバイオエンジニアリングプラスチック“DURABIO™”を二輪車用透明フロントスクリーンに世界で初めて採用しました。
さらに、CRF1100L Africa Twin<s>、CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ESそれぞれ、以下の項目を中心に外観および仕様の変更を行っています。
CRF1100L Africa Twin<s>の主な特徴
・前後ホイールに、チューブレスタイヤとチューブレスタイヤ用スポークホイールを新たに採用しています。
・ライディングポジションや体格に合わせて、5段階に調整が可能なスクリーンを新たに採用するとともに新形状カウルを採用し、快適性と防風性能の向上に寄与するデザインとしています。
・カラーリングは、オフロードイメージが際立つ「グランプリレッド」の1色設定。
CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ESの主な特徴
・19インチのフロントホイールを新たに採用することで、低重心化と取り回し性の向上、長距離走行時の快適性に寄与させています。
・長距離走行の快適性をさらに高めることを目指して、アッパーミドルカウルの形状を変更し、前方からの走行風の流れをコントロールすることで、走行風による疲労の軽減に寄与させています。
・カラーリングは、スポーティーな印象を引き立たせた「パールグレアホワイト」の1色設定。
製品情報
■CRF1100L Africa Twin<s>
1,639,000円(消費税抜き本体価格 1,490,000円)
■CRF1100L Africa Twin Dual Clutch Transmission<s>
1,749,000円(消費税抜き本体価格 1,590,000円)
■CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES
1,947,000円(消費税抜き本体価格 1,770,000円)
■CRF1100L Africa Twin Adventure Sports ES Dual Clutch Transmission
2,057,000円(消費税抜き本体価格 1,870,000円)
*価格(リサイクル費用を含む)には保険料・税金(消費税を除く)・登録などに伴う諸費用は含まれておりません
主要諸元
CRF1100L Africa Twin〈s〉 |
CRF1100L Africa Twin |
CRF1100L Africa Twin<s> |
|
---|---|---|---|
車名・型式 |
ホンダ・8BL-SD15 |
||
全長(mm) |
2,305 |
2,330 |
|
全幅(mm) |
960 |
||
全高(mm) |
1,475 |
1,485 |
|
軸距(mm) |
1,570 |
1,575 |
|
最低地上高(mm)★ |
220 |
250 |
|
シート高(mm)★ |
840(ローポジションは820) |
870(ローポジションは850) |
|
車両重量(kg) |
243【253】 |
231【242】 |
|
乗車定員(人) |
2 |
||
燃料消費率※3(km/L) |
国土交通省届出値: |
32.0【31.0】(60)〈2名乗車時〉 |
|
WMTCモード値★ |
19.6(クラス 3-2)〈1名乗車時〉 |
||
最小回転半径(m) |
2.6 |
||
エンジン型式 |
SD13E |
||
エンジン種類 |
水冷4ストロークOHC(ユニカム)4バルブ直列2気筒 |
||
総排気量(cm3) |
1,082 |
||
内径×行程(mm) |
92.0 × 81.4 |
||
圧縮比★ |
10.5 |
||
最高出力(kw[PS]/rpm) |
75[102]/7,500 |
||
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) |
112[11.4]/5,500 |
||
燃料供給装置形式 |
電子式<電子制御燃料噴射装置(PGM-FI)> |
||
始動方式★ |
セルフ式 |
||
点火装置形式★ |
フルトランジスタ式バッテリー点火 |
||
潤滑方式★ |
圧送飛沫併用式 |
||
燃料タンク容量(L) |
24 |
18 |
|
クラッチ形式★ |
湿式多板コイルスプリング式 |
||
変速機形式 |
常時噛合式6段リターン【電子式6段変速(DCT)】 |
||
変速比 |
1 速 |
2.866【2.562】 |
|
2 速 |
1.888【1.761】 |
||
3 速 |
1.480【1.375】 |
||
4 速 |
1.230【1.133】 |
||
5 速 |
1.064【0.972】 |
||
6 速 |
0.972【0.882】 |
||
減速比(1次★/2次) |
1.717/2.625【1.863/2.625】 |
||
キャスター角(度)★ |
27゜30’ |
||
トレール量(mm)★ |
106 |
113 |
|
タイヤサイズ |
前 |
110/80R19M/C 59V |
90/90-21M/C 54H |
後 |
150/70R18M/C 70H |
150/70R18M/C 70H |
|
ブレーキ形式 |
前 |
油圧式ダブルディスク |
|
後 |
油圧式ディスク |
||
懸架方式 |
前 |
テレスコピック式 |
|
後 |
スイングアーム式(プロリンク) |
||
フレーム方式 |
セミダブルクレードル |
【 】内はデュアル・クラッチ・トランスミッション
■道路運送車両法による型式指定申請書数値(★の項目はHonda公表諸元) ■製造事業者/本田技研工業株式会社
※3燃料消費率は定められた試験条件のもとでの値です。お客様の使用環境(気象、渋滞など)や運転方法、車両状態(装備、仕様)や整備状態などの諸条件により異なります
※4定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です
※5WMTCモード値は、発進、加速、停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果に基づいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます
■リリース:本田技研工業株式会社
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