「やっと免許を手に入れた!さあバイクを買おう!」
どんなバイクにしようか悩んでいる時は1番ワクワクする瞬間です。
しかしバイクによって特徴はさまざまですし、買ったバイクをちゃんと扱えるのか不安に思う人も多いはず。そんな、免許取り立ての方におすすめしたいバイクを厳選しました。
初心者のうちはバイクの扱いに慣れていないので、上手く取り回しができなかったり、立ちゴケなどでバイクを倒してしまうことも多いです。
しかし、車体が軽く足つきの良いバイクなら初心者でも比較的扱いやすいので、サイズや重量はバイク選びの重要なポイントになります。また、予算が決まっているなら購入価格も気になりますよね?
そこで以下の4点を考慮し、免許取り立ての方におすすめのバイクをピックアップしました。
①車体の重量
②足つき性
③乗りやすさ
④価格
新車購入可能なバイク10選を【250cc】【400cc】それぞれのクラスに分けてご紹介します。バイク選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
【250ccクラス】初心者におすすめのバイク5選
まずは車検がなく維持のしやすい【250ccクラス】のおすすめ5車をご紹介します。
メーカー | 車種 | 車体重量 | シート高 | 価格 |
ホンダ | レブル250 | 171 kg | 690mm | 610,500円 |
ホンダ | CB250R | 144kg | 795mm | 564,300円 |
ホンダ | CBR250RR | 168kg | 790mm | 869,000円~ |
カワサキ | Ninja250 | 166kg | 795mm | 704,000円~ |
ヤマハ | MT-25 | 167kg | 780mm | 632,500円 |
「ホンダ レブル250」足つき良好で安心感抜群
250ccクラスで大人気なのが「レブル250」。ロー&ファットなスタイルが魅力的なクルーザーバイクですが、ステップやマフラーは意外と高い位置にあるので従来のアメリカンバイクと比較するとバンク角が稼げる設計になっています。
シート高は690mmとかなり低いため、足つき性に不安がある方でも安心して乗れるでしょう。小柄な方や女性にもおすすめです。
価格(税込) | 610,500円 |
全長 / 全幅 / 全高 | 2,205mm/820mm/1,090mm |
シート高 | 690mm |
車体重量 | 171 〔172〕kg |
エンジン | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
最高出力 | 19[26]/9,500(kW[PS]/rpm) |
最高トルク | 22[2.2]/6,500(N・m[kgf・m]/rpm) |
レブル250について当メディアライターの「バイク大好きフォアグラさん」が過去記事で非常に分かりやすく解説されていますので、ぜひこちらの記事もご覧ください。
「ホンダ CB250R」クセがなく扱いやすさナンバーワン
洗練されたデザインと丸目のモダンなヘッドライトが特徴のスポーツネイキッドバイク。スリムなボディと車両重量わずか144kgという軽さから、取り回しに不安のある初心者ライダーの方にもおすすめできます。
シート高は795mmと一般的ですが、スリムなボディのため跨ったまま足を真下にストンと落とせますので足つき性も良好です。
価格(税込) | 564,300円 |
全長 / 全幅 / 全高 | 2,020mm/805mm/1,045mm |
シート高 | 795mm |
車体重量 | 144kg |
エンジン | 水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 |
最高出力 | 20[27]/9,500(kW[PS]/rpm) |
最高トルク | 23[2.3]/7,750(N・m[kgf・m]/rpm) |
「ホンダ CBR250RR」現代的なルックスがかっこいい
250ccとは思えない力強いデザインとパワーを持つ高スペックマシン。最高出力・最大トルクともに250ccではトップクラスの性能を誇っていますが、乗っている方からは「扱いやすいエンジンなので初心者でも十分楽しめる」という感想が多いです。見た目が気に入ったなら検討してみてはいかがでしょうか。
デメリットは新車価格がおよそ90万円とお高めなところ。他の250ccバイクと比べて高スペックな分、予算も多く見積もる必要があります。
価格(税込) | 869,000円~ |
全長 / 全幅 / 全高 | 2,065mm/725mm/1,110mm |
