「さぁて、どのバイクを買おうかな?」実はこの瞬間がバイクライフで最も楽しく、ワクワクが止まらない時です!
そして、ある程度購入候補を絞ったら、次は試乗で「購入前提のマシンチェック」をすることをおすすめします。
大丈夫です!どこをどうチェックすべきなのか?は、この記事でしっかりと解説させて頂きます。
バイクの試乗ができる場所
一般的にバイクの試乗ができる場所は「各メーカーの正規ディーラー、バイクショップ、試乗会、バイクイベント」などです。
ディーラーは常時試乗車を用意している店舗があるので、事前にどの車種の試乗ができるのかを確認しましょう。
バイクショップは大手・個人問わず、試乗自体がOKな店とそうではない店があるので、こちらも事前に問い合わせる必要があります。
また、ディーラーやメーカーの試乗会は最も気軽に試乗できるチャンスで、複数車種の乗り比べにも向いています。
同じくバイクイベントでの試乗会も乗り比べが可能で、こちらは複数メーカーのバイクに試乗できるチャンスです!
最後にちょっとした裏技(?)ですが、近場のディーラーやショップに興味あるバイクの試乗車がない、もしくは長時間乗って色々試したい場合は、レンタルバイクを利用する手もあります。
もちろん純粋な意味での「試乗」ではありませんが、気になるバイクを好きなだけ試せるというのは大きなメリットです。
しかも万が一のトラブルの際の保険(加入は任意)もあることを考慮すると、原則傷を付けた場合は100%試乗者負担のディーラー試乗よりも安心という考え方もあります。
車体の大きさや重量をチェック
バイクは排気量やエンジン形式、そしてSSやオフロードなどのマシンタイプによって、車体の大きさや重量が全く異なります。
なので実際に車体を見て触って「自分に扱える重量なのか?自宅の駐輪場に収まるのか?」などを見極める必要があります。
世間的には「自分が好きなバイクに乗ればヨシ!」という風潮がありますが、自分の体格に合ったマシン、そして駐車スペースなどの現実的な問題を踏まえた上で「愛車選び」をすることをおすすめします。
車体の取り回しチェック
慣れない試乗車の取り回しは一定のリスクがありますが、無理のない範囲で少しでも取り回してみることをおすすめします。
これも自分の体格との相性チェックの一環で、例えば取り回しが重たいバイク、ハンドルの位置などで動かしづらいバイクは、駐輪場から出すのが億劫で結局乗らなくなる可能性があります。
足つきとポジションチェック
気になるマシンの足つきとポジションチェック、これは試乗における最重要項目です!
結論、足つきが悪いバイクは色々と苦労するので、少なくても片足が不安なく着くかチェックしましょう。
ポジションはハンドルとの距離や前傾具合、体の一部に負担がかからないか?などがチェック項目ですが、ハンドルやステップの位置を調整できるマシンもあるので、あらかじめ試乗ショップに確認しておきましょう。
サイドスタンドの出し易さ
サイドスタンドの出し易さも、足つきやポジションと同様に重要なチェック項目です。
バイクに乗る際は必ずサイドスタンドを操作するので、これがやり辛いと毎回ストレスを感じる原因になります。
理想は跨った状態でスムーズにスタンドを操作できるマシンです。
マシンの機能をチェック
近年のマシンには例えばABS、トラクションコントロール、ライディングモードセレクトなどの様々な機能が備わっているモデルがあります。
故に試乗する際は自分にとって必要な機能の有無をチェックする必要があります。
ちなみに各種機能のON・OFF、動作状況の確認について不明点がある場合は、遠慮なく店員さんに質問することをおすすめします。
ユーティリティをチェック
例えば荷物を積む際にあると便利なキャリアや荷掛けフック、それからヘルメットを引っ掛けられる「ヘルメットホルダー」などのユーティリティの有無はチェックしておきましょう。
例えばツーリングメインの運用方法を検討しているなら、キャリアやフックがあった方が確実に楽です!
加えて外出先でヘルメットを持って歩くのはなかなか辛いので、ヘルメットホルダーもあった方が無難ですが、無い場合は試乗後に社外品の有無を調べておきましょう。
エンジン、音、走行フィーリングをチェック
バイクは物理的な数値やスペック以上に、実際に乗って走った際の「フィーリング」が何よりも大切な乗り物です!
必ずしも排気量が大きい=余裕、排気量が小さい=パワー不足というわけではなく、エンジンの特性や音、軽い走りやどっしりとした走りなど、マシンごとのフィーリングによってライダーが受ける印象が異なるからです。
つまり、例えば「知人が薦めているマシンだから、バイク雑誌で人気のマシンだから」という判断基準は全く参考にならないということです。
あくまで実際に乗って走って押して、自分が感じたフィーリングを重視することをおすすめします。
メーターパネルの見やすさをチェック
メーターパネルはいくら停車中に見やすくても、走行中に見えないと意味がありません。
故に実際に試乗車を走らせながら「自分の目線に合っているか?眩しい状況でも見易いか?」などを必ずチェックしておきましょう。
例えばメーターパネルとライダーの目線が合っていないと、運転中に大きく視点をズラす必要があるのでリスクを負う原因となります。
ハンドリングをチェック
ハンドリングはマシンのタイプによって大きく異なりますが、ハンドル操作だけでクイックに曲がるマシンもあれば、体を使って積極的に曲げないといけないマシンもあります。
故に試乗中はできる範囲で「リーンウィズ、リーンアウト、リーンイン」を全て試すと、コーナリングの良し悪しをある程度は判断できます。
加えてあくまでお店の立地によりますが、可能であれば試乗中にワインディングを走れればベストです。
燃費チェック
ある程度の距離を走れる試乗なら、せっかくなので燃費もチェックしておくことをおすすめします。
燃費はマシンの航続距離やお財布事情に直結する項目なので、是非とも押さえておきたい情報です。
試乗前にトリップメーターをリセットして、試乗の最後に給油をした際の走行距離と給油量を控えておけば後で燃費を計算できます(試乗車への給油がOKな場合)
バイクは購入前に必ず試乗しよう!
繰り返しますが、バイクは目に見える数値やスペック以上に、実際に乗った際のフィーリングが何よりも大切な乗り物です!
自分の体格との相性、足つき、装備や機能の確認、そして実際に走った際のフィーリング、マシンとの一体感など、これらは試乗しないと分からない項目なので、バイクは購入前に必ず試乗することをおすすめします。
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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