こんにちは。バイクの事故に巻き込まれたりと最近トラブル続きの筆者こと「だるま」です。二度あることは三度あるではありませんが、私の家にも「バイクを狙った不審者」が来ました。
いくら良いロックを付けていても、車体を持ち上げられたらお終いです。そこで地球ロックを導入しましょう!と、言ってもいざ施工するとかなりお値段が・・・・
そこで今回は賃貸の、駐車場借りの方でも「簡単に!お安く!」地球ロックを作る方法を見つけました。今回はこの一連の流れと手順についてご紹介します。
この記事はこんな方におすすめ
- 賃貸、駐車場でも地球ロックをしたい
- 地球ロックを施工したい
- コスパのいい盗難対策を知りたい
下記記事も併せてどうぞ!
不審者を見抜くためのポイントと対策
筆者の家にも不審者が…。家のインターホンが鳴り、廃品回収業と名乗る人物が訪問してきました。年齢は20歳前後でしょうか。
興味がなかったのと、怪しい感じがしたので断りました。しかし、気になってしまい小窓から観察していると、どうやら一定のお家にしか訪問していません。
それは「バイクが置いてある家」でした。
見抜きポイントその1:服装
回収業をしているなら、作業着や汚れてもいい服装を想像しますよね。なぜかその人物は回収業とはイメージが結び付かない服装でした。
なぜかカジュアルな服装で、回収業には向かない服装で靴も底が薄いスニーカーです。
見抜きポイントその2:連絡先の確認
この場合、相手が本当に回収業を行っているか確かめます。簡単な方法は名刺です。
ここで、その人物がまだ近所を徘徊していたので、
だるま「名刺をいただけませんか?」
不審者「名刺は車に置いてきた、後で郵便ポストに入れておきます。」
ここで、そそくさとどこかに行ってしまいました。(※ポストには未だに名刺は入れられてません。)
対策:警察に相談
「営業しておいてそんなことあるか!」ということで警察とバイク屋の知人に相談しました。結果、ほぼクロと断定していいそうです。
最近、車種関係なくバイクの値段が上がってきているので「どの車種が狙われてもおかしくない」、とのこと。
こうして、自宅の盗難対策を強化すべく「地球ロック」を施工することに・・・
地球ロックとは
バイクのタイヤにロックをかけても、持ち上げられたらお終いです。そこで地球ロックという方法があります。フェンスや支柱、ポールなどの構造物と一緒にバイクをロックしてしまう方法です。
この場合、ロックか構造物を破壊しないと盗むことはできません。簡単な方法ですが効果的です。様々なメーカーから盗難対策に「地球ロック用アンカー」も発売されています。
コスパ最強の地球ロックを自作してみる
しかし、いざ購入しようにもお値段が・・・「泥棒のためになんでこんな額を払わなければいけないのか!」という気持ちを抑えつつ、どうにか「賃貸でも、砂利の駐車場でも使える、自分で簡単に作れる地球ロック」をテーマに、ライダー向けDIY地球ロックを作ってみました。
必要な道具・材料紹介
先ずは材料の紹介です。全てホームセンターで揃います。今回はコーナンプロで購入しました。
材料その1:インスタントコンクリート 25kg
セメントやモルタルと同じコーナーで売られていますが、コンクリートの方がおすすめです。セメントやモルタルの方が仕上げやすさや扱いやすさは上ですが、コンクリの方が強度が強く信頼できます。
材料その2:シャックル
太めで頑丈そうなものを選びましょう。内側の幅が自分が使うロックの入る大きさの物を購入しましょう。
材料その3:アイボルト(丸カンボルト)
こちらも、シャックルの芯に入る大きさの物を選びます。また、長さは容器の深さに合わせましょう。
材料その4:板付きナット
こちらはホームセンターのネジのばら売りコーナーで売られています。
道具その1:容器
こちらはペール缶や一斗缶など使うとしっかりとした重量、サイズの物が作ることができます。今回はいらない鉄バケツを使いました。
道具その2:スコップ
コンクリを混ぜるために使います。こちらは特にこだわりはありません。100円ショップの物でも大丈夫です。
作成の手順
①アンカーを組み立てる
アイボルトと板付きナットを組みます。そして、それをシャックルの芯に差し込みます。これでアンカーは完成です。
②コンクリを練る
ここからがスピードと腕力の勝負です。コンクリを容器に入れ、少しづつ水を混ぜていきます。一気に作ると混ぜるのが大変なので少しづつ、確実に混ぜていきます。
③アンカーを打つ
容器が残り2cm程度までコンクリで埋まったら、組み立てておいたアンカーを打ちます。アンカーの高さを決めたら、添え木をして固定します。このまま最低2~3日はゆっくりと乾燥させます。
④乾燥後の塗装
しっかりと乾燥させた後、アンカー部分に塗装します。このままでも使えますが、塗装しておけば錆対策にもなるのでおすすめです。大人の男性でも気合を入れないと持ち上がらない重量(20kgオーバー)になりました。
作成にかかる費用
ということで今回かかった費用です。
インスタントコンクリート 650円
丸カンボルト 280円
板付きナット 150円
シャックル 1400円
合計2480円という結果になりました!容器スコップとスコップを入れても4000円程度に収まると思います。
まとめ
絶対に壊せない鍵はない
こちらの地球ロックも当然時間をかかれば壊すことは可能です。グラインダーなど使われたら恐らくキタコロックも壊せてしまいます。これだけで安心と言うよりも、合わせて対策を強化するという認識を持ちましょう。
時間と手間をかけさせる
大人でも持ち上げることはできますが、これを持ち上げて運ぶとなるとそのために大人一人は必要になります。また、アンカーの部分に針金やパラコードを巻いておけば、いきなりグラインダーを使われることはありません。
大切なのは「泥棒に手間と時間をかけさせる」、そのアイテムの一つが今回の地球ロックです。
難易度
難易度はかなり低いです、ただ大変なのが練る作業です。後半になればなるほど練るのが重くなるので、気合が必要です。しかし、作業時間も30分ほどで「練って放置するだけ」なので、コンクリを扱ったことのない筆者でも簡単にできました。
ということで、ライダーの皆さん。是非DIYにチャレンジして地球ロックを作りましょう!
投稿者プロフィール
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神奈川県出身。バイク歴は15年。1日で下道400キロとか走る猛者です。
好き:コーヒー、洋ロック、お喋り、ケツが四角いバイク、水曜どうでしょう。
苦手:集中すること、単調作業。
愛車:ジェイド250、スーパーカブ110プロ
風と寒さと匂いと危険を感じながら、今日もだるまを乗っけて走ってます。
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