クラシック&ネオレトロ系のバイクに乗るバイカーにとって、バイクと同じくらいにこだわりたいのがファッションではないでしょうか?
どんなファッションが似合うのでしょうか?
「バイク乗りはカッコつけていいんです。」
恰好いいレトロなバイクに、恰好いいレトロなレザージャケットを着たら絶対カッコいいんです。
走り抜けた時に皆が振り返る、道行く子供たちがバイク乗りに憧れる、そんなバイク乗りを目指してみませんか?
自慢のバイクに似合う、自慢のレザージャケットを是非見つけてください。
ライダースジャケット(レザー)
そんな「クラシック」&「ネオレトロ」系オーナーにおすすめする、カッコいい、こだわりのレザージャケットを紹介していきたいと思います。
まずは何といってもレザージャケットでしょう。
「クラシック」&「ネオレトロ」系オーナーなら知っている方も多いとは思いますが、1950年代後半から1960年代、イギリスで生まれたバイク乗り「ロッカーズ」が好んで着ていたのは有名な話です。
クラシック&ネオレトロ系のバイク乗りなら1枚は持っておきたいファッションアイテムです。
ライダースには「シングル」と「ダブル」の2種類があります。それでは紹介していきましょう。
Schott 613UST ONE STAR RIDERS TALL
Schott(ショット)のダブルライダースジャケットです。1913年設立の「Schott」は、1928年に世界で初めてフロントジッパーを採用したライダースジャケットを販売しました。ライダースジャケットの代名詞ともいえるアメリカの老舗メーカーといえます。
今回紹介した、ショット・ワンスターといえばライダースジャケットの名作としてもマニアに認知されています。
この「613UST ONE STAR RIDERS TALL」は日本別注で作られたモデルで、TALLの名の通り従来モデルより着丈が1インチ(約2.5cm)ほど長くなっています。また、肩幅は両肩併せて1cmほど詰めてあり、タイトでスタイリッシュになっています。
この「613UST」は、モーターサイクルジャケットとして十分な機能とルックスを備えています。
参考価格:11万9900円(税込み)
Lewis Leathers #391 LIGHTNING
こちらはLewis Leathers(ルイスレザーズ)のダブルライダースジャケットです。1892年設立の「Lewis Leathers」はイギリスを代表する老舗有名ブランドといえます。
今回紹介した、「Lightning(ライトニング)はLewis Leathersの代表作でもあり1958年に誕生してから60年以上も続いているモデルです。この「Lightning」には#391と#402の2種類のモデルがありますが、こちらは歴史の古い#391を紹介しています。
またLewis Leathesのライダースはオーダーメイドすることもできるのが特徴です。革の種類、革の色、裏地、パッチも2種類から選べます。
自分好みの最高のライダースジャケットに仕上げることが可能です。
参考価格:19万2500円(税込み) カウハイド(牛革)を選んだ場合は2万2000円アップします。
VANSON 9C with FUR
1974年に設立された、アメリカの有名ブランドVANSON(バンソン)のダブルライダースジャケットです。「VANSON」といえば、古き良きアメリカンカジュアルの代表格ともいえるブランドといえます。
こちらは、バックドロップ別注モデルの「9C」です。
シルエットはシングルのライダースをベースに、ダブル仕様に作り替えられています。バックドロップのセンスで、VANSONならではの無骨さとデザイン性を融合したモデルです。
ファーは自由に取り外し可能な作りになっています。
こちらもクラシック&ネオレトロ系のバイク乗りには非常に似合います。
参考価格:15万1800円(税込み)
BUCO J-100 / BJ19110 THE REAL McCOY’S
こちらはBuco(ブコ)のシングルライダースジャケットです。元々は1933年にアメリカのミシガン州デトロイト発祥のバイク関連のアクセサリーメーカーとして誕生しました。1950年代になると数々のライダースジャケットを世に送り出します。現在では主にTHE REAL McCOY’S(ザ・リアル・マッコイズ)が復刻を担当しています。
この「J-100」はカフェレーサータイプとも称されるシングルライダースのスタンダードモデルです。植物なめしでありながら、粘りを持った革に仕上がっています。
クラシック&ネオレトロ系のバイク乗りに非常に相性のよいアイテムです。
参考価格:19万8000円(税込み)
AERO LEATHER HALF BELT
AERO LEATHER(エアロレザー)のシングルライダースです。エアロレザークロージング社はイギリス発祥のメーカーですが、1983年にスコットランドに拠点を移してフロントクォーターという世界最高品質の馬革を使用したレザージャケットを生産しています。
