二輪レースの最高峰、MotoGP!
あこがれの選手と同じヘルメットでテンションを上げたいなぁ😁
MotoGPは、国際モーターサイクリズム連盟が主催する二輪レースの最高峰。世界各国からトップライダーが集まって世界各地のサーキットでしのぎを削っています。
そんなプロライダーたちはヘルメットメーカーと契約して独自デザインのヘルメットを被っていますが、ファンとしては『推しのライダーと同じヘルメットを被りたい!』という欲求もあるのではないでしょうか?
今回は各ヘルメットメーカーが出しているレプリカヘルメットをご紹介していきます!
AGV ヘルメット
AGVは、1947年にイタリア人のジーノ・アミザーノ氏によって設立された、世界的に有名なヘルメットメーカーです。
2007年7月、同じイタリアの革新的なモーターサイクル&ダイナミックスポーツウェアカンパニーであるダイネーゼに買収されました。
そんなAGVが販売しているレプリカヘルメットが【PISTA GP RR JIS REPLICA – MIR 2021】
2020年シーズン優勝を記念して、M1R装飾を施した唯一のヘルメット。
ジョアン・ミル選手が現役チャンピオンとしてシーズンを戦った際に使用したグラフィックがスペシャルエディションで登場しました。
また、引退したロッシ選手のレプリカは今でも販売されています!
100%カーボンシェルと計算されたエアロダイナミクス、圧倒的な視界とハイドレーションが標準装備されています。
重量はファーストシェルサイズで1500gと軽量で、価格は¥247,500(税込)です。
SHOEI ヘルメット
SHOEIは、日本を代表するヘルメットメーカーです。
安全性と快適性を兼ね備えた製品を提供していて、初心者から上級者まで幅広いニーズに対応。
そんなSHOEIのレーサーレプリカヘルメットには以下のものがあります。
SHOEI レプリカヘルメット
- X-Fifteen MARQUEZ 7(2023年4月20日出荷開始)
- X-Fifteen A.MARQUEZ73 V2(2023年6月発売予定)
- Z-8 DIGGIA(2023年6月発売予定)
X-Fifteen MARQUEZ 7
2023年4月20日に出荷が開始されたのは、マルク・マルケス選手のレプリカモデル【X-Fifteen MARQUEZ 7】。
マルク・マルケス選手は、5歳のときからオートバイに乗り始め、2001年には8歳でカタルニア州のエンデューロ選手権でジュニアクラスのチャンピオンに!
過去6回、MotoGPでの優勝経験もあります。
ヘルメットの特徴としては、SHOEIのノウハウとそれを裏付ける圧力解析から空気抵抗の少ない形状を割り出し、それをベースに自社大型風洞設備での検証を重ねブラッシュアップ。
時速350km/hを超える超高速走行でも安定した空力性能を発揮します。
重量はLサイズで1,601g、価格は92,400円です。
X-Fifteen A.MARQUEZ73 V2
2023年6月に発売予定なのは、【X-Fifteen A.MARQUEZ73 V2】
マルク・マルケス選手の弟、アレックス・マルケス選手のレプリカモデルです。
Moto3,Moto2での優勝経験があり、2020年からMotoGPに参戦しています。
ポルトガルのアルガルヴェ・サーキットで開幕したMotoGP2023年シーズン。初日プラクティス1では、グレシーニへ移籍したアレックス・マルケス選手が最速タイムを記録しました!
