バイクで走れる砂浜である千里浜(ちりはま)が有名な北陸地方、石川県。石川県は本州中央の日本海側にあり、奥能登とは県北部の半島(能登半島)の奥の方です。
石川県北部の半島のさらに北方面、奥能登地方の自然あふれるおすすめツーリングスポットをご紹介します。
※5/5の地震被害で現在は見附島など立ち入りが出来ないスポットもありますので、目的のスポットの最新情報は事前にチェックされる事をおすすめします。
石川県・奥能登のおすすめツーリングスポット
千里浜なぎさドライブウェイ
千里浜なぎさドライブウェイは、石川県にツーリングやドライブに来たら、ライダーやドライバーが一度は走ってみたいと思われる場所です。
バイクや車で走行できる国内で唯一の砂浜で、全長は8kmほど。砂の粒が普通の砂浜よりも細かく、さらに均一であり、海水を含むと引き締まり固まることから、バイクでも四駆ではない自動車でも走ることができます。
また、SSTR(サンライズ・サンセット・ツーリング・ラリー)Sunrise Sunset Touring Rally「列島縦断オートバイラリー」のゴール地点にもなっています。
近くには「道の駅 のと千里浜」があり、地元産のお米や野菜、お菓子などが購入でき、足湯も楽しめます。
和倉温泉
和倉温泉は、石川県七尾市にある全国有数の温泉街で、能登観光の玄関口となる場所であり、奥能登ツーリングの拠点としてもおすすめ。開湯1200年とされる歴史ある温泉で、約80度の高温の源泉は無色透明ですがとても塩分の強い泉質です。立ち寄り湯「総湯」もあり、無料の足湯もあるのでツーリングの汗を流すことができます。
全国の旅行会社が投票する「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で36年連続日本一に選ばれた老舗温泉旅館「加賀屋」も有名です。
のとじま水族館
のとじま水族館は、石川県七尾市の能登島の北岸にある水族館。和倉温泉からは能登島大橋を渡り20分で着くことができます。
ジンベエザメなど能登半島近海に生息・回遊してくる魚を中心に飼育し、展示しています。 イルカやアシカショーをはじめ、ペンギンのお散歩、マダイの音と光のファンタジアなどイベントも多く、餌やり体験やイルカなどの生きものとのふれあいもできる参加型水族館です。
気多大社(けたたいしゃ)能登國一宮
羽咋市にある、万葉集にも出てくるほど長い歴史のある神社。気多大社は大国主命(おおくにぬしのみこと) を祭神に祀る神社で、特に縁結びのご利益があると言われ、良縁を求める人のパワースポットにもなっています。
神門や拝殿、本殿など建物の多くが重要文化財に指定されていて見応えがあるほか、気多の名前から気が集まる神社としても人気があり、全国から参拝者が訪れる神社です。
巌門(がんもん)
石川県羽咋郡志賀町の海岸線一帯の能登金剛と呼ばれる複雑な海岸線や奇岩などの景勝地を象徴する観光の名所。
日本海の荒波に削られて作られた洞窟があり、岩場を歩いて散策したり、遊覧船も出ているので海上から楽しんだりすることができます。
巌門まで5分の能登金剛センターには広い駐車場があるので、そちらに駐車して観光するのがおすすめです。
世界一長いベンチ
道の駅「とぎ海街道」のすぐ海側にあり、海にそって高い位置に作られた全長460.9mのベンチ。平成元年に世界一長いベンチとしてギネスブックに掲載されました。
道の駅「とぎ海街道」の店舗前には二輪車専用の駐車場が設置されています。レストランや売店ではご当地のソフトクリームや海鮮丼が楽しめるほか、海産物の購入もできます。
増穂浦海岸(ますほがうらかいがん)
日本小貝3名所の一つと言われている白い砂浜の海岸。11月から3月にかけては、浜辺に貝寄せの風が吹いてピンク色のサクラ貝などが取れます。
ヤセの断崖
松本清張の名作である小説「ゼロの焦点」の舞台になった断崖絶壁。源義経が船を隠したとされる地形もあり、義経の舟隠しと呼ばれる場所もあります。