AERO LEATHERは、当たり前のオーダーメイドが日本でも自由にできるようにと、エアロレザークロージングジャパンが信州・白樺高原女神湖のほとりにあります。
こちらの「HALF BELT」は、AERO LEATHERを代表するモデル「HYWAYMAN」よりも腰回りが絞られたモデルで、よりスタイリッシュになっています。
現在はさらにスタイリッシュなSTF(スーパータイトフィット)モデルも加わって、好みにあわせて選択できます。
この馬革のレザーがクラシック&ネオレトロ系のバイク乗りにピッタリです。
参考価格:16万2800円(税込み)
Schott 241xx
こちらは一番最初に紹介したSchott(ショット)のシングルライダースです。
この「241xx」は、ラムスキン(羊革)を使用しており軽く柔らかい仕様になっています。また、中綿のキルティングが無くなり、裏地のみになっていますので春・夏・秋に着るのにはバイク乗りにとって最適です。
また、「641xx」はホースハイド(馬革)、「541xx」はカウレザー(牛革)とデザインは同じですが革違いのモデルがありますので、お好みで選ぶのも良いと思います。
このルックスがクラシック&ネオレトロ系のバイク乗りの心をくすぐります。
参考価格:10万4500円(税込み)
ミリタリージャケット(レザー)
ミリタリージャケットとは、軍隊での使用を想定して作られたジャケットのことです。そのため、機能性・防寒性に優れ、またデザイン的にもカッコ良く、バイク乗りにも非常に人気のあるジャケットです。ここでは、その中からレザージャケットをいくつか紹介していきます。
HOUSTON N-1
こちらはHOUSTON(ヒューストン)のN-1デッキクルージャケットです。HOUSTONは1972年に、日本で初めてオリジナルのフライトジャケットを製造した、日本においてのミリタリーファッションの老舗メーカーです。
N-1デッキジャケットは1944年に米海軍で正式採用された代表的なジャケットです。こちらのN-1のディティールは、実物を忠実に再現しています。
カウレザー(牛革)で仕上げられ、襟のボアは、ムートン(羊毛)が使用されハイクラスな仕上がりになっています。
バイク乗りにとっての安全・防寒対策もバッチリですね。
クラシック&ネオレトロ系のバイク乗りにも良く似合います。
参考価格:5万4780円(税込み)
Buzz Rickson’s B-6
Buzz Rickson’s(バズリクソンズ)のB-6フライトジャケットです。Buzz Rickson’sは、1993年に誕生した、東洋エンタープライズ社のミリタリーブランドです。フライトジャケットの歴史と誇りを追及するブランドです。
B-6フライトジャケットは、1939年に米陸軍航空隊に正式採用されたモデルになります。B-3ほどの防寒性はありませんが、狭い機内でも動きやすいように、運動性を重視した設計になっています。
防寒性がB-3に劣るといっても、極寒地ではない日本の気候であれば十分な防寒性もありますし、ライダーにとっては運動性の高いB-6の方がB-3よりもライダー向けといえます。
クラシック&ネオレトロ系のバイク乗りにとっても「防寒」と「カッコよさ」の両方を与えてくれるアイテムです。
参考価格:24万2000円(税込み)
Buzz Rickson’s A-2
こちらも上記と同じBuzz Rickson’s(バズリクソンズ)のA-2フライトジャケットです。
このA-2フライトジャケット1927年に採用されたA-1フライトジャケットの後継として1931年に正式採用されました。A-2は「夏期パイロットジャケット」と呼ばれたモデルである為、春・夏・秋のバイク乗りのレザージャケットとして最適です。
また、1963年公開のアメリカ映画、「大脱走」で主演俳優スティーブ・マックイーンが着ていたフライトジャケットがこの「A-2」でした。
クラシック&ネオレトロ系のバイク乗りにこの「歴史」あるジャケットは良く似合います。
参考価格:18万4800円(税込み)
AVIREX G-1
AVIREX(アヴィレックス)のG-1フライトジャケットです。AVIREX社は1975年に、アメリカ空軍のコントラクターとして発足しました。
このG-1フライトジャケットは、米陸軍航空隊のA-2フライトジャケットに対抗する形で開発された米海軍航空隊のフライトジャケットです。
A-2と似ていますが、こちらはゴートスキン(ヤギ革)と襟はムートン(羊毛)を使用しているため防寒性に優れています。
こちらは1986年のアメリカ映画「トップガン」の主演俳優トム・クルーズが着ていたフライトジャケットがこの「G-1」でした。
クラシック&ネオレトロ系のバイク乗りに最適です。
参考価格:8万1400円(税込み)
ライダースジャケット(ミリタリー)
