トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社(本社:東京都港区海岸 代表取締役社長:大貫陽介)は2024年1月9日に、スリリングでスポーティーな性能、ダイナミックで快適な乗り心地は、クラス最高の品質・性能・スペックを誇る、660cc三気筒エンジンを搭載した新型ミドルウェイトスポーツバイク Daytona 660(デイトナ660)を発表しました。
2024年3月中旬入荷予定、スノードニアホワイト/サファイアブラックは108万5000円(税込)、サテングラナイト/サテンジェットブラックとカーニバルレッド/サファイアブラックは109万8000円(税込)となっています。
「Daytona 660」について
- 生まれ変わった伝説の名車 – 新型ミドルウェイトスポーツバイク
- 3気筒エンジンのスリリングな性能 – 95PSのピークパワーと69Nmのピークトルク
- 直感的で俊敏なハンドリング – 1日中快適なライディング
「Daytona 660」は、トライアンフならではの660cc三気筒エンジンを大幅に進化させ、ピークパワー95PS、ピークトルク69Nmを発揮します。レスポンシブな低速トルク、スリリングなミッドレンジ、強烈なトップエンドまで、満遍なくトルクとパワーを兼ね揃えた走りはとてもスムーズで、快適なライディングを提供します。
また、「Trident 660」と比較してパワーは17%、トルクが9%向上している事にも注目です。エキゾーストも一新され、紛れもないスポーツサウンドトラックを奏でます。
ハンドリングはバランスのとれたシャーシによって、とても直感的に操作でき、ショーワ製倒立式ビッグピストン41mmフォーク、ショーワ製プリロード調整式モノショックRSUといったハイスペックな装備も搭載され、1日中快適な乗り心地を提供します。
310mmツインディスクとメッシュホースのブレーキラインを備えたラジアル4ピストンブレーキには、ミシュランの新型タイヤ「Power 6」が組み合わされます。その他にも810mmのシート高、足つきを良くするためのスリムな車幅とシート形状、理想的なクリップオンバー、フットペグの位置、「Daytona 660」はどれをとっても最高品質といえるバイクです。
「Daytona 660」には、ライダー重視のテクノロジーが搭載され、スポーツ、ロード、レインの3つのライディングモードは、スロットルレスポンスとトラクションコントロールの設定をコンディションに合わせ最適化してくれるので、ライダーは常に安心感のあるコントロールが可能です。また、新たに急ブレーキ時にはハザードランプを自動で点灯させ、周りの車やバイクなどに注意を促す「緊急減速警告機能」も搭載されました。
唯一無二の「Daytona」のDNAを受け継いだ「Daytona 660」は、斬新な形状やクリーンな車体のラインによってさらにアグレッシブなデザインとなりました。特徴の1つでもあるツインLEDヘッドライトは中央にエアインテークを装備。また、最小限のボディワークが力強いフォルムを強調し、LEDライトの輪郭を際立てます。カラーオプションは3色で、どのカラーもレースからインスパイアされた大胆な「660」グラフィックがあしらわれています。
世界中のトライアンフファンに応えるべく、「Daytona」には、専用のパフォーマンス、快適性、スタイル、実用性を自分好みにカスタマイズできる30種類以上の純正アクセサリーをご用意します。
16,000kmまたは12ヶ月の定期点検間隔、2年間の走行距離無制限保証などにより、優れたトータルコストパフォーマンスも魅力の1つです。
スティーブ・サージェント (トライアンフ チーフプロダクト オフィサー)のコメント
「660は、Daytonaの名前に恥じないスペックを備えていて、今日のライダーが求めるスリリングで扱いやすい、快適な乗り心地を提供します。Daytona 660がミドルスポーツという分野に大きな影響を与えてくれるのではないかと、今後にも期待しています。」
「Daytona 660」の主な特徴
スリリングなスポーツ性能
扱いやすくレスポンシブな低速トルク、スリリングなミッドレンジ、強烈なトップエンドを実現した「Daytona 660」の三気筒エンジンは、最高出力95PS/11,250rpm、レッドラインは脅威の12,650rpmを実現。ピークトルク69Nmの80%以上をわずか3,125rpmから発揮し、レスポンスが良く、スポーティーで扱いやすいパフォーマンスを発揮します。
