寒いけど、電熱装備に手を出したら負けだと思ってる。
そんな訳のわからないプライドで毎年冬のバイクをひとり痩せ我慢大会にしていませんか?
はい、一昨年までの私のことです。
そんな私が電熱装備に手を出したのは、本業の方でお世話になっている取引先の社長さんに、初日の出ツーリングに誘われたのがきっかけでした。
普段は目が悪いこともあり、夜間はバイクに乗らないようにしているのですが年に一度のことなのでいつもの冬装備で1月1日の早朝からバイクで出かけました。
するとどうでしょう。
信じられないくらい寒いじゃないですか!帰宅後早々に電熱装備を揃えたことは言うまでもありません。
冬に我慢して寒い格好をしているのは、頑なに1年中半袖短パンで過ごすうちの娘と同じです。( ;∀;)
彼女は我慢はしていないようですが。。。
この記事を最後まで読んで電熱装備を揃えれば、『バイクのベストシーズンは冬!』と感じるようになるでしょう。
電熱インナー(上半身)
冬にバイクで走っていると、当たり前ですが寒いですよね。装備の選択を誤ると凍えてバイクの運転どころでは無くなってしまいます。
しかし、身体の芯である心臓付近が暖かくて無事ならなんとか走り続けることが可能です。
まずは、電熱インナージャケットからご紹介していきましょう。
Cheery 電熱ベスト 30000mAhバッテリー付き
こちらの商品は、前後と首元に合計11箇所の電熱ヒーターが内蔵されています。
また、30000mAhのバッテリーが付属しており、使用状況にもよりますが、高温モードでも11〜13時間も暖かさが持続します!
小型のバッテリーが付属する商品は多くありますが、持続時間は2時間程度。ここぞというときの為にバッテリーを温存しておかないと、肝心なときに寒さで震えることになりかねません。
ただ単にバッテリーの容量を上げたとしても、大きなバッテリーが入るポケットが付いていないこともあるので、最初から大容量バッテリーありきの本商品は冬のツーリングの心強い味方です!
11時間も持てば日帰りツーリングでは帰宅するまで十分に暖かさが持続するでしょう。
また、取り外し可能なフードが付いていたり、洗濯機での丸洗いが可能だったりするので、非常に使い勝手の良い商品であると言えます。
参考価格は12,980円です。
inotenka 電熱インナーウエア 上下セット 9箇所発熱
こちらの商品は、腹部と膝、肩、背中、腰に合計9箇所のヒーターが内蔵されています。
上半身と言いつつ上下セットなのはお見逃しください。
発熱ヒーターが合理的に配置されており、効率的に体を温めてくれます。
服内の温度が65度に達したら自動的に加熱を停止する【知能発熱】で過熱保護することで、服内が暑くなりすぎず、またバッテリーの持ちもよくなります。
商品単体の購入も可能ですが10,000mAhのモバイルバッテリーを2つまで付属させることができるので予算に余裕があれば購入しておきたいところです。
※もちろんお手持ちのモバイルバッテリーでも使用することは可能なので必要に応じてご購入ください。
価格は、バッテリー1個付きで参考価格22,880円。
電熱インナー(パンツ)
ライディングジャケットは専用のものを購入する人が多いと思いますが、パンツは日常使いしているものを着ているという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
バイクの走行風は上半身で受けている印象がありますが、無防備な下半身にも常に当たり続けています。
「防寒パンツはゴワゴワして動きにくいから履きたくない」という方は、電熱インナーパンツを履いてみるのはいかがでしょう?
ISIKI 独立制御式電熱パンツ
こちらの商品は、【ISIKI】というブランドのもので、下腹部、臀部、膝・脛に合計8箇所の電熱線が入っています。
そしてこの商品最大の特徴は、各部が独立制御できるところです。
場所ごとに温度を変えることができるので、必要な箇所を必要な分だけ温めることで常に快適なライディングが可能になるでしょう。
この商品のコンセプトは、『暖かく、過熱しないこと』で、熱くしすぎないことで安全で快適に使用してもらえるように設計されています。
温度調整は、3段階(高温55°C-65°C(赤)・中温45°C-55°C (青)・低温38°C-45°C(緑)から選択可能。
ただし、モバイルバッテリーは付属されておりませんので別途ご用意ください。
電熱ネックウォーマー
『フルフェイスを被っていれば、顔に風が当たらないから大丈夫!』なんて思っていませんか?
フルフェイスを被っていても、首元に風があたりヘリメット内に風が侵入するので非常に冷える部分の一つでもあります。
そこで活躍するのがネックウォーマー。どこにでも売っている一般的な商品だけでも十分に首の冷えから守ってくれますが、そこに少しプラスして電熱ネックウォーマーを試してみてはいかがですか?
寒くないというだけではなく、じんわりと暖かいので気持ちの良いツーリングができるでしょう。
気持ちが良すぎて居眠り運転をしないように注意してください!
ノーブランド 電熱ネックウォーマー
こちらの商品は、ノーブランド品でメーカーなどは不明です。
ウール素材で軽量・コンパクト。そして洗濯機での丸洗いが可能なので清潔に保つことができます。
また、シンプルな構造・デザインなので、バイク以外の用途でも違和感なく使用できるでしょう。
ブラック、グレー、ベージュの三色展開で、価格は1,893円です。
バッテリーは付属しませんので別途ご用意ください。
HEATKING ネックウォーマー 首だけで 防寒 防風 電熱ベスト
こちらは、HEATKINGの商品で、首元から背中・胸の上部にかけて電熱線が入った商品です。
首だけではなく、背中や胸まで伸びた構造上、ジャケットとの間に隙間ができず、走行風が服内に入ってくるのを防ぐことができます。
首や肩が冷えて固まると、体全体が固まってしまい、思うように体を動かせなくなることがあるので、肩まで温められるのは良いですね!
