おそらくライダーなら嫌いな人はいないであろう、GとWが織りなす至高のパワーワード「GW:ゴールデンウイーク」
なんと!今年のGWは最大9連休!つまりはロングツーリングに出かける最高のチャンスです!
ってことで、このチャンスを逃さす関東から行っちゃいましょう、ライダーの聖地「北海道」へ。
ツーリングプランは北海道が好き過ぎて、ノリで移住してしまった僕が「これ以上ない最高のプラン」を考えたので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
GW北海道ツーリングプランの条件
・関東発(往復長距離フェリー乗船)
・GWの9日間をフルに使う
・宿泊はコスパ重視、キャンプ前提
1日目:自宅→大洗フェリーターミナル
さてさて、いよいよ始まる憧れの北海道ツーリング!
まずは頭の中を「日常モード」から「旅モード」にチェンジするために、自宅から茨城県は大洗のフェリーターミナルまでのツーリングを楽しみましょう。
ちなみに苫小牧行きの「さんふらわあ:商船三井フェリー」の出航時間は19:45ですが(夕方便の場合)早めに行くことをおすすめします。
大丈夫です!予定より早く着き過ぎても、フェリー乗り場からすぐの「かねふく めんたいパーク大洗」で時間を潰せますから。
2日目:苫小牧→支笏湖→札幌(約90km)
フェリーでグッスリと休んでいるうちに、あなたは既に北海道へワープしています!
苫小牧港到着は13:30とランチタイムなので、下船後は「マルトマ食堂」で苫小牧名物の「ホッキカレー」を食べましょう(ボリュームに注意)
その後は国道276→453号線と走り継いで「支笏湖」の絶景を堪能しつつ走りましょう。
そして初日は無理せず夕方までには札幌に到着し、ジンギスカンでも味噌ラーメンでも食べたいものを食べて、夜は北海道屈指の快適さを誇る24時間健康ランド「湯の郷 絢ほのか」にチェックイン、そのまま夜を明かしましょう(下手な宿より寝れます)
3日目:札幌→ニセコ→積丹半島→小樽(約250km)
ようやくライダーと愛車のエンジンが温まってきた3日目は、北海道屈指の絶景ワインディングロード「ニセコパノラマライン(道道66号線)」を走ります!
本州では絶対に味わえない、雄大な景色と広い道、渋滞と信号皆無の快適走行を心ゆくまでお楽しみください♪
それとパノラマラインの途中にある「神仙沼」はちょっと歩きますが、ぜひ見ていくことをおすすめします。
※ニセコパノラマラインは事前に道路状況を調べましょう(GW中は時間帯よって路面凍結の可能性あり)
パノラマラインを満喫した後は、国道229号線で積丹半島のシーサイドランを楽しみ、北国なのにまるで沖縄のような海が広がる「神威岬」までのちょっとしたトレッキングにチャレンジしましょう(徒歩約30分)
その後は北海道が誇る観光都市「小樽」まで走って、夜の運河を眺めながら「オトナの時間」を満喫しましょう!
ちなみに宿は「小樽グリーンホテル」の別館の半個室が格安で泊まれて、敷地内にバイクも置けるのでおすすめです。
4日目:小樽→オロロンライン→天塩(約260km)
4日目からはいよいよ北海道ツーリングの一つの到達点「日本最北端 宗谷岬」を目指します!
小樽から国道5→337→231→232号線と走り繋ぐシーサイドルート「オロロンライン」をひたすら北上します。
北へ行くにつれてどんどん景色が良くなっていくので、ただアクセルを開けるだけでひたすら楽しい道です!
お昼は羽幌町にある「北のにしん屋さん」の「甘えび丼」がおすすめで、見た目にも美しい、甘いあま〜い甘エビを堪能できます!
そして4日目からはいよいよキャンプ生活がスタート、温泉も北海道のご当地コンビニ「セイコーマート」も徒歩圏内の「鏡沼海浜公園キャンプ場(天塩町)」でテントを張りましょう。
5日目:天塩→宗谷岬→湧別(距離約310km)
天塩町から稚内まで続く道道106号線は「北海道ツーリングのハイライト」と言っても過言ではない、超ウルトラ絶景スーパー直線道路です!
信号もガードレールもない、ただ地平線までひたすら続く道、巨大な風車(建て替え予定)、海上に佇む利尻富士などなど、その日本離れした圧倒的なスケールのを心ゆくまで味わってください!
稚内に到着後は、そこらじゅうにある「最北端スポット」を探してみるのがおすすめです。
特に日本最北のマクドナルド「40号稚内店」では、なんとあのドナルドと記念撮影ができます!
稚内から国道238号線を30kmほど走ると、いよいよ日本最北端の「宗谷岬」へと辿り着きます!
この先にあるのは日本ではなくロシア、日本の果てまでバイクで来たという達成感!ここが全ての旅人が目指す場所です。
ちなみに最北端モニュメントの記念撮影は、常に誰かしらが撮影してるので、声をかけてお互い撮り合うのが正解です(相手がライダーなら成功率100%)
最北端の余韻を噛み締めながら、あとはオホーツク海沿いの国道238号線をひたすら走りましょう!
