東京ビッグサイトで2025年10月30日(木)から11月9日(日)にかけて行われる「Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー)」。その開幕に先駆け10月29日のプレスデーにお邪魔しました。会場では、各メーカーの最新モデルや未来のモビリティコンセプトが一堂に展示され、まさに“次世代の移動”を体感できる空間に。今回はその様子を一足早くお届け!バイクを中心に、注目モデルをじっくりチェックしてきました。
ホンダのブース
先日他メーカーに先駆け発表されたのが“新基準原付”に適合した『Honda Lite シリーズ』。原付免許で乗れる、排気量上限125cc(最高出力4.0kW以下)のバイクです。発表された4モデルの内、「スーパーカブ110 Lite」「Dio110 Lite」をいち早く拝むことができました!


今年春のモーターサイクルショーにてコンセプトモデルが初披露され、話題を呼んだ「CB1000F/CB1000F SE」。80年代に北米のレースシーンを沸かせた「CB750」の通称スペンサーカラーと、初代モデルのストライプを取り入れたというレトロなデザインがかっこいいですよね!ついに来月発売です。


そしてホンダの電動二輪車「EV OUTLIER Concept(イーヴィー アウトライヤー コンセプト)」が世界初公開!前後両輪にインホイールモーターを搭載したことで、全体がぐっと低く構えたロープロポーションのフォルムに。まさにAKIRAの金田バイクの様な未来の乗り物!ダイナミックで洗練されたデザインに思わず見入ってしまいました。
※写真が上手く撮れなかったためオフィシャルのお写真で失礼します


ヤマハのブース
「人と機械による乗り物の未来を感じる」が出展コンセプトのヤマハブースではワールドプレミアとして世界初披露されたものを中心に見ていきます。
「MOTOROiD:Λ(モトロイド ラムダ)」はAI技術によって学習し、自ら成長するモビリティだとか!180度倒れた状態からでも、モーター制御で自ら姿勢を立て直し、バランスを取りながら自立できる仕組み。これが実際のバイクとして実装されたら立ちゴケも無くなるかも?!

「PROTO BEV(プロト バッテリー イーブイ)」は、YZF-R1のような大型スーパースポーツのバッテリーEV。スポーツ走行に集中できる各種のHMI(ヒューマン‐マシン・インターフェイス)を実装しているのだとか。車体のエメラルドグリーンのラインがヤマハだけに初音ミクを彷彿とさせ未来感が漂います。

「静」と「動」異なる2つの動力性能を自在に操るよろこびを体感できる「PROTO HEV」(プロト ハイブリッド イーブイ)」や、走行シーンに応じてEV走行やハイブリッド走行を可能にする「PROTO PHEV(プロト プラグインハイブリッド イーブイ)」も近未来のモビリティを感じさせるモデルでした。


トヨタと共同開発中のコンセプトモデル「H2 Buddy Porter Concept(エイチツー バディ ポーター コンセプト )」水素エンジン搭載二輪車の社会実装を目指しているとか。EVをはじめ環境にやさしい乗り物がこの先も増えていくと良いですね!

昨日海外で発表になったスポーツヘリテイジモデル「XSR900GP」は、世界チャンピオンである「キング」ことケニー・ロバーツをトリビュートしたイエロー(USインターカラー)を採用。ケニーファン必見の1台です!

鈴鹿8耐で実際に使用した外装の「YZF-R1」の展示も。レース中の接触による生々しい傷や欠損などがその激闘を物語ります。



スズキのブース
スズキのワールドプレミアとして初お披露目されたのは、遊びゴコロのあるBEVファンバイク「e-VanVan」。1970年代に人気だったスズキのレジャーバイク「VanVan」がモチーフだそう。ちょっとほしいかも~!

今年7月に発表された「GSX-8T」「GSX-8TT」はジャパンプレミアとして展示。「GSX-8S」をベースに、クラシックさと現代的なスタイルを融合。最新の電子制御が走りをサポートし、安心感と楽しさを両立したミドルクラスモデルとなっています。

どちらも跨り体験ができますよ~!


今年の鈴鹿8耐で発表された「GSX-R1000R」。まるでレース中のようなフルバンクポジションで写真が撮れるフォトスポットもあるのでぜひ体感してみてください!

排気音を楽しみながらも環境にやさしい「水素エンジンバーグマン」。2023年のジャパンモビリティショーで出展された参考モデルから進化した姿が、カットモデルでチェックできます!カーボンニュートラルを目指す動きの中で、水素エンジンに力を入れているのはどのメーカーも共通のようですね!

