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【バイクでイヤホンは違法?】結論:違法とは限らないが注意が必要!

悩める読者
ツーリング中とか音楽聴きながら走ったら気持ちがいいだろうなぁ。
でも、自転車でイヤホンしてると警察に注意されたこともあるし、違法なのかな?

お気に入りの音楽を聞きながらのツーリング、気持ちがいいですよね。

激しめの音楽だと音量も上げがちです。しかし、両耳を塞いでバイクを運転するのって問題ないんでしょうか?

自転車通学の高校時代、多くの友人が通学中に自転車乗車時のイヤホン使用でおまわりさんに止められて注意を受けていました。

『ということは、運転免許を受けて運転しているバイクだったら道路交通法違反なんじゃないの?』

今日はそんな疑問にお答えしていきます。

道路交通法第四章 運転者および使用者の義務

まずは、道路交通法にどのように記載されているのか確認する必要があります。道路交通法第四章の、「運転者および使用者の義務」という項目を見てみましょう。

第一節 第七十条 安全運転の義務

(安全運転の義務)
第七十条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。
(罰則 第百十七条の二第六号、第百十七条の二の二第十一号チ、第百十九条第一項第九号、同条第二項)
引用元:e-GOV法令検索

なんとも曖昧な表現で、イヤホンや音量に関する記載はありません。なにかがあったときに「それは安全運転義務違反だ」といって捕まえるためでしょうか?

取り締まられる側としては、具体的に書いてもらったほうがわかりやすいのですが、あまり具体的に書きすぎると隙間を突いたような裏技的違反が増えてイタチごっこになってしまうのかもしれませんね。

各都道府県によって定められている道路交通規則では、もう少し具体的に記載してあります。今回は東京都を例に上げて確認してみましょう。

各都道府県の道路交通規則

東京都道路交通規則 第二章 第8条 (運転者の遵守事項)

(5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。

この文章を見ると、高音でカーラジオを聞いたり、イヤホンをしている事自体が違反というように捉えることもできますが、重要なポイントは安全運転に必要な音や声が聞こえない状態で運転してはいけない、ということのようです。

ここでも、何dB以上がNGなどと行った具体的な数値の明言は避けられています。

法律上、明確に『イヤホンをして自動車を運転してはいけない。』という文言がない以上、イヤホンをしながらバイクを運転することで違反に問われることはないでしょう。

しかし、イヤホンで音楽を聞きながら事故を起こしたりすると、安全運転義務違反として扱われたり、相手のある事故では過失割合が大きくなる可能性もあります。

安全運転に支障がない音量というのも、人によって認識が異なりますので取り締まりを行っている警察官によっては違反とみなされることがあるかもしれません。

また、地域によっては、イヤホンをしてバイクに乗ることを違反としている県もあるようです。ご自分の住んでいる地域でどのように定められているのか確認しておきましょう。

法律というのは、様々なケースに対応するため表現を曖昧にしているものです。イヤホン問題も例に漏れず、かなり曖昧に書かれているのでグレーゾーンと言わざるを得ません。

イヤホンだと、コードが見えて耳を塞いでいるということがわかってしまいますので、他の方法で音楽を聞く方法を検討したほうがいいかもしれません。

バイクで音楽を聴く手段

悩める読者
音楽を聞く手段って、イヤホンかヘッドホンか、スピーカーから直接流す以外に選択肢なんてある?

バイク乗車中の音楽需要は高いようで、それ専用の様々な商品が販売されています。

ネットショップでも実店舗のバイク用品店でもたくさんの商品が並んでいるので試してみてはいかがでしょうか?

