バイク用品店やネットショッピングでバイクグッズを調べてみると、いろんな目的や状況に合わせたアイテムが見つかります。
バイクデビューしたばかりのバイク乗りさんにとっては、何を揃えればいいのか悩んでしまうのではないでしょうか?
そこで数多くのバイクデビューをお手伝いしたカゲモトが、初心者が揃えるべきバイク装備をご紹介します。
1万円と3万円の予算から目的に合わせたオリジナルセットをご提案するので、失敗も損もないスマートな買い物が可能です。
ぜひ、最後までお付き合いください。
初心者ライダー必見!ツーリングの必需品
自由の象徴ともいわれるバイクですが、バイクに乗るための必需品が法律で義務付けられています。
揃えるべきバイク装備の前に、バイクに乗る時に必要なアイテムをご紹介します。
初ツーリングに向けて、基本的なバイク装備は揃えているかと思いますが、おさらいも兼ねて確認してみましょう。
運転免許証
乗り物を運転するのに必要な運転免許証は、道路交通法で携帯が義務づけられています。
運転免許証はすぐに取り出せる状態でないと違反になってしまうこともあります。
違反になるケース
- 荷物の奥にしまい込んでしまっている
- コピーしかない
- 持ち出したはずだけどすぐに出せない
もし、運転免許証を忘れてしまったら、運転を中断して取りに戻ることが大切です。
車検証
車検証 (自動車検査証)もいつでも取り出せる状態にしておく必要があります。
車検証は原本の携帯が義務付けられているのでコピーで代用はできません。
バイクでは車検証をシート下に収納することが多いですが、収納スペースが狭いバイクは注意が必要です。
2023年からICタグが内蔵された電子車検証になりました。
コンパクトになったものの、ICタグは折り曲げや高温に弱く、情報の読み取りができないと再交付が必要になってしまいます。
電子車検証は車検ごとに新しくならないので、データの破損を避けるためにもカバンの中で携帯する方がよさそうです。
自賠責保険証
自賠責保険証 (自動車損害賠償責任保険証明書)もいつでも取り出せる状態にしておく必要があり、コピーで代用はできません。
車検証と一緒に携帯するようにしましょう。
ヘルメット
ヘルメットは道路交通法で着用が義務づけられています。
意外なことに規格の指定はありませんが、自身の身体を守るためにも高性能なヘルメットを選びましょう。
バイクウェアやグローブ
法律で義務付けられていませんが、もしものときに守ってくれるバイクウェアやグローブは使ってほしいアイテムです。
バイクで走行中の飛び石やバグアタックから身を守るためにも着用をおすすめします。
ウェアはバイク専用品の方が、運転姿勢の取りやすさや安全性に配慮されているので、普段着よりも快適です。
プロテクター内蔵のウェアなら安全にツーリングを楽しめます。
契約している任意保険やロードサービスの情報も把握しておいた方が良いです。
万が一に備えて、受付窓口の連絡先や証券番号、会員番号などを出先でも確認できるようにしておくとスムーズに対応してもらえます。
揃えるべきバイク装備【予算1万円以内】
バイクに慣れていない時期は、ツーリング先で困ってしまうことが多いかもしれません。
経験する前に何を揃えていいかを考えるのは難しいので、目的別にオススメのセットを考えました。
まずは、取り入れやすい予算1万円のセットをご紹介します。
快適ツーリングセット
ツーリング中の困ったが解消できる、お得なアイテムを詰め合わせました。
すべて購入しても予算は超えず、一度揃えれば長く活躍してくれます。
KIJIMA(キジマ)|スロットルアシスト
高速道路や快走路でも、スロットルを一定で固定するのはけっこう疲れます。
長時間走行を続けていると、指や手首が痛くなってしまうことも。
スロットルアシストがあれば、グリップを強く握る必要がないので、ツーリングが快適になります。
安い類似品もありますが、スロットルに装着するときにパキッと割れやすいので、キジマ製がオススメです。
CHUMS(チャムス)|エッグコインケース
バイクに慣れていないと高速道路などの料金所は緊張の瞬間です。
料金所で慌てないために、ポケットにコインケースを忍ばせておくと安心できます。
サイズやメーカーは自由ですが、グローブをしていても使いやすい、カギが入って紛失を防げるポイントからエッグコインケースを選びました。
TANAX(タナックス)|シールドお手入セット2
ツーリングではメルメットのシールドがよく汚れます。
せっかくきれいな景色を見に来たのに、視界の悪いシールド越しに見るなんてモッタイナイ!
