バイクにはカッコよくファッショナブルに乗りたいですよね。カッコよくキメたいライダーにとって、ジェットヘルメットはよい選択肢です。
ジェットヘルメットはフルフェイスヘルメットに比べ、軽量で通気性が高く 風を感じながら快適に走ることができます。
この記事では、最新技術を駆使したモデルやリーズナブルなモデルなど、オートバイ用ジェットヘルメットの中から厳選した8つのおすすめモデルをご紹介します。
安全性、デザイン、機能性、価格を比較検討して、あなたに最適なジェットヘルメットをお選びください。
ジェットヘルメットで快適でスタイリッシュなライディングを楽しみましょう。
そもそも、ジェットヘルメットとは?
オートバイ用のジェットヘルメットとは、顔の下半分を露出させるオープンフェイスデザインが特徴のヘルメットです。
開放感があり、視界はフルフェイスに比べ広くなります。
着脱もフルフェイスに比べ簡単でラクです。
デザイン(種類)にはシールド(防風スクリーン)があるタイプとないタイプがあります。
ジェットヘルメットの安全基準について
ヘルメットは安全性が最も重要です。「PSCマーク」と「SGマーク」が表示されているヘルメットを選びましょう。
PSCマーク・SGマークは厳しい基準をクリアしたヘルメットに与えられる認証マークです。PSCマークがないヘルメットは、乗車用ヘルメットとしての販売が法律で禁止されています。
そのほか「JIS(日本工業規格)2種」も重要です。「JIS(日本工業規格)2種」の表示があるヘルメットは排気量に関係なく使うことができます。
ジェットヘルメットのメリット、デメリット、スタイル
ジェットヘルメットには、構造上のメリット・デメリットがあります。ジェットヘルメットの特性をよく理解して購入しましょう。
メリット
- 視界が広い。フルフェイスと違い、アゴ部分がなく開放感があり視野が広い。
- 通気性が良い。アゴ部分がオープンなので、通気性が良好で暑い季節も快適。
- 軽量。多くのジェットヘルメットはフルフェイスより軽く快適。
- 着脱がラク。特にメガネ族は重宝する。
デメリット
- 転倒時にアゴをケガする恐れがある。
- うるさい。フルフェイスより、風切り音や騒音が気になる場合がある。
- 冬は寒い。
- 虫や飛び石の直撃を喰らったら痛い。雨の日は顔が濡れる(特にシールドがないタイプ)。
スタイル
決まりはないのですが…ジェットヘルメットには、バイクのカテゴリーやデザインにより「合う合わない」があります。
・アメリカンや旧車・クラシック系にはトラディショナルなタイプ
・ネイキッドやアドベンチャー系、SSには機能的なジェットヘルメット
バイクやご自分のバイクライフのスタイルに合わせて、最適なヘルメットをチョイスしましょう。
トラディショナルな形のジェットヘルメット
基本形とも言えるジェットヘルメットです。古くから存在するデザインですが、近年は安全基準や内装などに最新の技術を駆使したモデルがたくさん販売されています。
CLASSIC AIR(Arai)
トラディショナルな形が美しい「CLASSIC AIR」。縁モールに施されたステッチがオシャレ!
