近畿と四国の間に浮かぶ離島『淡路島』。
関西圏のバイク乗で知らない人はいないツーリングスポットですが、県外のバイク乗りさんはノーマークだったりしませんか?
そこでこの記事では、関西に生まれ、関西で育ち、関西をバイクで走り回っていると気づけば全国を走り回っていたカゲモトが選んだ、兵庫県淡路島のオススメツーリングスポットと、ツーリングに欠かせない!近所のおいしいごはん屋さんと魅惑のスイーツをまとめてご紹介します。
この記事を読むだけで、アワイチツーリングのプランが完成してしまうので、淡路島を堪能したいバイク乗りさんは必見です!
ぜひ、最後までお付き合いください。
「アワイチを楽しみたい」「旨いランチを食べたい」その欲望、叶えます
近畿地方で最大の面積をほこる兵庫県の中で、異質な存在の淡路島。
「淡路島って兵庫県だったの?」と驚くバイク乗りさんもいるとかいないとか・・・。
関西圏のバイク乗りには、淡路島を一周する「アワイチ」は定番ツーリングルートですが、まだまだ知らないスポットがあるかもしれません。
ということで今回は、カゲモトが厳選した『淡路島』のツーリングスポットとオススメのランチ&スイーツをセットにしてお届けします。
兵庫県と徳島県から橋で渡れる魅力たっぷりな淡路島
プランご紹介の前に、淡路島の魅力をちょっとだけお話しします。
淡路島は名前の通りの離島ですが、兵庫県からは世界最大級のつり橋「明石海峡大橋」、徳島県からは世界最大級の渦潮の上に架かる「大鳴門橋」を使って気軽に渡れます。
そして、日本の始まりの地とされる「国生み神話」が残っていて、1番初めに生まれた島が淡路島だったという伝説も。
外周150kmほどの小さな島に、魅力がギュッと詰まっているのが淡路島なのです。
どちらの橋も高速道路なので、125cc以下のバイクは通行できませんが、片道550円で利用できるフェリーがあります。
詳しくは「淡路ジェノバライン」公式サイトをご覧ください。
【アワイチ】淡路バーガーツーリングプラン
お待たせしました。
淡路島のスポットを巡り、淡路島の名物『あわじ島バーガー』を食べ、淡路島を満喫できるツーリングプランをご紹介しましょう!
日本発祥の地?:絵島
まずご紹介するのが、淡路島北部にある無人島「絵島」。
国生み神話に登場する始まりの島「オノコロ島」の伝承地の一つとされ、昔から名勝として知られていたそうです。
夜にはライトアップされ、今でも淡路島の景勝地として愛されています。
フォトスポット:こんなところにもベンチ
滋賀県の琵琶湖にある『あのベンチ』は関西のバイク乗り界隈では有名ですが、淡路島の「こんなところにもベンチ」があります。
旧日本軍の遺跡が残る生石公園のすぐ近くにあるので訪れやすく、ゆっくり海とバイクを撮影したいなら外せません。
コンクリート製のベンチは2つ設置されていて、ベンチには淡路島の酒蔵「都美人」の文字が。
目の前の細長いカタチをした成ヶ島の先に、アニメの舞台にもなった友ヶ島を望むことができます。
徒歩2分ほどのところにはトイレと自動販売機があるので、腰を据えて撮影を楽しめるのもオススメのポイントです。
路面が良くないのと、海側に1.5mほどの段差があるので、乗入れ・取り回しには注意。
おサルと海の道: 南淡路水仙ライン
南あわじ市と洲本市を結ぶ全長45kmの快走路「南淡路水仙ライン」。
アワイチを走るなら、ぜひ通ってほしい道のひとつですが、気づかずにショートカットしがちな道でもあります。
国道28号線を直進せず、兵庫県道76号線に入るのが正解ルートです。
南淡路水仙ラインには、「こんなところにもベンチ」「生石公園」のほかに、「洲本城跡」や「淡路島モンキーセンター」があります。
気持ちのいい道ですが、一部の区間は1.5車線で急カーブが続くのと、自由気ままなおサルさんがいるので、走行に注意して楽しんでください。
個人的には、アワイチのルート中で唯一の絶景とワインディングを楽しめる道なので、ショートカットしてしまうのはもったいないですよ!
