「ヘルメットがニオう」
「ブーツやライディングシューズがクサイ」
あなたは、バイクグッズのニオイでお悩みではありませんか?
夏に限らず、バイクグッズは使い続けるうちにイヤなニオイがしてきますよね。
そこで今回は、バイクグッズのイヤなニオイを撃退する方法とおすすめのアイテムを、バイク歴40年の筆者が紹介します。
手軽にニオイを撃退できる方法もありますので、最後まで読んで試してみて下さいね。
ヘルメットのニオイ対策
この章では、ヘルメットに関するメンテナンスや消臭の方法を解説します。
あなたのヘルメットに合う方法でメンテナンスしてみて下さい。
定期的にメンテナンスをする
ヘルメットを使いっぱなしにしていませんか?
使いっぱなしはいけません。
ニオイ始める前に、メンテナンスをしましょう。
内装の洗濯
ヘルメットの内装を取り外せるタイプのヘルメットは、内装を取り外し、中性洗剤で丁寧に手洗い(押し洗い)しましょう。
洗濯機を使う場合は、洗濯ネットに入れ「手洗いモード」で洗濯で洗います。
洗った後はしっかり乾燥し、完全に乾いてからヘルメットに戻して下さい。
内装を乾燥させる
ヘルメットの内装を外せないタイプのヘルメットは、風通しの良い場所で陰干しし、汗や湿気を飛ばしましょう。
ヘルメット内部に乾燥剤や新聞紙を入れるのも効果的です。
ヘルメットを除菌する
ヘルメットの内装が乾燥したら、除菌スプレーやアルコールスプレーを内装に吹きかけ、雑菌の繁殖を防ぎます。
天日干しや乾燥機も除菌効果があります。
ただし、気温の高い夏に天日干しする場合や乾燥機を使用する場合は、温度が高すぎるとヘルメットが変形したり変質したりする恐れがあります。
状況を見ながら乾燥や除菌をしましょう。
ヘルメット用の消臭アイテムや便利アイテム
消臭アイテムや便利アイテムを使えば、ニオイを効率よく防げます。
ヤマハ ヘルメット 消臭剤
ヘルメット専用の消臭スプレーです。内装に直接吹きかけて使います。
除菌効果による消臭を期待できます。
キレイキレイ 除菌・ウイルス除去スプレー
菌が増えるのを防ぐ効果で、ヘルメット内のニオイも防ぎます。
ほかの衣類や日用品にも使えて便利ですよ。
RSタイチ インナーキャップ
RSタイチのインナーキャップを着用すれば、汗や皮脂が直接ヘルメットに付着するのを防げます。
ヘルメットの中の蒸れ防止にも効果があります。
使用したあとはこまめに洗濯しましょう。
グローブのニオイ対策
グローブも使い続けるとニオイが発生します。
ニオイが気になるライダーは、この章で紹介している方法を試してみて下さい。
グローブも定期的にメンテナンスをする
使ったらメンテナンス!
全ての道具の鉄則です。メンテの時間がないときは、せめて陰干ししましょう。
グローブを乾かす
グローブを使用したあとすぐに洗えない場合は、風通しの良い場所で陰干しし、汗や湿気を飛ばしましょう。
グローブの中に乾燥剤や新聞紙を入れるのもよい方法です。
アイリスオーヤマ ステンレス ピンチ ハンガー
グローブやインナーキャップなど、バイクアイテムをこれで干しましょう。
ステンレス製なのでサビに強く、プラスチック製と違い劣化しません。
日常生活にも使えて便利です。
グローブを除菌する
グローブを使用後に、除菌スプレーやアルコールスプレーをグローブの内側に吹きかけ、雑菌の繁殖を防ぐのも有効です。
天日干しや乾燥機も除菌効果があります。
ただし、天日干しや乾燥機は変質する場合があるので、自己責任で様子を見ながらおこなって下さい。
グローブを洗濯する
ニオイや汚れが気になる場合は洗濯をするのがおすすめです。
洗濯を始める前に、グローブの取扱説明書やグローブに縫い付けてあるタグの洗濯方法を確認しましょう。
メーカーが推奨しない方法で洗濯すると、変質する恐れがあります。
メッシュ素材や化繊などの場合は、洗濯ネットに入れて中性洗剤で押し洗い、または洗濯機の手洗いモードで洗濯します。
レザーの場合は皮革専用の洗剤を使う
素材がレザー(皮革)の場合は、皮革専用洗剤を使用して丁寧に洗いましょう。
洗った後はよくすすぎ、形を整えて陰干しして下さい。
デイトナ(Daytona) レザーウォッシュ
