冬用グローブでも長時間乗っていると手がかじかんでくる季節になりました。グローブだけでは耐えられないという方のために、バイク自体に取り付ける寒さ対策グッズをご紹介します!
冬のツーリングは快適にできていますか?
今回は、ハンドルカバーやグリップヒーターなど、冬の寒さからあなたの手を守る車体取付アイテムを調査し、その魅力をまとめてみました。
この記事を読めば、あなたの冬のツーリングがもっと快適に、もっと楽しくなるはずです。
冬のバイクの魅力と課題
冬のバイクの魅力は、冷たく澄んだ空気を感じながら走ることにあると思います。
冬は外に遊びに行く人が少ないため、交通量も少なく静かで快適にツーリングすることが可能です。
しかし、この季節ならではの課題も存在します。
ジャケットやパンツは冬用の装備を身に着けていれば身体が冷えることは少ないのですが、冷たい走行風が当たり続ける手の寒さは、ライダーにとって大きな悩みの一つです。
長時間のライディングでは、心臓から遠い部位である指先は感覚が鈍くなり、操作に支障をきたすこともあります。
冬場の安全なツーリングのためにも、適切な寒さ対策を施しましょう。
ハンドルカバーやグリップヒーターのようなアイテムは手を温かく保ち、ライディングの安全性と快適性を高める効果があります。
ハンドルカバー
ハンドルカバーは、最も安価でお手軽に手の寒さ対策ができるアイテムのひとつです。
色々なメーカーから様々なハンドルカバーが発売されています。
コミネ|ネオプレーンハンドルウォーマー
AK-021 ネオプレーンハンドルウォーマーは、コミネから発売されているハンドルカバーです。
ハンドルバー用のホールと、レバー用ホールにバーとレバーをそれぞれ通し、ミラーなどに紐でしっかりと固定するだけで簡単に装着できます。
ウェットスーツにも使用されるネオプレーン素材を使用。伸縮性に加え、高い防風性と保温性を誇ります。
INFIMO ( 大阪繊維資材 ) |デニムタイプ ネオプレーン ハンドルカバー
ウェットスーツに使用されるネオプレーン素材を使用しながら、おしゃれでかわいいデニム調のハンドルカバーもあります。
構造はコミネのものと変わりません。しっかりと固定し、走行中に脱落しないように注意してください。
ハンドルカバーをバイクに装着する際には、方向指示器の妨げになっていないか、ブレーキ・クラッチレバーの引きずり、スロットルがきちんと戻るかなどを充分に確認しましょう。
ナックルガード
ナックルガードは、ライダーの手の甲を風や飛び石などから守るためのアクセサリーです。
特に冬場は、冷たい走行風から手を保護し、ライディング時の快適性を高める役割も担います。
構造上風が直接手に当たらなくなるので指先の冷えを軽減する効果がありますが、保温性などはないので別途冬用グローブなどで手を温めましょう。
OBEST|ナックルガード
ナックルガードは多くのメーカー、セラーから様々な汎用品が販売されています。
形も素材も様々なものがあるため、ご自分のバイクのスタイルにマッチするものを選びましょう。
ミラーのボルトで固定するタイプが多いです。
キタコ(KITACO)|ナックルカバー
キタコのナックルカバーは、ハンドルバーを挟んで締め付けるだけなので、様々な車種に簡単に取り付けることが可能です。
上下非対象のシャープなデザインが特徴。
カラーが豊富で、愛車のカラーに合わせてドレスアップすることもできます。
グリップヒーター
寒い冬には、ウィンターグローブだけでは手指の冷えを防ぐことができません。
電気の力で温めるグリップヒーターは握り込んだ手のひらが暖かく、快適にツーリングすることができます。
バッテリー直結式、USB電源式など様々な商品が発売されていますので、お好みのスタイルで実装してみてはいかがでしょうか?
Kaedear(カエディア)|バイク用 グリップヒーター
カエディアから発売されているこちらの商品は、グリップに巻きつけるタイプです。
グリップ自体を取り替える必要がないので冬の寒い時期だけ簡単に取り付けることができて非常に便利♪
ただ、グリップ自体が暖かくなるものに比べて操作性や快適性は劣り、USB入力では温かさも期待できない反面、短い冬の期間を手軽にしのぎたい方に適しています。
分厚いウィンターグローブをしていたら暖かさを感じないかもしれませんが、ハンドルカバーと組み合わせて薄手のオールシーズングローブを装着していたら効果をより実感できるでしょう。
デイトナ(Daytona)|バイク用 グリップヒーター
デイトナのHOT GRIP ヘビーデューティー ビルトイン4Snは、約4分で温まる急速暖房機能がついたグリップヒーターです。
グリップ自体にスイッチが内蔵されているので見た目もスッキリ♪
温度が逃げにくくねじれに強い樹脂製インナーとフィルムヒーターの採用で断線しにくい構造になっています。
温度レベル3・4では90度を超えることもある(外気温による)ので素手で触らないように注意しましょう。
また、グリップが温まったら温度レベルを下げて走行してください。バッテリー上がりなどのトラブルにつながります。
まとめ
身体を暖かく保つ装備をしても、走行中の冷たい風が直接当たる手の寒さは大きな問題です。
特に長時間のライディングでは、手指の感覚が鈍くなることがあります。
その対策として、【ハンドルカバー】【ナックルガード】【グリップヒーター】をご紹介してきました。
冬の寒さ対策(車体取付アイテム編)
- ハンドルカバー:手の寒さ対策として効果的。様々なデザインや素材の製品があり、コミネのAK-021 ネオプレーンハンドルウォーマーなどが人気です。装着は簡単で、ミラーなどに紐で固定します。
- ナックルガード:手の甲を風や飛び石から守るアクセサリー。冬場は特に有効で、指先の冷えを軽減しますが、保温性はないので冬用グローブの併用が推奨されます。
- グリップヒーター:手のひらを暖かく保つためのアイテム。カエディアの巻きつけるタイプや、デイトナのHOT GRIP ヘビーデューティービルトイン4Snなどがあり、迅速な暖房機能や設計上のメリットがあります。
それぞれにメリットやデメリットがありますが、寒さ対策をしっかり行うことで、より快適で安全なライディングを楽しむことができます。
ぜひこの冬は皆さんも車体取付アイテムを導入してみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール
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バイクやキャンプなどのジャンルを専門にライターをしているえもと申します。
モトコネクト立ち上げからライターをさせていただき2022年12月に会社を退職。合同会社Cap.Nemoを設立しました!
バイクの楽しさや便利グッズなどをわかりやすくお伝えしていきます。
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