バイクにドラレコをつけましょう!実は、先日筆者はまさにドラレコが必要と思える交通事故に巻き込まれました。
筆者の目の前で車とバイクの右直事故がおき、ライダーの救護と交通整理を行いました。
事故状況を記憶しつつ、ライダーの救護と交通整理をしなければならず、かなり精神的にも肉体的にも疲弊しました。
興奮時やパニック時に記憶を保とうとするのはかなり難しいです。当事者のライダーは事故状況を記憶しておくのはかなり困難と思われます。
しかし、ドライブレコーダーはその状況を確実に残してくれます。ご自身も他のライダーの助けにもなるアイテムです。
今回はそんなドライブレコーダーの「2022年」ラインナップから、あなたにおすすめの商品をピックアップします。
この記事はこんな方におすすめ
- ドラレコ選びに困っている
- 自分にあったドラレコは?
- ドラレコは自分でつけるべき?
ドラレコ戦国時代到来か
通販サイトで「バイク ドラレコ」と検索すると、かなりの数のアイテムがずらり・・・
数年前までは「車が付けるもの」というイメージが強かったですが、バイクブームと合わさって様々な種類が登場しています。
種類は大きく2つ
車体取付式
こちらは車と同じように、バイクの車体に取り付けるタイプです。バイクから電源を取り、エンジンをかけて録画が可能です。
メリット
- 車体に取り付けてしまえば録画が簡単
- 自動で録画してくれる
- 録画時間を気にしなくていい
デメリット
- 車種によって取り付けに苦労する(特にスクーター系)
- 録画装置にバイクの収納スペースを使うことになる。
- セカンドバイクなど、バイクの数だけ必要になる
脱着式
こちらはアクションカメラのように脱着が可能なタイプです。車体のみならず、ヘルメットにも装着できるタイプもあり自由度が高いのが特徴です。
メリット
- 配線の取り付けやそれに伴う工賃がかからない
- バイクの収納スペースをとらない
- バイクの数に左右されない
デメリット
- バッテリーを充電or車体から電源を引かないといけない
- 後方の録画にはもう一台必要
- 毎回スイッチを入れなければならない
購入のポイント
去年の記事での購入ポイントと合わせつつ、2022年版のポイントも見ていきます。
生活スタイルに合わせる
同じライダーでもバイクライフは様々ですよね。例えば、バイクが1台のみならば車体取付タイプでも問題ないでしょう。
しかし、セカンドバイクで通勤している方なら、脱着タイプの方が使い勝手良いです。
車種に合わせる
また、収納スペースのあるバイクなら問題ありませんが、バイクによっては収納スペースが広くない車種もあります。その場合、車体取付式でモニターなしで、操作はアプリにしましょう。もしくは脱着式にすればスペースを気にしなくて済むでしょう。
予算と工賃の兼ね合い
そして、問題となるのは予算ですね。本体代だけでお考えではございませんか?ご自身でできるなら問題ありませんが、お店で頼んだ場合工賃は最低でも1万円は超えるでしょう。場合によっては持ち込んだ場合2万円近くの工賃になることも・・・
(※カウルを外す整備の際に、ドラレコの設置も一緒に頼むと工賃がかなり安くなることもあるそうです!)
そうなると、脱着タイプに軍配があがりますね。では、自分でやる場合どれほどの難易度になるのでしょうか。
取り付け難易度
難易度だけなら・・・
日常的にバイク整備をしている筆者からすると、難易度はそこまで高くはありません。
付属の画像を見てみると特殊な工具は必要ないと思います。ホームセンターの工具セット程度があればカメラの取り付けに問題ないでしょう。
カメラと録画装置の配線はポン付け、電源は最初から端子処理がされているので噛ませるだけです。
配線の取り回しが面倒くさい
しかし、問題なのは取り回しです。これが非常に面倒くさい!
教習車であるホンダ「CB400SF」で、考えてみましょう。燃料ホースを外し、ねじを外してタンクを外します。
そして、テールカウルを外して・・・・と、恐らく外装パーツを外したことがない方にとっては冒険です。
ネイキッドタイプや外装が単純な車種はチャレンジしても良いと思います。しかし、フルカウルやビッグスクーター、外車は取り回しに苦労するでしょう。
おすすめの機種【2022年版】
BDVR-A001
こちらの「BDVR-A001」、おすすめしているモトブロガーも多く、画質と使い勝手も申し分ないでしょう。性能とコスパ的にも、脱着式のドラレコの入門としてもおすすめ出来ます。
前後録画機能はありますが、その際はヘルメットに設置する必要があります。なので、ハンドルマウントと使い分けをしながら使用するのがいいでしょう。
デイトナ Mio
デイトナの「Mio」は、脱着式と車体取付式の中間のようなドラレコです。リアのみが車体取付タイプなので、録画装置がかなりコンパクトになります。
よって、収納スペースが少ないバイクでも設置でき、配線処理も少なく済みます。また、脱着式の弱点でもあった「前後録画」の難しさをカバーしてくれるのもうれしいですね。
D6WL
続いて、前回の記事でおすすめした「D6L」の防水機能を強化した「D6WL」が登場しています。ディスプレイがない分、取付タイプでもかなりコンパクトな部類に入ります。
また、お値段もかなりリーズナブルでありながら画質も十分と言えます。
EDR-21a
こちらも前回の記事でご紹介した「ミツバサンコーワ」の「EDR-21」のマイナーチェンジモデル「EDR-21a」の紹介です。
新しくなった内容は、SDカードの容量が16GBから32GBへ変更(耐久性、耐熱性)、カプラーを色分けし取付しやすくなりました。
さらに、現在(2022年6月)通販サイトで、2万5000円近くとかなりお値打ち価格となりましたので、おすすめです。
AKY-958N
Amazonでもかなりの評価があるこちらの「AKEEYO」の「AKY-958N」です。youtubeでもレビュー動画も多く、画質も十分な性能ではないでしょうか。
お値段も1万5千円程度と手を出しやすい価格で、車体取付タイプの入門としてもピッタリでしょう。
T-DRH-01
最後にご紹介するのは少々変わり種!ドラレコとインカムの両方の機能が付いた「TEITO」の「T-DRH-01」です。(※T-DRH-01の詳細はこちら!)
カメラとインカムの機能と言えば「SENA」の「10C PRO」ですが、こちらはなんとその半額近くのお値段で手に入れることができます。
さらにbluetoothも5.0と新しめのバージョンです。「バイクにゴチャゴチャつけたくない」という方にはこちらがおすすめ!
まとめ
ということで、今回は2022年版のドラレコについてまとめてみました。
今回フォーカスを置いたのは「シンプルさ」と「取付の方法」についてでした。
大きくまとめると「手軽に始められるのは脱着式」、「使うのが楽なのが車体取付式」ということになります。
ライダーの皆さん、是非参考にしてみてください。
投稿者プロフィール
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神奈川県出身。バイク歴は15年。1日で下道400キロとか走る猛者です。
好き:コーヒー、洋ロック、お喋り、ケツが四角いバイク、水曜どうでしょう。
苦手:集中すること、単調作業。
愛車:ジェイド250、スーパーカブ110プロ
風と寒さと匂いと危険を感じながら、今日もだるまを乗っけて走ってます。
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