デイトナが販売している、レザー専用の洗剤と柔軟仕上げ剤のセットです。
レザー製のグローブに適しています。
洗濯機でラクにバイク用のレザー製品を洗濯できます。
洗ったあとは、よく乾かして柔軟仕上げ剤を塗りましょう。
消臭アイテムや便利グッズを使う
ここでは、グローブに使える消臭アイテムやグローブ関連の便利グッズを紹介します。
除菌消臭剤A2Careスプレー
消臭スプレーを使用し、グローブの内側や外側に吹きかけます。
アルコールフリーなので、グローブだけでなく、ほかのファブリック製品にも使用できて便利です。
デイトナ(Daytona) バイク用 インナーグローブ
デイトナのインナーグローブを着用すれば、ニオイのもととなる汗や皮脂が直接グローブに付くのを防いでくれます。
菌の繁殖を防ぐためにも、インナーグローブを使ったあとは、洗濯しましょう。
ブーツ・シューズのニオイ対策
ブーツやシューズは、使うのがイヤになるような強烈なニオイを発している場合があります。
この章で紹介しているメンテナンスを日頃からおこない、ニオイの発生を抑えましょう。
ブーツやシューズは日頃のメンテナンスが大切
ブーツやシューズを使ったあと、すぐに片付けてはいけません。
ブーツやシューズの使用後は、風通しの良い場所で陰干しし、汗や湿気を飛ばします。
新聞紙を詰めて型崩れを防ぎ、乾燥させましょう。
ブテナロック 除菌抗菌スプレー せっけんの香り
ブーツやシューズを使ったあとは、ブテナブロックの除菌抗菌スプレーをブーツやシューズの内側に吹きかけ、ニオイのもとである雑菌の繁殖を防ぎましょう。
スレイプニル 木製 シューキーパー
シューズを使ったあとは、シューキーパーで型崩れを防ぎましょう。
スレイプニルのシューキーパーは、木製だから乾燥の効果も期待できます。
ブーツやシューズの消臭アイテム
ブーツやシューズのニオイを軽減するアイテムも効果的です。
ここで紹介しているアイテムも使ってみてください。
靴専用 消臭スプレー ドクターショール
靴専用の消臭スプレーです。
シューズやブーツの内側にスプレーして下さい。
ニオイ菌の繁殖を阻止する効果が期待できます。
日本製 無香料 シューズパウダー
ブーツやシューズの中に消臭パウダーをかけて、ニオイを吸収します。
定期的に使用しましょう。
靴用 竹炭消臭剤
袋の中に竹炭を入れた、靴用の消臭剤です。
ブーツやシューズの中に入れておくと、消臭や除湿の効果が期待できます。
使ったあとは天日干しすれば、繰り返し使用できます。
靴用除湿剤 ドライペット
エステー化学から販売されている、靴専用の除湿剤です。
ブーツ・シューズの中に入れることで、湿気を吸収し靴を乾燥させます。
天日に干して、繰り返し使えます。
オドイーター タオル仕立て抗菌 防臭 中敷き
オドイーターは綿素材の靴用中敷です。
綿タオル素材が汗を吸い、シューズやブーツの中の足ムレ防止を期待できます。
アイリスオーヤマ シューズドライヤー カラリエ
アイリスオーヤマのカラリエは、靴専用の乾燥機です。
ブーツやシューズを乾燥して、ニオイを抑えましょう。
ブーツやシューズなど、さまざまな形の靴を乾燥できます。
ライディングスーツやウエア類のニオイ対策
この章では、皮革製のウェア類とメッシュや布製のウエア類に分けて、それぞれのニオイ対策を解説します。
皮革製のライディングスーツやジャケットの日頃の手入れと消臭アイテム
皮革製のウエア類も、使い続けるうちにニオイ始めます。
日頃から適切なメンテナンスをしましょう。
DUOFIRE 木製ハンガー
皮革製のスーツやウエアを使用後は、風通しの良い場所で陰干しし、汗や湿気を飛ばします。
いきなりクローゼットに入れてはいけません。
ハンガーに吊るすときは、型崩れを防ぐため、肩の部分に厚みのあるハンガーを使用しましょう。
直射日光を避け、日陰で干してください。
コロンブス レザーキュア
レザー製品に使える除菌・抗菌スプレーです。
レザー製のウエアを使ったら、このスプレーをシュッとひと吹きして陰干ししておきましょう。
レザーウェア専用 洗濯洗剤
