日本には海がある山がある!そして谷がある渓谷がある!、、、つまりはそこを渡るための「橋」がたくさんある!
、、、ってことで、日本は世界でも有数の「橋大国」だったりします。
そこで、バイクで日本2周済みの僕が、自分のバイクで走れてしかも絶景の橋をまとめてみました。
1 北海道:三国峠の松見大橋
北海道は大雪山の広大な樹海の上を貫く1本の橋、、、それが「松見大橋」です。
毎年夏にバイク雑誌で北海道特集が組まれると、必ずと言っていいほど登場する超有名な橋で…北海道屈指の超ロング・絶景ワインディングロードの三国峠(国道273号)の最大のハイライト区間です!
実際は松見大橋と前後の道も合わせて一気に標高を稼ぐ区間なので、走りも景色もダイナミックな「北海道イズム」を感じることができます。
松見大橋の手前には「道」としては北海道最高所の標高1,139mに位置する「三国峠パーキングエリア」があり、ライダー定番の立ち寄りスポットになっています。
設備としては三国峠の樹海を見下ろせる展望台(松見大橋は見えない)と公衆トイレ、それから小さなカフェレストランの「三国峠cafe」があり、ここのソーセージカレーがボリューム満点でライダーに人気があります!
ちなみに樹海の上にかかる松見大橋の写真を撮りたい場合は、三国峠パーキングエリアから少し走った場所にある「緑深橋臨時駐車場(砂利)」にバイクを停めるとすぐ近くに撮影スポットがあります。
三国峠の松見大橋
〒080-1401 北海道河東郡上士幌町三股(三国峠PA)
TEL: 01564-7-7272(上士幌町観光協会)
料金:通行無料
駐車場:三国峠PA、緑深橋臨時駐車場(どちらも無料)
橋の撮影スポット:緑深橋臨時駐車場
公式HP:https://www.kamishihoro.jp/page/00000140
2 福島県:磐梯吾妻スカイラインの不動沢橋
東北を代表する絶景ワインディングロード「磐梯吾妻スカイライン(通行無料)」のハイライト区間のひとつが「不動沢橋」です。
通称「つばくろ谷」と呼ばれている、高さ80mの渓谷を貫く1本の橋が不動沢橋で、橋の手前にある「つばくろ谷駐車場」がベストフォトスポットです!
なお、2人以上のツーリングなら交代で走れば、お互いのカッコイイ不動沢橋の走行シーンを撮影できますが…おひとり様はタイマー撮影で頑張りましょう(僕のことです)
不動沢橋の走りと撮影を楽しんだ後のおすすめ立ち寄りスポットが「浄土平レストハウス」で、不動沢橋に次ぐハイライト区間の「浄土平」のど真ん中にあります!
ちなみにバイクは200円の専用スペースに駐輪可能で、敷地内には設備の整ったレストハウスと浄土平の自然を学べるビジターセンターなどがあり、ここから目の前に聳え立つ「吾妻小富士」のトレッキング(往復1時間程度)にチャレンジすることもできます。
ってことで、日頃バイクばかり乗って全然歩いていない運動不足ライダーは、ここのトレッキングで一汗かいていきましょう。
磐梯吾妻スカイラインの不動沢橋
〒960-2261 福島県福島市町庭坂神ノ森(つばくろ谷駐車場)
TEL:024-531-6428(福島市観光コンベンション協会)
料金:通行無料
駐車場:浄土平レストハウス(バイク200円)、つばくろ谷駐車場(無料)
橋の撮影スポット:つばくろ谷駐車場
公式HP:https://www.pref.fukushima.lg.jp/w4/fgr/perfectview/p12/
3 山口県:角島大橋
おそらく「バイク+橋+絶景」というカテゴリーにおいて日本一有名な場所が「角島大橋」です。
山口県にあるその名も「角島」へと続く1本のフォトジェニックな橋が角島大橋で、無料で渡れる長さ1,780mの橋です!
ライダーのSNSを見ると必ずと言っていいほど出てくる超メジャーな橋で、ここをバイクで渡るとまるで海の上を走っているような感覚になれます(超気持ちいぃ)
ちなみに多くのライダーが写真を撮っている場所は、橋の入り口にある「海士ヶ瀬公園駐車場」です。
角島大橋を渡った先には「角島灯台公園」があり、ライダーの定番立ち寄りスポットになっています。
バイクは灯台を過ぎて右手にある駐車場に100円で駐輪可能で、海と角島大橋を見ながらマッタリとした時間を過ごしたり、300円で角島灯台の見学をすることもできます!
