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【元バイク屋が解説】ホンダ・ヤマハの新車がありえない激安で!

バイク大好きフォアグラさん
最終更新日 2023/03/03 15:07
バイク大好きフォアグラさん
Published: 2023年3月5日
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はい!元バイク屋のフォアグラさんです、こんにちは。

突然ですが、ここ数年バイクの価格がどんどん上がってますよね。物価は上がるけど給料は増えない。もう気軽にバイクが買える時代ではなくなってしまったのかもしれません。
しかし!実は30万円台で買える新車モデルがあります。
それは日本国内のモデルじゃなく、ヤマハやホンダといったメーカーが海外で生産した現地仕様の車両を並行輸入したものです。

ただ、当然安いものには理由があります。この記事で、このようなバイクのメリットとデメリットをしっかりと元バイク屋の目線で解説しますので、最後までお付き合いをお願いします。

目次
  • 並行輸入車のメリット
    • メリットその1 安い!
    • メリットその2 すぐ買える!
  • 並行輸入車のデメリット
    • デメリットその1 アフターサービス
    • デメリットその2 絶対的性能
    • デメリットその3 リセールバリュー
  • フォアグラさんのおすすめモデル 3選
    • インドヤマハ YZF-R15M
    • 五羊本田 CB190SS
    • インドヤマハ FZS25
  • まとめ

並行輸入車のメリット

新興国で製造販売されているバイクの中でも、日本メーカーの設計思想やノウハウが注ぎ込まれた、高品質なホンダやヤマハの現地法人の車両を輸入したものが、今回紹介するバイクたちです。

メリットその1 安い!

一番わかりやすいメリットは当然価格です。国内モデルと比べると、あからさまに安いです。随分安いと思われるかもしれませんが、現地ではもっと安い価格で販売されているそうです。

日本ではコロナ禍以降バイクが見直され、需要が急激に高まっていますが、新車の供給が不足し、中古車の価格が跳ね上がりました。国内モデルで高速道路に乗ることができるマニュアルのバイクを買うとなると、10年前・20年前の中古車でも30万円ではなかなか買えません。現行車種でも、例えばレブル250の様な人気モデルだと、程度の良い中古車は新車価格より高値な個体もあります。これが今現在の状況です。

メリットその2 すぐ買える!

そして価格以外のメリット、それはすぐに買えるということ!
国内モデルだと生産が追いついていないということもあって、多くの場合は納期に時間がかかります。下手をすると、待たされている間にニューモデルが出てきてしまいそうです。

しかし今回紹介しているこれらのバイクは、基本的にすでに日本国内の店舗や倉庫に届いているものが多く、待たずに購入できるというものがほとんどです。何なら1年落ちのモデルの在庫で、さらなる値引きをされているというものもあるくらい。まあ現地向けに開発したものなので、車種によっては日本人には受けず売れ残ってしまったものもあるみたいですね。

でも自分は、このYZF-R15MとかFZ-X、CB190SSなんかもめちゃくちゃ好みですね。MT-15も日本国内仕様のMT-25 のイメージをそのまま継承した前衛的なフェイスでかっこいいと思いますね。

 
YZF-R15M(引用:インドヤマハ公式サイト)
 
FZ-X(引用:インドヤマハ公式サイト)
 
CB190SS(引用:五洋本田公式サイト)
 
MT-15(引用:タイヤマハ公式サイト)

車種にもよりますが、日本人の好みにも合致するデザインもたくさんありますので、チェックはしておくべきでしょう。

並行輸入車のデメリット

さて、ここまでは良いことばかりをお伝えしてきました。
記事をここまでしか読まずにお店に向かってしまったせっかちさんは、後々後悔することになるかもしれません。お店の人は売りたいでしょうから、あんまり悪いこと、ネガティブな話はしませんからね。

ではここからは、元バイク屋として忖度することなく、ネガティブな面、デメリットについてもお伝えをしていきましょう。

デメリットその1 アフターサービス

まず最大のデメリットはアフターサービス。バイク屋に匿名で電話確認をしたところ、販売店としての保証も付きますし、故障時も修理受付をするということではありましたけれども、そのパーツの供給体制については不安があると考えた方が良さそうですね。
国内モデルに比べるとパーツの納期は長い傾向があるようで、中には数ヶ月待たされたという方もいました。

ホンダやヤマハという名前を聞くとパーツ供給も問題なさそうな印象を受けてしまいますけれども、やはり現地法人であって、日本国内のホンダやヤマハとは異なるという認識をすべきだと思います。
修理に必要な補修用パーツも現地生産であり、それを輸入することになるはずです。
当然日本で作っているものではありませんからね。また、純正品がなかなか手に入らないからといって、社外品となるとそもそも作っていないケースがほとんどです。ですのでカスタムをして自分だけの1台に仕上げたいという方には、とてもお勧めできませんね。

デメリットその2 絶対的性能

では次のデメリット、それは決して性能が高くないということ。
150ccや190cc、200ccと、日本の250ccに比べると排気量が小さい上に、ほとんどが空冷単気筒のエンジンなので、どうしても非力であるということは否めません。
軽二輪という分類になるので、250ccや400cc、大型バイクと同じように2人乗りや高速道路の走行を認められていますけれども、多くの車種において国内モデルと比較をすると、絶対的なパワー性能という意味では劣るということを理解しておきましょう。

高速道路を使ったツーリングでの疲れやすさや安定性の低さは体感してしまうレベルでしょうし、峠道の上りではツーリング仲間のペースについて行くというのは、ちょっと大変かもしれません。その分、街中や下りでは軽くて扱いやすく、ヒラヒラと軽快に走ることができるというメリットもあるのですけどね
ただやはり高速や上りでは、絶対的なパワー不足から周りの加速やペースについて行くのがちょっと辛いと感じるかもしれません。

