ドゥカティは、ベントレー・バトゥールからインスピレーションを得て、ディアベルV4のテクニカルベースに基づいて開発された500台限定のシリアルナンバー付きリミテッド・エディション「ディアベル・フォー・ベントレー」と、さらにカスタマイズするプログラムを提供し、ベントレーユーザーに製作される50台限定のシリアルナンバー付きリミテッド・エディション「ドゥカティ・ディアベル・フォー・ベントレー・マリナー」を発表しました。
ディアベル・フォー・ベントレー:¥ 7,600,000円(予価)~
ディアベル・ベントレー・マリナーバージョン:\10,350,000(予価)
両ブランド間における初のコラボレーション作品
ドゥカティとベントレーのコラボレーションから誕生したこのプロジェクトは、両ブランドの特徴となっている、優れたパフォーマンス、クラフトマンシップ、エクスクルーシブネスを体現しています。その結果、ファンの夢を叶え、テクノロジー、スタイル、パフォーマンスを完璧に統合したモーターサイクルが誕生しました。このモデルは、ヨーロッパでもっとも権威のある現代アートフェア、アートバーゼル・ウィークの米国版(マイアミビーチで開催)で行われた「FuoriSalone」イベントで一般公開されました。
ベントレー・バトゥール
バトゥールはベントレー史上最もパワフルな量産車で、740PSを発生するツインターボW12エンジンを搭載し、わずか18台が生産されます。バトゥールは業界のベンチマークを設定するベントレーの卓越したクラフトマンシップと、彫刻的な造形の力強いボディワークを組み合わせることにより、ベントレーの新しいデザインDNAを定義すると同時に、ブランドの新しいデザインの方向性を示しています。この視覚的なメッセージは、過剰な装飾を誇示することなく、強大なパワーとエレガンスを伝えます。18台のバトゥールは、世界最古のコーチビルダーであり、ベントレーのビスポーク部門でもあるマリナーによって1台1台ハンドビルドされています。
異例のコラボレーション
ディアベル・フォー・ベントレー・プロジェクトの出発点は、ハイパフォーマンスと卓越した快適性を組み合わせたディアベルV4のメカニカルベースです。しかし、そのスタイルは完全に再定義され、ベントレーの未来のデザイン・コンセプトを先取りし、英国のクルー・ファクトリーで生産される極めてエクスクルーシブなラグジュアリー・クーペ、ベントレー・バトゥールからインスピレーションを得ています。
1:モーターサイクルのシャシーとスタイル・エレメントは、ベントレー・バトゥールのデザインからインスピレーションを得て完全に再設計されています。
2:鍛造ホイールは、ダーク・チタニウム・サテンで塗装され、表面には磨き加工が施されています。
3:専用設計のエンドキャップとカーボンファイバー製カバーを備えた4本出しサイレンサーは、デザインのハイライトです。
4:取り外し可能な1人乗りテール、助手席シートはアクセサリーとして付属
5:マトリックスLEDリアライトは、メーターパネルと同様に、キーオン時に専用のアニメーションを表示します。
6:モーターサイクルの側面には、シリアルナンバーが刻印され、パーソナライズされたプレートが装着されています。
7:メーターパネルには、標準でターン・バイ・ターン・ナビゲーション・システムが統合されています。
共通のスタイル:4輪から2輪へ
ディアベル・フォー・ベントレーは、細心の注意を払い、細部に至るまでベントレー・バトゥールのデザインを継承しています。そのデザイン・コンセプトは、英国メーカーであるベントレーのスタイル基準の一つで、クリーンなライン開発のキーポイントとなっている「Resting Beast」(眠れる野獣)の原則です。
V4グランツーリスモ・エンジン
ディアベル・フォー・ベントレーは、デザインの中核的要素であると同時に高度に洗練されたテクノロジーを採用した、1,158cc V4グランツーリスモ・エンジンを搭載しています。このエンジンは、パワフル(168ps)かつ強大なトルクを発生しますが、非常に軽量でコンパクトなユニットに仕上がっており、その作動はスムーズで安定しており、極低回転域から豊かなトルクを提供します。「ツインパルス」と呼ばれる点火順序は、専用のエグゾースト・システムと合わせて、このエンジン特有のエグゾースト・サウンドを奏でます