さらに近くには、海岸沿いにトトロのように見える剣地権現岩(つるぎじごんげんいわ)、通称「トトロ岩」があり、撮影スポットとしても人気があります。
道の駅赤神(あかかみ)
輪島市は平成31年1月に全国初となる「ライダーを笑顔で歓迎する都市」を宣言しました。
奥能登ツーリングで輪島の玄関口となる「道の駅赤神」では、ライダー専用駐車場の整備がされ、交流の場としてメッセージボードが設置されています。
期間限定ではありますが、モーターサイクル親善大使を務めている風間深志関連の展示もあり、SSTRグッズが購入できたり、SSTRロゴ入り輪島塗カップでコーヒーが楽しめたりするなど、毎年多くのSSTRライダー達がこちらを訪れています。ライダー御用達の「バイ喰うカレー」なるボリューム満点のメニューもあります。
間垣(まがき)の里
間垣とは、海からの強い風から家を守るために竹を組んで作られた珍しい竹の垣根。間垣の里は高さ約3mの竹垣で集落が囲まれていて、夏の強い日差しを遮り、冬は強烈な風から家屋を守る役割があります。小さな集落で住民の方々が普通に生活されている地域。
輪島の朝市
日本三大朝市のひとつである輪島朝市。朝8時から12時まで、輪島市河井町の朝市通りに約150~200点もの露天が並び、新鮮な海産物や干物、野菜、民芸品などが販売されています。
朝市専用の大きな駐車場があり、輪島マリンタウンにはバイク専用の屋根付きの場所もあるので安心して散策できます。発送にも対応しているので新鮮な魚介類を購入することも可能です。
道の駅輪島 ふらっと訪夢(ほーむ)
旧輪島駅の跡地にある道の駅輪島・通称「ふらっと訪夢(ほーむ)」には、観光案内センターや売店、喫茶店などがあります。
かつて、のと鉄道七尾線の終点であった輪島駅であったため、施設内には当時のプラットホームや線路の一部が残されています。
輪島キリコ会館
輪島キリコ会館は、輪島大祭で使われるキリコと呼ばれる大きな灯籠が大小約30基、展示されています。能登のキリコ祭りは世界遺産にも認定されていて、館内では祭囃子と光による演出で祭の臨場感が味わえます。年中無休で、入館料は一般630円です。
のと里山空港
輪島市・穴水町・能登町の1市2町にまたがる森の中の空港。2023年には開港20周年を迎える、能登の玄関口。道の駅「のと里山空港」も同一施設として運営されていて、無料の駐車場があり、売店やレストランも利用できます。
空港の東隣には日本航空学園輪島校(日本航空高等学校石川・日本航空大学校)が開設されていて、旅客機の他、航空自衛隊機や海上保安庁の航空機も利用する空港となっています。
空港ビルの3階には入場無料の見学者デッキがあり、滑走路が一望できますので、飛行機の離陸・着陸を見る事ができます。
白米千枚田(しろよねせんまいだ)
白米千枚田は、日本海に面して降っていく斜面に、棚のように階段状に田んぼが海まで続いている、奥能登を代表する景勝地。日本の棚田百選と国指定文化財名勝に指定されており、小さな楕円形の田んぼは1004枚もあります。
道の駅「千枚田ポケットパーク」から千枚田全体を見渡せるほか、階段から実際に田んぼ横のあぜ道まで降りて、散策することもできます。売店やレストハウスでは様々な特産品や棚田米おにぎりなど、ソウルフードも楽しめます。
10月中旬から3月中旬にかけては、千枚田のあぜ道に25,000個のイルミネーションが設置されライトアップするイベント「あぜのきらめき」が開かれます。
窓岩
窓岩は、荒々しい海岸線が続いている曽々木海岸に、岩に窓のように穴があいた奇岩のあるスポットで、曽々木海岸のシンボルともされています。夕方には岩窓の中に夕日が収まる瞬間があり、最高のシャッターチャンスとなります。
曽々木海岸は町野川の河口から垂水の滝までの2kmの海岸線で、海と岩の織りなす断崖風景の自然美で知られています。厳冬期には岩にぶつかった波が泡状になって海面に浮かぶ、ふんわりした綿のような波の花も有名です。