シート高 | 790mm |
車体重量 | 168kg |
エンジン | MC51E/水冷4ストロークDOHC4バルブ直列2気筒 |
最高出力 | 31[42]/13,500(kW[PS]/rpm) |
最高トルク | 25[2.5]/10,750(N・m[kgf・m]/rpm) |
「カワサキ Ninja250」スポーツにもストリートにも使える
フルカウルのスポーツバイクスタイルですが、乗車姿勢はそれほど辛くなく街乗りにも使えます。ボディはコンパクトにまとめられ車両重量も166kgと軽量のため軽快に走れますし、取り回しもしやすいバイクです。
足つきに関しては、シート高795mmと250ccクラスのSSバイクでは高めですが、シートの形状がスリムなのでそこまで不安は感じさせません。心配な方はぜひ1度試乗してみてください。
価格(税込) | 704,000円~ |
全長 / 全幅 / 全高 | 1,990mm/ 710mm/1, 125mm |
シート高 | 795mm |
車体重量 | 166kg |
エンジン | 水冷4ストローク並列2気筒 |
最高出力 | 26.0 kW (35 PS) / 12,500rpm |
最高トルク | 22.0 N・m (2.2 kgf・m} / 10,500rpm |
「ヤマハ MT-25」スタイリッシュなデザインが好みなら
俊敏な走りと街乗りでの扱いやすさが売りのスポーツネイキッドバイクです。シート高は780mmと高すぎないので、小柄な方でも十分な足つき性です。
エンジンにはクセがなくライディングポジションも前傾すぎない姿勢なので、誰もが乗りやすい万人向けのバイクであるということが言えます。走りの軽快さだけでなく取り回しもしやすいので、まだバイクに慣れていない方でもとても扱いやすいです。
ヤマハのスタイリッシュなデザインが好みな方におすすめ!
価格(税込) | 632,500円 |
全長 / 全幅 / 全高 | 2,090mm/755mm/1,070mm |
シート高 | 780mm |
車体重量 | 167kg |
エンジン | 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ |
最高出力 | 26kW(35PS)/12,000r/min |
最高トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/10,000r/min |
【400ccクラス】初心者におすすめのバイク5選
続いて普通自動二輪免許で乗れる最大排気量【400ccクラス】をご紹介します。
メーカー | 車種 | 車体重量 | シート高 | 価格 |
ホンダ | CB400SF | 201kg | 755mm | 884,400円~ |
ホンダ | GB350 | 179kg | 800mm | 561,000円 |
カワサキ | Ninja400 | 167kg | 785mm | 770,000円 |
ヤマハ | MT-03 | 167kg | 780mm | 687,500円~ |
KTM | 390DUKE | 165kg | 820mm | 789,000円 |
「ホンダ CB400SF」教習車でおなじみ優等生バイク
教習車として使用されることが多い「CB400SF」は、やはり万人が乗りやすいバイクとして定評があります。教習所に通っている時からスーフォアが気になっていた方も多いのではないでしょうか。
全域で扱いやすいエンジン特性はどんな場所でもスムーズな走りができ、まさに初心者にうってつけのバイクと言えるでしょう。
2022年10月で生産終了すると発表されたあとに、すぐに生産予定数の予約が入り、もう新車では買えない状態になっているそうです。
価格(税込) | 884,400円~ |
全長 / 全幅 / 全高 | 2,080mm/745mm/1,080mm |
シート高 | 755mm |
車体重量 | 201kg |
エンジン | 水冷4ストロークDOHC4バルブ直列4気筒 |
最高出力 | 41[56]/11,000(kW[PS]/rpm) |
最高トルク | 39[4.0]/9,500(N・m[kgf・m]/rpm) |
「ホンダ GB350」新車で買えるクラス唯一のクラシックスタイル
長年クラシックバイクを牽引してきた「ヤマハSR400」が生産終了となり、取って代わるように登場したのがこのバイク。見た目はクラシックでも中身は最新技術が詰め込まれた”ネオクラシック”のバイクです。
猛スピードで走るバイクではありませんが、景色を眺めながらゆっくりツーリングを楽しむにはピッタリ!