また、二気筒エンジンのような低回転域でのトルクと扱いやすさを、四気筒エンジンのような高回転を生み出すトップエンドの性能と融合させることで、エンジンは独特なトリプル・サウンドを奏でます。さらに3-in-1ヘッダーとステンレススチール製フィニッシャー付きのコンパクトなアンダーサイレンサーを備えた新しいエキゾーストによって、その魅力はさらに引き出されます。
スムーズな6速ギアボックスがパワーを楽に伝達、トライアンフのトルクアシストクラッチでクラッチレバーのスパンを最適化し、より届きやすくすることで、レバーアクションの操作性がさらに向上しました。また、スリップアシストクラッチにより急減速時のリヤタイヤのコントロール性能が向上し、スムーズなコーナーエントリーが可能になりました。トライアンフ シフトアシストはオプションとして装着ができ、こちらを装着することで、素早くシフトのアップ・ダウンが可能になり、クラッチレス操作は街中でのライディングに最適さを与えます。
俊敏でダイナミックな走り
新型「Daytona 660」は、数々のレースで勝利を収めてきたシャーシ開発の恩恵を受け、誕生しました。
軽量なスポーツフレーム、最高品質のショーワ製41mm大型倒立ピストンフロントフォーク、ショーワ製プリロード調整式モノショックRSUにより、軽快で俊敏な走りを実現しています。リアサスペンションは、リモート式油圧プリロード調整機能を備え、素早くセットアップを変更できます。
軽量5本スポークの鋳造アルミホイールは、回転マスを低く抑え、レスポンスの良いハンドリングと強化されたサスペンション性能を実現します。ミシュランのハイスペックな新型「Power 6」タイヤが標準装備されることで、ウェット、ドライどちらのコンディションでも確実なハンドリング操作が可能になります。ツイン4ピストン ラジアルキャリパーは軽量な310mmディスクと組み合わされ、メッシュホースのブレーキラインとコンチネンタルABSモジュレーターによって、優れた制動力とブレーキフィールを発揮します。
ライダー重視のテクノロジー
「Daytona 660」には、快適なライディングと安全性を高めるテクノロジーが搭載されています。
ライド・バイ・ワイヤ スロットルは、キレのある正確なスロットルレスポンスを実現するだけでなく、スポーツ・ロード・レインといった3つのライディングモードを選択できます。各モードは、スロットルレスポンスとトラクションコントロールの介入度合いが異なります。
例えば、スポーツモードでは、本格的なロードライドやサーキット走行に最適な反応の高いスロットルレスポンスとなります。トラクションコントロールは、電子制御の介入から完全に解放されたいライダーのために、メーターディスプレイのメニューを使って機能をオフにすることも可能です。
多機能メーターは、カラーTFTと白黒LCDディスプレイを一体化しました。コンパクトでスッキリとしたデザインになり、さらに情報が読みやすくなるように改良されました。このスッキリとしたユニットは、ターンバイターンナビに加えて、電話や音楽との連動ができるオプション、My Triumph Connectivity Systemにも対応しています。全ての機能が多機能メーターにハッキリと表示されるだけでなく、スイッチギアでコントロールできるので、運転中の操作も簡単です。
コントロールと快適性
トップヨークの上に配置されたレーシーなクリップオンバー、快適さとコーナリングクリアランスのバランスを保つように配置されたペグで、スポーツライディングに大切なフィードバックと長時間の着座に必要なスペース、快適さが考慮され、自然で心地の良いライディングポジションを実現します。低速域では、「Daytona」のウェイトコントロールと軽快なステアリングが、優れたコントロール性を発揮します。
ライダーとパッセンジャーを分けるシートは、ライダーシート高810mmと、足つきを良くするためのスリムな車幅とシート形状で、身長や体格問わず乗りやすくなっています。またオプションとして、シート高が785mmへと25mm下がるローシートもあります。
「Daytona 660」を自分好みにカスタマイズ
トライアンフ純正アクセサリーは30種類以上あり、全てバイクとともに設計され、高い基準でテストを受けています。また、各アクセサリーも本体同様に、2年間走行距離無制限の保証が付いています。
より個性的なレースパドックスタイルを求めるライダーには、ボティーカラーと同色のシートカウルに加えて、ワイヤリングロック用の穴開け済みオイルフィラーキャップ、パドックスタンドボビン、バーエンドフィニッシャー、リアブレーキリザーバーなどのビレット加工パーツがおすすめです。
