- 知り合いのバイクが盗難された!自分も盗難対策しっかりしなきゃ!!
- 念願のバイクを買った!盗難対策ってどんなものがあるんだろう?
- この地域はバイクの盗難が多いらしい。彼らは何を見てバイクを盗むんだろう?
まさかハンドルロックだけで裸のままバイクを保管していませんか?だとしたらいますぐこのページを閉じて駐輪場を確認しに行ってください!そのバイク、1分あれば盗まれます。
バイクは無事でしたか?それはよかった。それでは今回はバイクの盗難対策についてお話ししていきます。この記事を読んだ後は盗難対策グッズを買い揃えることになると思うのでクレジットカードのご準備をしておいてください。
こんな人(バイク)が狙われる!
まず、窃盗犯の心理から考えると次のようなバイクは狙われやすいと言えるでしょう。
ここに注意
- 鍵が挿しっぱなし(論外)
- バイクがむき出し
- 防犯対策はハンドルロックだけ
- 人気車種(スーパースポーツ、旧車)
実は私もたまにやってしまう鍵の挿しっぱなし…
窃盗犯からすればスーパーの試食と同じような感覚であなたの大事な愛車を持っていってしまうでしょう。これは完全な不注意ですので何か抜き忘れ防止の対策を講じる方がいいかと思います。
バイクがむき出しのまま保管してある
むき出しというのはつまり、バイクカバーやシャッターのあるガレージ内などではなく『駐輪場にそのままの姿で置いてある』ということです。
バイクを盗ろうと考えている連中からすれば、現金が無造作においてあるようにしか見えないでしょう。気に入れば窃盗の算段を立てるはずです。
ツーリングの帰宅直後などマフラーやエンジンが高熱を発する中、バイクカバーをすぐにかけられないのはわかりますが絶対にぱっと見で何のバイクが停まっているのかわからないようにしておきましょう。
ハンドルロックで満足する
ハンドルロックは、ハンドルを切った状態でロックするので普通なら動かそうと思っても反時計回りに旋回することしかできません。
しかし、窃盗犯にしてみればハンドルロックを壊すことなんて簡単ですし、前輪を持ち上げてしまえば自由に動かせます。また、プロの窃盗団であればユニック(クレーン付きトラック)で吊り上げて持っていってしまうなんてこともありますのでハンドルロックをしているからといって安心はできません。
人気車種・希少車種である
窃盗団にとって、盗んだバイクがいつまでも手元にあるというのはリスクでしかありません。盗んだら即売れる車種であることがターゲットを決める条件の一つではないでしょうか?
従って、人気車種やプレミアのついた旧車などは狙われやすいと言えるでしょう。情報ソースは見つかりませんでしたが、以下の車両が窃盗団に人気のようです。
やるべき盗難対策
どんなバイクが狙われているのかはわかった。
で、僕たち(私たち)はいったい大切なバイクのために何をすればいいの?
やるべき盗難対策
- バイクカバーでバイクを隠す
- 極太鋼鉄製チェーンでバイクをロック
- 地球ロックでその場に繋ぎ止める
- GPSで車両を監視する
バイクカバーや簡易ガレージでバイクを隠す
バイクの存在を消してしまうことができればいいのですが、物理的に不可能です。せめて視覚的に愛車の存在を認識できないようにしてしまいましょう。
方法としては、目立たない色のバイクカバー(メーカーロゴがデカデカと書かれているものは避けた方が無難)や簡易ガレージでどんなバイクが停まっているのか見えなくすることが効果的です。
バイクカバーの選び方とおすすめは下記記事にて細かく説明しています!
極太鋼鉄製チェーンでロック
バイクロックには、U字ロック・ワイヤーロック・ディスクロックなど様々ありますが、強度という点で最も優れているのはチェーンロックでしょう。
U字ロックやワイヤーロックは、細いものが多く手動の工具でも簡単に切れてしまうものが多い印象です。高校生の頃になぜか隣の自転車が私の自転車ごとワイヤーロックをかけていて帰れなくなったことがあるのですが、学校で見つけたニッパーで自力で切断して帰った記憶がります。誰だかわかりませんが、悪気がなかったとしたら私に鍵を壊された方も相当驚いたことでしょう。あの時、鍵を壊してごめんなさい。
しかし、極太チェーンロックだからといって破壊が不可能というわけではないようです。他に比べたら破壊に手間がかかり、窃盗のターゲットから外れやすいというレベルですので他の盗難対策と組み合わせて盗難のリスクを下げていきましょう。
地球ロックでその場に繋ぎ止める
「地球ロック」という言葉をご存知ですか?要するに建物やポールなど、絶対に動かない固定オブジェクトとバイクを固定することです。
様々な種類のバイクロックがありますが、ホイールにかけているだけだと、持ち上げれば簡単に盗まれてしまいます。重量が300kg以上あるハーレーだって、倒れた車体を1人で起こすことができるのですから複数人で抱えればトラックに積み込むことは容易です。
パーツ転売目的であれば、ホイールを外して持っていくかもしれませんが、手間がかかることに違いはありません。
実際にモトコネクトライターのだるまさんが地球ロックを自作したので、ご参考にどうぞ。
GPSで車両を監視する
盗難防止グッズで盗難対策を施したとしても、24時間体制で監視することはできません。それは防犯カメラを設置していたとしても同じことです。映像の確認はバイクを盗まれた後になってしまうでしょう。
そこで登場するのがGPSです。専用の端末をバイクに積載しておくことで、異常を検知したら(バイクが移動した時など)メッセージや着信でわたしたちに通知してくれます。
バイクは盗難されると手元に戻ってこないことがほとんどですが、GPSで居場所を特定してすぐに追跡できれば取り戻せる確率も上がるのではないでしょうか?
