サーキット、それはバイクの真の姿を見ることが出来る場所。マシーン本来の性能を引き出し、競争心を開放する場・・・
公道ではブン回すことは出来ませんが、サーキットは違います。ライダーなら一度は憧れる場所でもありますよね!
でも、「ライセンスやレーシングスーツのように特別なものが必要かも」と悩んでませんか?実は、割と手軽にサーキットを走る方法があるんです!
ということで今回は、「私をサーキットに連れてって!初心者でもわかるサーキット走行会」について解説します。これで今日からあなたも「汚れた英雄」
この記事はこんな人におすすめ!
・サーキットを走ってみたいけどどんなイベントがあるの?
・手軽にサーキットデビューをしてみたい。
・サーキットを走るにはどんなものを買えばいいの?
・走行会の探し方を教えて!
走行会とは?
簡単に説明すると一般の方でもサーキットを走れる日です。走行会の内容にもよりますが、プロのようなライセンスやレース用車両を準備しなくても手軽に利用出来ます。
そんな、走行会ですがどこで探せばいいのでしょうか。
走行会の探し方
ショップ(用品店)
ということで、先ずは用品店で行われるイベントです。店頭に貼られたポスターやホームページのイベント欄から探すことができます。
また、「お店の名前 走行会」で検索するとヒットしやすいでしょう。
初心者向けの走行会も多く、装備も無料レンタルのサービスもあるのでおすすめですね!
バイク屋さん
次はバイク(車体)を売っているお店が主催の走行会となります。
「ホンダドリーム」や「カワサキプラザ」などのディーラーから、中古車を販売するお店まで幅広く行われています。
こちらも店頭もしくはお店のHPで確認できるでしょう。
メーカー(用品)
「クシタニ」や「RSタイチ」などのバイク用品メーカーが主催するイベントとなります。
メーカー主催ともなり、メーカーの製品をサーキットで体感もできます。
なので気になるサーキット用のアイテムがあれば是非利用しましょう。
SNS
twitterやfacebookなどのSNSでは走行会を主催するアカウントも存在しています。「サーキット 走行会 初心者」などのキーワードで検索するとヒットしやすいです。
また、走行会の情報を発信しているアカウントもあるのでそこから探すのもいいでしょう。フォローしておけば走行会の内容や雰囲気、開催時期を知ることもできます。
サーキットのHP
定期的にサーキットが開催している走行会もあります。こちらはクラスごとに分かれており、オーソドックスな内容となっております。
「サーキット名 走行会」で調べるとヒットしやすいので、調べてみてください。
内容をチェック
一口に走行会と言ってもサーキットを速く走らなければいけないとは限りません。
同じ初心者でもレーシングスーツのいらない本当のスタートである「体験会」から、レーシングスーツが必要な「ビギナー」「スポーツ走行」まで幅が広いです。※イベントによって呼び方が変わります。
また、車両を限定した内容から、テクニックなど技術向上を目的とした走行会もあるので、必ず内容や参加条件をチェックしましょう。
参加する前に用意しておく物
必ず用意しておく物
こちらはレンタルがあまりなく、必ず用意しておくグッズです。ただ、バイク乗りとしては標準的な装備ではあるので、揃えておいて損はないでしょう。
フルフェイスヘルメット
ヘルメットは必ずフルフェイスヘルメットを揃えましょう。頭を守る大切な装備ですので、信頼のあるメーカーの物を用意しましょう。
なるべく揃えたい物(レンタルもできる物)
あるに越したことはありませんが、初心者やこれから始めたいと思う方には少しハードルが高いかも・・・
実はこれらのアイテムはレンタルが出来ることが多いんです!サーキットやイベントでレンタルできる物や、メーカーでレンタルも可能なものあるので急いで揃える必要はないかもしれません。
ブーツ
もしも、まだブーツを持っていないならサーキットでも使えるブーツを買っておいても良いかもしれません。
グローブ
こちらも同様に、まだ持っていないなら揃えてもいいでしょう。ブーツ同様に手足に関してはサイズ感やフィット感が大切です。これらは自前で揃えた方が問題ないでしょう。
つなぎ(レーシングスーツ)
おそらくサーキット走行で一番高額になってしまうのがこちらです。10万円前後の出費は勇気がいりますよね。
失敗したら高額な勉強代になってしまいます。でもご安心ください、解決策を後ほど解説いたいします。
