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Moto Connect(モトコネクト) > 記事 > バイクニュース > 【トライアンフ】特別仕様車のTIGER 「ALPINE」 および 「DESERT」 エディション発表
バイクニューストピックス

【トライアンフ】特別仕様車のTIGER 「ALPINE」 および 「DESERT」 エディション発表

モトコネクト編集部
最終更新日 2025/11/13 18:44
モトコネクト編集部
Published: 2025年11月13日
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トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は、2025年11月11日(火)、「Tiger」シリーズの特別仕様車、「Alpine Edition(アルパイン・エディション)」 および 「Desert Edition(デザート・エディション)」 を発表いたします。

目次
  • 「Tiger」シリーズの特別仕様車、「Alpine Edition」「Desert Edition」 について
    • 車両価格
    • トライアンフ モーターサイクル CCOのポール・ストラウドのコメント
  • 主な特長
    • さらなるスタイルと存在感の進化
    • 三気筒エンジンが生み出す圧倒的なパフォーマンス
    • あらゆる道を征する走破性能
    • 快適性・コントロール性・安心感のすべてを向上
    • あなただけの一台を
  • 「Tiger 900」と「Tiger 1200」シリーズへ、魅力的な装備と価格以上の価値を持つ特別仕様車、 「Alpine Edition」 および 「Desert Edition」 を新たに追加します。
  • これらの特別仕様車は、「Tiger」シリーズならではの高い走破性をベースに、充実した装備、新たなカラー、そして「Alpine Edition」「Desert Edition」専用のグラフィックを採用しています。
  • 「Tiger 1200」特別仕様車には、ブラインドスポット アシスト および レーンチェンジ アシスト を搭載し、さらにライダーとパッセンジャーの両方に対応するヒーテッドシートも標準装備しています。
  • 「Tiger 900」特別仕様車の両モデルには、トライアンフのアドベンチャーモデルとして初めて、アクラポヴィッチ製サイレンサーを標準装備しています。
  • 「Tiger 900 Alpine Edition」にはエンジンプロテクションバー、「Tiger 900 Desert Edition」にはフューエルタンクプロテクションバーをそれぞれ装備し、オフロード走行時の耐久性を高めています。
  • これらの特別仕様車は、充実した装備を魅力的な価格で提供し、2026年1月より販売開始を予定しています。
Tiger 900の両エディションに標準装備されるアクラポヴィッチ製サイレンサー

「Tiger」シリーズの特別仕様車、「Alpine Edition」「Desert Edition」 について

これらの特別仕様車は、世界でも最も挑戦的かつ多様な環境であるアルプス山脈と砂漠を走破することを目指して設計された、存在感あふれるアドベンチャーモーターサイクルです。

「Alpine Edition」 は雪に覆われた山岳地帯の探検をテーマに誕生したモデルで、オンロード志向の GT Proをベースに、ライダーの負担を軽減する先進テクノロジーと、山岳の頂をイメージした新たなカラーを採用しています。
「Tiger 900 Alpine Edition」はスノードニア・ホワイトとサファイア・ブラックを基調に、エーゲ・ブルーのアクセントを組み合わせたカラーリングで仕上げられています。一方、「Tiger 1200 Alpine Edition」 は洗練されたツーリング性能と力強い外観を求めるライダーのために、印象的な2種類のアルパイン・カラーで展開されます。

「Desert Edition」 は、灼熱の砂漠と過酷な地形を走破するために開発されたモデルで、クラスをリードする Rally Pro をベースに、トライアンフの「Tiger」シリーズが誇る高いオフロード性能を際立たせるデザインを採用しています。アップグレードされたプレミアムな装備と、先進テクノロジーを搭載した 「Tiger 900 Desert Edition」 は、アーバン・グレーとサファイア・ブラックを基調に、力強いバハ・オレンジのアクセントが加えられています。
さらに、「Tiger 1200 Desert Edition」 は、2種類の独自のカラーを採用し、さまざまな地形を走るライダーに向けて、タフな走破性能と個性的なスタイルを高次元で融合させています。

Tiger 900 Desert Edition

アルプスの峠に広がるタイトなスイッチバックを駆け抜けるときも、果てしなく続く砂漠の大地を突き進むときも、Alpine Edition と Desert Edition は高い走行性能に加え、これまでにない充実した仕様を非常に競争力のある価格で提供します。また快適性や安心感を求めるライダーに向けて、ヒーテッドシートおよびローシートをアクセサリーとして選択可能です。

車両価格

車種名カラーメーカー希望小売価格(税込)
Tiger 900 Alpine editionスノードニアホワイト¥2,019,000 –
Tiger 900 Desert editionアーバングレー¥2,099,000 –
Tiger 1200 Alpine editionサテンクリスタルホワイト¥2,435,000 –
Tiger 1200 Alpine editionアッシュグレー¥2,435,000 –
Tiger 1200 Desert editionサテングラナイト¥2,595,000 –
Tiger 1200 Desert editionクリスタルホワイト¥2,595,000 –