Amazonベストセラー!【売れ筋】盗難防止グッズ紹介
盗難防止グッズは多くの会社から様々なものが販売されています。商品名で調べたらレビュー記事や動画が出てくると思いますのでそういったところからも情報収集してみましょう。
しかし、一つの判断基準として売れ筋商品であるというのは購入の決め手になるのではないでしょうか?Amazonで各部門のランキングを検索してみました。
バイクカバー部門ベストセラー1位(2021年6月3日時点)
厚手の生地で耐水圧2,000Paの防水仕様。価格も3,380円とお手頃です。大きすぎると風に煽られて転倒してしまうことがあるので少しだけ余裕のある程度のサイズを購入しましょう。
バイクロック部門ベストセラー1位(2021年6月3日時点)
チェーンではなくワイヤー式ですが、直径22mmと太く丈夫な部類に入ります。また、鍵は複製しにくい両面ギアミーリングキーが3本ついてきます。鍵穴に防塵シャッターがついているのも高評価です。
価格は通常価格で2,480円です。
アラーム・イモビライザー部門ベストセラー第1位(2021年6月3日時点)
ロックは複数個仕様するとさらに防犯効果は高まります。こちらはブレーキディスクに取り付けるタイプのディスクロックで、振動を検知することによってその場でアラームを鳴り響かせてくれます。
価格は16,899円です。
注意
ディスクロックは、発進前にちゃんと取り外すことを忘れないでくださいね。誤って装着したまま動かしてしまうと、ホイールとフレームの間に挟まったりして、バイクの破損の原因になります。(アラームが鳴れば問題ないと思いますが)
GPSでバイクを監視!|おすすめのサービス【ココセコム】
GPSで位置情報を取得し、異常があればメッセージや着信でお知らせしてくれる商品は調べたらたくさん出てきました。しかし、商品の詳細を調べたり、公式サイトに飛んだりして調べるうちにある疑問が浮かびます。
あれ?でも通知が来た時にはすでに盗られているんじゃないの?
そこでさらにいいものは無いのかと調べていくと【ココセコム】というサービスに行きつきました。
【ココセコム】は、みなさんご存知セキュリティ会社のセコムが提供するサービスです。専用の端末を車やバイクに積載しておくことでGPSにより位置の確認ができるほか、異常を検知した時にセコムへ通報すれば隊員が車両(GPSのポイント)まで駆けつけてくれます。(駆けつけ料金 11,000円/1時間)
料金の詳細は下の画像を参照してください。
その他の盗難対策グッズと違って、ランニングコストがかかってきますが、セコムがバックについているという安心感は心強いです。もちろん、バイクや車だけでなくお年寄りやお子さんに持たせることで徘徊や迷子の捜索にも役立ちます。
まとめ
今回はバイクの盗難対策方法と盗難防止グッズを紹介してきました。今まで裸のままハンドルロックだけでバイクを保管していた皆さんは反省して今すぐポチっておいてください。
- バイクカバー部門「第1位」 【Homwarm バイクカバー】 3,380円
- バイクロック部門「第1位」【Homwarm バイクロック 】 2,480円
- アラーム・イモビライザー部門「第1位」【Abusアラームディスクロック】 16,899円
2万円ちょっとで盗難のリスクを大幅に下げることができます。
また、万が一盗難やイタズラにあってしまった場合にはGPSで追跡し、盗られたバイクを取り戻す可能性を高めるためにココセコムへの申し込みを検討してみてはいかがでしょうか?
投稿者プロフィール
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バイクやキャンプなどのジャンルを専門にライターをしているえもと申します。
モトコネクト立ち上げからライターをさせていただき2022年12月に会社を退職。合同会社Cap.Nemoを設立しました!
バイクの楽しさや便利グッズなどをわかりやすくお伝えしていきます。
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