カワサキのブース
1965年の『東京モーターショー』(ジャパンモビリティショーの前身)でデビューした「650-W1」からスタートしたカワサキの大型モーターサイクルは、今年でなんと60周年!『「W」ブランド60周年』としてWシリーズがステージに集結。「Wがなければ、ZやNinjaは生まれてこなかった」という力強いコピーに歴史と進化のつながりを感じました。


日本初公開となる「Z1100 SE」は、2014年発表の「Z1000」から続く「Sugomi(スゴミ)」デザインを受け継ぐ一台です。“野性味あふれるパワーを発揮”するというキャプションに「漢カワサキ」を感じずにはいられません!
※「Sugomi」とは…カワサキスーパーネイキッドに共通する性能とスタイリングのコンセプト。

「Z1100 SE」の両脇に黒いカバーがかかった、明らかに怪しい車体が2台…。
時間を改めて訪れたらなんと「Z900RS SE」「Z900RS CAFE」が発表になってました(世界初公開)!
価格はSEが1,837,000円、CAFEが1,540,000円で、日本では2026年2月発売予定です。



実走実験もすでに行われている「水素エンジンモーターサイクル」。大きいリアは水素のタンクだとか。どんなエンジン音なのかとても気になりますね!

その他気になったモビリティ
3輪構成(前輪2つ、後輪1つ)の個性派モビリティ「Raptor」。上部と下部を分離して合体でき、デザインユニットを交換すれば自由に形状を変えられるというプラモデルのような乗り物。隣接のミニコースで試乗できます。


折りたたみ原付電動バイク「ICOMA タタメルバイク」。スーツケースサイズから小型バイクに変形する構造でおもちゃのようにとてもかわいいです。自宅のコンセントで充電でき、最大約30km、街乗りで約25kmの走行が可能。


大容量コンテナの電動バイクは台湾のメーカーGAIUSのもの。容量1000L、最大積載重量150kgと一度に二輪バイクの約5倍の荷物が運べるんだとか!日本の配送業者さん要注目ですね👀

子供が楽しめる展示・企画も!
ゲーム『ポケットモンスター スカーレット』に登場する伝説のポケモンをほぼ実物大でミライモビリティとして再現した「ホンダコライドン」と「トヨタミライドン」。ポケモンとトヨタ、ホンダがコラボしたモビリティです。ポケモンに実際に跨れるなんて夢のようですよね!(※ライド体験は身長100cm以上で自身での乗降が可能な方が対象)

職業・社会体験施設「キッザニア」とのコラボコーナーでは、車に関係する様々な職業体験ができます。各企業で用意されているキッズサイズの制服がとてもかわいい♡ 小学生対象のプログラムは事前予約が必要なので注意です。


トミカの展示には大人も子供のテンションがあがります。Japan Mobility Show 開催記念モデルやトミカ55周年モデルなどの限定アイテムの販売も。プレスデーも購入者が多かったです。小さなお子様が安心して遊べるスペースもあります。


まとめ
今回は二輪を中心にご紹介しましたが、会場には四輪はもちろん、航空機や“空飛ぶクルマ(!?)”まで、幅広いモビリティが勢ぞろい!今回のプレスデーには無く、一般公開でお披露目する展示もあるそう。気になる方はぜひ会場で、未来の技術をその目で体感してみてください。






Japan Mobility Show 2025開催概要
■開催日時
<オフィシャルデー(※)>
10月30日(木)13:30~18:00
<特別招待日/障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日>
10月31日(金)9:00~19:00
<一般公開日>
10月31日(金) 13:30~19:00
11月1日(土)、3日(月・祝)、8日(土) *9:00~19:00
11月2日(日)、9日(日) *9:00~18:00
11月4日(火)~7日(金) 10:00~19:00
(開場時間は止むを得ない場合は変更し、時には入場を制限することがあります)
*一般公開日(土日・祝日)の9時~10時の時間帯は、 アーリーエントリー チケットをお持ちの方のみ入場可
※招待状をお持ちの方のみ入場可。
■会場:東京ビッグサイト
■入場料
【障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日】
・無料(事前登録制)
【一般公開日】
・当日:3,000円
・前売/20名以上の団体: 2,700円
・アーリーエントリー:3,500円(土日・祝日のみ)
・アフター4:1,500円(日曜日除く16:00以降)
<無料対象>
・高校生以下
・障がい者手帳をお持ちの方(要手帳提示)、及び付添者1名(車いす利用の場合は2名)
■オフィシャルWEBサイト
https://www.japan-mobility-show.com
投稿者プロフィール
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こんにちは!
かっこいいバイク乗りを目指しているMoto Connect編集部、唯一の女性部員です。
ビギナー目線で楽しめる記事でMoto Connectを盛り上げていけたらと思います!
ちなみに趣味でイラストを描いたりします。記事の中で見れるかも?
あと、無類の猫好きです。
よろしくお願いします!











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