イヤホンで聴く

イヤホンは実質耳を塞いでしまうので、あまりおすすめはしません。

しかし、ヘルメット用スピーカーや、ワイヤレスイヤホンであれば外から見る限りで耳を塞いでいるということはわからないので検討の価値はあります。

ただし、イヤホンは耳から少し外に出てしまうのでヘルメットによっては耳が痛くなってしまうかもしれません。

この耳の痛み、地味に痛いので気になる方はスピーカーの方がいいかもしれませんね。

ヘッドセットで聴く

イヤホンは、最近は通話機能もあったりしますが、ヘルメットをかぶる都合上こちらの声がきちんと相手へ伝わるかどうかわかりません。

もともとの機能としては音楽を聞くことに重きをおいているので、通話の品質は高くないものが多いそうです。(家電量販店スタッフ談)

その点、ヘッドセットであればスピーカーに加えて別途マイクも付属しているので、バイクで走行中に電話が掛かってきても応答することができて便利です。

価格もそれほど高くなく、2,000円〜5,000円程度で購入することができます。費用を抑えて、音楽を聞くことがメインだという方には一番コスパのいい安全な方法かもしれません。

ただし、こちらは逆に音質にはそこまでこだわっていないような商品が多い印象です。品質にこだわれば価格も上がってしまうと思いますが、満足できる商品がないかどうか探してみるのもいいでしょう。

インカムで聴く

もし、友人などと複数人でツーリングに出かけることもあるのなら、思い切ってインカムの購入を検討してみるのもいいかもしれません。

インカムなら、ツーリング中に会話しながら走ることもできますし、もちろん音楽を聞いたり、電話の着信に応答したりすることも可能です。

毎回固定のメンバーとしか走らないのなら安価なモデルでも十分役目を果たしてくれますよ。

私が学生時代に初めて使ったインカムはこちらの商品でした。

安いなりに見た目はチープですが、安いのだから仕方がありません。スピーカーの品質もマイクを通しての通話の品質もそれなりで十分実用に足る商品でした。

当時は、B+COMなどの高額商品か、怪しい中華製の安い商品ばかりだったのですが最近は質が高くて価格も抑えられたインカムもたくさん発売されています。

予算に合わせて検討してみてください。

しかし、私の周囲でも多くのライダーが使用しているのはB+COMです。

他社製品とも接続できる商品もたくさんありますが、やはり同じメーカー同士での接続のほうがかんたんで安定しているでしょうか。

他のメーカーのインカムを使用しているというライダーさんたちの使用感なども聞いてみたいです。

バイクにスピーカーを付ける

この方法を選択する方はあまりいないかもしれませんが、ビッグスクーターやハーレーのツーリングモデルでは車体自体にスピーカーを付けて音楽を流しながら走っているライダーを見かけますね。

ハーレーではもともとスピーカーが付いているモデルもありますが、後付のスピーカーというのも売っています。

きれいに見栄え良く取りつける自信がありませんし、好きな音楽がアニソンやアイドルソングだとちょっとバイクに似合わないので私はヘルメットの中で1人で楽しむ派です。

まとめ

道路交通法には、イヤホンやカーステレオに関する条文の記載はありませんでした。

かなり曖昧に、『道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。』というにとどまっています。

東京都の道路交通規則でも、明確に違反であるという名言はされていません。

しかし、歩行者に気が付かなかったり、緊急車両のサイレンに気が付かなかったりして他者の交通を妨げるようなことがあれば安全運転義務違反に問われる可能性はあります。

イヤホンの使用はいいとも悪いとも言えないグレーゾーンです。ご自身の判断で、ぎりぎり聞こえる小さな音量で使用するほうがいいと思われます。

また、イヤホンではコードが見えたりしてあからさまに耳を塞いでいることがわかってしまうので、ワイヤレスのヘッドセットやインカムの使用も検討してみてください。

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PaPa-rider

バイクには、20歳の頃から乗っていて、ホーネット250・CBR1000RR・VRSCDX・XL1200X・FXDBと乗り継いできました。妻と娘の3人家族で、娘がまだ小さいため、なかなか毎週末バイクに乗るというようなことができません。そんな時、縁あってこちらで記事の執筆をさせていただけることになりました。読者の皆様の中には、私と同じような境遇の方々もいらっしゃると思います。そんな皆さんの楽しいバイクライフの一助になるように1記事1記事を丁寧に仕上げさせていただきます。よろしくお願いいたします。

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