主要諸元
エンジン | 型式 | 水冷4型4気筒DOHC ツインパルス点火 |
排気量 | 1,158cc | |
ボア×ストローク | 83 mm x 53.5 mm | |
圧縮比 | 14.0:1 | |
最高出力 | 168 ps (124 kW) / 10,750 rpm | |
最大トルク | 126 Nm (12.8 kgm) / 7,500 rpm | |
燃料供給装置 | 電子燃料噴射システム、楕円スロットルボディ(直径46 mm相当)、ライド・バイ・ワイヤ・システム | |
エグゾースト | 4本出しステンレススチール製エグゾースト&サイレンサー、触媒コンバーター×2、O2センサー×4 | |
トランスミッション | ギアボックス | 6速、ドゥカティ・クイック・シフト・アップ/ダウン |
1次減速比 | ストレートカットギア、減速比 1.80:1 | |
ギアレシオ | 1速=3.077 | |
2速=2.250 | ||
3速=1.789 | ||
4速=1.476 | ||
5速=1.260 | ||
6速=1.080 | ||
最終減速 | チェーン、フロントスプロケット 16T、リアスプロケット 43T | |
クラッチ | 油圧制御式、スリッパー/セルフサーボ機能付き湿式多板クラッチ | |
シャシ | フレーム | アルミニウム製モノコック・フレーム |
フロントサスペンション | 50mm径 フルアジャスタブル倒立フォーク | |
フロントホイール | 軽合金、鍛造および機械加工 3.5″ x 17″ | |
フロントタイヤ | ピレリ製ディアブロ・ロッソ3、120/70 ZR17 | |
リアサスペンション | フルアジャスタブル・モノショック、アルミニウム製片持ち式スイングアーム | |
リアホイール | 軽合金、鍛造および機械加工 8.0″ x 17″ | |
リアタイヤ | ピレリ製ディアブロ・ロッソ3、240/45 ZR17 | |
ホイールトラベル | フロント:120mm / リア:145mm | |
フロントブレーキ | 330mm径セミフローティング・ダブルディスク、ブレンボ製Stylemaラジアルマウント・モノブロック 4ピストン・キャリパー、ラジアル・マスターシリンダー PR16/19、コーナリングABS | |
リアブレーキ | 265mm径ディスク、ブレンボ製 2ピストン フローティングキャリパー、コーナリングABS | |
メーターパネル | 5インチTFTカラー・ディスプレイ | |
シート高 | 790 mm | |
ホイールベース | 1,593 mm | |
キャスター角 | 26° | |
トレール | 112 mm | |
燃料タンク | 20リットル | |
乗車定員数 | 2名 | |
装備 | 安全装備 | ライディング・モード |
パワー・モード | ||
コーナリングABS | ||
ドゥカティ・トラクション・コントロール | ||
ドゥカティ・ウィリー・コントロール | ||
デイタイム・ランニング・ライト | ||
ドゥカティ・ブレーキ・ライト | ||
標準装備 | ドゥカティ・クイックシフト | |
ドゥカティ・パワーローンチ | ||
クルーズコントロール | ||
ハンズフリー・システム | ||
5インチTFTカラーディスプレイ | ||
ドゥカティ・マルチメディアシステム | ||
ターン・バイ・ターン・ナビゲーション・システム | ||
バックライト付きハンドルバー・スイッチ | ||
フルLEDライティング・システム | ||
ダイナミック・ターンインジケーター | ||
リアライトのキーオン・アニメーション | ||
鍛造ホイール | ||
カーボンファイバー製パーツ | ||
アルカンターラ製シート | ||
同梱装備 | アルカンターラ製パッセンジャーシート | |
専用バイクカバー | ||
木製輸送コンテナ | ||
真正証明書 |
リリース:ドゥカティジャパン株式会社
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