ちなみに角島内で食事やカフェを楽しみたい場合は、角島灯台公園からすぐの「グランビスタ角島」がおすすめです。
角島大橋
〒759-5331 山口県下関市豊北町大字神田
TEL:083-786-0234(豊北総合支所地域政策課)
料金:通行無料
駐車場:角島灯台公園(バイク100円)、海士ヶ瀬公園駐車場(無料)
橋の撮影スポット:海士ヶ瀬公園駐車場
公式HP:https://yamaguchi-tourism.jp/spot/detail_11030.html
4 岡山・香川県:瀬戸大橋
本州の岡山県と四国の香川県を結ぶ、日本はもとより世界的にも有名な超大橋群が「瀬戸大橋」です。
実は「瀬戸大橋」という名のひとつの長い橋がかかっているわけではなく、区間内の3つの吊橋と2つの斜張橋、それから1つのトラス橋の総称が「瀬戸大橋」です(故に橋ではなく超大橋群)
ちなみに道としては「高速道路」の扱いになっていて、バイクは最も一般的な児島IC(岡山県)から坂出北IC(香川県)までの区間の走行で「平日1,730円・休日1,680円(どちらもETCの場合)」の料金が発生します。
注意点としてはあくまで高速道路なので、残念ながら125cc以下のバイクは通行できないことです。
瀬戸大橋を渡るライダーの72.9%(さすライダー調べ)が立ち寄るパーキングエリアが「与島PA」です。
瀬戸大橋のちょうど中間地点に位置する「与島」の島内にあるパーキングエリアで、立派な展望台やショッピングモール、それからフードコートなどの各種設備が充実している「もはや観光名所のような場所」です!
ちなみに岡山県側からも香川県側からも、ここでUターンして戻ることも可能なので、与島PAを楽しむためだけに瀬戸大橋を渡るのも全然アリです。
瀬戸大橋
〒762-0071 香川県坂出市与島町587(与島PA)
TEL:078-291-1033(本州四国連絡高速道路株式会社)
料金:平日1,730円、休日1,680円(児島IC→坂出北IC ETCの場合)
駐車場:与島PA(無料)
橋の撮影スポット:与島PA
公式HP:https://www.my-kagawa.jp/feature/setoohashi/setoohashi
5 沖縄県:伊良部大橋
最後は場所的に気軽に走りに行ける橋ではありませんが、、、先に紹介した山口県の角島大橋と同様に「離島に向かって伸びる1本のフォトジェニックな橋」が「伊良部大橋」です。
実は沖縄県は宮古島から伊良部島へと続く「日本最長の無料の橋」で、その長さは実に3,540mにも及んでいます!
、、、ってことで、まずは現地に行くまでが大冒険なのですが、、、いかにも沖縄らしいエメラルドグリーンの澄んだ海の上をバイクで走る極上の体験は、ライダーならそれ相応の時間とお金をかけても味わう価値があると断言します。
伊良部大橋には宮古島・伊良部島の双方の入り口に無料のパーキングエリアがあり、伊良部大橋の絶景を写真に収めることができます(橋の上は停車禁止)
そして、伊良部大橋を満喫した後におすすめのランチ・ディナースポットが「ダグズ・バーガー 宮古島本店」で、宮古島名産のキハダマグロを使用した「ダグズ・ツナステーキバーガー」が看板メニューです!
ちなみにお店の目の前に駐車場があるので、そのままバイクで行って問題ありません(レンタカーで埋まってる場合も多々ありますが…)
伊良部大橋
〒906-0015 沖縄県宮古島市平良久貝
TEL:0980-79-6611(宮古島観光協会)
料金:通行無料
駐車場:橋の両側にあるパーキングエリア(無料)
橋の撮影スポット:橋の両側にあるパーキングエリア
公式HP:https://miyako-guide.net/spots/spots-840/
橋の先にあるのは旅情とロマン!
この橋の先には一体何があるんだろう?どんな人が住んでるんだろう?美味しいものはあるのかな?、、、などなど、バイクで橋を渡ることはそれ自体が旅情とロマンの塊です!
ってことで、あなたも「橋の先にある何か」を求めて、愛車と日本中の橋を渡ってみませんか?
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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