株式会社ブリヂストンが2輪車用プレミアムタイヤ「BATTLAX」(バトラックス)でサポートしているチームが、世界最高峰の2輪耐久レースであるFIM※世界耐久選手権(以下、EWC)において2023年のシリーズチャンピオンと2位を獲得しました。
ブリヂストンタイヤ装着チームのEWCシリーズチャンピオン獲得は、昨年に続き3年連続、4度目となります。
なお今回シリーズチャンピオンを獲得したチームは「YART Yamaha Official EWC Team」、また「YOSHIMURA SERT MOTUL」が2位を獲得しました。
ブリヂストンは、2017年よりEWCにフル参戦するチームを高いグリップと耐久性、ハンドリングのし易さを兼ね備えた「BATTLAX」ブランドのタイヤでサポートしています。
今シーズン、ブリヂストンがサポートする3チームのうちの1つである「YART Yamaha Official EWC Team」は、開幕戦で2位、第2戦で優勝をおさめるなど安定した走りで、ランキング2位で現地時間9月16日(土)から17日(日)に行われた最終戦のボルドール24時間耐久レースに臨みました。そして、その最終戦で4位に入り、見事2年連続、3度目のEWCシリーズチャンピオンを獲得しました。
■「YART Yamaha Official EWC Team」 チームマネージャー マンディ カインツ氏のコメント
長年の目標であったEWCシリーズチャンピオンを、ブリヂストンと共に獲得することができたことを大変嬉しく光栄に感じています。ライダーたちは本当によくやってくれました。
今シーズンは毎回、レースをリードしました。ル・マンでは転倒がありましたが、スパ・フランコルシャンは、いくつか問題がありながらも完璧なレースをしました。
また鈴鹿でも非常に素晴らしいペースを見せてくれたのですが、ほんの小さなトラブルにより夢の表彰台を逃してしまいました。この大会では特に、彼らを誇りに思いました。リタイアしそうなところでしたが、彼らは決して諦めず、最後尾から22位まで挽回したのです。
またボルドールでは厳しい戦いになり、慎重に走行し4位に入賞しました。私にとっては彼らこそがヒーローであり、真の耐久レースライダーです。常にファイティング・スピリットを持ち続け、勇敢で決意にあふれ、ついに今回はその努力を実らせたのです。
このタイトルは私たちにとって、さまざまな意味を持ちます。チーム全員が大変な仕事を続けてきたので、今はこの幸せな気持ちを享受し、その後で来年のタイトル防衛法について考え始めようと思っています。
■株式会社ブリヂストン モータースポーツ部門長 内田 達也氏のコメント
EWCシリーズチャンピオンを獲得された「YART Yamaha Official EWC Team」のライダー、チームおよび関係者の皆様に心からお祝い申し上げます。
「YART Yamaha Official EWC Team」は、開幕戦のル・マン24時間で2位、第2戦のスパ24時間で優勝となるなど、シーズンを通して高いチーム力でチャンピオンにふさわしい走りを披露されました。
我々ブリヂストンも、耐久レースという「極限」の状態下でライダーとマシンのパフォーマンスを最大限に引き出すタイヤの供給を通じて、「YART Yamaha Official EWC Team」のシリーズチャンピオン獲得に貢献できたことを大変嬉しく思っています。
また、応援してくださったモータースポーツファンの皆様とタイヤ開発にお力添え頂いたチームの皆様に心より感謝申し上げます。
ブリヂストンは、来シーズンもモータースポーツへの情熱を胸に、より高品質・高性能なタイヤを開発・供給することに挑戦し続け、チームの一員として足元からサポートチームのシリーズチャンピオン獲得に貢献したいと考えています。
※ FIM 国際モーターサイクリズム連盟(Fédération Internationale de Motocyclisme)の略称。
リリース:株式会社ブリヂズトン
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