ツーリングとキャンプというライダーの2大好きなものを同時に楽しめる究極の遊びといえば「キャンプツーリング」ですよね!?
そして、そのキャンプツーリングをライダーが最大限楽しめるように、バイク用品メーカーのデイトナが手掛けたキャンプブランドが「DAYTONA OUTDOORS」です。
一通りのキャンプ用品がリリースされていますが、今回は実際に夫婦でキャンプツーリングで使ってみたテント以外のグッズに絞って紹介(レビュー)いたします。
なお、テントに絞った記事もありますので、そちらも合わせてご覧いただければ幸いです♪
テント設営グッズ
まずはこれがないと始まらない!キャンプにおける我が家ことテントを設営するグッズから紹介します。
iペグハンマー NAGURI
テント設営時の必須アイテムといえば「ペグハンマー」ですが、デイトナの「iペグハンマー NAGURI」は一味違います!
まずはそのネーミングですが、バリバリの昭和生まれの僕としては「今から〜そいつを〜、これからそいつを〜、NAGURIに行こうかぁ〜♪」と思わず歌いたくなりますが、、、実際ペグをNAGURIやすい、もとい打ちやすい最適な重量バランスを施してあるんです!
そして打つ側と反対側には「ペグ抜きフック」も装備されていて、通常ペグハンマーは「T」の形状をしていますが、ところがこれは「i」の形状なので、積載上のデッドスペースを減らすという計算までされています。
ぶっちゃけ僕の中では「ペグハンマーなんて消耗品かつ拘りのないもの」でしたが、しかしこれは美しく味わいのあるデザインなので「道具を所有する喜び」も与えくれます!
しかもペグハンマーとしては珍しく、平らな場所だと、、、なんと!自立してくれるので、単に見つけやすいし、なんだか愛着が湧いてしまいます(カワイイぃ)
ちなみにiペグハンマーNAGURIには「BK-STL ブナ・BR-SUS ウォールナット」という2種類のカラーがあり、お値段はそれぞれ「税込3,982円・4,840円」となっております。
アルミ鍛造ペグ
一般的にテントやタープに付属しているペグは、コストを抑えるために無難な作りになっていますが、それゆえちょっと地面に刺さりにくかったり、力の入れようによっては曲がってしまったりしますよね。。。
デイトナのアルミ鍛造ペグはまさにそんな「付属品ペグ」のデメリットを解消した、言うならば「ちょっと良いペグ」で、軽量かつ高強度で打ち込み面がフラットで広い作りになっています!
実際、付属品ペグとは打ちやすさが別次元で、スルスルと気持ちよくペグが地面に入っていく感じです!
そしてペグの側面にスリットが入っているので「打ち込んだ後に抜けにくい」という特徴もあります。
ちなみにアルミ鍛造ペグは「200mm・300mm」の2種類があって、お値段はそれぞれ1本当たり「税込693円・792円」となっております。
スリーピングマット・ピロー
お次はこれがないと眠れない!スリーピングマットとピローを紹介します。
HOSHIZORAハイブリッドマット
できればフッカフカのマットを持っていきたいけど、積載に限りのあるバイクでは難しい、、、けど、やっぱりある程度の寝心地も欲しい、、、けど、荷物が大きくなるのは嫌だ、、、そんな我々ワガママなライダーの強い味方が「HOSHIZORAハイブリッドマット」です。
頭からお尻までの部分をウレタンクッション入りの自動膨張型マット、そしてお尻から足元までを軽量・コンパクトなエアマットとすることで、快適性と収納性を両立させた、まさにハイブリットなマットです!
ちなみに全体の長さは183cmもあるので、身長173cmの僕でも余裕を持って寝転べます。
「あのさ?寝心地に影響があるのはお尻までだよね?だからそこまでは快適に仕上げて、お尻から下はコンパクトさにフォーカスしてみたよ♪」というまるでお金をかけるところは妥協せずにかける!コストを下げても問題ない場所はとことん下げる、、、つまりは「ステ振り上手のスズキのバイクのようなマット」ですが、確かに寝心地はめっちゃ良かったです!
