こんにちは!学生の頃はバイクの為に必死でアルバイトをしていたベルです!
免許を取得してバイクを買うと凄く費用がかかりますよね。
それだけではなく、ヘルメットを買ったり保険にも入るとさらにお金がかかるので、学生やお小遣い制のお父さんライダーは絶望しているのではないでしょうか?
今回は「本当はカスタムしたいのに金が無い!」そんな人に向けて低コストで出来るおすすめバイクカスタム8選を紹介したいと思います。
安く愛車をカスタムしたい人はぜひ読んで下さいね!
低コストカスタム 性能編
まずはバイクの加速や制動力にかかわるカスタムから紹介させてもらいます。
最高速アップ!スプロケット交換
性能編で初めに紹介するのはエンジンの駆動力を後輪に伝えるためのスプロケット。
チェーンで駆動力を伝えているバイクの場合、このスプロケットがエンジンの横と後輪の横の二箇所に付いています。
エンジン側のスプロケットが「ドライブスプロケット」、後輪に付いているスプロケットが「ドリブンスプロケット」と呼ばれていて、この部品を交換することで加速を良くしたり最高速を上げることが出来るんですよ。
値段は車種にもよりますが3,000円台以下で買えることが多いです。
実際に僕のスーパーカブはドライブスプロケットを交換しているのですが、自分でやればスーパーカブの場合は2,000円ぐらいで交換ができます。
僕はこのドライブスプロケットを1丁多くすることで法定速度の60km/hを出した時にエンジンの回転数が落ちて快適に運転出来るようになりました。回転が下がることで燃費も良くなるんですよ。
逆に最高速は下がっていいから加速力を上げたいという人はドライブスプロケットの歯数を少なくすることでそれが可能になります。
注意点としては後輪に付けるドリブンスプロケットはアルミ製の物が多く、しっかりとしたブランドの物を選ばないと耐久性に問題がある物も多いので注意が必要です。
制動力アップ!ブレーキパッド交換
次に紹介するのはブレーキパッド。
ディスクブレーキのバイクだと数千円でカスタム出来るのに効果を実感しやすい部分ですね。
このブレーキパッドは純正でも十分な制動力があるのですが「もう少しブレーキがよく効いてくれたらなぁ…」と思っている人は社外品のスポーツ走行に適したブレーキパッドに交換することをおすすめします。
商品によっては初めからガツン!と効くものだったり、強く握った分だけしっかりと減速が出来るコントロール性に長けた商品があります。
さらにパッドが赤い商品などもあり、ブレーキキャリパーからチラッと覗く鮮やかなブレーキパッドが見た目的にもカッコよくなるんですよね。
交換は自分でやれるのですが単純なようで奥が深く、取り付けに失敗すると走り出したのにブレーキがまったく効かなかったり、ブレーキディスクやキャリパーなどの関連部品を破損させたりとろくなことがありません。
整備士の免許を所持しているような知り合いが居ない場合は、素直にショップに依頼することをおすすめします。
これも注意点としては安すぎるブレーキパッドはブレーキローターへの攻撃性が高いものもあることです。そういった物を選んでしまうとブレーキローターの交換サイクルが早まるので、これもしっかりとしたメーカーの商品を選ぶ事が大切です。
冬も快適!グリップヒーター
バイクの動きに関するカスタムでは無いかもしれませんが、冬でも快適にバイクに乗ることが出来るのがグリップヒーター。
若い頃の自分は「そんなの要らない!」と思っていたのですが、年齢を重ねると手が冷たいのが嫌になってきたので購入して取り付けてみました。
そして初めてグリップヒーターを体験したときの感想は「もうグリップヒーター無しには戻れない!」「真冬でもツーリングが楽しい!」と本当に感動したのを覚えています。
このグリップヒーターも大手メーカーだと1万円前後するのですが海外製だと3,000円台から購入することができます。
今乗っているバイクにUSBの充電ポートが余っているのであればUSB給電のグリップヒーターだと電気の知識も必要なく差し込むだけなのでおすすめです(ただし、12V給電方式に比べると暖かさが劣る)。
熱々の缶コーヒーを握りしめながら走ってるようで、冬のツーリングが快適になりますよ。
キャンプ大好きライダーにおすすめ!サイドスタンドエンド
バイクも好きだけどキャンプも大好き!というライダーにおすすめしたいのがこの「サイドスタンドエンド」通称「下駄」と呼ばれたりもします。
サイドスタンドの末端に面積が大きくなるようなプレートを付けるのですが、これを付ける事でキャンプ場で土や砂の上でバイクを停めた時にサイドスタンドがズブズブと地面に刺さっていくのを防止できます。
気づくのが遅いと最悪は転倒していることもあるのでキャンプライダーにはものすごくおすすめです。
またキャンパー以外にも外車に乗っている人にもおすすめ。
その理由は外車の場合、ほとんどが右側通行の国で生産されているため日本車のサイドスタンドより微妙に短くなっているからです。
「停車しているバイクを起こす時に凄く力がいる」そんな風に感じている外車乗りライダーさんはこのサイドスタンドエンドを是非試してください。
ネットで数千円で買えますし、取り付けもネジを数か所締めるだけで簡単ですよ!
