近年ものすごい勢いで加速している「少子高齢化社会」にあえぐ現代日本において、ぶっちぎりの高齢化率全国No.1を突き進む都道府県が「秋田県」です。。。
そのあまりの高齢化のスピードに対して、巷では「20年後に消える県」などとも言われていますが(笑えない。。。)ところが僕は1人のツーリングライダーとして、絶対にそれを阻止したい所存です!
なぜなら秋田県はライダーの3大好きなもの「絶景ワインディング、ご当地グルメ、温泉」が全て揃っていて、なおかつ面積が広くて「旅のボリューム感」があるツーリング天国だからです。
ということで、東北出身の僕が愛してやまない秋田県のおすすめツーリングスポットを紹介します。
1 男鹿市:寒風山パノラマライン
秋田県屈指の絶景ワインディングロードが「寒風山パノラマライン」です。
人気ツーリングエリアの「男鹿半島」の付け根に位置する全長約10kmの道で、広がる大草原を横目に中高速コーナーとヘアピンカーブの続く道を愛車と堪能できます!
道としては「県道55号線」が寒風山パノラマラインなので、通行料も無料なのが嬉しいポイントです。
寒風山パノラマラインの終点には、現在日本に8か所しか存在しない「回転展望台」があり、1周約13分で回ってくれます!
男鹿半島と日本海を一望できるパノラマ絶景を堪能できるので、ここに来たら是非チャレンジしてみましょう(ゆっくり回るので酔いません)
ちなみに回転展望台の入場料は550円で、敷地内には広い駐車場とトイレ、それからお土産屋と食堂があります。
寒風山パノラマライン
〒010-0344 秋田県男鹿市脇本富永寒風山62-1(回転展望台)
TEL: 0185-25-3055
料金:通行無料、回転展望台は550円
駐車場:回転展望台の駐車場(無料:展望台の利用は問わず)
公式HP:http://www.oga-ogata-geo.jp/about/geosites/central/kanpuzan
2 にかほ市:仁賀保高原
広がる大草原と巨大な風車群、そして目の前に聳え立つ日本百名山の「鳥海山」に向かって伸びる一本の道、、、というまるで絵に描いたような絶景を堪能できる場所が「仁賀保高原」です。
鳥海山の麓に位置する「仁賀保高原展望台 ひばり」の周辺の道が写真のような絶景スポットの宝庫になっており、ライダーならついつい愛車を停めて写真を撮りたくなること間違いなし(時間がない時は要注意)
ちなみに写真を撮るのに最もおすすめの時期は、鳥海山の残雪が美しいGW前後です。
仁賀保高原には「土田牧場」という定番の立ち寄りスポットがあり、ほとんどのライダーはここで一息入れていきます!
名物のジャージー牛を使ったヨーグルトやソフトクリームなどのスイーツ、それからジンギスカンとジャージー牛の焼肉を味わえる観光牧場で、目の前に広がる仁賀保高原の絶景を堪能しながら優雅な時間を味わえます。
ちなみに土田牧場の入場料は無料で、トイレやお昼寝コーナー(寝たら最後の危険な場所)も用意されています。
仁賀保高原
〒018-0413 秋田県にかほ市馬場曲師小屋4-5(仁賀保高原展望台 ひばり荘)
TEL:0184-43-6608(にかほ市観光協会)
料金:通行無料、土田牧場の入場料無料
駐車場:仁賀保高原展望台ひばり荘、土田牧場(無料)
公式HP:https://www.nikaho-kanko.jp/pwm/area-hibari.html
3 湯沢市:佐藤養助 総本店
香川県の讃岐うどん、それから群馬県の水沢うどんと並ぶ「日本3大うどん」の1つが秋田県の「稲庭うどん」です!
そして、その稲庭うどんで最も有名なお店が「佐藤養助商店」で、今や首都圏はおろか海外進出も果たしている、、、まさに秋田県の「星」のような存在です(佐藤養助商店を讃えよ)
しかし、ライダーなら決して「じゃ〜首都圏で食べればいいじゃん」とは思わず、秋田県は湯沢市にある総本店に行くのがセオリーです(キッパリ)
佐藤養助商店の総力が結集された「総本店」には、メインの飲食コーナーの他にお土産コーナーと工場見学コーナー(無料)があり、ただ食べるだけではなく稲庭うどんの職人芸も堪能できます!
