今乗っている愛車に、何らかの理由で乗れなくなった時、あなたはどうしますか?
乗り換えてバイクに乗り続けるか、はたまた降りるか、さまざまな選択肢がありますね。筆者も免許を取って以来15年以上乗り続けている愛車がありますし、多くのライダーが現在乗っているバイクに愛着を持っていることでしょう。
そんな長年大切にしてきて色々な思い出のある大好きな愛車に乗れなくなった時、どうするか考えてみました!
愛車に乗れなくなった時どうするか
デザインが気に入っているバイク、乗り心地がよく使い勝手の良いバイク、色々なところに行ったバイクなど、愛車といえるバイクはずっと乗り続けたいものですね。
しかし、そんなバイクにも乗れなくなる場合があります。愛車といえるほどのバイクに乗れなくなった時、バイク乗りとしてどんな選択をするでしょうか。
その時になってみないとわからないのが本当かも知れませんが、愛車に乗り続けるために、あえて乗れなくなった時を想像してみました。
愛車に乗れなくなる状況とは
愛車といえるバイクに乗れなくなる状況は、次のようなことが考えられます。
- 故障して、状態がひどすぎて直せない
- 故障して、お金がかかりすぎるので直せない
- 経年劣化で乗り続けることが難しい
- 引越しや転職、結婚などで環境が変わった
- 体調や健康面の問題があって乗れなくなった
●故障して、状態がひどすぎて直せない
大切に乗ってきた愛車でも、故障はどうしても起きてしまいます。特にエンジン系や電気系統の故障だと、直して乗るのが難しい場合もあります。
また大きな事故にあってしまい、修理できないほどの状態になってしまうこともあります。交通事故になったバイクに乗る気持ちにならない、という人もいるかも知れません。
●故障して、お金がかかりすぎるので直せない
故障で費用がかかりすぎて直せず、愛車に乗れなくなってしまう場合があります。バイクに愛着があればあるほど、困ってしまう状況といえます。
修理さえすれば直して乗れるとしても、直す金額やかかる時間を考えると、乗り換えした方が費用がまだ安く済むような時には、乗り続けるかどうか躊躇うところです。
●経年劣化で乗り続けることが難しい
長く乗っていると、車検の際に部品の交換や調整が必要で費用がかさむようになることがあります。また故障が多くなり、ツーリング先でも調子が悪いことが続いたりすると、乗り続けるのが難しくなります。
愛着はあるけど「新しくて燃費の良いバイクへの乗り換えもいいな」と思うきっかけになるかも知れません。
●引越しや転職、結婚などで環境が変わった
バイクには問題がなく、ライダー側に問題が発生する場合です。引越しでバイクを持っていけない、停める場所がないなど、生活環境の変化によって愛車を維持できなくなることがあります。
また家族が増えてバイクにお金をかけたり時間を使ったりできなくなり、愛車を手放さざるを得ない状況になることもあります。
●体調や健康面の問題があって乗れなくなった
こちらもバイクには問題がなく、ライダー側の問題で乗れなくなるケースです。
愛車に乗り続けたくても、病気や怪我をしたり、年齢を重ねてきて体力が落ちたりバイクを重く感じたりすると、バイクに乗れない状況になります。また家族が心配してバイクに乗るのを強く反対される、ということもあるでしょう。
愛車に乗れなくなった時の選択肢3選
愛車に乗れなくなった時には、大きく分けて3つの選択肢があります。
- 乗り換える
- バイクを降りる(引退する)
- いったん休んで保留する
●乗り換える
・愛車と同じ車種のバイクに乗り換える
ライダー側(身体、環境)に問題がなければ、乗り換えてバイクに乗り続けることが多いのではないでしょうか。
まず、愛車と同じ車種のバイクに乗り換えるという選択肢があります。
愛車と同じ車種に乗ることで、愛車とそれほど乗り心地や見た目に大きな変化がなくバイクに乗り続けられます。
筆者の周りでも、愛車の見た目が気に入っていた、同じタイプにどうしても乗りたい、というライダーは同じ車種に乗り変えています。また同車種といっても、排気量が上のものや、年式が違うものを選べば性能や見た目も変わっているので、ひと味違うバイクの楽しみ方ができます。
・愛車と違うバイクに乗り換える
愛車ではない車種のバイクに乗り換えることで、今までと違った別の楽しみ方を見つけることができるでしょう。
愛車に乗れなくなったことがきっかけで、今まで選ばなかったタイプのバイクに乗ってみる良い機会になることもあります。
大排気量から小さなものに変えても、その逆でも、全く違った景色が見られて、新たなバイクの楽しみを見つけられます。
●バイクを降りる(引退する)
愛車に乗れなくなった時、もうバイクに乗る気がなくなってしまったら、引退するということになります。よっぽど愛車への気持ちが強いと、乗れなくなったことで一気にバイクへの気持ちが冷めてしまい、引退という選択肢になってしまうのかも知れません。
筆者は「バイクというよりカタナに乗りたくてバイクに乗り始めた」というライダーがいるのを知っていますので、そんなライダーがカタナに乗れなくなったら、引退するのかなと想像します。
●いったん休んで保留する
愛車に乗れなくなった時、原因にもよりますが、バイクに乗るのを休んでまた復活する、ということもできます。もちろん保留してみた末に、やっぱり降りる、という結果になることもあるでしょう。
乗れない状況になってしまいましたが、それでもいつかと愛車を手放せず、保管しているライダーもいます。愛車に乗れなくても所有しているということが楽しみや喜びになっていると言えるでしょう。
愛車に乗れなくなった時の選択肢はどれも間違いではない
バイクの楽しみ方は人それぞれで、バイク愛の形も人それぞれ。
愛車に乗れなくなった時にもいくつもの選択肢があり、どれも間違いではありません。乗り換えになっても、引退になっても、保留することにしても、どれもが自分なりのバイクライフです。後悔しない選択をしましょう。
ちなみに、もし筆者が愛車に乗れなくなったら?と考えると、上記にない選択肢になってしまいますが、バイク故障の問題であれば「なんとか直して乗る」という答えになります。
筆者のバイクは、バイク屋さんで置いてあった部品を寄せ集めて少しずつ少しずつ作り上げたバイクなので、愛着がもちろんありますし、そもそもバラバラだったから「直せない部品は取り換えれば良い」という考えがあるからです。金銭面にそんな大きな余裕があるわけではないですが、手頃な部品を見つけてできる範囲で形にするでしょう。また、自分の環境や体調などで愛車に乗れなくなった場合なら、手放さずに「手元に置いておく」でしょう。
投稿者プロフィール
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GPZ750R改に乗っているねこにんじゃと申します。
ライターでイラストレーターです。
「おすすめグッズを知りたいけど面倒だから誰かまとめて」
「整備について知りたいけど難しいから簡単に知りたい」
などなどのバイクライダーの希望をかなえます。
バイクライフがより楽しくなるような情報を、できるかぎりわかりやすくお届けしていきます。
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