こんにちは。kanaeです。
愛知県の紅葉で有名なスポットで、バイク乗りによる清掃活動イベントを開催しました。
普段は愛知のツーリングコースの一つで、バイク乗りにとっても馴染みのあるスポットです。
あえてそんな場所で清掃活動をイベントとして開催しました。
掃除の後は紅葉を見ながら、参加者のライダーさんと食べ歩きをしましたよ。
バイク乗りでツーリングスポットを綺麗にしよう
バイクに乗って奥三河で活動する様になり、バイク乗りのイメージは必ずしも全員に受け入れられるものではないのだと実感しました。当然ですよね。
ライダーが集まると、騒音やゴミの問題をイメージする方も多いと思います。
では、どうしたら、バイク乗りが受け入れられるようになるのだろう。そう考えた時に、バイク乗りで地域の清掃活動を実施してみてはどうかと、豊田市役所の方とお話しする機会を頂きました。
さらに、来てくれたライダーさんに観光も楽しんでもらいたいと、有難いお話も頂きました。
私の知るライダーさんは皆さんマナーがよく、ツーリング先の地域や人への思い入れが強い方が多いです。その事も、活動を通して愛知の山里の皆さまにも知って頂きたいです。
さらに、清掃活動に来てくれたライダーさんにも楽しんでもらいたい。
そんな希望を、今回は豊田市の足助支所の皆様にご協力いただき叶えることができました。
東海エリアでは清掃するライダーさんを「バイク東海クリーン部」として募集し、発足しました。ライダーが地域と触れ合い、バイク文化を広げることでツーリングをより楽しいものにして行きたいですね。自分達のためにも。
会場は紅葉の名所 香嵐渓
会場は愛知県豊田市の香嵐渓です。
全国でも有数の紅葉の名所です。足助川を挟んで約4000本のもみじが彩りを見せ、古い街並みの散策もできます。
足助エリアは定番のツーリングスポットでもあります。
豊田市の山間はライダーにとって嬉しい、比較的緩やかな、くねくね道が続きます。
名古屋から奥三河エリアへ下道で走るには、通り道でもあり、私も馴染みのあるスポットです。
特に11月は紅葉を見に訪れる観光客が多いです。周辺の道が渋滞することでも有名で、バイク乗りはこの時期を外して走るライダーさんも多いです。
今回のイベントのタイミングは12月上旬。開催した週末までが、香嵐渓園内の屋台やお店が開いていて、まだ紅葉も見られるとの事でこの日開催にして頂いたのです。
ライダーが掃除している姿を、地元の方にも見てもらいましょうと、足助支所様のご配慮です。
結果これがとても良かった!
清掃活動の後は参加者の皆さんと香嵐渓園内を散策することができました。
まるでツーリング先で楽しんでいる感覚です。
集まり食事をし、写真を撮り、現地の方と触れ合うことができました。
ご当地グルメの一つに五平餅があります。
甘酒やお蕎麦など、いろんな屋台があってみているだけで楽しい。
集まったライダーさんそれぞれの想い
一体どんな想いでライダーさんが集まってくれたのか。私に届いたのはごく一部だと思います。それでも全部が前向きなものでした。
・清掃活動を以前から実施したかったが1人ではできなかった
・香嵐渓に行くきっかけが嬉しい
・参加者さん同士が再会できて嬉しい
・香嵐渓散策、食べ歩きが楽しかった
現地にいて感じたのは、参加者の皆さんがとても楽しそうに過ごしてくれた事です。
ライダーの皆さんが、開催の趣旨をお伝えした以上に理解して下さっていました。
足助支所の担当の方からも、ライダーさんが集まった時の様子がわかって良かったとお話し頂きました。
バイク乗りから何か行動して、地域でライダー以外も巻き込んだ、バイク乗りの輪が広がることを期待しています。
活動協力
思いがけず、企業様にこの活動を応援して頂きました。
シュアラスター様からゼロバリアをご提供頂き、参加者の皆様に配りました。
担当者様が、足助エリアを第二の故郷と呼ぶほど、足助で長年過ごした方でした。
アップガレージ様にはホッカイロを用意して頂き、駐車場整備をして頂きました。
参加者の皆様から、たくさんの軍手を頂きました。
足助支所様からはゴミ袋や会場の手配を頂きました。
参加者の皆様、関係者の皆様、ありがとうございます。
バイク東海クリーン部の今後
今回の開催にあたり、豊田市足助支所の皆様にご協力いただきました。
観光客と駐車場を区別していただきたり、ゴミ袋の準備、集めたゴミの回収までサポートくださいました。
バイクが地域に集まり、何かを実施するときは、その地域の方の理解が必要不可欠です。
「バイク乗りが集まって、勝手に何かしている」こう思われては元も子もありません。
前向きな行動をしたいと集まってくれたライダーさん達に迷惑がかからない為に、事前に地元の方にご相談させて頂きたいです。
実は私自身、香嵐渓に紅葉シーズンに訪れたのは初めてでした。それは単純に道が混むから。走りを楽しみたいライダーにとって渋滞は避けたいものです。
ですが、紅葉シーズンでも12月に入ってからの渋滞はそこまでひどくありませんでした。
香嵐渓園内をゆっくり歩いて散策した事も初めてでした。
老舗のお食事処や、新しいお店、この時期限定の屋台など楽しめました。
川魚や、甘酒、五平餅を頂きました。
ただ清掃をするだけが目的ではありません。
土地の人との交流や、現地の観光も楽しんで頂ける流れにしたいです。
清掃活動は地域の為?それなら地元の観光を目一杯楽しむ事も、地元の為に!に繋がりますよね。
それも事前の打ち合わせが大切になります。
ついでに巡りたい周辺のツーリングスポット
今回の会場となった足助エリアは豊田市です。豊田市の山里は、足助エリア以外にも、稲武エリア、下山エリアはライダーが頻繁に走っています。
豊田市は合併でとても広く、豊田スタジアムがある豊田駅周辺の市街地と、山間部では、雰囲気がかなり違います。ライダーにとっては、豊田市の山間が走るに丁度いい感じの道なのです。
特に下山地区の「加茂広域農道」は紅葉の並木道が続き「もみじ街道」と呼ばれています。
信号のない道がしばらく続き、夏には新録が美しく緑のトンネルをくぐりながら走ることができます。
五平餅が有名で、お店によってタレの味や、形の違いを楽しむことができます。俵型から、紅葉の形の五平餅など、お気に入りを探すのも楽しいですね。
お土産として販売もあり、自宅で焼きたての五平餅をいただく事もできます。
加茂広域農道のコース一例👇
2024年も会場を変えて開催予定でいます。
次回はぜひ、あたたかい時期に実施したいですね。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
投稿者プロフィール
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愛知県でHONDAのX-ADVとスーパーカブ110に乗っていますkanaeです。
バイクが好きでバイクに関わるお仕事がしたくて2021年に会社を退職。
SNSを活用しバイクの楽しい事を発信したり、アパレルブランドを立ち上げました。
YouTubeではその土地で出逢った人々や綺麗な景色、美味しいグルメにスポットを当てています。
全国のゲストハウスをバイクで巡るのも目標!