「Tiger」シリーズの特別仕様車「Alpine Edition」および 「Desert Edition」は全国のトライアンフの正規販売店にて予約注文可能です。店頭での納車は2026年1月を予定しています。

トライアンフ モーターサイクル CCOのポール・ストラウドのコメント

「Alpine EditionとDesert Editionは、トライアンフの「Tiger」シリーズが持つ高い走破性をそのままに、洗練されたデザインと強い個性、そしてプレミアムな装備を備えています。これらのモデルは、私たちのお客様が「Tiger」を駆り、雪に覆われた山々や、果てしない砂丘を旅してきた壮大な冒険を讃える存在でもあります。この特別仕様車を真に際立たせているのは、常に冒険の旅へ出る準備をしているライダーに対して、価格以上の価値を提供している点です。トライアンフならではのクラス最高の品質、細部へのこだわり、そして三気筒エンジンが生み出すパフォーマンスに加え、さらに一層洗練されたスタイル、最新テクノロジー、そして高い走行性能を標準でお届けします。」

主な特長

さらなるスタイルと存在感の進化

2020年に「Tiger 1200 XRx」および「Tiger 1200 XCx」で初めて登場した Alpine と Desert のコンセプトが、2026年モデルとして新たなビジョンのもとに復活します。より刺激的な冒険を求め、限界に挑むことを楽しむライダーのために再構築されたこれらの特別仕様車は、山岳と砂丘をモチーフとした新デザインのロゴを採用。トライアンフのアドベンチャーラインアップに新たなエネルギーと洗練されたスタイルをもたらしています。

LEDライトおよび特徴的なデイタイムランニングライト(DRL)が、視認性を高めるとともに、「Tiger」ならではの力強い存在感と堂々としたスタイルを際立たせます。そのデザインは、「Tiger」シリーズが持つ大胆かつ目的意識の高い造形美をさらに強調しています。

特徴的なDRL

三気筒エンジンが生み出す圧倒的なパフォーマンス

すべての「Tiger」の心臓部には、トライアンフ独自のTプレーンクランクを採用した三気筒エンジンが搭載されています。このユニークな構造により、低回転域ではツインエンジンのようなトラクションと扱いやすさを発揮しつつ、高回転域では三気筒ならではのスリリングなパワーを実現。スムーズな中速域での加速と緻密なトルクコントロールを両立し、あらゆる走行シーンでライダーに高い信頼性とコントロール性を提供します。

Tプレーンクランクによる不等間隔爆発によって生み出されるトルクフルな三気筒エンジン

Tiger 900は、ミドルウェイト・アドベンチャーカテゴリーにおける新たなベンチマークとして位置づけられています。888ccトリプルエンジンを搭載し、9,500rpmで108PS、6,850rpmで90Nmのトルクを発揮。レスポンスに優れたパワーデリバリーと高い燃焼効率、さらにEuro 5+ 規制適合により、長距離ツーリングからテクニカルなオフロード走行まで幅広く対応。パフォーマンスと実用性を理想的なバランスで融合したモデルです。

究極のパフォーマンスを求めるライダーには、Tiger 1200が最適な選択肢です。このモデルは、9,000rpmで最高出力150PS、7,000rpmで最大トルク130Nmを発揮し、クラスをリードするパワーを実現。独自の1-3-2点火順序がもたらすスムーズで伸びやかな走りと、低回転域での力強いトルク、高回転域での圧倒的なパワーが融合し、真のアドベンチャーライダーに理想的なエンジン特性を提供します。さらにEuro 5+規制に完全適合しており、パワー・コントロール・洗練性の完璧なバランスを実現しています。

あらゆる道を征する走破性能

Tiger 900およびTiger 1200は、高い剛性、優れたコントロール性、そして耐久性を兼ね備えて設計されています。すべてのモデルにツインサイド式鋳造アルミスイングアームを採用し、安定性と高精度なハンドリングを実現。さらに、Brembo製コンポーネントを使用した高性能ブレーキシステムが、卓越した制動力を発揮します。また、ダンパー付きハンドルマウントシステムを採用することで、長距離走行時の快適性を向上。加えてDesert Editionには、チューブレスタイヤを装着したスポークホイールを採用しており、多様な路面状況においても高い信頼性と走破性を確保しています。

走行時の振動を軽減するダンパー付きハンドルマウントシステム

Tiger 900では、各モデルの特性に合わせてサスペンション設定が最適化されています。「Tiger 900 Alpine Edition」には、マルゾッキ製45mm倒立フォークを採用。リバウンドおよびコンプレッションの減衰調整が可能で、180mmのトラベル量を確保しています。一方、「Tiger 900 Desert Edition」には、より過酷なオフロード走行を想定したShowa製45mm倒立フォークを装備し、240mmのトラベル量を誇ります。リアサスペンションも同様に、Alpine Editionにはマルゾッキ製ユニット(トラベル量170mm)、Desert EditionにはShowa製ユニット(トラベル量240mm)を採用。それぞれの用途に合わせて、オンロード/オフロード両方で最適なパフォーマンスを発揮します。