これが全てエアマットだと寝心地が落ちるし、かといって全てウレタンクッション入りだとデカくなるし、、、まさにライダー目線でちょうどいい具合に仕上げたマットだと思います!
ちなみに上下の連結部分は面ファスナーで簡単に脱着できるようになっていて、下のエアマット部分はそのまま座布団として使ってり、椅子のクッションとして使うことができちゃいます!、、、って、デイトナのスリーピングマットは化け物か!?
上下のエア注入口はどちらも逆止弁になっているので、途中で漏れることなく楽に空気入れができます!
ちなみにHOSHIZORAハイブリッドマットは厚さが3.5cmと5cmのものが用意されており、お値段はそれぞれ「税込9,680円・10,989円」となっております(厚さ以外の仕様は同じです)
エアピローPLUS
スリーピングマットの次はエアピローの紹介ですが、それはポケットサイズでコンパクトに収納できる「エアピローPLUS」です。
空気を入れて膨らませると、首がズレにくい湾曲形状のピローになり、先に紹介したHOSHIZORAハイブリッドマットとボタンで連結できます!
ちなみに気になるお値段は税込1,650円と至ってリーズナブルなので、HOSHIZORAハイブリッドマットとセットでの購入をおすすめします。
テーブル
お次はあるとないとじゃ大違い!キャンプライフの快適性を高めるテーブルを紹介します。
コンパクトアルミテーブル+
軽量かつ折りたたんでコンパクトに収納できる、まさにバイクツーリング向けのテーブルが「コンパクトアルミテーブル+」です。
専用の収納袋に「天板・フレーム・メッシュバスケット」がそれぞれ折りたたんだ状態で入っており、これらを展開して組み合わせると耐荷重30kgのしっかりとしたテーブルが完成します(組み立て時間は1〜2分)
特にテーブルの下に設置するメッシュバスケットが食材や食器の収納にとても便利で、ブラックを基調したデザインはまるで僕のようにどんなキャンプシーンにもマッチします♪
ちなみにコンパクトアルミテーブル+のお値段は税込5,720円となっており、個人的に今回紹介するグッズの中でも特にお気に入りの一品です。
フラットアルミテーブル
天板が広く高さを3段階に変更できるおしゃれなテーブルが「フラットアルミテーブル」です。
天板と折りたたみ式の脚で構成されているテーブルで、脚を展開して天板の下にある「高さ別のフック」に引っ掛けるだけで、すぐにテーブルとして使えます!
高さは「250・315・370mm」とロースタイルにもハイスタイルにも対応が可能で、天板が広く調理器具と食材を乗せても余裕があります!
何よりアウトドアテイストあふれるシルバーとブラックのデザインが美しく、iペグハンマーNAGURIと同様に「所有する喜び」も味わえるテーブルです。
フラットアルミテーブルはその形状的にスクエアなシートバッグに積載しやすく、特にバッグの底面に入れれば「フレーム」のような役割を果たしてくれます。
実際デイトナ製の「キャンプシートバッグPROⅡ LLサイズ」に入れるとまるで専用設計のようにピッタリと底面に収まり、デッドスペースが生まれない美しい積載ができます!
ちなみに今回は別売りの「フラットアルミテーブル 収納バッグ(税込2,475円)」に入れて収納してみました(収納バッグは付属していません)
そして気になる「フラットアルミテーブル」のお値段は税込11,000円となかなかのお値段ですが、、、実物の質感の高さと使い勝手を知ってしまうと「まぁ、それくらいはしますよね」と納得の金額です!
これはあくまで余談ですが、このテーブルも個人的にかなり気に入ってしまったので、、、北海道民の嗜み「自宅ガレージBBQ」でも使ってみたところ、最高に便利だったことをご報告いたします!
なんと言ってもすぐに設営ができるし、設置場所に適した高さに変更できるので、これはガレージに常備しておく決定です(借り物です)
調理器具
お次はキャンプの楽しみ方を広げてくれる調理器具を紹介していきます!
