冬はどうしてもバイクに乗るのが億劫になってしまいますが、空気が澄んでいるので景色がとても綺麗です。
つまりは夏より絶景に出会える確率が高く、おまけに交通量や人出も少ないので「実は冬こそツーリング向きの季節」と言えます!
そもそも最近の夏って、暑過ぎてバイクで走る気が失せますよね、、、寒さはある程度装備で対策できますが、暑いのはどうやっても暑いのが辛いところです。
とはいっても、冬は気温が低いなりに気を付けるべきポイントが幾つかありますので、それを解説していきます。
高地を避けて海沿い中心で走る
冬は標高の高い場所は路面凍結の可能性があるので、極力海沿い中心のルートを走りましょう。
例えば1年を通して温暖な九州エリアでも、阿蘇山周辺は冬に路面凍結や積雪が発生します。
もちろんライダーとしては山を駆け抜けるワインディングを走りたいところですが、冬はシーサイドルートを満喫しましょう。
当日の天気予報をチェックする
夏でもツーリング当日の天気予報チェックは欠かせないですが、冬はこれがかなり重要です!
あくまで予報ではありますが、雨やみぞれ、そして雪予報の時は素直にツーリングを中止しましょう。
雪はともかく冬の雨はとにかく冷たく、気温によっては濡れた路面が凍結する可能性があります。
早朝・日が暮れてからの走行は控える
夏は交通量の少ない早朝出発がおすすめですが、冬は気温が低いので避けた方が無難です。
同じ理由で日が暮れてからの走行も避けるべきで、仮に路面が凍結していても暗くて気付かない可能性があります。
理想としては冬は気温が上がり始める9時頃に出発して、16時頃には帰路に着く計画を立てましょう。
電光掲示板をチェックする
冬は夏以上に道路上の電光掲示板をチェックしましょう。
特に「凍結注意」や「冬タイヤ装備」などの表示が出ている場合は、素直に引き返すことをおすすめします。
高速道路の場合は次のインターチェンジで降りる、またはサービスエリアに停まって道路状況をチェックしましょう。
道路上の落ち葉には要注意
紅葉シーズンが終わると一気に道路上の落ち葉が増えますが、これはスリップの原因となるので要注意です。
いくら車体にトラクションコントロールが装備されていても、滑る時は簡単に滑るので、落ち葉が見えたらまずは速度を落としましょう。
特に路肩付近は落ち葉が溜まりやすいので、その時走っている道路状況にもよりますが、なるべく中央付近を走るように心がけましょう。
道路上を流れる湧水は凍結の可能性あり
ツーリング先では結構目撃する、道路上をチョロチョロと流れている湧水ですが、冬はそれが凍結している可能性があります。
特に湧水付近が光っていたり黒ずんでいる場合は要注意で、その場合は周囲を確認した上で停車をして、凍結の有無を確認することをおすすめします。
近くに湧水スポットがある道路は特に気をつけて走りましょう。
融雪剤が巻かれていたらすぐに洗車をする
雪が降るエリアは、冬になると道路上に「融雪剤」が巻かれている場合があるので、帰宅後すぐに洗車を行いましょう。
ちなみに道路上に散乱している小さな白い玉が融雪剤です(走っていても分かります)
融雪剤の主な成分は「塩化カルシウム」と呼ばれる塩分なので、放っておくと錆の原因となってしまいます。
それでも冬ツーリングは魅力的!
夏より気を付けるべきポイントは増えてしまいますが、それでも冬ツーリングは魅力的です。
確かに寒いかもしれませんが、冬しか見れない絶景を求めて、愛車と凜とした空気の中を走り出しましょう!
冬の防寒対策はぜひ下記の記事を参考にしてみてください!↓
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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