コンパクトな設計だけど、安全性はピカイチ。アライのヘルメットは帽体がコンパクトです。
内装を外して洗えるので、衛生的。
旧車やアメリカン、スクランブラーなどのバイクに合わせて使いたいヘルメットですね。
メーカー希望小売価格(税込)42,900円〜
J・O(SHOEI)
「J・O」の特徴は内蔵シールド。シールド位置は微調整できるから、使う人の顔の形や鼻の高さに合わせることが可能。内蔵シールドのカラーは3色のバリエーションがあります(別売り)。ファッション性と実用性、快適性を追求したヘルメットです。
内装を取り外して洗えるのもうれしいところ。
旧車などトラディショナルなスタイルのバイクに合わせて、オシャレに使えそうですね。
メーカー希望小売価格(税込)39,600円
GRENVER(リード工業)
リーズナブルな価格がうれしい「GRENVER」。この価格でこのクオリティは驚きです。
普段使いなど、気軽にかぶりたいライダーや2個目が欲しいライダーにおすすめ。
全排気量対応なので、どんなバイクにも使えます。
内装の取り外しはできないので、ご注意を。
メーカー希望小売価格(税込)8,030円
バイザーやシールドでカスタマイズ
トラディショナルなタイプのジェットヘルメットに合うバイザーやシールドが、いろいろなメーカーから豊富に販売されています。
使用の際はメーカーの取扱説明書をよく読み、適合性などを確認してご使用してください。
ダックヒルバイザー PZ-011B Free Size(リード工業)
リード工業のジェットヘルメット「GRENVER」などにポン付けできる少し長めのバイザーです。強い日差し、朝日や夕日などがまぶしいときなどに重宝します。
メーカー希望小売価格(税込)1,650円
バブルシールド ライトスモーク AR-77(リード工業)
こちらもリード工業のジェットヘルメット「GRENVER」などにポン付けできるバブルシールドです。クリアやスモークなど、色違いが全部で5色あります。
メーカー希望小売価格(税込)3,080円
機能的なジェットヘルメット
安全性はもちろん、シールドやベンチレーションシステムなど機能性や快適性を重視して開発されたモデルを紹介します。
これらのモデルを購入する際は、シールドなど純正交換部品の供給体制や価格などをチェックしておきましょう。
VZ-RAM(Arai)
ベンチレーションシステムが優れている「VZ-RAM」。ヘルメットの中を前からうしろに空気が通り抜ける構造なので、内部の蒸れを防ぎ、夏は特に快適です。
レースで培われたノウハウが随所にフィードバックされており、安全性もピカイチ。
雨や風、虫や飛び石から顔を守りたいライダーにおすすめです。
メーカー希望小売価格(税込)55,000円〜
J-CruiseⅡ(SHOEI)
最新型の「J-CruiseⅡ」。先代のJ-Cruiseに比べ帽体がコンパクトになりベンチレーションシステムなどが刷新されて登場しました。
内蔵式サンバイザーでまぶしい日中も安全なクルーズが可能。
「ピンロックレンズ」(別売り)を使えば、シールド内の曇りを防げるので、シールド内が曇りやすい冬も快適で安全です。
メーカー希望小売価格(税込)56,100円〜
AVAND2(OGK KABUTO)
ベンチレーション、ピンロック、ワンタッチ着脱シールド、内装フル着脱、ワンタッチバックルなど、ユーザーに便利なシステムが てんこ盛りなのにリーズナブル!
そして、メガネスリット。スリットがあるからメガネをスムーズにつけられます。メガネ族にはうれしい装備ですね。
実は私(むらなす)、このヘルメットを使っています。快適で使いやすく、お気に入りです。
メーカー希望小売価格(税込)30,800円
YJ-22(ZENITH)
YAMAHAグループのワイズギアからリリースされているZENITHブランドのYJ-22。
デザインが特徴的ですね。ほかのライダーと違うヘルメットをお探しのライダーにはコレです。
内蔵サンバイザー、ピンロック、ベンチレーション、洗える内装などフル装備。
リーズナブルでコスパがよいヘルメットです。
メーカー希望小売価格(税込)20,350円
HK-172(KOMINE)
こちらも特徴的なデザインの「HK-172」。バイク用品のコミネからリリースされています。
ロボットアニメ系のパイロットがかぶっていそうな、そんなデザインが かっこいいヘルメットです。
ベンチレーション、洗える内装、内蔵サンバイザーなど、便利な装備がたくさん。
リーズナブルでお求めやすいヘルメットです。
メーカー希望小売価格(税込)23,100円
バイクのカテゴリー、用途、予算に合わせて最適なジェットヘルメットを選ぼう
ヘルメットはバイクのカテゴリー、用途、予算に合わせて最適なジェットヘルメットを選ぶことが大切です。
街乗りや通勤なら通気性や快適性を重視し、デザインも楽しみたいでしょう。一方で長距離ツーリングや高速道路での使用なら、風切り音や長時間使用時の快適性も大切です。
そして安全性。安全規格の内容をよく確認しましょう。
装備や性能、安全性がよいジェットヘルメットを使いたいですね。
あなたのライディングスタイルや お好みに合うジェットヘルメットを選び、快適で安全なライディングをお楽しみください。
この記事が、あなたのバイクライフのお役に立てばうれしいです。
それでは、また。
投稿者プロフィール
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熊本県在住。生まれも育ちも熊本。
阿蘇をこよなく愛する生粋の熊本人。
昭和の時代に限定解除し、原付/中型/大型の所有歴あり。
現在の愛機はKawasaki 250TR。
愛機250TRで一日500km(下道)を走破することもある、元気おやじライダー。
「安全第一、無事帰る」をモットーに、今も安全運転を模索しながら走り続けている。
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