ブレーキシステムには、フロントに320mmツインディスクとBrembo製Stylemaキャリパー、リアに255mmシングルディスクを装備。確実な制動力と優れたコントロール性を両立しています。さらに、Alpine EditionにはメッツラーTourance™ Nextタイヤを、Desert EditionにはブリヂストンBattlax Adventureタイヤを採用。あらゆる路面状況で優れたグリップ性能を発揮し、オンロードからオフロードまで自在な走行を可能にします。

Tiger 1200には、全バリエーションに共通してShowa製セミアクティブサスペンションを採用。フロント・リアともに200mmのトラベル量を確保し、あらゆる路面状況において卓越した快適性とコントロール性能を発揮します。軽量なアルミニウム製「トライリンク」スイングアームが高い剛性と安定性をもたらし、ブレーキシステムには、320mmツインディスク(フロント)にBrembo製Stylemaモノブロックキャリパー、282mmディスク(リア)にBrembo製キャリパーを装備。優れた制動力と操作性を実現しています。また、スポークホイール(チューブレスタイプ)を採用し、フロント21インチ/リア18インチの組み合わせで、あらゆる地形に対応。タイヤには、Alpine EditionにブリヂストンA41、Desert EditionにメッツラーKaroo Streetを装着し、あらゆる路面で最適なパフォーマンスを発揮します。

Brembo製Stylemaモノブロックキャリパーとどんな地形でも走破する事ができるスポークホイール

快適性・コントロール性・安心感のすべてを向上

Tiger 900およびTiger 1200 の特別仕様車の全モデルには、ライダーの快適性・操作性・安心感をさらに高めるための充実した装備が採用されています。

すべてのTigerモデルには、スムーズなギアチェンジを実現するトライアンフ・シフト・アシストを標準装備。さらに、My Triumphコネクティビティ機能を備えた7インチ・フルカラーTFTディスプレイを搭載し、視認性の高い直感的な情報表示と多彩なライディングモードを提供します。Alpine Editionには5種類、Desert Editionには6種類のライディングモードを搭載。Desert Editionには、過酷な路面状況にも対応するOff-Road Proモードが追加されています。さらにTiger 900は両モデルともに、ヒーテッドシートまたはローシートへのアップグレードが可能。これにより、Tiger 900はオンロードからオフロードまで、あらゆる環境で快適かつ自在な走りを求めるライダーに理想的なモデルとなっています。

Tiger 1200の両エディションは、ライダーを中心に設計されたテクノロジーと快適装備をさらに進化させています。ライダーとパッセンジャーそれぞれにヒーテッドシートを標準装備し、長距離走行時の快適性を大幅に向上。また、GT Pro同様にAlpine Editionには5種類のライディングモードを、Desert Editionには、エキスパートレベルのオフロード走行を可能にする6種類のモードを備えています。

すべてのTiger 1200モデルには、アクティブ・プリロード・リダクション機能を搭載。シート高調整機能に加え、停止時には車体を最大20mm低くすることが可能で、足つき性をさらに向上させています。また今回の両エディションには、コンチネンタル社との共同開発による「トライアンフ・ブラインドスポット・レーダー・システム」を標準装備。このシステムは、後方レーダーを使用して死角内の車両を検知し、ライダーに注意を促すブラインドスポット・アシストと、ウインカー操作時に接近車両を検知するとより強い警告を発するレーンチェンジ・アシストの2つの機能を備えています。これにより、ライダーの安全性と安心感がさらに高められています。

自動電子プリロード調整機構付きのセミアクティブRSU

あなただけの一台を

新しいスペシャル・エディションは、Tiger 900およびTiger 1200の両モデルにおいて、魅力的な装備を標準仕様として組み込み、価格以上の価値をもたらします。3年間・走行距離無制限の保証が付帯し、Tiger 900は6,000マイル(約9,600km)ごとの点検間隔を設定。一方、シャフトドライブを採用するTiger 1200は、クラス最長となる10,000マイル(約16,000km)ごとの点検間隔を実現しています。

さらに両エディションには、ツーリング性能と快適性をさらに高める50種類以上の純正アクセサリーが用意されています。長距離走行に最適な耐久性と利便性を兼ね備えた2種類のプレミアム・ラゲッジオプションとして、トレッカーおよびエクスペディションンパニアケースをラインアップ。また、快適性を向上させるアップグレードパーツや、車体を保護する追加装備も多数用意されており、これらのアクセサリーはすべてTiger本体と同じ保証が適用され、長く安心して使用することができます。

■リリース:トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社

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