こんにちは、kanaeです。
プロフィールに記載があるように、今年の目標の一つは全国のゲストハウスを巡りツーリングする事です。今回利用したゲストハウスは女性のオーナーさんが営むお宿。美味しいグルメスポットも教えて頂きましたよ。ライダー目線でゲストハウス、ライダーハウスの魅力が伝わったら嬉しいです。
旅の目的はゲストハウス
ゲストハウスは簡易宿泊施設で、水回りやリビングが共有スペースになっています。ビジネスホテルのようにプライベート空間を大切にしていると言うより、宿のオーナーさんやゲスト同士の交流を目的に利用するゲストが多い印象です。ライダースハウスと言われる宿は、主に自転車やバイク、電車の旅人が多く利用しています。
ゲストハウスの中でも、部屋は男女別、ドミトリー、個室が完備されている宿など様々です。温泉施設が近隣にあれば夜はお風呂へ出かけます。自分の旅の目的や好みに合わせて宿選びをするのがいいですね。
個人的に、ゲストハウスの魅力はなんと言っても、地元の事をよく知る宿のオーナーさんとの交流にあります。その土地の事を知り尽くしていると言ってもいいオーナーさんに、美味しいグルメスポットや、翌日のおすすめツーリングコースを伺います。
やはり、地元の方に聞く情報が間違い無いですね。さらにオーナーさんがバイク乗りの場合、ライダー目線で立ち寄りスポットをアドバイス頂けるのも嬉しい。
何より、ゲストハウスに集まる人は「人が好き」が伝わります。旅人やライダー同士の交流自体が、旅の魅力ですね。
目的のゲストハウスがある京都府宮津市について
京都府宮津市は海の京都と言われ、日本三景の「天橋立」で有名です。若狭湾に面していて、街と海が近いのが特徴です。
天橋立が一望できる展望台がある「傘松公園」は絶景スポット。「股のぞき」の発祥の地と言われています。SNSでよく見かけるのが「伊根の舟屋」です。伊根の船屋群は、1階が船のガレージで、2階が居室になっています。海辺にずらっと並んだ船のガレージは、船屋が多い宮津ならではの風景ですね。伊根の舟屋を背景にバイクと写真を撮って投稿されているのを見て、私も行ってみたいなと思っていたスポットでした。
宮津のグルメスポットも注目です。美味しい新鮮な魚介類が頂けるお店が多いのはもちろん、カレー焼きそばなど、愛知ではなかなか頂けないご当地グルメが注目です。
天橋立駅周辺にグルメスポットが点在していて、ゲストハウスでおすすめのお店を教えてきただきました。天橋立駅周辺がら少し歩くとディープなお店が多いらしく、歴史ある街並みを歩きながら足を伸ばしてみてもいいですね。
海の京都 宮津にあるハチハウスさん
今回のバイク旅で私がお世話になったのは、「宮津ゲストハウス・ハチハウス」さんです。
宮津で生まれ育った女性オーナーの菜々さんが迎えてくれます。大通りから少し狭い道に入った、地元の人達の生活音が聞こえそうな場所にハチハウスさんはありました。
場所は天橋立や、宮津駅からもすぐ。近隣には地元の方が迎えてくれる飲食店がいくつかあり、食事処には困らない立地です。
「バイクはここに停めて」と宿の隣の駐車場を案内してくれました。自転車旅の方もゲストにいて、自転車は入り口に充分停められるスペースがありました。
「思っていたより広い」事前にHP等で検索していましたが、実際に訪問すると宿自体の広さに驚きます。宿の中には宿泊施設のスペース以外に、カウンターバーや、レトロ雑貨のお店がありました。(このレトロ雑貨のお店が可愛い!)共有スペースのリビングも清潔感があり落ち着きます。
お部屋はドミトリーです。私は二段ベッドの上に寝ることに。久しぶりの二段ベッドで新鮮です。ハチハウスさんが素敵なのは、寝具がとても清潔で寝心地がいい事!女性の常連さんが多いのが頷けます。聞くと寝具の寝心地の良さは、オーナーの菜々さんのこだわりだとか。いろんなゲストハウスに宿泊しましたがその中でも、寝心地の良さはとても満足しました。疲れた身体を休めるのに寝具は大切ですよね。
引用:instagram(@miyazu8house)
他にもトイレにはHondaロゴが付いていたり、ライダーに嬉しい装飾がいっぱい。入り口の壁一面に描かれたガンダムのイラストもファンは嬉しいですね。
翌朝は宿にオーナーさんはおらず、自由にチェックアウトして次の旅に出発するスタイルでした。いいですね。気兼ねなくまた訪れたくなる素敵なゲストハウスでした。
カフェレストラン絵梨奈