ニオイがひどい場合は、レザーウエア専用洗剤を使って洗濯し、ニオイを断つのもひとつの方法です。
使う際は、ウエアや洗剤の取扱説明書をよく読んで、ウエアが変質しないように気を付けて使用しましょう。
メッシュや布製ウエアの手入れと消臭アイテム
メッシュジャケットや布製のウエアは、革製ウエアに比べれば手入れは簡単です。
こまめにメンテナンスしてニオイを防ぎましょう。
液体洗剤 アタックZERO
抗菌タイプの衣類用洗剤、アタックZEROを使ってニオイを除去しましょう。
角型 洗濯ネット 大・中セット
洗濯機を使って洗濯する際はウエア類が傷まないよう、洗濯ネットに入れて丁寧に洗いましょう。
洗濯する際は、衣類についている洗濯方法について説明しているタグや洗剤の取扱説明文をよく読んで洗濯しましょう。
洗濯物を干すときは、直射日光を避け、風通しの良い場所で陰干しします。
高温での乾燥は生地を傷める場合があるので、乾燥機は使用しないほうがよいでしょう。
ファブリーズ W除菌+消臭 プレミアム スプレー
着用したあとは、ファブリーズ W除菌+消臭 プレミアム スプレーをシュッとひとふき。
ウエアだけでなく、ほかのバイクアイテムにも使えて便利です。
ドライペット除湿剤 シートタイプ クローゼット用
クローゼットの中をドライペットで除湿して、ニオイのもととなる菌の繁殖を防ぎましょう。
バイクウエアと一緒に吊り下げておけば、除湿の効果を期待できますよ。
ライダー自身のニオイ対策
主なニオイの原因は、ライダー自身の汗や体臭です。
ライダー自身に対するニオイ対策も、効果が期待できます。
この章で紹介しているアイテムを使って、ライダー自身のニオイ対策をしましょう。
エージーデオ24 パウダースプレー制汗剤
ツーリングに出発するときは、ウエアを着る前に制汗スプレーを使いましょう。
エージデオ24をスプレーしておけば、汗のニオイや体臭への効果が期待できます。
GATSBY(ギャツビー)アイスデオドラント アイスシトラス
ツーリングに出ると、どうしても汗をかいてしまいますよね。
汗をかいたときのために、GATSBY(ギャツビー)の汗拭きシートを持ち歩きましょう。
冷感タイプは、特に夏場におすすめのアイテムです。
休憩のときに使えば、気分転換にもなりますよ。
ニオイ対策をするときの注意点
この記事で紹介しているアイテム類を使用するときは、必ずメーカーの取扱説明書に従って下さい。
メーカーが推奨していない方法で使用した結果、予期せぬアクシデントが起こる可能性があります。
使用する際は、メーカーの取扱説明書をよく読んで、自己責任でおこなって下さい。
まとめ:ニオイを撃退して快適に走ろう!
バイクグッズのイヤなニオイは、ライダーにとって悩みの種ですよね。
ヘルメット、グローブ、ブーツ、ライディングウェアなど、それぞれのアイテムに合ったケア方法や消臭アイテムを活用することで、ニオイを撃退し、快適なバイクライフを送ることができます。
定期的なメンテナンスはもちろん、消臭スプレーやインナーキャップ、乾燥剤などのアイテムを上手に活用して、ニオイのない快適なバイクライフを楽しみましょう!
また、ライダー自身の汗や体臭もニオイの原因となるため、制汗スプレーや汗拭きシートなどのアイテムも活用すると効果的です。
この記事で紹介した方法やアイテムを参考にしてニオイ対策をおこない、快適なツーリングを楽しんでくださいね。
この記事が読者の皆さまのお役に立てば幸いです。
読者の皆さまのバイクライフを応援しています。
投稿者プロフィール
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熊本県在住。生まれも育ちも熊本。
阿蘇をこよなく愛する生粋の熊本人。
昭和の時代に限定解除し、原付/中型/大型の所有歴あり。
現在の愛機はKawasaki 250TR。
愛機250TRで一日500km(下道)を走破することもある、元気おやじライダー。
「安全第一、無事帰る」をモットーに、今も安全運転を模索しながら走り続けている。
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