バイク業界で今最も注目度の高い存在といえば「モトブロガー」に他なりません。
1回あたりの動画の再生数が、バイク雑誌の発行部数を軽く超えているので、その影響力は絶大です!
となると、自分もモトブロガーに挑戦してみたい気はするけど、なんだかハードルが高そう、、、そこで今回は現役モトブロガー(残念ながら有名ではありません)の僕が、最もオーソドックスな「ツーリング動画」の撮影方法と必要なアイテムをまとめてみました。
純粋にツーリングの思い出として動画を残したいライダーも必見です♪
ツーリング動画の撮影方法
ツーリング動画は大きく分けて「走行動画」と「走行時以外の動画」に分類されるので、まずはこの2つの撮影方法について解説します。
走行動画の撮り方
バイクの走行動画は「アクションカメラ」を用いて撮影します。
アクションカメラとは「GoPro」に代表される小型かつ頑丈な作りのカメラで、基本は自分が見ている「一人称視点」の映像を撮る事ができます。
ヘルメットやバイクに設置(マウント)する必要があるため、どこに設置すればどんな映像が撮れるのかを調べておく必要がありますが、はじめはヘルメットのサイド、または顎にカメラを設置する「ヘルメットマウント」が無難です。
アクションカメラは録画ボタンを押すだけで撮影できるので、撮りたいシーンに出会った時だけ撮影することもできますし、バッテリーの問題はありますが常時撮影も可能です。
走行時以外の動画の撮り方
例えば愛車を入れて周りの景色を撮影したり、立ち寄りスポットや食事スポットのレポート動画などの「走行時以外の動画」も撮影すると、編集した際に動画の厚みが増します!
はじめは全体を俯瞰で撮影したり、対象にフォーカスしてみたいと色々な撮り方を試しましょう。
ちなみに撮影はスマートフォンで全く問題なく、むしろ「良いカメラ」だとバイクへの積載や機動力の部分がネックになります。
何度か撮影を経験して「もう少し良い動画を撮りたい」と思い始めたら、荷物にならない方手持ちのハンディカメラの導入をおすすめします(写真はDJI OSMOポケット)
撮影に必要なアイテム
ツーリング動画撮影に必要なアイテムを一通り紹介します。
走行動画:アクションカメラ
ツーリング動画を撮るにあたって最低限必要なアイテムが「アクションカメラ」です。
アクションカメラがないと走行動画を撮れないので、必ず必要になりますし、別途マウントも必須で用意する必要があります。
機種は迷ったらとりあえずGoProで問題ないですが、結構いい値段がするので、例えば旧モデルや中古品を仕入れるのは全然ありです!
ちなみに僕はかなり旧世代のGoPro5(最新はGoPro11)を使っていますが、全く不満はありません。
走行動画:ドラレコ
ドラレコは走行動画を撮影するカメラとして優秀です!
常時撮影なので美味しいシーンを逃す事がなく、最近のドラレコの画質は一定以上の水準を満たしています。
しかし、カメラの設置場所がある程度限定されてしまうので、気軽に設置場所を変更できるアクションカメラとの併用がベストです。
ちなみにおすすめのドラレコは多方面で絶賛されている「ミツバサンコーワ EDR-21A」です。
走行動画+走行時以外の動画:360度カメラ
仮に予算に余裕がある場合は、アクションカメラよりも「360度カメラ」を手に入れることをおすすめします。
文字通り360度の撮影が可能なカメラで、走行動画も走行時以外の撮影も全て1台でこなせるからです!
デメリットしてはデータ量が大きく重いたいので、編集の際にマシンスペックを要求される事ですが、思い出として記録するだけなら問題はありません。
なお、360度カメラは人気モトブロガー御用達の「insta360 ONE X2」を選んでおけば間違いありません。
走行時以外の動画:スマートフォン
あえて掲載する必要はないかも知れませんが、スマートフォンはかなり優秀なカメラです!
機動性がよく、撮りたい時にサッと使えて、しかも防水仕様でバッテリーの持ちが良い(機種による)とかなりツーリング撮影向きです。
最新のiPhoneやGoogleのPixelなどは夜間撮影も可能なので、他のカメラが必要ないほどです(僕は9割スマートフォン撮影です)
走行時以外の動画:ハンディカメラ
スマートフォンよりブレが少ない滑らかな映像を撮ったり、自撮りを多用する場合は「ハンディカメラ」の導入をおすすめします。
手ブレを軽減する「ジンバル」が内蔵された片手持ちの小型カメラで、走行時以外の撮影なら全てこれで賄えます!
また、機種によってはスマートフォンの遠隔操作で自撮りができたり、対象物を自動で追尾する便利な機能も備わっています。
なお、おすすめの機種はハンディカメラの元祖的存在の「DJI OSMO POCKET」です。
走行時以外の動画:ドローン
ドローンを導入すると映像のインパクトが全然違います!
基本はツーリング先の綺麗な風景を撮る用途で使いますが、中にはバイクを自動追尾できるものもあるので、その場合はカッコいい「空撮走行動画」の撮影も可能です。
エントリークラスなら5〜6万円と驚くほどの価格ではないので(360度カメラより安価)新しい趣味としてもおすすめです(DJI Mavic miniがおすすめ)
ちなみに1〜3万円くらいの価格帯のドローンは、風に弱く野外でまともな動画を撮れないので、ツーリング動画用途では使えません。
便利アイテム:折りたたみ三脚
愛車に跨った状態での自撮り映像が欲しいなら、折りたたみ式の三脚を用意しましょう。
スマートフォン用の小型のものから、本格的なものまで幅広いラインアップがありますが、おすすめは「マンフロット」の三脚です。
マンフロットはイタリアの世界的なカメラ機器メーカーで、特に三脚の品質に定評があり、僕は長年同社の「 MKCOMPACTLT-BK」というモデルを愛用しています。
便利アイテム:ジンバル
スマートフォンの手振れを極限まで低減してくれるアイテムが「ジンバル」です。
ジンバルとはドローンのカメラに採用されている技術で、カメラの揺れを電子的な動きで相殺してくれます!
ジンバルを導入すると自撮り撮影も楽になるので、ハンディカメラより自身のスマホを使いたい方におすすめです。
なお、初心者でも扱いやすいおすすめのジンバルは「DJI Osmo Mobile SE」です。
僕の撮影機材一式を紹介
最後に僕が実際に使っている、ツーリング動画の撮影機材一式を紹介します。
・スマートフォン「iPhone12 mini」
・アクションカメラ「GoPro HERO5 Session(廃盤)」
・マウント「GoPro純正ヘルメット フロント + サイド マウント」
・ドローン「DJI MAVIC mini」
・三脚「Manfrotto MKCOMPACTLT-BK」
GoProだけを現行型、もしくは比較的新しいものに変えれば、特に困ることはないと思います(ドローンはオプション扱いで)
まずはやってみよう!
少しでもツーリング動画の撮影に興味があるなら、まずはやってみましょう!
最低限アクションカメラが必要とは言いましたが、はじめはスマートフォンだけで風景や立ち寄りスポットのまとめ動画を作るだけでも十分楽しめます。
はじめから一気に機材を揃えるより、徐々に増やして出来ることを増やしていく方が楽しいですよ♪
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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