シールドお手入セット2はシールドクリーナーのほかに、シールド内の曇りを抑える曇り止めスプレーとシールドに撥水効果を持たせるレインブレーカーがセットになってお得です。
MOTOWN(モータウン)|ヘルメット&シールドクロス
シールドを傷なくキレイに保つために専用のクロスがおすすめです。
ヘルメット&シールドクロスは3枚入りでお買い得!
SK11|タイヤゲージ800
タイヤの空気圧が高すぎても低すぎてもライディングに影響が出るので、空気圧管理が大切になります。
「今日はうまく乗れないな」と思うときは空気圧が原因かもしれません。
ガソリンスタンドでも空気圧を測れますが、持ち運びに便利なタイヤゲージ800があれば、好きな場所で測定が可能です。
KITAKO(キタコ)|エアーバルブ 90°エクステンション
ガソリンスタンドにタイヤの空気を入れに来たのに、空気入れがエアバルブに刺さらないことはよくあります。
エアーバルブ 90°エクステンションはエアバルブの向きを90度変えることで、どんな形状の空気入れでもスムーズに空気を入れられます。
取り付けたままだと、エアバルブに負担がかかるのと見た目も良くないので、普段は外しておいた方が無難です。
積載力向上セット
ツーリング先で荷物が増えることや、バックパックに荷物を入れすぎて肩が凝ることがあります。
出先で困らないためには、バイクの積載力を向上するセットがオススメです。
TANAX(タナックス)|ツーリングネットV
簡易的に荷物をくくりつけるアイテムには、ゴム製のコードやバンドがありますが、コツが必要です。
ツーリングネットVは使いやすく、どんな荷物でも簡単に固定が可能です。
カラーやサイズも豊富なので、愛車や荷物の量に合わせて選ぶことができます。
TANAX(タナックス)|プレートフック3
フックをひっかける場所が少ないバイクでも、プレートフック3を装着すれば解決です。
ナンバープレート横にフックの受けを設けられるので、車種を選ばず荷物をしっかり固定できます。
TANAX(タナックス)|プロテクターシートセット
バイクに荷物を積載するときに気をつけたいのが、荷物やツーリングネットとシートカウルが擦れて傷がつくことです。
ツーリングネットや荷物が当たりそうな部分にプロテクターシートを貼っておくだけで、愛車を傷から守ります。
180×120mm1枚、120×90mm2枚にカット済みなので、届いたらすぐに貼り付けができます。
スマホでナビセット
ツーリングにナビを導入するなら、スマホナビが簡単でコスパが高いです。
色んな所へ訪れたいあなたにオススメのセットをまとめました。
Kaedear(カエディア)|スライドロック
スマホをバイクに固定するためにはスマホホルダーが必要です。
スライドロックは、金属パーツとロック機能付きのアームがスマホをがっちりとホールドします。
1インチボールジョイントを採用しているので、フレキシブルに角度を調整できます。
マウントには、振動を吸収するエアーマウントが内蔵されているので、スマホのカメラにも優しいアイテムです。
Kaedear(カエディア)|USBチャージャー
スマホでナビをするとバッテリーの消費が激しいので、USB電源も忘れてはいけません。
USB電源はスマホをはじめ、インカムやカメラなどの電子機器の充電、冬は電熱ウェアの電源としても大活躍します。
USBチャージャーは防水カバー付きで、夜間でも視認性の高いイルミネーションを内蔵しています。
WINS(ウインズ)|イージーテック
ナビの案内を聴くためには、ヘルメット内にスピーカーを取り付ける必要があります。
無線でつながるインカムは便利ですが、1万円を超えるモデルが多いです。
イージーテックは有線ですが、とってもお買い得にスマホナビの環境が整います。
昭文社|ツーリングマップル
ツーリングでは、バイク乗りのバイブルといわれるツーリングマップル(通称:ツリマ)が大活躍します。
一般的なスマホナビは目的地まで最短距離で案内しますが、気持ちのいいルートは案内してくれません。
