Lambrettaをはじめ、世界のプレミアム・スクーターを日本に紹介するモータリストの取り扱いラインアップに、スクーター文化を主導するイギリス生まれのクラシックスタイル・スクーター「Royal Alloy(ロイヤル・アロイ)」が加わります。
Royal Alloyはイギリス中西部ウィガンに本社を置く、1960-70年代のクラシック・スクーターの作りとデザインを現代によみがえらせることをテーマにしているメーカーで、モータリストが扱うのはスチールボディの、GPシリーズとTGシリーズの2機種です。
Royal Alloyモデルの特徴
「リアル・クラシック」を標榜するRoyal Alloyは、当時をほうふつとさせるフル・スチール・ボディ(スペースフレーム+スチールカバー)が自慢です。
イタリア生まれでスクーター文化をけん引してきた2大ブランドが、片やスチールボディを完全に否定し戻ることはないと宣言しており、もう一方はスチール・モノコック・ボディを持ちながらもアウターパネルは樹脂を組み合わせている現在、ボディ全体をスチールで構成させる唯一の現代ブランドです。
そのスタイリングは、1960-70年代の先達を3Dスキャニングすることからスタートする精密さであり、当時さながらの美しいフェンダーラインや、レッグシールド、サイドカバーに至るまで、見事なプレスワークで再現されています。
一方で、液晶メーターの採用、現代のエンジンとオートマチック(CVT)トランスミッション、さらにはロードホールディングに優れた12インチの前後ホイールによるクラスを超えた走りの実現など、ただクラシックを模倣しただけのよくあるコピーモデルとは一線を画する作りの良さも自慢の一つです。
GPシリーズはいわゆる「シリーズ3」モデルに、またTGシリーズは「シリーズ2」と呼ばれるクラシック・ランブレッタ・モデルに範をとったデザインが魅力的です。
いずれも当時さながらのデザインに当時以上の美しさを誇るペイントを施し、毎日楽しんでいただける安心感とクオリティを、現代の環境規制であるEURO-5に適合させる技術力とともに実現させました。
2トーンを含む極めて豊かなカラーバリエーションと、また販売当初から多くのアクセサリーを用意していることもも魅力の一つです。
今回エンジンは空冷の125㏄と水冷の125㏄の2種類のラインアップを用意していますが、今後ユーザーの要望によっては300㏄モデルなど、欧州での販売の中心となっているモデルも導入を検討します。
Royal Alloy GP
1970年代のランブレッタ「シリーズ3」をほうふつとさせるモデルです。もっともスポーティなランブレッタと言われたDL/GPシリーズのプレスラインを忠実に再現したフルメタル・ボディ、特にサイドカバーの矢羽根風プレスの再現度の高さや、アルミニウムでかたどられながら当時そのままのデザインを実現したヘッドライトセットに注目してください。
GP125(空冷4サイクル単気筒124.6㏄/EFI/CBS)
希望小売価格:572,000円(税込み)
GP125S(水冷4サイクルDOHC単気筒124.2㏄/EFI/CBS)
希望小売価格:748,000円(税込み)
ボディカラー:
フレイム・レッド、ミッドナイト・グレー等、単色合計17色
ウルトラ・ブルー&アイボリー、オデッセイ・レッド&アイボリー等、2トーン合計5色
Royal Alloy TG
1960年代のランブレッタ「シリーズ2」をリバイバルさせました。瞼のようなヘッドライトベゼル、美しいフレアラインを描くフロントフェンダーなど、コストがかかりすぎて誰もまねできなかった当時のアイコンを復活。ローライダー・スタイルのダブル・シートが違和感なくフィットしています。
TG125(空冷4サイクル単気筒/124.6㏄/EFI/CBS)
希望小売価格::638,000円(税込み)
TG125S(水冷4サイクルDOHC単気筒/124.2㏄)
希望小売価格:847,000円(税込み)
ボディカラー:
オデッセイ・レッド、ジェット・ブラック等、単色合計5色
ウルトラ・ブルー&アイボリー、オデッセイ・レッド&アイボリー等、2トーン合計5色
リリース:モータリスト合同会社
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