ここでは、少しだけレザージャケット以外のおすすめのジャケットを紹介します。
先程、レザーのミリタリージャケットをいくつか紹介しましたが、それ以外にもクラシック&ネオレトロ系のバイク乗りにおすすめのミリタリージャケットがありますので、いくつか見てみましょう。
ALPHA N-3B
ALPHA(アルファ)のN-3Bフライトジャケットです。ALPHAは1959年に創業し米軍の軍用ジャケットの生産を行ってきました。
この「N-3B」は1953年に米空軍で採用され、以後40年間にわたって継続使用されたフライトジャケットの名作です。
もともと、極寒地使用であるため、防寒に優れ、ナイロン仕上げなので非常に軽く、機動性は高いのでバイク乗りにもおすすめです。
クラシック&ネオレトロ系のバイク乗りに「レザー」以外でも似合うシャケットです。
参考価格:2万7280円(税込み)
HOUSTON M65
こちらも上記で紹介しましたHOUSTON(ヒューストン)でM65フィールドジャケットです。
この「M65」は1965年に米軍で正式採用されたモデルで、M51フィールドジャケットの後継モデルとして開発されました。こちらも、その後40年以上にわたって継続利用されたフィールドジャケットの名作です。
こちらで紹介したものは、キルティングライナー付きで、気候に合わせて付け外しが可能です。
コットン仕上げの「M65」のレトロ感あるデザインはクラシック&ネオレトロ系バイクにも非常にマッチします。
参考価格:2万3980円(税込み)
スカジャン
スカジャンはもともとは、1950年ごろ、日本に駐留する米軍兵が祖国へのお土産や記念品としてオリエンタルな刺繡が施されたジャンバーを好んで購入するようになったことから製造・米軍基地への納入が始まりました。
やがて日本の横須賀基地周辺でも一般人向けにも販売されるようになり、横須賀(ヨコスカ)ジャンバーと呼ばれ、それが「スカジャン」という名前で呼ばれるようになりました。
そんな「スカジャン」もバイク乗りのファッションとしても非常に合いますので、紹介します。
TAILOR TOYO スカジャン 別珍 虎 × 風景
TAILOR TOYO(テーラー東洋)の別珍スカジャンです。TAILOR TOYOは東洋エンタープライズのスカジャンをはじめとする衣料品ブランドです。
この会社の前身の会社「港商商会」が上記で説明した、米軍基地への納入、95%を占めていました。
こちらは表地を別珍、裏地はリバース面になっていてアセテートを使用しています。別珍仕様で、中綿入り、リバーシブル面にキルティングを施し防寒性を高めています。
柄は1950年代中期のヴィンテージを再現したもので、派手でありながらも渋さもあり、クラシック&ネオレトロ系オーナーの方にも非常に似合います。
また、スカジャンには数えきれないほどの刺繍柄の種類がありますので、自分の好きな柄を選んでいただければ、自分の個性も出せるのではないでしょうか?
参考価格:5万3900円(税込み)
クラシック&ネオレトロを渋くカッコよく楽しもう
いかがでしたでしょうか?
ここで紹介させていただいたものは、一生モノとして使用していただける物ばかりだと思います。
クラシック&ネオレトロのバイクの特徴は「渋くてカッコいい」だと感じます。そんなバイクに似合うように「渋くてカッコいい」をテーマにジャケットのチョイスをさせていただきました。
また、クラシック&ネオレトロ系のバイクと同じく「歴史」のあるジャケットがより一層あなたを輝かせます。
今回紹介したジャケットを羽織れば、バイクに跨っているときは当然ですが、バイクを降りた時にもクラシック&ネオレトロ系の雰囲気を醸し出すこと間違いありません。
あなたのお気に入りの1枚を見つけるお手伝いができたのなら幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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投稿者プロフィール
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バイク大好きで30年近く乗っています。
バイクのメンテナンス・カスタムは、ほぼ自分ですべてやります。
愛知県在住でツーリングも大好きです。
◇バイク保有経歴
ゼファー400(マフラーはモリワキのワンピース搭載)
⇒ボルティ(カフェレーサーフルカスタム)
⇒Roiyal Enfield Bullet350
⇒エストレヤ(カフェレーサー・CRキャブ搭載)
⇒GN125H(カフェレーサカスタム進行中・現在所有)
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よろしくお願いします。
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