北海道は本州に比べて全体的に信号が少ないですが、このエリアはそれが特に顕著で、60kmで走れば1時間でそのまま60km走れます。
なのでぶっちゃけ100kmくらいなら1時間半くらいで行けちゃうので、5日目の寝床「五鹿山公園キャンプ場(湧別町)」まで距離はあるけど、時間はそれほどかからないはずです。
6日目:湧別→サロマ湖→知床→標津(約240km)
湧別町には日本最大級のチューリップ畑「かみゆうべつチューリップ公園」があり、丁度GWの時期は見頃なので、せっかくなので見て行くことをおすすめします。
ちなみにチューリップを見たあとは国道239号線を知床方面へ進み、サロマ湖の快適な湖畔ラインディングを楽しみしょう!
なお、途中にある「北勝水産 直売店」で「ホタテバーガー」を食べるのがライダーの定番です。
引き続き国道239号線を知床方面へ向かって走ると、1時間くらいで網走に辿り着きます。
ここでぜひ立ち寄って欲しいのが「オホーツクシマリス公園」で、可愛すぎるエゾシマリスちゃん達とメルヘンな時間を過ごせます!
ちなみにここに行って笑顔にならない人は、精神科へ行くことをおすすめします(真顔)
エゾシマリスちゃん達に癒されたあとは、いよいよ世界自然遺産の「知床」へと向かいます。
きっと、知床が近づくにつれて「空気感」の違いを感じると思います!
そして、思い思いに知床を満喫したあとは、日本屈指の絶景ワインディングロード「知床横断道路(国道334号線)」できっちりと締めましょう!
※知床横断道路は事前に道路状況を調べましょう(GW中は時間帯よって路面凍結の可能性あり)
知床横断道路でキメた後は、国道335号線をひたすら南下して、鮭で有名な標津町へと向かいましょう。
ちなみに6日目の寝床は「しべつ海の公園オートキャンプ場」で、サイトから歩いて行ける「福住総本店」の激ウマそば「鮭ざる」を晩御飯としましょう!
7日目:標津→美幌→帯広(距離約280km)
鮭で有名な標津町には「標津サーモン科学館」なる激アツ水族館がありますが、あまりに楽しいので時間的に、、、になるかもなので、寄るか寄らないかはあなた次第です!
ってことで、寄る人も寄らない人も、次の目的地は本州では絶対にあり得ないレベルの絶景ワインディングロード「美幌峠(国道243号線)」です。
眼下に雄大なカルデラ湖「屈斜路湖」を望む、極上のワインディングをご堪能いただければ幸いです。
※美幌峠は事前に道路状況を調べましょう(GW中は時間帯よって路面凍結の可能性あり)
美幌峠のスケールに圧倒されたあとは、峠を下った先にある美幌町の人気ハンバーガーショップ「WONDER」でランチしましょう。
その後は道なりに帯広へと走り、3時のおやつに六花亭本店の限定メニュー「サクサクパイ」を食べて、夜は帯広のご当地カレーショップ「インデアン(イン「ディ」アンではない)」で安くて美味しいカレーを食べましょう(7日目は食ってばっかり)
帯広の寝床はレッドバロンユーザーは「バイクステーション帯広(レッドバロン帯広)」で、それ以外のライダーは「ビジネスホテルアルム もみの木帯広東」がコスパが良くおすすめです(バイク置けます)
8日目:帯広→苫小牧フェリーターミナル(距離約200km)
最高に楽しかった北海道ツーリングも、信じられないことに、誠に遺憾ながら、、、本日8日目が事実上の最終日となります(涙)
苫小牧港18:45発のフェリーに乗るので(夕方便の場合)少なくても17時までにはフェリーターミナルに到着しましょう。
ということで、最終日は帯広から「日勝峠(国道274号線)」経由で苫小牧へ向かうルートがおすすめで、途中にあるパーキングエリアの「展望レストランとかち亭」の「牛トロ丼」を食べましょう!
日勝峠のトンネルに入る手前にちょっとした駐車スペースがあり、サラブレットの壁画と記念撮影ができます!
もしかしたら、もう何をやってもトキメかない時間帯かもですが、、、とにかく道中楽しみながら苫小牧を目指しましょう。
ちなみに着きたくもない苫小牧に早めに到着した場合は「道の駅ウトナイ湖」でお土産を物色しましょう。
特に北海道だけに自生している果実「ハスカップ」を使ったお菓子が、本州では喜ばれる、、、かもしれません。
そして遂に訪れる、出航という名の運命の時間、、、分かります、その切なさ凄く良く分かります!
今でこそ北海道に住んでる僕ですが、本州から行ってた時の帰りはシンプルにこの世の終わりでした(苦笑)
でもね、来年もまた来ればいいんです!きっとあなたの頭の中では「次の北海道ツーリング」の構想があるはず、そうです、また来ればいいんです!
9日目:大洗フェリーターミナル→自宅
って、まだ終わってませんから!そうです「家に帰るまでが北海道ツーリング」です。
北海道はアベレージスピードが本州より速いので、悪い意味で慣れてる可能性があるので、くれぐれも気をつけて帰って下さいね。
ということで、GW9連休北海道ツーリング、疲れ様でした!
GWはライダーの聖地で決まり!
さて、いかがでしたでしょうか?
9日間もあれば、往復長距離フェリーで道内を7日間走れるので、それなりに満足のいく北海道ツーリングができると思います!
ちなみに僕の1日の走行距離は、一般的なライダーより少ない傾向にあるので、今回紹介したプランは日々+50〜100kmくらいの余裕があるはずです。
つまりは自分なりにアレンジできますので、ぜひGWは北海道にお越しください♪
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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