ライダーなら誰でも無条件で好きなシーズン「春」の足音が近づいてきた今日この頃。
冬に冬眠していたライダーも、凍えながら走っていたライダーも、ポカポカの陽気に誘われて「今年はどこに行こうかな?」とワクワクする季節がついに到来です!
ところで春ツーリングの定番といえば「桜」ですが、それ以外にも「春ならではの絶景」があるって知ってましたか?
ということで、桜スポットはもちろん、桜以外の春の絶景スポットも全国から厳選してみました。
北海道:芝ざくら滝上公園
北海道のオホーツクエリアにある「滝上町」では、毎年5月上旬から下旬にかけて、鮮やかな芝桜が咲き乱れます!
場所はその名も「芝ざくら滝上公園」で、その昔「みかん箱一杯」の芝桜の苗を植えたところ、現在では10万平方メートル(!)の巨大な芝桜園が形成されています。
芝桜の見頃の時期には「芝ざくらまつり」が開催され、入場料500円が必要ですが、目の覚めるような絶景で十分お釣りが来ます。
芝ざくらまつりの会場内には、嬉しいことにバイクの専用駐車スペースが用意されています(無料)
ちなみに5月の北海道はまだまだ寒いですが、少なくても早朝と夜間、それから山道を避ければ路面凍結の心配はほぼないので、本州ライダーでも会場まで問題なく走れます。
ライダーの装備としては本州の冬装備が必要で、温度調整ができるインナー脱着式のウエアがベストです。
芝ざくら滝上公園の芝桜
〒099-5604 北海道紋別郡滝上町元町
TEL:0158-29-2730(滝上町観光協会)
芝桜の見頃:5月上旬から下旬(芝ざくらまつり開催)
料金:入場料500円
駐輪場:会場内にあり(無料)
秋田県:角館の武家屋敷と桧木内川堤の桜
東北エリア屈指の桜の名所が、秋田県は角館町の「武家屋敷と桧木内川堤の桜」です。
見頃は毎年4月下旬~5月上旬で、情緒あふれる武家屋敷通りにはシダレザクラが、桧木内川堤にはソメイヨシノが咲き乱れます!
開花期間中は「桜まつり」が開催され、各種イベントや出店もあるので、滞在時間をたっぷり取ることをおすすめします。
桜まつり期間中は大変混雑するので、可能であればGW期間は避けた方が無難です。
駐車場は公共・民間を含めて複数カ所に用意されますが、残念ながらバイクを停められるか否かは、現地へ行かないと分からないのが現状です(公式ページにバイクの駐輪可否が非掲載)
ちなみに僕は会場の手前で発見した、民間駐車場にバイクを停めました。
角館の武家屋敷と桧木内川堤
〒014-0300 秋田県仙北市角館町表町~東勝楽丁(武家屋敷通り)
TEL:0187-54-2700(仙北市観光情報センター)
桜の見頃:4月下旬~5月上旬
料金:入場無料
駐輪場:現地で探す(基本は会場近くにあり:有料)
千葉県:佐倉チューリップフェスタ
首都圏ライダーが「桜以外の春の絶景スポット」を気軽にハンティングするなら、千葉県は佐倉市で開催される「佐倉チューリップフェスタ」がおすすめです。
場所はシンボルのオランダ風車が佇む「佐倉ふるさと広場」で、毎年3月下旬から4月中旬にかけて広大なチューリップ畑が出現します!
とにかくオランダ風車とチューリップのコラボがメルヘンチックで、嬉しいことに入場料は無料です。
イベント期間中は車の駐車場は有料ですが、バイクは自転車と同じ未舗装の駐輪場を無料で利用できます。
しかし、さすがに首都圏のイベントなので、混雑状況によってはバイクを置けない可能性もあります。
特に週末は大変混雑するので、早めに現地に行くことをおすすめします!
佐倉チューリップフェスタ
〒285-0861 千葉県佐倉市臼井田2714
TEL:043-486-6000(佐倉市観光協会)
チューリップの見頃:3月下旬から4月中旬
料金:入場無料
駐輪場:会場近くにあり(無料)
徳島県:渦の道
淡路島と徳島県の間にある「鳴門海峡」は、世界三大潮流の一つ「鳴門の渦潮」を見れることで有名です。
渦潮とは海水が激しく渦を巻いて流れる現象で、実は春が渦潮が一番大きく見えるベストシーズンです!
その春の渦潮をベスポジで見学できる施設が「渦の道」で、鳴門海峡にかかる巨大な橋「大鳴門橋」の車道の下にある遊歩道から渦潮を見れます。
遊歩道の床は所々がガラス張りになっていて、上から渦潮を見下ろすスリリングな体験ができます!
高所恐怖症の方は要注意ですが、海水が勢いよく巨大な渦を巻く様は一見の価値があります。
ちなみに渦の道は入場料として510円がかかる有料施設ですが、貴重な体験ができるので是非行ってみましょう。
渦の道
〒772-0053 徳島県鳴門市鳴門町
TEL:088-683-6262
渦潮の見頃:3月下旬から4月下旬
料金:入場料510円
駐輪場:鳴門公園駐車場を利用(バイク200円)
熊本県:阿蘇のミヤマキリシマ
西のライダーの聖地こと阿蘇に咲く「ミヤマキリシマ」は、火山活動を終えた山に咲くツツジの一種です。
毎年5月上旬から下旬にかけて、阿蘇の緑にピンクのアクセントを添えてくれます!
なんと言ってもバイクで走りながら鑑賞できるのが最高で、春の阿蘇ならではの風景を愛車と存分に味わいましょう!
僕は2022年の5月18日に「阿蘇パノラマライン」を走りましたが、山頂付近にミヤマキリシマが咲いていました(満開の手前くらい)
正直なところ、その時は何の花か分かりませんでしたが、後からミヤマキリシマであることを知り、良い時期に走れたことを喜びました!
5月中旬の阿蘇はGWや夏に比べれば観光客が少なく、おまけに天候も安定しているので、実はベストシーズンかもしれません。
阿蘇のミヤマキリシマ(阿蘇パノラマライン)
阿蘇パノラマライン:県道111号線、298号線
料金:通行無料
駐輪場:所々に駐車スペースあり、もしくは阿蘇山上駐車場
シーズンインツーリングは春の絶景スポットで決まり!
いよいよ今年も待ちに待ったバイクシーズンがやって来ます!
走りはじめの「シーズンインツーリング」は、愛車と春の絶景スポットを目指しましょう。
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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