ピアッジオグループジャパン株式会社(本社:東京都港区芝二丁目、代表取締役:ネリ・ミクラウス)は、洗練された外装とパワフルなエンジンが精緻なバランス感覚で両立し、ベスパならではの情熱が息づく伝統のデザインを引き継ぐベスパのフラッグシップモデル“GTS シリーズ”に、キーレスシステムなどの最新技術を新たに搭載し、300 ㏄モデルと150 ㏄モデルの計4 バージョンを展開。ラインアップを従来よりも拡大して全国のベスパ正規販売店にて販売を開始いたします。
ベスパのスタイルはモダンデザインの象徴であり、新型GTS シリーズでもこの伝統のデザインが受け継がれ、日本市場では8 色ものカラーリングを展開しています。GTS シリーズ独自の優美さは、伝統と最新技術の巧みなバランス、そして細部に至るまで徹底的に磨き上げた、卓越した造形美によって生み出されています。
新型GTS シリーズモデルラインアップ
新型ベスパGTS シリーズは、格調高くエレガントでシンプルなベスパGTS Classic、コンテンポラリーなスタイルのGTS Super、スポーティなGTS SuperSport、そして技術の粋を極めたベスパGTS SuperTech という個性豊かな4つのバージョンを展開しています。
新型ベスパGTS は、最先端技術が搭載された155cc i-get 単気筒エンジンと、300 HPE(ハイパフォーマンスエンジン)エンジンの2 種類の最新型エンジンから選ぶことができます。どちらもピアッジオグループの技術の結晶であり、エンジン性能の向上に加えてCO2 排出量削減、低燃費化を目的として開発されています。
新たなGTS シリーズも、ベスパの伝統を継承した全面スチール製のボディが採用されています。スチールは100%リサイクルできる持続可能な素材であり、高強度で安全性や運動性能を高める独自の特性を備えています。
世界的に見ても珍しい、ベスパ特有のスチール製ボディに、新設計のフロントサスペンションを組み合わせました。伝統の片持ちアームを継承しつつも、システムを見直すことにより、特に高速走行時の安定性が高まり、快適性やハンドリング性能も改善されました。これまでも人体に最適な設計を模索してきたベスパは、今回も理想に近いエルゴノミクスデザインを実現しました。どのような体格の方も無理のないライディングポジションを取ることができ、快適な走行を楽しむことができます。
また、新型ベスパGTS は従来のモデルと同様に、長距離ツーリングを強く意識して設計されています。最高レベルの快適性を誇る新型シートはパッセンジャーにも配慮され、考え抜かれたエルゴノミクスによる優れた足つき性で停車時も安心です。
また、新型ベスパGTS は実用性と使いやすさの面でも一歩先を行っています。キーレスシステムの導入により、従来のようなキーを挿入しなくてもエンジンを始動できます。エンジンを始動する、シートを開く、ステアリングコラムをロックするという操作が、非常に簡単にできるようになりました。
SuperTech バージョンには最先端のTFT カラーディスプレイが搭載され、またそれ以外のバージョンには新型インストルメントが初めて搭載されます。従来の優美なスタイルはそのままに、ベスパMIA 接続システムが搭載されたモデルでは、その便利な機能を利用することができます。ベスパMIA 接続システムは、SuperTech では標準装備、それ以外のバージョンではオプションとして選択が可能です。
モデル名 | 排気量 | カラー | メーカー希望小売価格 |
GTS 300 SuperTech | 278㏄ | クォーツグレー、ディープブルー | 913,000円(消費税込み) |
GTS 300 SuperSport | 278㏄ | オリーブグリーン、イノチェンツァホワイト | 880,000円(消費税込み) |
GTS 150 Super | 155㏄ | イノチェンツァホワイト、パッショーネレッド | 649,000円(消費税込み) |
GTS 150 Classic | 155㏄ | サッビアベージュ、リラックスグリーン | 649,000円(消費税込み) |
GTS 300 SuperTech 商品概要
メーカー希望小売価格 880,000円(消費税10%込)
カラー : クォーツグレー、ディープブルー
受注開始 : 2023 年5 月9 日
出荷開始 : 2023 年6 月頃より順次
ベスパGTS SuperTech は、究極のスポーティさと最新技術が見事に融合した、ベスパGTS モデルの最高峰です。独特なサテンクロームグレー仕上げのボディパーツや、ダイヤモンドカット仕上げが美しいグラファイトカラーのホイール、専用グラフィックの描かれたシェードが洗練された印象を与えます。
クオーツグレー(マット仕上げ)とディープブルーの2 色展開で、ステアリングコラムカバーの装飾と蛍光グリーンのフロントショックスプリングも、目を引く配色となっています。さらに、ダブルシートには蛍光グリーンを含む2色のステッチが施され、ハイテク感のある仕上がりになっています。
GTS 300 SuperSport 商品概要
メーカー希望小売価格 913,000円(消費税10%込)
カラー : オリーブグリーン、イノチェンツァホワイト
受注開始 : 2023 年5 月9 日
出荷開始 : 2023 年6 月頃より順次
ベスパGTS SuperSport は最もスポーティなデザインが施されたバージョンで、グラファイトカラーのホイールに加え、ボディ細部のパーツがブラック仕上げで統一されており、高性能を予感させる力強いスタイルに仕上がっています。レッグシールド中央のベスパを象徴するステアリングコラムカバーは、新鮮なカーボン風仕上げ。