My Triumph Connectivity Systemは、電話や音楽を簡単に操作できるほか、ターンバイターンナビが可能で、「Daytona 660」の利便性をさらに高めます。トライアンフ シフトアシストも追加可能で、クラッチ操作をせずフルスロットルでのシフトアップとオートブリップによるシームレスなシフトダウンが実現します。
その他にも、グリップヒーター、シート下のUSBソケット、タイヤの空気圧モニタリングシステム(TPMS)などのオプションもご用意しています。さらにタンクバッグとテールパックもあり、スタイリッシュながら、20リットルの積載量を追加できます。
セキュリティオプションは、Triumph Protect+アラームシステム、24時間365日モニタリング可能なTriumph Track+トラッカーなど多種多様なロックでバイクを守ります(国内導入未定)
詳しくは、以下のホームページをご覧ください。
https://www.triumphmotorcycles.jp/bikes/sport/daytona-660
製品情報
■カラーリング (画像は後日アップ予定)
スノードニアホワイト/サファイアブラック
サテングラナイト/サテンジェットブラック
カーニバルレッド/サファイアブラック
■発売日
2024年3月中旬入荷予定
■メーカー希望小売価格
スノードニアホワイト/サファイアブラック 108万5000円(税込)
サテングラナイト/サテンジェットブラック 109万8000円(税込)
カーニバルレッド/サファイアブラック 109万8000円(税込)
■スペック
エンジン・トランスミッション | |
タイプ | 水冷並列3気筒DOHC12バルブ、240度点火タイミング |
排気量 | 659 cc |
ボア | 74 mm |
ストローク | 51.1 mm |
圧縮比 | 12.05 |
最高出力 | 95PS (70 kW) @ 11,250 rpm |
最大トルク | 69 Nm @ 8,250 rpm |
システム | マルチポイントシーケンシャル電子燃料噴射、電子制御スロットル |
エグゾーストシステム | ステンレス製3 into 1ヘッダーシステム、ステンレス製ロータイプシングルサイドサイレンサー |
駆動方式 | Xリングチェーン |
クラッチ | 湿式多板、スリップアシストクラッチ |
トランスミッション | 6速 |
シャーシ | |
フレーム | チューブラースチール ペリメーターフレーム |
スイングアーム | 両持ち式、スチール製 |
フロントホイール | 鋳造アルミニウム、17 x 3.5インチ |
リアホイール | 鋳造アルミニウム、17 x 5.5インチ |
フロントタイヤ | 120/70 ZR 17 |
リアタイヤ | 180/55 ZR 17 |
フロントサスペンション | ショーワ製41mm倒立式セパレートファンクションビッグピストンフォーク(SF-BPF)、ホイールトラベル 110mm |
リアサスペンション | ショーワ製モノショックリアサスペンションユニット、プリロード調整機能、ホイールトラベル 130mm |
フロントブレーキ | 310mmフローティングツインディスク、4ピストンラジアルキャリパー、ABS |
リアブレーキ | 220mm固定式シングルディスク、シングルピストンスライディングキャリパー、ABS |
多機能メーター | マルチファンクションメーター、TFTカラーディスプレイ |
寸法・重量 | |
全長 | 2050 mm |
ハンドルを含む横幅 | 735 mm |
全高(ミラーを含まず) | 1145 mm |
シート高 | 810 mm |
ホイールベース | 1425 mm |
キャスターアングル | 23.8 º |
トレール | 82.3 mm |
燃料タンク容量 | 14 L |
車両重量 | 202 kg |
サービス | |
定期点検間隔 | 16,000kmまたは12ヶ月どちらか早い方 |
商品について詳しくはお近くのトライアンフ正規販売店におたずねくださいhttps://www.triumphmotorcycles.jp/dealers/dealer-search
■リリース:トライアンフモーターサイクルズジャパン株式会社
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