その名も、、、デイトナ戦隊チョウリーズ3兄妹(棒)
スクエアケトル
まずはお湯を沸かさないと始まらない!ってことで、その名前通りスクエアな形状が特徴「スクエアケトル」をご紹介いたします。
一般的には丸みを帯びたデザインが多いケトルですが、これをスクエア形状とすることで「シートバッグ内にデットスペースが生まれ難く積載しやすい」というまさにライダーファーストな一品に仕上がっています。
しかもケトルの底面もスクエアかつフラットな形状なので、バーナーの炎が効率よく当たるからなのか、、、他のケトルよりも明らかにお湯の沸くスピードが早かったです(マジです)
ちなみに450mlと見た目以上に水が入るので、1.5倍系のカップ麺にも余裕で給湯できちゃいます。
スクエアケトルの持ち手にはシリコンチューブが巻かれていて、グツグツと沸騰しても持ち手が「アチチチチ、、、」っとなることがありません!
そして「注ぎ口」が長くてお湯の出る量を調整しやすいので、例えばコップの外にお漏らしをかましてしまったり、、、不用意に「ドバドバ〜」っとお湯で出てしまってヒヤっとしたり、、、逆にチョロチョロ出過ぎてストレスが溜まっちゃう!ぷんぷん!なんてこともございません。
ちなみに「Kettle」と書かれた収納袋が付属しているので「調理器具あるある:これってなんの収納袋だっけ?現象」に陥ることもございません!
ちなみにスクエアケトルのお値段は税込4,400円となっております。
スタッキングカフェドリッパー&カップセット
ライダーならみんな大好き!愛車を眺めながらのコーヒータイム!しかもそれがインスタントじゃなくてドリップなら尚更GOOD!
ってことで、キャンプ場で手軽にドリップコーヒーを作れて飲めちゃう「スタッキングカフェドリッパー&カップセット」をご紹介します。
スタッキングカフェドリッパー&カップセットは、ペーパーフィルター不要のステンレスフィルターを採用しているドリッパーと、中空構造による保温効果の高いステンレス製カップのセットアイテムとなっております。
なんと言ってもドリッパーがそのままカップの中にすっぽりと収まるので、あとは付属の蓋をして「CAFE set」と書かれた収納袋に入れるだけのスマートかつコンパクトな収納が実に素晴らしいポイントです!
ペーパーフィルターが不要ということは、あとはお好みのコーヒー粉を用意するだけでOKなので、早速Let’s ドリップしていきましょう!
まずはスクエアケトルでお湯を沸かしながら、カップの上にドリッパーを乗せてコーヒー粉を投入します。
そしてお湯が沸騰したら丁寧にドリップしていくと、、、香ばしい香りを撒き散らしながらポタポタとコーヒーがカップに落ちていくので、、、後は至福のひと時を過ごすだけです(ニコニコ)
ちなみにドリップ後のドリッパーは迷子になりがちな存在ですが、そこは収納蓋に乗せればテーブルが汚れることもございません(っよ!デイトナさん設計上手!)
僕は今までキャンプをする際はお湯を沸かすだけでOKのスティック型のインスタントコーヒーを飲んでいましたが、いやぁ〜ドリップコーヒーは楽しいし美味いですね!
またまた新たなキャンプの楽しみを発見してしまったので、これはマジで欲しくなりました(超お気に入り)
ちなみに肝心なことを言い忘れていましたが「スタッキングカフェドリッパー&カップセット」のお値段は税込3,520円でございます(想像より安い)
LOGOシェラカップ
はい!デイトナのロゴ入りのシェラカップです!満水状態で約320ml、あとは100と200mlのメモリが付いています!
もちろんそのままバーナーに乗せて水やスープを加熱できます!以上です、それ以上の説明はありません!だってそれがシェラカップだから。
焚き火グッズ:MAKIタガネ
今回最後に紹介するのは焚き火グッズの「MAKIタガネ」です!
焚き火はキャンプにおける大きなイベントの一つですが、バイクは積載の都合上「薪割り用の斧」を持っていくわけにはいかず、、、予め小分けした薪を持っていくか、もしくは現地で小さめの薪を調達する必要があります。
しかし、このMAKIタガネはペグハンマーよりコンパクトなのに薪割りができる、つまりは「バイクに積める薪割り道具」という実に画期的なアイテムなんです!
具体的にはMAKIタガネをペグハンマーなどで叩くことで、薪割りをすることができます。
MAKIタガネは刃の部分を三角形にすることで、薪に食い込みやすくコンパクトながらちゃんと薪割りができます!