生産国は中国ですが、日本のメーカーがデザイン・設計をおこなっており、最終出荷試験は日本国内で全数行われているそうです!
バッテリーは付属していませんので、別途お買い求めください。
使用の目安
RAVPOWERモバイルバッテリー
10000mAh RP-PB005 使用時
- 高(赤):約5時間 45~50℃
- 中(青):約6時間 38~45℃
- 低(緑):約8時間 32~40℃
※あくまで目安とお考え下さい。
お使いのバッテリーの性能や状況や地域、気温などの使用環境により変動します
電熱グローブ
手を温める製品には、グリップヒーターなどもありますが、かなり高価ですよね?また、どんな冬用グローブでも、残念ながら電熱製品には暖かさで敵いません。
電熱グローブは、電熱ではない普通の冬用グローブとほとんど変わらない金額で購入でき、グリップヒーターと違って手のひらだけでなく、手の甲まで満遍なく温めてくれます。
山城(yamashiro) IDEAL(アイディール) バイク用 電熱ヒートグローブ
こちらは、山城から発売されている商品で、XSから3XLまでの多様なサイズ展開が魅力の電熱グローブ。
5時間30分持続可能なエコノミーモードでも、50度に発熱するため非常に暖かく快適です。
リフレクターやプロテクターなど、安全装備も充実しているのも嬉しいポイント♪
バッテリーと充電器も付属するため、別途モバイルバッテリーを用意する必要はありません。
サイズによって価格は異なりますが、概ね2万円前後。
少し値が張りますが、作りもしっかりしていて非常に優種な商品だと思います。
HANDLE KING めちゃヒート 充電式 電熱 ヒーター インナーグローブ
電熱グローブを買っちゃったら、今持ってるグローブどうしよう?
なんて考えたことはありませんか?
HANDLE KINGのこちらの商品は、薄手のインナーグローブになっており、今お持ちの冬用グローブを上から着装できます。
7.4Vの高電圧で、電源を入れてからわずか10秒で温まります。
三段階の温度調節ができ、マックスで65度(持続時間2.7時間)を発揮。
サイズ展開は、S/M/Lにそれぞれ薄手タイプと厚手タイプがあり、6種類から選ぶことができます。
価格は全サイズ共通で9,980円。
電熱ソックス
冬用のライディングブーツを履いていても、バイクで走っていたらつま先の感覚なくなりませんか?
私は末端冷え症なので、ただでさえ冷たい手足の指先が凍えて全く感覚がなくなります。
そんなときに活躍するのが電熱ソックス!
汗をかくほど暖かいですが、洗濯もできて非常に便利です。
YEGKGO 電熱ソックス 4000mAh 2つのバッテリー付き
電熱ソックスは、足裏にだけ電熱線が入っておるものが多いのですが、こちらの商品は足の甲にも電熱選が入っており、裏と面の両面から足を温めてくれます。
バイクに乗っているときに風をうけて冷えてしまうのは足の甲の方なので、これは暖かそうです。
ただ、サイズ展開はなく、1種類のみなので足のサイズが23cm±2cm程度であれば履くことができるでしょう。
私のように、30㎝なんてサイズの人は大きいサイズのラインナップがある商品を探す必要があります。
26件のカスタマーレビューのうち、56%が★5、44%が★4とかなりの高評価。
4,000mAhのバッテリーで、高温で5.5時間、低温で10時間前後暖かさが持続します。
汚れたら手洗いも洗濯機も使用可能、洗濯機で洗う場合、洗濯袋を使用して、洗濯前に必ずバッテリーは取り外すようにしましょう。
SAVIOR HEAT 7.4V 2200mAhの充電式加熱ソックス
この商品は、バッテリー容量は2,200mAhと控えめですが、S〜XLのサイズから選べるのが特徴です。
サイズの目安
- Sサイズ=21センチ
- Mサイズ=24センチ
- Lサイズ=26センチ
- XLサイズ=28センチ
温度と持続時間
- 【高温】150°F(約65.5℃)=3時間
- 【中温】131°F(55℃)=5時間
- 【低温】113°F(45℃)=7時間
バイク用電熱ウェアまとめ
今回は、この冬に揃えてもらいたい電熱装備を9つご紹介してきました。
一度体験すると手放せなくなりますよ!
体が冷えて動きが悪くなると、バイクの細かい操作に支障が出てきます。各部を温めて体の動きを柔らかくしておくことで快適性が増すだけでなく、冬のツーリングでも安全に運転することができるでしょう。
全部揃える必要はありませんが、1年間頑張った自分へのご褒美として、電熱装備を何か導入してみてはいかがですか?
冬の防寒対策はぜひ下記の記事も参考にしてみてください!↓
投稿者プロフィール
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バイクやキャンプなどのジャンルを専門にライターをしているえもと申します。
モトコネクト立ち上げからライターをさせていただき2022年12月に会社を退職。合同会社Cap.Nemoを設立しました!
バイクの楽しさや便利グッズなどをわかりやすくお伝えしていきます。
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