蛍光オレンジのアクセントを加え、アグレッシブな印象を加えています。ブラックのシートはタックロール状のパターンと、黒地に映える蛍光オレンジのダブルステッチが際立ちます。光沢塗装のイノチェンツァホワイト、そしてマット塗装のオリーブ グリーンの2 種類のカラー展開となっており、いずれも新しい専用グラフィックが施されています。
GTS 150 Super 商品概要
メーカー希望小売価格 649,000円(消費税10%込)
カラー : イノチェンツァホワイト、パッショーネレッド
受注開始 : 2023 年5 月9 日
出荷開始 : 2023 年6 月頃より順次
GTS 150 Super は、コンテンポラリーな印象を漂わせつつ、トレンドと伝統をアクセントに加えたデザインに仕上げています。特にグラファイトカラーのホイールはダイヤモンドカット仕上げで、パイピング付きシートが際立ちます。
ボディカラーはグロッシーなイノチェンツァホワイトとパッショーネレッドの2 色展開となっています。多数のクロームメッキパーツとグリップラバー、フットボードラバー、フロントサスペンションのスプリングなどのスポーティなブラック仕上げのパーツが組み合わされています。
GTS 150 Classic 商品概要
メーカー希望小売価格 649,000円(消費税10%込)
カラー : サッビアベージュ、リラックスグリーン
受注開始 : 2023 年5 月9 日
出荷開始 : 2023 年6 月頃より順次
GTS 150 Classic は、サッビアベージュ、リラックスグリーンの2 色展開です。メタリックの輝きが鮮烈な印象を与え、ベスパらしさの真髄を表現しています。ボディ各部にクロームメッキの優美なパーツが配されており、中でもボディラインの縁取りや、象徴ともいえるステアリングコラムカバーの装飾、フロントサスペンションのスプリング、ヘッドライトフレーム、サイレンサーカバーなどが際立ちます。
グレーのシートには縦方向に走るスリット状のパターンや、同系色のステッチが施されています。グリップラバーと、フットボードラバー、ホイールリムも同じくグレーの仕上げが選択されています。
主要諸元
GTS 300 SuperTech / GTS 300 SuperSport
エンジン | |
形式 | HPE 4 ストローク水冷単気筒 SOHC 4 バルブ |
総排気量 | 278 cc |
ボア×ストローク | 75 mm × 63 mm |
最高出力 | 23.8HP(17.5 kW) /8,250 rpm |
最大トルク | 26 Nm/ 5,250 rpm |
燃料システム | 電子制御式燃料噴射システム |
トランスミッション | 無段階オートマチック (CVT) |
クラッチ | 自動遠心乾式クラッチ |
車体 | |
フレーム | スチールモノコック |
フロントサスペンション | 片持ちリンクアーム油圧式サスペンション |
リアサスペンション | 4 段階スプリングプリロード調整機構付きツインショックアブソーバー |
フロントブレーキ | 油圧式220 mm ステンレススチール製ディスク ABS |
リアブレーキ | 油圧式220 mm ステンレススチール製ディスク ABS |
フロントタイヤ | 120/70-12 |
リアタイヤ | 130/70-12 |
寸法 | |
全長/全幅 | 1,980mm/765 mm |
ホイールベース | 1,385 mm |
シート高 | 790 ㎜ |
車両重量 | 163 kg |
燃料タンク容量 | 8.5ℓ |
製造国 | ベトナム |
GTS 150 Super / GTS 150 Classic
エンジン | |
形式 | i-get 4 ストローク水冷単気筒 SOHC 4 バルブ Start & Stop システム搭載 |
総排気量 | 155 cc |
ボア×ストローク | 58 mm × 58.7 mm |
最高出力 | 15.6HP/8,250 rpm |
最大トルク | 15 Nm/ 6,500 rpm |
燃料システム | 電子制御式燃料噴射システム |
トランスミッション | 無段階オートマチック (CVT) |
クラッチ | 自動遠心乾式クラッチ |
車体 | |
フレーム | スチールモノコック |
フロントサスペンション | 片持ちリンクアーム油圧式サスペンション |
リアサスペンション | 4 段階スプリングプリロード調整機構付きツインショックアブソーバー |
フロントブレーキ | 油圧式220 mm ステンレススチール製ディスク ABS |
リアブレーキ | 油圧式220 mm ステンレススチール製ディスク ABS |
フロントタイヤ | 120/70-12 |
リアタイヤ | 130/70-12 |
寸法 | |
全長/全幅 | 1,980mm/765 mm |
ホイールベース | 1,385 mm |
シート高 | 790 ㎜ |
車両重量 | 150 kg |
燃料タンク容量 | 7.0ℓ |
製造国 | ベトナム |
リリース:ピアッジオグループジャパン株式会社
投稿者プロフィール
-
「バイクと人を繋げる」
「ライダーのバイクライフを豊かにする」
という活動理念で運営しております。
バイク用品レビュー、ツーリング、インタビューや特集など、様々なバイクに関するコンテンツを発信しています!
Moto Connectについて