肝心の飲食コーナーでは極上の稲庭うどんを味わうことが可能で、人気メニューは醤油と胡麻味噌つゆと天ぷらがセットになった「二味天せいろ」です。
個人的には温かいかけうどんと冷たいせいろがセットになった「味くらべ天麩羅付き」がおすすめですが、とにかく何を食べても絶対にハズレがないので(言い切ります)秋田県ツーリングに来たら是非!いや、、、必ず!絶対に!佐藤養助 総本店で本場の稲庭うどんを食べてください!
佐藤養助 総本店
〒012-0107 秋田県湯沢市稲庭町稲庭80
TEL:0183-43-2911
営業時間:食事 11:00〜17:00、お土産 9:00~17:00
定休日:年末年始
おすすめメニュー:二味天せいろ、味くらべ天麩羅付き
駐車場:あり(無料)
公式HP:https://www.sato-yoske.co.jp/
4 湯沢市:川原毛地獄
日本3大うどんの稲庭うどんに続く「日本3大霊地」の1つが湯沢市にある「川原毛地獄」です。
ここは「火山・温泉大国」の日本ではよく見かける「火山ガスが噴出している荒涼とした景勝地」ですが、その広さと迫力が他とは桁違いの場所です!
ちなみにアクセスは県道310号線沿いに無料の駐車場があるので、後はそこから徒歩で散策することになります(公衆トイレあり)
ただ歩いて散策するだけもそのド迫力に圧倒される川原毛地獄ですが、、、なんと!まさかの自然の滝壺がそのまま温泉になっている、、、そんな温泉好きにはたまらないワイルドな露天風呂「川原毛大湯滝」があります!
滝の水温の都合上で入浴できるのは7月上旬〜9月中旬にかけての期間となりますが、これぞ「非現実を楽しむツーリングの真骨頂」とも言える体験ができるので、是非時期を合わせて行ってみることをおすすめします。
ちなみに当然ながら周囲からは丸見えの状態なので、、、入浴時は水着着用がルールとなっていますが、ありがたいことに男女別の簡易脱衣所が用意されています(女性ライダーも安心)
川原毛地獄
〒019-0404 秋田県湯沢市高松番沢
TEL:0183-55-8180(湯沢市 観光・ジオパーク推進課)
料金:入場無料、川原毛大湯滝の入浴無料
川原毛大湯滝に入れる時期:7月上旬〜9月中旬
駐車場:あり(無料)
公式HP:https://www.city-yuzawa.jp/site/yuzawatrip/711.html
5 仙北市:乳頭温泉郷 鶴の湯
1生に1度は行きたい温泉地!として、常に国内人気温泉地ランキングの上位に君臨する場所が「乳頭温泉郷」です。
秋田県と岩手県、それから青森県を跨ぐ巨大な国立公園「十和田・八幡平国立公園」のエリア内にある秘湯感抜群の温泉郷で、全部で7か所の温泉宿があります。
基本的にはどの温泉宿も日帰り入浴が可能ですが、中でも最も人気の高い温泉宿が「鶴の湯」です。
鶴の湯は別名「日本一予約の取れない秘湯」とも呼ばれている、日本屈指の人気を誇る温泉宿ですが、日帰り入浴なら予約不要かつ700円で極上の温泉を味わうことができます!
名物は秋田県の観光パンフレットなどを見ると必ず出てくる「白く濁った混浴露天風呂」ですが、これに浸かると本当に気持ちが良く「地球、、、いや、日本に生まれてよかったぁ」と思わず叫びたくなります!
ちなみに鶴の湯のアクセスルートは途中からダートとなるので(フラットです←僕はフラット詐欺師ではありません)特にオンロードバイクの場合は慎重に運転しましょう。
乳頭温泉郷 鶴の湯
〒014-1204 秋田県仙北市田沢湖田沢先達沢国有林50
TEL: 0187-46-2139
日帰り入浴営業時間:10:00~15:00
定休日:なし(月曜日は露天風呂入浴不可)
料金:日帰り入浴700円
駐車場:敷地内にあり(無料)
公式HP:http://www.tsurunoyu.com/
稲庭うどんを食べて乳頭温泉に入れば人生最高!
はい!秋田県にツーリングに行ったら、稲庭うどんを食べて乳頭温泉に入ってください!たったそれだけでこの世の全てを手に入れたも同然です!
もはや「人生最高!!」と思えるくらいの極楽を味わえるので、、、一応寒風山パノラマラインや仁賀保高原、それから川原毛地獄もおすすめしておきますが、、、とにかく稲庭うどんを食べて乳頭温泉に入ってくれれば僕は満足です(まさかの僕基準)
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投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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