垂水の滝(たるみのたき)
垂水の滝は、落差およそ35mで山から海へ直接注ぎ込む、能登では珍しい滝。厳冬期の強い風が吹く日には滝が空に向かって吹き上がり、冬の風物詩となっています。
輪島市と珠洲市の境目にある八世乃洞門新トンネルのすぐそばにあり、駐車場もあるので、滝の下まで歩いて行ったり、海際を散策したりできます。
奥能登塩田エリア
伝統の揚げ浜式塩づくりが今も行われている塩田があるエリアで、数件の製塩所が海岸沿いにあります。それぞれに駐車場があり、売店ではここでしか手に入らない塩を購入できるほか、塩づくりの工程を体験できる場所もあります。
道の駅「すず塩田村」では、揚げ浜式塩づくりの歴史や文化に触れ、職人の技を見学したり、塩製品を購入したりできます。
すず塩田村から海岸沿いに8kmほど進むと、ゴジラ岩と呼ばれる奇岩を海側に見ることができます。西の空に向かい立ち上がるゴジラのような岩と、夕陽を一緒に眺められる名所となっていて、道沿いには小規模ですが駐車場もあります。
木ノ浦海岸
木ノ浦海岸は外浦海岸の中でも特に美しく、海の透明度が高くて水産動植物の種類が豊富な国定公園特別地域。
木ノ浦海域公園には、健民休暇村としてキャンプ場や公園があり、展望台も整備されているので、奥能登ツーリングの休憩や宿泊として利用したり、釣りやダイビングを楽しんだりするのもおすすめです。
禄剛崎灯台(ろっこうざきとうだい)
能登半島の最先端にある明治時代に日本人の設計で造られた白い灯台で、通称「狼煙(のろし)の灯台」。富山湾に面した沿岸部を内浦、日本海に面した沿岸部を外浦と呼び、そのちょうど接点にあたる場所となります。この岬からは、海から昇る朝日と、海に沈む夕陽が見られることでも有名です。
多少きつい傾斜もありますが、道の駅狼煙(のろし)向かいの登り口から、徒歩で灯台のある頂上まで10分程度登るとたどり着きます。1998年に日本の灯台50選に選ばれ、2017年には恋する灯台に認定されました。
聖域の岬
日本3大パワースポットの一つとされている聖域の岬。海岸線の専用の道路を下ると、秘湯の一軒宿「よしが浦温泉ランプの宿」があります。聖域の岬には広い無料の駐車場が整備されており、敷地の海側には、有料ではありますが展望台や青の洞窟・遊歩道に入ることができます。
見附島
見附島は高さ28mの大きな奇岩で、先端が尖った形がまるで軍艦のように見えるため別名「軍艦島」と呼ばれて、能登のシンボルとされています。海岸から踏石が並べられているので、引き潮の時には島のすぐ近くまで歩いて行き、迫力の見附島を見上げることができます。
見附島と恋路海岸を結ぶ約3.5kmの海岸は「えんむすびーち」と呼ばれ恋人の聖地とされていて、設置されている縁結びの鐘を鳴らすと恋人関係が長続きし、恋人のいない人にはご縁があるとされています。
見附島の手前には広い無料駐車場もあり、食事ができる「見附茶屋」や、車やバイクも乗り入れられる「見附島シーサイドキャンプ場」があるので、キャンプや釣り、海水浴が楽しめます。
恋路海岸
緩やかに湾曲した砂浜に、弁天島と鳥居が見えるスポット。地名に由来する悲恋の恋路物語があり、恋する二人のモニュメントが設置されています。駐車場もあり、夏には海水浴場として楽しめます。
九十九湾(つくもわん)
九十九湾は大小様々な入江からなるリアス式海岸で、日本百景に選ばれ、能登半島国定公園にも指定されています。海の透明度が高く、波は穏やかで、岩を歩く磯の観察路は海上を散歩している気分を味わえます。
周辺施設として「のと海洋ふれあいセンター」「のと九十九湾観光交流センターイカの駅つくモール」があり、レストランや売店で買い物をしたり休憩したりできるほか、遊覧船も出ていて、マリンレジャーが楽しめます。イカの駅つくモール前にある大きなスルメイカのモニュメント「イカキング」が人気です。
ぼら待ちやぐら(中居湾ふれあいパーク)
