バイク乗り、特に大型バイクやスーパーバイク系のみなさんにとって、「低温やけど」は深刻な問題です。これからの暑くなってくる季節、十分な熱対策をして快適にバイクライフを楽しみたいですよね?
ここでは低温やけどについてと、その対策用おすすめ商品を紹介しています。万全な対策で暑い季節も気にせずにバイクライフを楽しみましょう。
低温やけどってなに?
引用:Unsplash
低温やけどとは、比較的低い温度(40~50℃ぐらい)に長時間にわたり接触していることによって起こる「やけど」のことをいいます。
自覚症状がすぐには現れにくく、本人も気付かないうちに皮膚の奥まで損傷してしまい重症化しやすいとされています。発症すると皮膚表面に赤みや痛み、水ぶくれなどの症状が現れます。症状が重い場合、血流の悪化と共に皮膚が黒くなってきているようなら、細胞の壊死が進んでしまっている可能性が高く、非常に危険な状態です。
どうして低温やけどするの?
引用:Unsplash
バイク乗りが低温やけどをしてしまうのは、バイクの構造などにより違いもありますがエンジンやマフラーの熱や、夏などは日光の熱などにもよりフレームやシートなどが高温になり、そこに長時間触れ続けていることが原因です。
触れていると「ちょっと熱いな」と思いながらもそこまで高温では無いため我慢できてしまうので、そのまま乗り続けてしまうことも原因のひとつです。
どう対策すればいいの?
引用:Unsplash
上記での説明のように、比較的低い温度(40~50℃)に長時間触れ続けることが原因ですので、熱が伝わりにくくすることが重要です。
対策用グッズとしてもさまざまなモノが出ています。基本的にはライダー側で対策用グッズを身に着ける場合と、車体側に対策用グッズを装着することにより低温やけど対策をすることが可能です。
また、長時間走り続けずにこまめに休憩を挟むことも対策のひとつです。
対策用おすすめ商品【ライダー編】
DEGNER(デグナー) ヒートガード COW(本革)
引用:YAHOO!ショッピング
1987年に京都にて創業したデグナーは、「革は直して使うもの」という思いをコンセプトにバイク用レザー商品を発信しています。
こちらは、ファッション性を崩さずにカッコよく簡単に装着ができ、牛の本革仕様でエンジンの熱から太ももを守るヒートガードです。
Poi Desighs(ピーオーアイ デザイン)|HEAT BLOCK インナーパンツ
Pioデザインは、バイクや自転車、各種アクティブスポーツ用のプロテクターなどの企画・生産を行っている会社です。
スーパースポーツなど、バイク乗りの悩みである内股の熱を軽減するためのインナーパンツです。ストレッチ性に優れ吸汗・冷感素材【スウェットブレーカー2】を使用。股下には蒸れにくく長時間のライディングでも快適さをキープする【クールマックス10mmパッド】を装備し、車体からの振動によるお尻のダメージも軽減します
Poi Desighs(ピーオーアイ デザイン)|HEAT BLOCK レッグサポーター
上記と同じくPoiデザインのヒートブロック・レッグサポーターです。こちらは、上記インナーパンツ愛用のお客様から「スネから下もけっこう熱い」という声に応えるカタチで開発されました。
作り自体は、上記インナーパンツとほぼ同じものになっています。
山城(Yamashiro)|Body Regulator 遮熱インナーパンツ
1951年に設立された山城は、従来の問屋を超えた事業を展開し、バイク業界における真の総合商社を目指している会社です。
こちらのインナーパンツは業界にまだ無い「遮熱生地」を使用し、太陽光を反射しインナーの内側を快適に保ちます。紫外線を弾くセラミックが練り込まれているため、UVカットの機能もあります。
DEGNER(デグナー)|テキスタイルメッシュライディングパンツ
上記でも紹介したデグナーのライディングパンツです。フルメッシュで通気性が良く、内腿から裾までを牛革のヒートガード付きで、エンジンやマフラーからの熱をガードします。
膝と腰のプロテクターも標準装備された、バイク乗り専用設計です。
DEGNER(デグナー)|バイク用 ストレッチコットンパンツ
こちらもデグナーのライディングパンツで、上記のストレッチコットン仕様といった感じです。
ROUGH&ROAD (ラフ&ロード)|フルプロテクションメッシュパンツルーズフィット
ラフ&ロードは、1982年に横浜で誕生しました。ライダーをサポートするために、安全で快適な製品を開発し、オリジナルアイテムを提供しています。
こちらのフルプロテクションメッシュパンツルーズフィットは、フルメッシュながらフルプロテクション仕様で安全安心。また、要所要所にヌバックレザーを採用したことにより、ニーグリップを向上させると共にエンジンの熱風からライダーの内股を守ります。
バイク専用立体構造と着座部や転倒時の耐擦過性を考慮し、ヒップにはヘビーコットンを採用しました。 股部分にはストレッチ素材を採用し、脚が大きく開き動きやすい仕様です。
対策用おすすめ商品【車体編】
ZHUBANG|玄武岩繊維製 耐熱1600℃ サーモバンテージ 幅5CM*5M
耐熱温度1600℃のバンテージをエキゾーストパイプに巻付けることで、マフラーからの放熱を軽減します。
POSH(ポッシュ)|ヒートガード フレキシブル エキゾーストパイプ用
日本のカスタムメーカーのポッシュの、エキゾーストパイプ用のヒートガードです。耐熱温度730℃でΦ40~50mmのエキゾースト径に対応し、2本のステンレス製バンドでお好みの場所に取り付け可能です。
デザインエンジニアリング|フレキシブル ヒートシールド
こちらもエキゾーストパイプ用のヒートシールドです。高温耐性のある生地(89%シリカ)で作られ、熱保護性能を備え、2本のステンレス製バンドで容易に取り付け可能です。
DAYTONA(デイトナ)|ヒートプロテクションシート
デイトナは、1972年に創業されたバイクパーツ・アクセサリーを中心に販売しているメーカーです。
自由な形にカット可能で、フレームやタンク、シートなどの熱対策としてご利用できます。耐熱温度は80℃で防音防水に優れた素材で、両面テープ付きなので貼り付けるだけで簡単です。
Lemontree Warehouse|パンチングヒートガード
Φ50~70mmのエキゾーストパイプに適合し、断熱材と併用することにより断熱効果を期待できます。材質は高品質のメタルスチールを使用、退色やサビなど発生しにくく長く使用できます。
まとめ
「バイク乗りの低温やけど問題を解決!対策にはこれだ!」ということで紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
「低温やけど」が気になり夏のバイクライフを楽しみきれないといった方は、十分な対策をすることによって、よりバイクライフを楽しんでいただくことができると思います。
車種やカスタム、ライダー自身の体質などにより、熱を感じる程度には違いもありますが、上記おすすめアイテムを組み合わせることで、より対策効果を高くできます。自分にあった熱対策をして、この季節を乗り切りましょう。
この記事があなたのお役に立てたのであれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
投稿者プロフィール
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バイク大好きで30年近く乗っています。
バイクのメンテナンス・カスタムは、ほぼ自分ですべてやります。
愛知県在住でツーリングも大好きです。
◇バイク保有経歴
ゼファー400(マフラーはモリワキのワンピース搭載)
⇒ボルティ(カフェレーサーフルカスタム)
⇒Roiyal Enfield Bullet350
⇒エストレヤ(カフェレーサー・CRキャブ搭載)
⇒GN125H(カフェレーサカスタム進行中・現在所有)
読者のみなさんが【楽しめる記事・役に立つ記事】をお届けします。
よろしくお願いします。
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