注意点として、シート高800mmですが下のサイドカバーに膨らみがあるため、数値より若干足つきが悪くなります。気になる方は試乗してみることをおすすめします。
価格(税込) | 561,000円 |
全長 / 全幅 / 全高 | 2,180mm/790mm/1,105mm |
シート高 | 800mm |
車体重量 | 179kg |
エンジン | 空冷4ストロークOHC単気筒 |
最高出力 | 15[20]/5,500(kW[PS]/rpm) |
最高トルク | 29[3.0]/3,000(N・m[kgf・m]/rpm) |
「カワサキ Ninja400」400ccスポーツバイクの王道
先にご紹介した「Ninja250」の400cc版です。驚くことにボディサイズ・車両重量はNinja250と共有のためほぼ同じ。400ccでありながら重量は167kgと非常に軽量です。
高速道路を頻繁に使うならパワーのある400cc、街乗りがメインなら維持費が安い250ccと用途によって選択するのも良いですね。
シート高は785mmですので、身長160cm程度あれば問題ない高さです。
価格(税込) | 770,000円 |
全長 / 全幅 / 全高 | 1,990mm/710mm/1,120mm |
シート高 | 785mm |
車体重量 | 167kg |
エンジン | 水冷4ストローク並列2気筒 |
最高出力 | 35kW (48PS) / 10,000rpm |
最高トルク | 37N・m (3.8kgf・m) / 8,000rpm |
「ヤマハ MT-03」320ccでも車体が軽くてパワーは十分
こちらも250ccクラスで紹介した「MT-25」を排気量アップしたモデル。「MT-25が気になっているけど、もうちょっとパワーが欲しい」という人におすすめしたいモデルです。
排気量は320ccとその差は70ccですが、そのたった70ccの差で中低速を多用する街乗りでの走行や、高速道路走行で違いを実感できるでしょう。
車格や重量も250ccとほぼ同等ですので、用途によって選ぶのがおすすめです。
価格(税込) | 687,500円~ |
全長 / 全幅 / 全高 | 2,090mm/755mm/1,070mm |
シート高 | 780mm |
車体重量 | 167kg |
エンジン | 水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ |
最高出力 | 31kW(42PS)/10,750r/min |
最高トルク | 30N・m(3.1kgf・m)/9,000r/min |
「KTM 390 DUKE」個性的なデザインで目立ちたい人向け
国内メーカーとは一風変わった目を引くスタイルで注目されており、近年急激に乗り出す人が増えているオーストリアメーカーのバイクです。鮮やかなオレンジが印象的で、街中では注目の的になること間違いなし!購入者もこの独特なデザインに惹かれた方が多いようです。
ただ、燃料はハイオク仕様なので注意が必要。
単気筒ゆえに高速走行は少し苦手ですが、軽い車体で取り回しは良好。街乗りメインの方やとにかく目立ちたいという方は検討してみてはいかがでしょうか。
価格(税込) | 789,000円 |
全長 / 全幅 / 全高 | mm/mm/mm |
シート高 | 820mm |
車体重量 | 165kg |
エンジン | 水冷4ストロークDOHC 単気筒 |
最高出力 | 33kW(45PS) |
最高トルク | 39 NM |
バイク選びで迷ったら”見た目”で選んでOK
免許取り立ての方におすすめのバイク10選をご紹介しました。
バイクの種類や排気量で迷ってしまうことも多いですが、どうしても決めきれないなら思い切って”見た目”で選んでしまうのもアリです!自分が気に入ったバイクなら多少のネガティブな部分も好きになれるはず。
長く付き合っていく相棒選びですから、最高の1台を見つけてください。
投稿者プロフィール
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バイクとカメラが好きな「はるち」と申します。
一眼レフを背負い、ツーリングと写真を楽しんでいます。
バイクの楽しさを素敵な写真と共に記事にしてお届けします。
愛車はSR400。
「遅い・振動がすごい・セルがない」と三拍子そろっていますが、そんなところが大好きです。
ちなみに、妻はドラッグスター250乗りの夫婦ライダーです。
「わがまま・自己中・口が悪い」と三拍子そろっていますが、そんなところが大好きです。
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