ヘルメットの重量はLサイズで1,601g、価格は92,400円。
Z-8 DIGGIA
ファビオ・ディ・ジャンアントニオ選手のレプリカモデル、Z-8 DIGGIA(ゼット-エイト ディジャ)は、2023年6月発売予定。
MotoGP クラス2023シーズンをドゥカティのグレーシーニレーシングから参戦中。
スポーティに進化した、コンパクト&軽量なフォルムが特徴。重量はLサイズで1,409g、価格は税込み71,500円です。
HJC ヘルメット
HJC HELMETSは、1971年に韓国で創業されたヘルメットメーカーです。
HJCでは時速200km/hの走行を再現できる風洞実験室で幾度となくテストを繰り返しています。
また、日本国内で正規販売しているHJCのヘルメットは、快適な被り心地を追求した日本人向けのオリジナル内装を装備。※一部製品・オフロードモデルは除く
そんなHJCからは、2021年MotoGP世界チャンピオンに輝いたファビオ・クアルタラロ選手のレプリカモデル【RPHA 1N QUARTARARO】が登場。
ファビオ・クアルタラロ選手は、フランスのニースで生まれ、4歳でレース経歴をスタートました。
2019年からモンスター・エナジー・ヤマハMotoGPと言うチームでMotoGPに参戦しています。
重量は1,570g、価格は119,900円です。
ARAI ヘルメット
Araiヘルメットは、1902年に創業された日本のヘルメットメーカーです。
品質管理と安全性を徹底追求しており、一貫した手作業による生産を維持し、妥協のない製品開発を行っています。
例えば塗装に関しても1g でも基準をオーバーしていれば研磨し調整する程の精度で製品と向かい合っています。
そんなAraiからは多くのレプリカモデルが発売されていますが、最近発売された以下のレプリカモデルをご紹介します。
Araiのレプリカヘルメット
RX-7X OGURA〈オグラ〉
2023年4月6日に発売されたのは、Moto2クラスにて活躍中の日本人ライダー小椋藍選手のレプリカモデル。
小椋藍選手は2001年生まれの22歳。2018年5月に開催された2018年スペイングランプリのMoto3にワイルドカード(地元推薦枠)で出場し、グランプリデビューを果たしました。
ヘルメットの主材料は、通常のグラスファイバーよりも、引張り強度・圧縮強度ともに40%も高い特殊グラスファイバーに、さらに改良を重ねた結果生まれた最新素材です。
価格は税込み72,600円。
V-CROSS 4 STANTON〈スタントン〉
2023年4月6日、オフロードモデルのV-CROSS 4からアメリカレジェンドMXライダーのジェフ・スタントン選手復刻レプリカが登場。
アメリカの元プロモトクロスレーサーで、1988 年から 1999 年までAMA モトクロス選手権に出場しました。
当時のデザインを彷彿しながらも90年代テイストのスプラッシュグラフィックで現代風にアレンジしたレプリカモデルとなっています。
価格は62,700円。
VZ-RAM NAKAGAMI GP2〈ナカガミGP2〉
2023年1月27日、MotoGPクラスにて唯一日本人として参戦しているチーム LCR ホンダ・イデミツの中上貴晶選手のレプリカが、オープンフェイスモデルVZ-RAMから登場。
中上選手は、4歳からポケバイに乗り始め、6歳でポケバイレースデビューし優勝。9歳からミニバイクレースに出場して全国大会で優勝し、最年少出場・優勝を記録しました。
その後もミニバイクレースで優勝を続け、全国大会では3年連続優勝を果たしています。
2006年は全日本ロードレース選手権GP125クラスにフル参戦し、6戦6勝の完全優勝を史上最年少(14歳)で記録!
2018年からMotoGPに参戦しています。余談ですが、2019年まで原動機付自転車免許しか所持しておらず、大型自動二輪車免許は取得していなかったそうです。
そんな中上選手のお気に入りである、「ステンドグラス」&「幸運の四つ葉のクローバー」を融合させたカラフルなカラーリングは、オープンフェイスにもマッチしたデザイン。
VZ-RAMは1400g前後(59-60サイズ)でありながら、ヘルメットの重心が、頭の重心あたりにくるようにできているので、かぶった際には、重量よりかなり軽く感じます。
価格は税込み64,900円です。
また、中上選手のレプリカモデルはフルフェイスの【RX-7X】からも発売されています!
まとめ
今回はプロレーサーのレプリカヘルメットを4メーカーから8種ご紹介しました。
今回ご紹介できなかったものもありますので、ぜひお気に入りの商品を探してみてください。
レプリカヘルメットをかぶってバイクでレースの応援に行くなんてことができたら楽しそうですね♪
投稿者プロフィール
-
バイクやキャンプなどのジャンルを専門にライターをしているえもと申します。
モトコネクト立ち上げからライターをさせていただき2022年12月に会社を退職。合同会社Cap.Nemoを設立しました!
バイクの楽しさや便利グッズなどをわかりやすくお伝えしていきます。
最新の投稿
- コラム2024年11月20日【夜間の街乗り攻略法!】初心者でも安心して走るためのマナーや注意点を解説!
- コラム2024年10月31日【疑問】「オービス」と「Nシステム」ってどう違う?知っておくべき取り締まり装置の役割
- メンテナンス2024年10月24日【バイクのサビ取り完全ガイド!】簡単サビ取り法と長持ちパーツの選び方
- コラム2024年10月22日【これで安心!】バイクで煽られないための運転術と万が一の対処法