あったら便利な物
こちらは当日に持っていった方が便利な物です。
着替え
意外にもサーキットでは待機時間も多いです。待機時間をつなぎ(レーシングスーツ)で過ごすとなると、疲れてしまいます。そこで、走行しない間に着るラフな服装を用意するといいでしょう。
また、走行中は思ったよりも汗をかくので、そのための着替えもあると気持ちよく過ごせます。
折り畳みの椅子
サーキットの待機場所では座れる場所が少ないです。何もない平らな駐車場のような場所での待機が多いです。休憩や待ち時間に座れないのは辛いですよね。
トランポなど車で来ているなら問題ありませんが、バイクで自走で来る場合はリュックに入る程度の椅子があってもいいでしょう。
テープ
こちらはミラーや灯火類に貼るものです。ビニテや養生テープなどで大丈夫でしょう。
ある程度の工具
本来であれば工具箱を持っていきたい所ですが・・・
8~14ミリまでのレンチ(スパナ)やよく使う工具、ニッパー、ハサミなどがあるといいでしょう。
当日の流れ
全ての内容が同じではないので、初心者向けの走行会を例にまとめてみました。自分のバイクで自走で行く場合、おおよそこのような内容です。
※こちらの動画がとても雰囲気が伝わりやすく、わかりやすいのでおすすめ!
1 受付
先ずは受付を済ませましょう。
2 バイクを停める場所探し
実は受付より先にバイクをピット付近に停める場合もありますが、バイクの待機場の確保をしましょう。
3 車両チェック(車両検査)
車両の検査があるので、灯火類、ミラーのテーピングや空気圧のチェックなど済ませます。
4 ブリーフィング(説明)
車両が検査を通過し、時間が来たらブリーフィングや説明を受けます。
5 実際に走行
先ずは慣らし運転をするためにインストラクターに続いてコースを何周か走ります。
コースを走れる時間は決まってるので、もっと速いペースでも大丈夫と感じたら休憩中にインストラクターと相談しましょう。
6 講座(無い場合もあります)
ということで、最後に座学やテクニックについての講習があります。実際にプロの走りを見たり、勉強できる貴重な時間です。
走行する前に行うイベントもあります。イベントの最後の挨拶のような時間です。
7 終了
サーキットと公道の速度感の差に気を付けて帰りましょう。また、かなり疲れるので無理せず休憩は小まめにとりましょう。
経験者からのアドバイス
実際にサーキットを利用している知人からのアドバイスを紹介いたします。
事前の整備はしっかりと
サーキットを安全に走れる状態、つまりチェーン、ブレーキ、オイル、タイヤなどの基本的な部分が整備出来ている状態にしましょう。
先ずはレンタル
おそらく一番の出費となるのがレーシングスーツ(つなぎ)でしょう。先ずは、レンタルを借りてみて「どのメーカーのが自分に合っているか、これからもサーキットに通うのか」
このように見極めてから購入することをおすすめします。
自分に合ったサーキット、イベントを見つけよう
先ずは自分に合った走行会を見つけましょう。走行会と言ってもサーキットやイベントによって雰囲気や内容も違います。
また、一緒に走る人も違えばコース、スピード感も違います。
なので、初めて行った走行会で「なんか違うかな・・・」と感じても、違うサーキットやイベントに参加してみるのもアリです。必ずあなたに合った走行会が見つかるでしょう。
まとめ
ということで、今回は憧れのサーキットデビュー「走行会」について簡単にまとめてみました。
ポイントとしては、
・最初は初心者向けのイベント
・つなぎはレンタル
・自分に合った走行会を見つけること
でした。
そして、走行会やサーキットに慣れてから、徐々にお金をかけてアイテムを増やしていきましょう。さあ、先ずは走行会を探し、あなたもサーキットデビュー!
投稿者プロフィール
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神奈川県出身。バイク歴は15年。1日で下道400キロとか走る猛者です。
好き:コーヒー、洋ロック、お喋り、ケツが四角いバイク、水曜どうでしょう。
苦手:集中すること、単調作業。
愛車:ジェイド250、スーパーカブ110プロ
風と寒さと匂いと危険を感じながら、今日もだるまを乗っけて走ってます。
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