ツーリングマップルがあれば、一目で気持ちのいいルートや景観のいい場所が見つかるので、ツーリングの質がグッと上がります。
揃えるべきバイク装備【予算3万円以内】
高額アイテムの中から予算3万円以内に絞り、ツーリングを何倍も楽しく安全にするアイテムをご紹介します。
ミュージック&トークセット
ツーリング中に音楽と会話を楽しむならインカムがオススメです。
音楽は、何の変哲もない道でも物語の主人公気分に浸らせてくれます。
ツーリング中に会話ができると、より一体感が生まれ、状況の共有もできるので安全にツーリングを楽しめます。
Daytona(デイトナ)|DT-E1+
インカムはグループで同じモデルに合わせるのが良いですが、手堅いインカムを選ぶならDT-E1+がオススメです。
ちょうどいい機能が揃っているので、操作がシンプルでリーズナブルな価格になっていて、初めてのインカムにピッタリ。
一度インカムを経験すると、なくてはならないアイテムになります。
DT-E1+の特徴
- スマートフォンとのBluetooth接続
- 他社インカムとの接続(ユニバーサルインターコム)
- 最大4人のグループトーク機能
- 低音重視の高音質スピーカー
オールインワンセット
新しいバイク装備として注目される、ドライブレコーダーやスマートディスプレイ。
導入するバイク乗りさんも増えてきましたが、高価なので手が出しにくいアイテムです。
ところが、3万円以内でドライブレコーダーとスマートディスプレイなどが手に入る時代がやってきました。
CustomJapan(カスタムジャパン)|スマートライドディスプレイ SRD 5
カスタムパーツや工具の開発、販売を行うカスタムジャパンのスマートディスプレイは、オールインワンといえるセット内容になっています。
スマートライドディスプレイ SRD 5のセット内容
- 5インチ スマートディスプレイ
- 前後ドライブレコーダー
- タイヤ空気圧センサー
- スクリーン取付用ブラケット
- ケーブル類
- 遮光フード
- ガイドブック
AppleとAndroidのワイヤレス接続に対応したスマートディスプレイは、スマホに触れずにモニター上で音楽やナビの操作が可能です。
前後ドライブレコーダーは、1080PフルHD解像度のカメラを採用し実用性に問題はありません。
タイヤ空気圧をワイヤレスにモニタリングできるので、空気圧管理はモニターを見るだけ。
すべての装備は防水防塵設計なので、雨の日でも安心して使用できます。
ツーリングを楽しく安全に、もしもの時も安心できるスマートライドディスプレイ SRD 5は、コスパ最強の揃えるべきバイク装備といえます。
まとめ
今回は、初心者が揃えるべきバイク装備を、1万円と3万円の予算から目的別にご紹介しました。
初ツーリングはとても楽しみな反面、未知すぎてちょっと怖かったりします。
先輩バイク乗りっぽい提案や、不安を払拭できるようなセットをご紹介できていればうれしく思います。
ツーリングに挑んでみて、困ったことが見つかるかったとき、この記事を改めて読んでいただけると、答えが見つかるかもしれません。
これからも楽しく安全にバイクライフ送りましょう。
ではまた!
投稿者プロフィール
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バイクと旅が大好きな夫婦ライダー、カゲモトです。ハネムーンの東本州1周をきっかけに、北海道1ヵ月旅、九州1年移住をへて、全国を走破しました。
今は関西を拠点に日本中を走り回って、ご当地グルメやB級ツーリングスポット、ミニマムキャンプを楽しんでいます。
愛車はNUDA900R・トリッカー・XL883R改。
執筆担当のカゲ太とご意見番のカゲ美が「実体験にもとづいたモトライフを楽しむヒント」をお届けします。
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