スズキは、フラッグシップの大型二輪車「Hayabusa(ハヤブサ)」をカラーリング変更して6月28日より全国のスズキ「ETC2.0車載器 標準搭載車 取扱店」で発売します※1。
Hayabusaの特徴
「Hayabusa」は、1999 年に初代モデル、2007 年に2 代目モデル、2021 年4月に3 代目として全面改良して発売。初代から続く開発コンセプト「Ultimate Sport(究極のスポーツバイク)」のもと、高い空力特性を持つ独特のデザインや優れた走行性能で世界中のユーザーから好評を受けているスズキのフラッグシップモデルです。
一目で「Hayabusa」とわかるデザインは、流麗なフォルムに大胆な面使いと前傾姿勢でシャープかつエッジの効いたスタイリングを採用しています。ボディーカラーはフロントフェイス左右にある吸気口、ボディー側面、リヤまわりに車体色とは異なるアクセントカラーを用いたツートーンカラーとなりました。
また、吸気口の縁にはポジションライト組込型ターンシグナルを採用。1,339cm3 直列4 気筒エンジンは、電子制御スロットルの採用や吸排気の機構変更などにより、低中速域における出力とトルクを向上しながら、空力特性の追求によって高速性能を落とすことなく、平成32年(令和2年)国内排出ガス規制に対応。電子制御システムS.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム)には、出力特性、トラクションコントロール、エンジンブレーキコントロールなど5 つの制御レベルを選択できるSDMS-α(スズキドライブモードセレクターアルファ)を採用したほか、設定速度を超えないようにするアクティブスピードリミッターを採用した。各種の電子制御のモード数を多く設定することで、街乗りやツーリングなど様々な走行シーンやユーザーの好み、技量に対応できるようにした。日本専用装備としてツーリング時の利便性を高めるETC2.0 車載器を標準装備されています。
また、ユーザーの好みに応じて外装色の組み合わせや前後ホイールのカラーを選択できる「カラーオーダープラン」※2 が設定されました。「カラーオーダープラン」では、外装カウル3 色、外装アクセントカラー3色、ホイール3 色を組み合わせることができ、標準車体色3 色を含む全21 パターンの組み合わせの画像をスズキホームページ内の「Hayabusa カラーオーダープラン」サイトで確認することができるようになっています。
※1 スズキ「ETC2.0 車載器 標準搭載車 取扱店」は(株)スズキ二輪と契約している全国のスズキバイクショップ店694 店。(2022 年5 月31 日時点)
※2 標準車体色以外の「カラーオーダープラン」は受注生産。一部取り扱いをしていない販売店があります。
主な変更点
カラーリング変更
・標準車体色:3色
灰/赤 「サンダーグレーメタリック/キャンディダーリングレッド 」(CJH)
黒/マット黒「グラススパークルブラック/マットブラックメタリックNo.2」(KGL)
白/青 「ブリリアントホワイト/パールビガーブルー」(JWN)
・ カラーオーダー色:18色
ベースボディカラー:サンダーグレーメタリック 6色
グラススパークルブラック 6色
ブリリアントホワイト 6色
「Hayabusa」の主な装備と概要
装備 | |||
S.I.R.S.(スズキインテリジェントライドシステム) | 概要 | モード数 | 解除可能 |
SDMS-α (スズキドライブモードセレクターアルファ) |
モーショントラックトラクションコントロールシステム、 | プリセット:3 ユーザーセット:3 |
– |
パワーモードセレクター、双方向クイックシフトシステム、 | |||
アンチリフトコントロールシステム、エンジンブレーキ | |||
コントロールシステムをあらかじめセットされた設定パターン | |||
(プリセット)また ユーザーが任意で設定できるパターン | |||
(ユーザーセット)から選択可能 | |||
モーショントラックトラクションコントロールシステム | トラクション制御を選択可能 | 10 | 〇 |
パワーモードセレクター | 出力特性を選択可能 | 3 | – |
双方向クイックシフトシステム | クラッチやスロットル操作をせずにシフトアップ/ダウンが可能 | 2 | 〇 |
アンチリフトコントロールシステム | 加速時にフロントホイールがリフトするのを防ぎ、安定した加速をサポート | 10 | 〇 |
エンジンブレーキコントロールシステム | エンジンブレーキの効果を選択可能 | 3 | 〇 |
ローンチコントロールシステム | 発進時にフロントホイールがリフトするのを防ぎ、 最適な発進をサポートする |
3 | 〇 |
アクティブスピードリミッター | 設定した 速度を超えないようにするシステム | – | 〇 |
クルーズコントロールシステム | スロットルを回さずに、設定した一定速度で走行 | – | 〇 |
コンビネーションブレーキシステム | フロントブレーキを入力すると後のブレーキも連動 | – | – |
モーショントラックブレーキシステム | コーナリング時等にも車体のバンク角に応じてABSを制御 | – | – |
スロープディペンデントコントロールシステム | 下り勾配に応じてABSの制御を最適化 | – | – |
ヒルホールドコントロールシステム | 上り坂で停止後の発進時に車両後退を抑制 | – | 〇 |
エマージェンシーストップシグナル | 約55km/h以上で走行中に急ブレーキやABSが作動しているときを検知すると、前後ターンシグナルが自動で高速点滅し、後続車に急ブレーキを知らせる | – | – |
スズキイージースタートシステム | ワンプッシュでエンジン始動が可能 | – | – |
ローRPMアシスト | スムーズな発進を補助 | – | – |
●メーカー希望小売価格
Hayabusa (ハヤブサ):¥2,156,000(税込み)
Hayabusa (ハヤブサ) カラーオーダープラン:¥2,211,000(税込み)
●発売日:2022年6月28日
リリース:スズキ株式会社
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