デメリットその3 リセールバリュー

そして最後のデメリット、買う時安ければ売る時も安いということ。
店によっては買い取りを断られるというケースもあると思います。基本的には購入した店で買い取ってもらうということになると思いますが、やはり安値しかつかないケースが多いでしょう。

高く売りたいのであればヤフオクやメルカリといった手段も考えられますが、これはトラブルも多いですし、そもそもパーツの供給にも不安があることから、状態を良くしてお渡しするっていうのも難しいでしょう。いくらノークレーム、ノーリターンとは言ってはみても、実際に売却後すぐに故障が発生したらトラブルは避けられませんからね。
品質もホンダやヤマハの名前を冠してはいるものの、やはり現地仕様の現地生産品です。日本で設計され日本で製造され、然るべき価格設定をして販売された車両ではありませんので、ある程度覚悟はしておきましょう。

フォアグラさんのおすすめモデル 3選

確かにデメリットもいくつもあるのですけれども、それでもこのかっこよさでこの価格というのは、とても魅力的です。というわけで、自分が素直に欲しいと思える車種をいくつかピックアップして紹介しましょう。

インドヤマハ YZF-R15M

引用:インドヤマハ公式サイト

一番欲しいと思ったのはヤマハのYZF-R15M。もう、見た目が完全にR1の流れを汲んでいてかっこいい!でも見た目だけではなくて、中身もすごいんですよ。
エンジンは単気筒ではあるものの水冷で4バルブ、さらに可変バルブ機構も搭載しています。
ギアも6速ミッションだけではなく、スリッパークラッチやアップ側へのクイックシフターと、大型スーパースポーツにも遜色ないような機能が満載です。
足回りもフロントは倒立フォークでABSも装備されて安心。さらにトラクションコントロールまで搭載されていて、まさか150ccクラスのバイクに、こんな充実した装備が搭載されていると思いもしませんね。

小排気量かつ低価格でありながら装備には妥協がなく、見た目もかっこいい!ロングツーリングに使うにはちょっと疲れるとは思いますけれども、その軽さゆえのワインディングや街乗りには持ってこいだと思いますね。
メインのバイクとしてだけでなく、すでに大きなバイクを持っているっていう方には、セカンドバイクとしておすすめしたくもなりますね。

■YZF-R25M 主要諸元

全長×全幅×全高1,990mm×725mm×1,135mm
ホイールベース1,325mm
シート高815mm
車両重量142kg
エンジン水冷単気筒4ストロークOHC4バルブ
排気量155cc
最高出力13.5kW(18.4PS)/10,000rpm
最大トルク14.2N・m(1.4kgf・m)/7,500rpm
燃料タンク容量11L

五羊本田 CB190SS

引用:五洋本田公式サイト

では次、CB190SS。街乗りに使いたくなるおしゃれさんですよね。もうめちゃくちゃ好みです。これで通勤や通学というのもなかなか良さそうです。
そしてピークパワーこそ約17馬力ですが、この手の輸入バイクとしては比較的排気量の大きい190ccですので、トルクがあり乗りやすいはずです。

街乗りや日常の足、下道中心のツーリングという使い方であれば、とてもお勧めしたい1台です。GB350やSRを考えていたけど、納期がかかりすぎるとか、中古なのに価格が高すぎて躊躇しているって方、いかがでしょうか?

■CB190SS 主要諸元

全長×全幅×全高2,025mm×760mm×1,090mm
ホイールベース1,360mm
シート高815mm
車両重量146kg
エンジン空冷単気筒4ストロークOHC
排気量184cc
最高出力11.7kW(16.9PS)/8,000rpm
最大トルク15N・m(1.5kgf・m)/7,000rpm
燃料タンク容量15.3L

インドヤマハ FZS25

引用:インドヤマハ公式サイト

そして最後、FZS25です。これは250ccであり、サイズ感が一回り大きいです。さらに大きめのメーターバイザーやナックルガード、アンダーカウルまで装備されていて、 ロングツーリングも楽々こなしてくれそうです。ヘッドライトもLEDのプロジェクタータイプと、装備面では国内モデルと比べても全く遜色ありません。

最高出力も約21馬力と、今回紹介している中では最もパワフルなエンジンです。先ほどロングツーリングに良いと書きましたが、実は車重も154キロと結構軽量であるため、通勤通学といった日常の足としても十分活躍してくれるでしょう。

全長×全幅×全高2,015mm×820mm×1,105mm
ホイールベース1,360mm
シート高795mm
車両重量154kg
エンジン空冷単気筒4ストロークOHC2バルブ
排気量249cc
最高出力15.3kW(20.8PS)/8,000rpm
最大トルク20.1N・m(2kgf・m)/6,000rpm
燃料タンク容量14L

まとめ

どうでしょう?気になった1台はありましたか?

今回紹介した車種はすべて勝手に自分が紹介しているというだけですが、もし購入を検討するのであれば、今回お伝えしたメリットだけじゃなくデメリットもしっかり理解した上で購入するようにしてくださいね。
また、アフターサービスに関しては、企業ごと・店ごとに異なる可能性があるので、要確認です。

今回の記事は下記の動画でも詳しく解説していますので、こちらもご視聴いただけると幸いです。それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。

投稿者プロフィール

バイク大好きフォアグラさん
元バイク屋のYouTuber。
バイクライフに役立つ情報を毎週配信。
メカの話やバイク購入アドバイスはもちろん、用品レビューやバイク屋裏話まで、バイク乗りなら誰もが気になるテーマばかり。
ちなみに中身はアラフォーのおっさん。
好物はサッポロ黒ラベルとキャベツ太郎だが、子どもができて以来、ふるさと納税で貰った無糖レモンサワーで節約している。
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