「冬用ジャケットの選び方は?」や「おすすめはあるの?」といった疑問をお持ちではないでしょうか。この記事を読めばこれらの疑問が解決します!冬用ジャケットに興味がある方に必見の内容となっているのでぜひご覧ください。
防寒する上で重要なことは風を防ぐこと!
ライダーにとって、冬場の寒さは大敵!寒ければ寒いほど乗る行為が億劫になりますし、いざ重い腰を上げてバイクに跨ると、それはもうメンタルまでやられそうになります。そんな時に身をもって感じることは、袖口や首元から冷気が進入するから体が冷えてしまうということでした。やはり厚着することも大切ですが、それ以上に末端の隙間を極力無くすことが非常に重要になります。
選ぶときのポイント
防風性
前述した通り、いかに冷気を進入させないかが冬場を乗り切るポイントです。それらを解決するにはそれぞれユーザーの手首に合わせられるよう袖口にマジックテープがあるもの、ハイネックのもの、そしてファスナー部が折り返し構造のものが望ましいです。
保温性
保温性とは熱の放出を防ぐことです。つまり外気を遮断し内部の熱を逃さないことがカギです。アウターには防風仕様のもの、そしてインナーには保温性を高める中綿が入っているものや「保温インナー」と呼ばれる厚手のインナーが装備された二重構造のものがおすすめです。
防水性
「ゴアテックス」などに代表される防水透湿素材を使用した製品がおすすめです。各社HPに初期耐水圧や初期透湿性などの数値が明記されているので参考にしてください。ちなみに透湿性とは内側から外側に湿気を逃す性能のことです。ただし、素材には防水透湿素材を使用していても縫製(縫い目)にシールが施されていない製品は完全防水とは言えず、急な降雨に短時間耐えることはできてもレインウェアとしての使用はできませんのでご注意ください。
素材
冬用ジャケットの素材で代表とされるものは、主に下記が多い傾向にあります。
防水透湿性に優れた「ゴアテックス系の素材」、保温性や通気性に優れた「ソフトシェル素材」、濡れても乾きやすく型崩れしにくい「ポリエステル素材」そして裏地は軽量で保温性に優れた「アクリル素材(ボア生地)」これ以外の素材にも、それぞれ得意とする分野があると思うので、気になったジャケットがあればホームページをよくご覧になってみてくださいね。
プロテクター
防寒対策も必須ですが、ライダーとして安全対策は侮れないです。ジャケットを選ぶ時は胸部、肩、肘、背中にプロテクターが標準装備されたジャケットを選びましょう。中には前述したパーツが一部オプション扱いのジャケットも存在するので注意してくださいね。
インナーを着用する場合はワンサイズ大き目を!
前傾姿勢になるライディングポジション。サイズが小さいと裾が捲れ上がるなどで内部の熱が逃げてしまい防寒の意味を成さないですし、そもそも窮屈で運転しづらいです。またインナーを着用することも想定して、ワンサイズアップしておくことをおすすめします。
おすすめの冬用ジャケット8選
今回は各種バイク用品通販サイトでの人気ランキングを考慮しつつ、著者が気になった冬用ジャケットを調査、まとめました。
コミネ JK-579
カジュアルな見た目ながらもライディングのための機能を盛り込んだソフトシェルパーカーです。胸、肩、肘、脊椎に安心のプロテクターを標準装備、運動性を高める立体裁断など機能性も充実。保温インナーの着脱とベンチレーションの開閉で3シーズン使用可能。
コミネ JK-603
シンプルなデザインでバイクらしくないジャケットです。浸透防水素材のポリエステルを採用、さらに保温性を高めた着脱保温ライナーを標準装備。別売り電熱ライナーベスト(給電はモバイルバッテリー)をオプション装着可能です。
コミネ JK-590
じっくり見ると波打つおしゃれなデザインが目を引くコミネのジャケット。防風性と保温性を両立したソフトシェル素材を採用。インナーは単体でも着用できる2way仕様と機能性も抜群です。レディースサイズも展開されています。
RSタイチ RSJ723