海中に組まれた、漁業用に使われていたぼら待ちやぐらを見ることができるパーキング。ぼら待ち網漁は、江戸時代から伝わる原始的な漁法で、やぐらの上から網を見張り、魚が網に入ったら手繰り寄せて獲るというもの。国道249沿いにあり、SSTRライダーの立ち寄り場所ともなっていて、穏やかな湾内を眺めながら休憩するのにぴったりの場所です。
奥能登おすすめツーリングコース3選
A「千里浜なぎさドライブウェイ~輪島朝市・キリコ会館~のと里山空港」
千里浜なぎさドライブウェイ(道の駅 のと千里浜)→(5.5km)→気多大社→(23.4km)→巌門→(5.5km)→世界一長いベンチ(道の駅とぎ海街道)→(15km)→道の駅赤神→間垣の里→(27.8km36分)→輪島キリコ会館・輪島朝市→(20km)→のと里山空港
千里浜なぎさドライブウェイから奥能登方面へ向かい、海岸線を走りながら輪島を目指すツーリングコース。
輪島朝市の営業時間は午前8時から12時までなので、朝市を訪れたい場合には早い時間の出発にするか、のと千里浜の後は道の駅赤神にすぐ向かうと早く到着できます。
千里浜なぎさドライブウェイ(道の駅 のと千里浜)→道の駅赤神→輪島朝市
日程に余裕があれば、奥能登の旅館や民宿、キャンプ場で一泊して、観光と海岸沿いルートの走行をじっくり楽しむのもおすすめです。奥能登には天然温泉も充実していて立ち寄り湯も多いので、疲れを癒しながら過ごすのも良いですよ。
B「道の駅輪島ふらっと訪夢~禄剛崎灯台~見附島~のと里山空港」
道の駅輪島ふらっと訪夢→輪島朝市→(10.2km)→白米千枚田→(10.4km)→垂水の滝→(3.5km)→道の駅すず塩田村→木ノ裏海岸(22.8km)→狼煙の灯台→(22.1km32分)→見附島→(11.9km17分)→恋路海岸→イカの駅つくモール→のと里山空港
輪島を出発点として、奥能登を満喫する海岸線をぐるりと爆走するコース。走行距離115km、約2時間34分かかるので、それぞれに休憩や観光、食事を考えると倍近くの時間滞在することになります。食事以外はあまり長く休憩を取らず、海岸の走行に時間をかけたいライダーにおすすめです。
海岸沿いでは、海と山の両方を見ながら走ることができます。また波打ち際沿いを走っていたかと思えば、遠く水平線が見えるような高い崖のような道を走る時もあり、ところどころに適度なカーブもありますので、半島ならではの高低差が大きいワインディングを楽しめます。
こちらのコースも日程に余裕があれば、輪島朝市をゆっくり観光した後、木ノ裏海岸でキャンプ泊をしたり、旅館、民宿を利用するなどしてゆっくり楽しむのもおすすめです。
C「和倉温泉~輪島朝市~千枚田~のと里山空港」
和倉温泉駅→のと里山海道に七尾田鶴浜バイパスから入る→別所岳SA→のと里山空港IC降りる→(61.2km1時間11分)→輪島朝市→(10.2km)→白米千枚田ポケットパーク→(31.4km41分)見附島→珠洲道路→のと里山空港
和倉温泉駅から、のと里山海道を使い輪島朝市に早めに到着し、白米千枚田の観光をして、見附島をまわり珠洲道路を利用してのと里山空港まで戻る、快適ルートのコースです。
途中の「別所岳SA」は上下線どちらからもアクセスできるSAで、展望台「スカイデッキゆめてらす」からは七尾湾に浮かぶ能登島や和倉温泉が見え、晴れた日には立山連峰が見えることもあります。
時間がある場合には、見附島から恋路海岸、ぼら待ちやぐらのある中居ポケットパークと、海岸沿いを走るルートもおすすめです。
奥能登ツーリングの楽しみ方
主要道路をうまく使う
能登半島は案外広く、能登半島一周は約300㎞あります。バイクでも休憩を考えず走るだけで4時間半以上かかることになります。目的地までの距離と時間を事前に確認しておきましょう。
国道249号線
国道249号線は半島の海岸線をぐるりと走っていて、観光地も沿線に点在しているので、249号線に乗ればツーリングルートと観光の両方が間違いなく楽しめます。くねくね道に入ったり街中などで迷ったりした時も、国道249号線に出るようにすると良いでしょう。