宮津の昭和の喫茶店、「カフェレストラン絵梨奈」さんへ行ってきました。
宮津のご当地グルメが頂けるとハチハウスさんで教えて頂き行ってみることに。ハチハウスさんからは歩いてすぐです。
「カレー焼きそばは絶対ウェットを選んでね」と言われ、「え?ウェット?」と不思議に思いながら言われた通り注文。カレー焼きそばは「ドライ」と「ウェット」と2種類あるのですね。初めてみたメニューです。
見てびっくり!お皿には焼きそばとカレースープがたっぷり!これが焼きそば?と驚きました。頂くとカレースープがとにかく美味しい。
店主さんに、お腹に余裕があったらこの後ご飯を入れてリゾットみたいに食べると美味しいよと教えて頂きましが、お腹いっぱいに。またリベンジしに行きたいです。
宮津のソウルフードに大満足でした。
宿で頂いた釣りたての魚
夕食を終えて宿に戻ると、その日宿泊するゲストさん達とお話しする時間がありました。
男性お二人のゲストさんは釣りを目的に宮津まで来ていたそう。ハチハウスさんへは連泊して、朝から釣りを楽しまれていたそうです。その日釣ってきた魚を刺身にして振る舞ってくれました。捌きたての新鮮なお刺身が美味しかったのはもちろんですが、ゲストさんとの交流がとても嬉しい。
各自好きなお酒を持ち込んで飲食スペースで楽しむことができます。宿によっては消灯時間が決まっているので、それまでは、お酒や地元のお料理をゲストさん同士で囲み交流するのもいいですね。調理は、宿泊者の共有キッチンがあるので誰でも利用できます。
とは言え、疲れている時やそんな気分になれない時、翌日が早い出発の時などは誰よりも早く眠りにつく事もあります。自由な旅をみんながそれぞれ楽しんでいる風景がなんとも面白いのです。
旅に欠かせない地元喫茶店モーニング
私はバイク旅ではなるべく地元の喫茶店を利用するようにしています。できればモーニングが良い。地元の昭和の喫茶店は、その土地の常連さんも多く雰囲気も独特です。その土地の人の雰囲気を味わうのには喫茶店がとても良いのです。モーニングのメニューもそれぞれ違って楽しめます。
私が住む東海エリアはモーニング文化があるので豪華なモーニングも見慣れているのですが、それにも負けないくらい豪華で美味しいモーニングに当たると最高に嬉しいです。バイク旅の楽しみの一つです。
珈琲館 サイホン
宮津駅前にある喫茶店、「珈琲館サイホン」さんへお邪魔することに。外観が見るからに昭和の雰囲気が漂います。骨董屋さんなのかと思うほど店内には骨董品や古い装飾があり、入り口も雰囲気たっぷり。
カウンター席には常連らしき年配の方が座っていました。私は奥のテーブル席に。
モーニングは、食パンとサラダ、フルーツ、ハムエッグが付いています。厚切りの食パンにバターがたっぷり塗られていて、甘味のある食パンと合いとても美味しい。
珈琲の種類の多さにも驚きます。隠れ家のような雰囲気の店内で美味しいコーヒーとパンが頂けて大満足です。
新しいカフェもいいですが、一人旅では、その土地の雰囲気が味わえる喫茶店を選んでいます。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回のバイク旅の目的地は宮津ゲストハウス・ハチハウスさんでした。翌日は次の目的のゲストハウスへ行く為に、広島へ朝から移動することに。宮津で過ごしたのは1日も無いくらいでした。それでも地元の方と触れ合い、旅好きなゲストさんと交流できたのは、宮津を愛するハチハウスのオーナーさんのおもてなしのお陰だと感じます。
残念ながら伊根の舟屋のすぐ近くにいながら立ち寄ることができませんでした。それでも「またリベンジに来ます」と宿を後にすると、何の心残りもありません。次の訪問が楽しみです。
これからも各地のゲストハウスを巡って各地のグルメを楽しみたいですね。ライダーさんとの出逢いも!
投稿者プロフィール
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愛知県でHONDAのX-ADVとスーパーカブ110に乗っていますkanaeです。
バイクが好きでバイクに関わるお仕事がしたくて2021年に会社を退職。
SNSを活用しバイクの楽しい事を発信したり、アパレルブランドを立ち上げました。
YouTubeではその土地で出逢った人々や綺麗な景色、美味しいグルメにスポットを当てています。
全国のゲストハウスをバイクで巡るのも目標!