デザインと機能性を両立したジャケットです。中綿入りのインナージャケットで保温性を高め、そして特筆すべきは防水性です。浸透防水素材を採用しており、雨具のようだと賞賛する声が聞かれました。冬場の雨は耐え難いので有難いですね。
RSタイチ RSJ726
至る所に配置されたポケットが一際目を引くこのデザイン。ミリタリーテイストでありながらライダーにとっての機能性は十分兼ね備えています。まずインナーの二重構造を採用し保温性を確保。さらには肩、肘、背中にはプロテクターを標準装備しています。
ラフ&ロード RR7698
ラフ&ロードスポーツは神奈川県横浜市に本社を置くオートバイ用品を販売する会社です。このジャケットは様々な過酷な状況に耐えるべく、ウォーターシールドEXシステムを取り入れ、またインナーには超軽量・最高の保温性能を両立したプリマロフト素材が採用されています。
シンプソン NSW-2202
シンプソンはアメリカ合衆国のモータースポーツ用品を販売する会社です。派手なデザインからどこかアメリカを感じさせてくれますね。保温性を高めるインナーや安全性にも配慮されており、胸、肩、肘、背中にもプロテクターが標準装備されています。
ホンダライディングギア ストリートパーカー
ホンダライディングギアはホンダが展開するバイク用品ブランドです。シンプルなデザインで、胸元に目立たないホンダの文字がワンポイントでおしゃれを演出。前面ファスナー部は折り返し機構で隙間をシャットダウンし、素材は透湿防水防寒防風仕様。面剛性がアップする分割式胸部プロテクター(オプション)が装着可能です。
その他おすすめの防寒対策
防寒パンツ
上半身が防寒対策ばっちりで下半身が無関心では、寒い冬を乗り切ることはできません。やはり下半身も対策が必要です。防寒パンツでおすすめなのはオーバーパンツタイプです。普段のパンツの上から履くタイプになり、プロテクターが装備されているので、安全対策もばっちり!
ハンドルカバー
ハンドルカバーとは、グリップ全体を覆うカバーでその中でスロットルやウインカー操作をします。外気を完全に遮断するので防寒対策として非常に有効かつお手軽です。見た目はダサいと言われがちですが、気にしたら負けです。厚手のグローブでは操作しづらいので薄手のグローブをおすすめします。
グリップヒーター
グリップヒーターとは、グリップの全周にヒーターが内蔵されており、エンジン始動と同時に発熱する仕組みです。巻き付け式と一体型があります。より簡単でお手軽に対策するのであれば、巻き付け式をおすすめします。
電熱グローブ
電熱グローブとは、手のひらや甲、指先にヒーターが入っており、モバイルバッテリーやバイクから給電し発熱させます。ロングツーリングをする方であれば電池切れの心配が不要なバイクからの給電式をおすすめします。
電熱ベスト
電熱ベストとは、上半身全体にヒーターが入っており、給電方法は電熱グローブと同じです。上記と異なる点はヒーター内蔵型と脱着型があり、おすすめは洗濯機が使用可能である脱着型です。しかし発熱箇所は内臓型に比べると少ない傾向にあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ライダーにとって真冬は非常に厳しい季節ですが、こちらの記事を参考にして頂き、きちんとした機能性に富んだジャケットを選んで快適に過ごしましょうね。
投稿者プロフィール
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徳島県出身、30歳のしょへと申します。
現在は会社員として働きながら、ライターとして活動しています。
初めて手に入れたバイクはホンダのリトルカブ。水曜どうでしょうに影響された1人です。
そこからモンキー50とCB400SBを乗り継ぎ、現在はグロムであちこちをツーリングしています!
これまでの経験を活かして、みなさまにとって有益な情報を発信できればと思っています。よろしくお願いいたします!
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