もちろんペグハンマーで思い切り叩いてもビクともしない頑丈さも持ち合わせているので「バイクツーリングでも薪割りを楽しめる」という新たな価値観を提供してくれます。
実際、今回僕は生まれて初めて薪割りを体験しましたが、シンプルにめっちゃ楽しかったです!あ〜たのしいぃなぁ(ライターなのに語彙力ZERO)
そして、やっぱり焚き火はいいですねぇ!焚き火をするとキャンプナイトが最高に盛り上がるので、ぜひ一度試しあれ。
ちなみに気になるMAKIタガネのお値段は税込1,980円と実にリーズナボーです(買うわ)
全てのグッズを収納してみた
ここまでデイトナの素敵なキャンプグッズの数々を紹介してきましたが、最後に「で?全てバイクに積めるの?」という最高にシンプルかつごもっともな疑問にお答えしようと思います。
ってことで、まずは結論から言うと「キャンプツーリングを想定しているシートバッグなら余裕で全て入ります」以上です!
今回は奥様と2台のバイクでキャンプツーリングに出かけましたが、それぞれ「今回紹介したキャンプグッズ+別記事で紹介しているデイトナ製のテント」をデイトナ製のシートバッグに収納して積載しました。
ってことで、まずは僕のGSに積載した「キャンプシートバッグPROⅡ LLサイズ」の中身をご紹介します。
今回レビューしたのも:マエヒロドーム(別記事で紹介しているテント)、フラットアルミテーブル、HOSHIZORAハイブリッドマット5、エアピローPLUS、スクエアケトル、スタッキングカフェドリッパー&カップセット、LOGOシェラカップ、iペグハンマーNAGURI、MAKIタガネ
私物:デイトナの焚き火台、シュラフ、椅子、ランタン、ヘッドライト、空気入れ、バーナーなどの火おこし系グッズ一式、テント内マット
以上、今回レビューしたものと私物を含めて、快適にキャンプできる装備が全て入ってまだ若干の余裕がある感じでした♪
続けて奥様のG310Rに積載した「キャンプシートバッグPROⅡ Mサイズ」の中身をご紹介します。
今回レビューしたのも:ハーフドーム(別記事で紹介しているテント)、マエヒロシェルター(別記事で紹介しているシェルター)コンパクトアルミテーブル+、HOSHIZORAハイブリッドマット、iペグハンマー NAGURI
奥様の私物:シュラフ、エアピロー、椅子、ランタン、ヘッドライト、テント内マット、ブルーシート
以上、調理器具は全て僕の方に入れているという条件ではありますが、Mサイズのシートバッグに一通りのキャンプグッズが全て収まりました!
さすがにライダー専用設計なキャンプグッズだけに、そもそもバイクに収納しやすいサイズ、収納しやすい形状になっているので、なんら問題なくシートバッグに全て収まることを確認できました!
ぶっちゃけ下手にアウトドアメーカーのキャンプグッズに手を出して「モノはいいけどバイクに積めるかな。。。」と心配するよりは、はじめからデイトナ製を選んだ方がライダーは幸せになれるかもしれませんね(ニヤリ)
キャンプツーリング初心者にもベテランにもおすすめ!
デイトナのキャンプグッズはライダー専用設計なので、キャンプツーリング初心者なら「難しいことを考えずに選んでもハズレがない」という安心感があるし、ベテランなら「なるほど、そうきたか!」と感心するところが多々あると思います。
僕は年間10回以上はキャンプツーリングをするヘビーユーザーですが、ぶっちゃけ今回レビューしたグッズの全てが欲しくなってしまいました、、、
ってことで、デイトナのキャンプグッズはキャンプツーリング初心者の方にも、ベテランの方にもおすすめできるので、気になる方はぜひチェックしてみて下さいね♪
投稿者プロフィール
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バイクで日本2周、オーストラリア1周済みの放浪系バイク乗り「さすライダー」です。
2019年に大好きな北海道へと移住して、夏も冬もバイクライフをエンジョイしています。
好きな言葉は「自由」嫌いな言葉は「集団行動と就職」
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