日本三大鳥居:おのころ島神社の大鳥居
とんでもない大きさの鳥居が建つ「自凝島(おのころしま)神社」。
日本三大鳥居の1つにも数えられている、高さ21.7mの大鳥居は大迫力です。
おのころ島神社に祀られている神様はイザナギとイザナミという夫婦で、国生み神話にちなんで縁結び・安産の神様として親しまれています。
山の上の遺跡:五斗長垣内遺跡
淡路島の謎の遺跡として注目される「五斗長垣内(ごっさかいと)遺跡」。
邪馬台国よりも前に栄えた鍛冶屋の村で、遺跡から鉄器や石製の鍛冶道具が出土したそうです。
遺跡のある見晴らしのいい丘には、竪穴建物がいくつも再現され、史跡公園として公開されています。
カフェが併設された管理事務所では、出土した鉄器や遺跡の資料などが展示されているので、遺跡好きなら時間が溶けてしまうかもしれませんね。
五斗長垣内遺跡の情報
電話番号 | 0799-70-4217 |
予 約 | 不要 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日 | 月曜日 祝日の場合は翌平日 |
公式サイト | https://gossa-awaji.jp/remains/ |
10名以上の団体でガイド希望の場合は事前予約が必要です。
淡路島を堪能:RED WAGON
今回のランチは、淡路島のご当地グルメ「あわじ島バーガー」です。
南あわじ市にある『淡路島フードスタンド』内の「RED WAGON」に立ち寄りました。
ピンクのブランコが目を引くオープンテラスでの食事はもちろん、テイクアウトも可能です。
あわじ島バーガーは、淡路産玉ねぎと淡路牛を使った淡路島を堪能できるグルメバーガーですが、淡路鶏も忘れてはいけません。
創業3周年を迎えたRED WAGONでは、数量限定で淡路鶏を使ったAWAJI鶏バーガーを販売しています。
これは食べないといけませんね。
大荷物だったので気づかれたかもしれませんが、今回は淡路島へキャンプを楽しみに来ました。
ハンバーガーはキャンプ場へテイクアウトします。
7kmほど走ったので、少しバンズがしなっとしてしまいましたが、しっかりとした箱のおかげで、被害は最小限。
それではいただきます。
AWAJI鶏バーガーに使用されているモモ肉はサクサクジューシーで、スパイスもしっかり効いています。
今が旬の新玉ねぎとキャベツの千切り、ピリッと辛いマヨネーズのトッピングがGoodです。
ソースは甘酢だれのようで、さっぱりしていてペロッと完食しました。
AWAJI鶏バーガーは数量限定なので、食べれた人はラッキー!
もう一方のハンバーガーは、土日限定という言葉につられ、定番のパティではなく、淡路牛の切り落としを使ったAWAJI牛バーガーを選びました。
しっかり煮込まれた牛肉と玉ねぎが惜しみなくサンドされているので満足度は高いです。
バンズが煮汁をしっかりと受け止めているけど、クタクタになっていないのが驚き。
ちょっと和風に感じるハンバーガーは、定番に飽きた人にはオススメです。
あわじ島バーガーといえば、『淡路島オニオンキッチン』が有名ですが、淡路牛・淡路鶏をガッツリ楽しみたいときは、RED WAGONへお越しください。
RED WAGONの情報
電話番号 | 090-8219-0769 |
予 約 | – |
営業時間 | 11:00〜16:00(売切れ次第閉店) |
定休日 | 不定休 |
公式サイト | https://www.instagram.com/redwagon_cap/ |
駐車場は淡路島フードスタンド横の路上に駐車可能です。
本格ジェラート:VERDE TENERO
気温が上がってくると食べたくなるのが冷たいモノ。
南あわじ市で本格ジェラートが食べられる「VERDE TENERO(ベルデ テネロ)」にやってきました。
ベルデ テネロさんは、酪農家が営むジェラート専門店で、テレビでも紹介された人気のお店です。
伺った日も大盛況で、関西圏のバイク乗りたちがたくさんいました。
10種類のジェラートの中から選んだのは、人気No.1の白菊牛乳、プレミアムピスタチオ、なるとオレンジカッターサのトリプル。
カップは選ばずに、毎朝焼いている手焼きワッフルコーンに乗せていただきました。
ジェラートはどれも甘さが控えめで、口の中でサッと溶けるのでくどくありません。
ちょっと固めのジェラートで、尖らせずに丸く盛り付けられているのが特徴的。
ジェラートのラインナップは毎日変わるそうなので、何度も訪れたくなるお店でした。
こちらのお店は淡路島の南側にあるので、兵庫県へ向けて折り返すバイク乗りさん、四国方面に渡るバイク乗りさん、どちらにも立ち寄りやすい場所にあります。
VERDE TENEROの情報
電話番号 | 0799-36-0648 |
予 約 | 不可 |
営業時間 | 11:00〜17:00 |
定休日 | 火・金曜日 |
公式サイト | https://verdetenero.stores.jp/ |
駐車場は店舗前に3台と、店舗前の県道を挟んだ向かい側に広い第2駐車場があります。
ただ、第2駐車場は舗装されていません。
まとめ
今回は、兵庫県のオススメツーリングプラン『淡路島編』として、オススメのツーリングスポットと、近所のおいしいごはん屋さん、そしてスイーツをまとめてご紹介しました。
関西のバイク乗りなら一度は走ったことのある淡路島ですが、定番ルートを外れてじっくりツーリングをすると、新しい発見があるかもしれません。
関西に住んでいないバイク乗りさんにも「淡路島を走るために関西へ行きたい!」と感じていただけるとうれしいです。
ではまた!
投稿者プロフィール
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バイクと旅が大好きな夫婦ライダー、カゲモトです。ハネムーンの東本州1周をきっかけに、北海道1ヵ月旅、九州1年移住をへて、全国を走破しました。
今は関西を拠点に日本中を走り回って、ご当地グルメやB級ツーリングスポット、ミニマムキャンプを楽しんでいます。
愛車はNUDA900R・トリッカー・XL883R改。
執筆担当のカゲ太とご意見番のカゲ美が「実体験にもとづいたモトライフを楽しむヒント」をお届けします。
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