長距離ライダーにおすすめのスロットルアシスト
北海道などをツーリングする際は一日400kmとかの距離を何日もかけて走る事があります。
僕の過去の話ですが、初めて行った北海道で、ずっとアクセルを捻っている手首がだんだんと痛くなってきて5日目ぐらいからは朝にバイクに乗るとすぐに手首が痛くなるほどになりました。
帰りのフェリー乗り場で他のバイクを見ていると、多くの人がこの「スロットルアシスト」を付けてるのを見て驚いたのを覚えています。
実際に使ってみるとハンドルに手を乗せているだけでアクセルを軽くひねる事が出来るので手首が痛くなる事はなくなりました。今となっては北海道ツーリングや海外ツーリングに行く際には必ず持参するほどの便利アイテムです。
しかし、この1,000円~2,000円で買えるアイテムは使用には注意が必要で、ブレーキを握ると一緒にアクセルをうっかり開けてしまったり、車体の右下にポロッと落ちてしまったグローブを拾うために屈むと体がスロットルアシストに当たって瞬間的にエンジンの回転数が上がったことがありました(スクーターだったら急発進してたかも…)。
そういったこともあるので使い始めは人通りの少ないところで慎重にアクセルやブレーキを操作してこのスロットルアシストに慣れる必要があります。
低コストカスタム 見た目編
ここまではバイクの性能を変えたり、快適に運転出来るためのカスタムを紹介させてもらいました。
ここからは性能とは関係の無い、見た目だけカッコよくなる低コストカスタムを紹介させてもらいます。
ブロックタイヤ装着でイメージチェンジ
見た目カスタムの第一弾はブロックタイヤに交換する事です。
オフロードバイクに乗っている人はもとから付いている事が多く、関係が無い話になってしまいますがネイキッドバイクやクラシックバイクにブロックタイヤを履かせると「ワイルドさ」が出てきます。
上の写真はBMWの古い車体にブロックタイヤを履かせており、凄くワイルドですよね。
もちろんタイヤだけの交換でここまでカッコよくはなりませんが、愛車にブロックタイヤを履かせる事で誰もやっていないカスタムが出来るかもしれません。
アジア製のタイヤだと車両にもよりますが1本1万円前後で買える事もあるので「そろそろタイヤ交換の時期だな」と思っている人は一度考えてみても良いのではないでしょうか?(ただし、アスファルトの上ではオンロードタイヤと比べて凄く曲がりにくくなるので注意してくださいね)
タンクの傷を防げ!タンクパッド
見た目カスタム2つ目はタンクパッド。
多くのライディングジャケットやパンツは人体の中心にジッパーやボタンがあるため、乗り降りのタイミングで傷を付けてしまう可能性があります。
新車でピカピカのバイクに少しでも傷がついてしまうとがっかりしてしまいますよね。そんな傷を防止してくれるのがタンクパッド。
数千円で買えるし、両面テープでペタっと貼るだけなので取り付けも簡単です。
このタンクパッドは傷を防ぐだけでなく最近のものはデザイン性も良いので単純にカッコいいから取り付ける人も多いのが特徴ですね。
手軽に見た目が変わる「シートカバー」
最後に紹介するのは僕も使っているシートカバーです。
数千円で買えて取り付けも純正シートに被せるだけで見た目が激変するお手軽カスタム。
ただし、このシートカバーはビジネスバイクやスクーター用のものが殆どで250cc以上の大きなバイク用のものは発売されている事が少ないです。
「俺もシートをカスタムしたい!」という人は全国にあるシートをカスタムしている企業にお願いしてみましょう。
シート表皮の張替えは小さいものなら6,000円ぐらいからオーダーが出来るので思ったよりも高くありません(表皮のデザインや大きさなどによって金額が変わるので注意)。
気になった方は「バイク シート張替え」で検索すれば沢山の企業が出てきますよ。
まとめ
以上が低コストカスタム8選でした。
快適に乗れることを目的にしたり、見た目がカッコいいと思えるようにすることは楽しいですよね。
例えば釣りが好きなライダーさんはホームセンターで汎用の物を買ってきて自宅で加工して取り付けたりされている人も多いですが、これも立派なカスタムだと思います。
「どんな風にカスタムしよう…」そう考えて悩んでいる時も楽しいですよね。
最近イジってないなーという人はそろそろちょっとしたカスタムをしてみませんか?
投稿者プロフィール
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カブ主キャンパー:ベル
年越宗谷岬を始め日本一周・ベトナム・台湾をバイクで横断!!
バイク好きはもちろんのことクライミング&登山にキャンプも大好き!超アクティブライダー。
愛車はスーパーカブ110。
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