のと里山海道
金沢と能登を結ぶ無料の自動車専用道路。のと里山空港ICから金沢までは一本で行けるのでわかりやすく、途中のICで和倉温泉や千里浜なぎさドライブウェイなどにも簡単にアクセスできます。
無料で走行でき、快適な道路なのですが、決して高速道路ではないので、スピードを出し過ぎないよう注意しましょう。
珠洲道路
のと里山空港ICから、半島先端の珠洲市までをつなぐ道路。片側一車線ではありますが道幅が広くて気持ち良く走れます。のと里山空港から距離をかせいで禄剛崎や木ノ裏海岸など、能登半島先端エリアへ移動できて便利です。南側へ帰る時にも、海岸線では時間がかかると思ったら、珠洲道路に入れば時間短縮することができます。
休憩をしっかりとる
奥能登の海岸線沿いは信号も少なく、いつまでも停まらずに走っていられるような道も多く、快適な速度でバイクでの走行を長時間楽しめます。
ただし、思いのほか疲れがたまったり、スピードが出すぎたりして、危険な目にあいやすくなるとも言えます。また、景勝地のパーキングから他の車やバイクが道路に突然出てくる場面もよくあります。
自然を感じながら走行を楽しみ、観光客が多い場所では速度をできるだけ落として通過し、パーキングで適度に休憩を取ることをおすすめします。
給油をこまめにしておく
ガソリンスタンドを見つけたら、出来るだけ給油しておくことをおすすめします。ガソリンスタンドは輪島市中心部と珠洲市中心部・海岸沿いにいくつかありますが、半島の先端に近づくとほとんどありません。宿泊地や街中の出発時にできるだけ満タンにしておくのも良いでしょう。
食事を優先する(祝日・大型連休時)
奥能登の観光地はそれぞれに距離が離れていて、お昼時にたどり着けない可能性もあり、観光客ですごい行列ができて長時間待つ事になったり、ランチ時間が過ぎてしまったり、売店でも食事がわりにできるものが売り切れていたりすることがあります。コンビニエンスストアはありますが、せっかくですから地元の食事を食べたいですよね。
特に奥能登地区で提供されているご当地グルメ「能登丼」は、奥能登食彩紀行プロジェクトのもと開発された料理でぜひ食べてほしいメニュー。メイン食材に地場でとれた旬の魚介類 、能登で育まれた肉類・野菜又は地元産の伝統保存食を使用することと定義が決まっていて、それぞれの店によって内容が異なっています。
食事をとりたいお店や観光地の場所と到着時間を把握しておき、食事難民にならないようにして、奥能登の美味しい地元ご飯を是非味わってください。
まとめ
奥能登は地域に根ざした生活様式や食文化を楽しみながら、海と山といった両方の自然を同時に感じながら走れる最高のツーリングコースです。
特に輪島市は「ライダーを笑顔で歓迎する都市」宣言により、市内の区役所や公民館・美術館の設備などには屋根付きでバイクを停められる「二輪車無料休憩所」が26ヵ所も整備されていて、ライダーに優しい地域となっています。
奥能登は能登半島の最北部で、観光スポットをまわると案外距離があり時間がかかるので、計画的なツーリングをおすすめします。くねくねとした海岸沿いの国道と、快適に走れる自動車専用道路をうまく使って、奥能登ツーリングを楽しんでください。
投稿者プロフィール
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GPZ750R改に乗っているねこにんじゃと申します。
ライターでイラストレーターです。
「おすすめグッズを知りたいけど面倒だから誰かまとめて」
「整備について知りたいけど難しいから簡単に知りたい」
などなどのバイクライダーの希望をかなえます。
バイクライフがより楽しくなるような情報を、できるかぎりわかりやすくお届けしていきます。
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