2024年11月10日(日)に泉大津フェニックスでWORLD MOTO×カスタムパーツライドが開催されました。会場内には国産&輸入バイクや絶版車、有名パーツメーカーのデモマシンが集結し、見て触れて試乗体験ができます。こんな夢のようなイベントに参加しない理由はありません!
ということで今回は、バイク大好きカゲモトが、WORLD MOTO×カスタムパーツライドを1日ガッツリ楽しんできたので、イベントの様子を徹底レポートします。
ぜひ、最後までお付き合いください。
WORLD MOTOが5年ぶりにパワーアップして開催!
国内外の最新バイクを見て触れて試乗もできるWORLD MOTOが5年ぶりに帰ってきました。今回はなんと、カスタムパーツを装備したバイクに試乗できるカスタムパーツライドと共同開催!ほかにも、有名パーツメーカーや人気モトブロガー、キッチンカーも大集結します。
さらに、憧れの旧車に試乗できる、特別コースも設置されています。試乗したら欲しくなるのがバイク乗りのサガ。安心してください、気に入ったバイクはその場で購入可能です。
WORLD MOTO×カスタムパーツライド2024の概要
開催日時 | 11月10日(日) 9:30~16:00 |
場 所 | 泉大津フェニックス 多目的広場 |
入場料 | 1,000円(税込) 300円クーポン付き |
試乗料 | 500円(税込) 5回分1セット |
WEBサイト | https://wm-cpr.com/ |
【イベントレポート】WORLD MOTO×カスタムパーツライド2024
カゲモトが参加したWORLDMOTO×カスタムパーツライド2024の様子を徹底レポートします。
8:00|大阪の泉大津フェニックスへコンテストバイクを搬入
イベントの開催は9:30ですが、カゲ美の愛機XL883Rをイベント会場に搬入します。そう、Mr.Bike BG カスタム&レストアバイクコンテストにちゃっかりエントリーしました!事前選考を無事に通過することができたので入賞も狙っていきます。
ピッカピカに磨き上げたXL883Rを展示スペースに配置していると、ライバルたちが続々と搬入されてきます。入賞したバイクはMr.Bike BGの表紙を飾れるとあって、カッコいいバイクたちがたくさんエントリーしていました。
9:30|イベント開催!マーケットブースを散策
予定通りイベントがスタート!まずはマーケットブースを周ってみました。マーケットブースでは、オシャレな革製品を扱うお店やMOTULなどの有名オイルメーカー、高性能なパーツメーカーなど約30社が集結。お買い得な商品も展示されていて、財布のひもが緩みます。
カゲモト御用達 AZのブーズ
私も愛用している大阪のオイルメーカー、AZのブースを発見!陳列されている商品を、実際に手に取って説明を受けることができます。使い方がわからなかったり、違いが分からなかったりする商品の疑問を解消できました。
個人的にオススメしたい商品はチェーンオイルの「MOc-001」。ロングライフで潤滑性が高い、バランスの良いオイルです。使いはじめてから、チェーンノイズが減り、バイクの押し引きも軽くなった気がします。チェーンメンテナンスがめんどうなバイク乗りさんには長寿命タイプの「AZチェーンルブ ロングライフ」がオススメ。
もう期間は終了してしまいましたが、AZでは来場者特典として全商品が50%OFF(1回限り)になるクーポンコードを配布していました。私もエンジンオイルやフッ素グリス、パーツクリーナーなどを購入させていただきました。今後、AZがイベントに参加しているときは要チェックです。
オシャレストリートバイク SK-STREET125
WORLD MOTO公式Xの投稿で気になっていたバイクを発見!ハーレーやYAMAHA SRなどのカスタムに定評のあるGOODSが展開しているSKKASKA MOTORSのカスタムコンプリートバイク「SK-STREET125」も展示されていました。オシャレで扱いやすそうな車格はとても興味が湧きます。
キャブ車でバッテリーレス、キックスタートなのでクセは強そうですが、とっても楽しそう。今回は試乗できませんでしたが、店舗に行けば試乗が可能です。
10:20|展示バイクは跨り放題の吹かし放題!
次は、展示バイクに触れていきましょう。国内外16メーカーが出展していて見ごたえがあります。どのバイクも触れ放題の跨り放題、吹かし放題です。スタッフの方もノリノリでスロットルを開けまくり。一つの会場内で色んなバイクの話を聞けるのは、このイベントの醍醐味ですね。
足つきに悩みのある小柄なバイク乗りも、スタッフさんにアシストしてもらいながらバイクに跨ることができます。乗れそうだと感じたら、早速試乗を試せることもWORLD MOTO×カスタムパーツライドの魅力です。
世界限定300台 Indian FTR x RSD Super Hooligan
IndianではFTRファミリーの限定車のRSD Super Hooligan(フーリガン)が展示されていました。世界限定300台で、日本には数十台しか存在していないそうです。排気音は意外としっとりとして落ち着いた印象ですが、高回転まで回すと変貌しそう。メーターはタッチパネルでかなりハイテクです。
今回、FTRの試乗車はありませんでしたが、クルーザータイプのSCOUTは2ストロークバイクのような伸びが楽しい、がんがん回したくなるバイクでした。FTRと乗り比べてみたいですね。
DUCATIのビッグシングル Hypermotard 698 Mono
DUCATIから発売されたビッグシングルのHypermotard 698 Monoも展示されていました。シングルらしくない鋭い吹き上がりで、危うく契約しそうになりました。日本で発売されるのはRVEのみですが、クイックシフトが標準装備です。
ローダウン仕様になっているので、モタードに乗り慣れていなくても安心の足つきです。私は身長173cm、足は長くありませんが、少しかかとが浮く程度でした。
12:30|キッチンカーグルメで腹ごしらえ
あっという間に午前の部が終了し、ランチタイムに突入!キッチンカーグルメエリアにはさまざまなジャンルのキッチンカーが並んでいます。
数あるキッチンカーの中から選んだのは、静岡県のご当地グルメ、富士宮焼そばと九条ネギをふんだんに使った炊き込みごはん、みんな大好き鶏のから揚げ。さすがキッチンカー、どれもできたてで温かく、とってもおいしかったです。
本格的なピザやグルメバーガーも気になりましたが、胃袋が足らず断念。
13:00|国産&輸入車の試乗車が大集合!
腹ごしらえが済んだなら、次は試乗です!試乗コースには国産&輸入バイクがズラリと並んでいます。さらに今回は、有名パーツメーカーのパーツを装備したカスタムバイクも試乗が可能。高価なパーツを購入する前に、排気音やフィーリングを確かめられるのはうれしいですね。
試乗受付で書類を記入し5枚つづりのチケットを2セット購入。試乗するにあたり、ヘルメットとジャケット、グローブを準備して列に並びます。試乗エリアは広々した特設コースで、切り返しが楽しいクランクやスロットルを開けたくなるバックストレートを配置。1回の試乗で2周走ることができます。
先導するスタッフさんが良い感じでペースを作ってくれるので、楽しくコースを回れました。公道ではないので、バイクの乗り味だけに集中でき、試乗へのハードルが下がります。私と同じメーカーのヘルメットをかぶった女性ライダーが何台ものバイクを試乗していたのが印象強いです。
モリワキマフラー装備のRebel 250
カゲ美が試乗したバイクは、モリワキのマフラーを装備したRebel 250。ノーマルを試乗したことはありませんが、同じ250cc単気筒のトリッカーと比べて、迫力のあるサウンドとパルスが感じられたそうです。マフラーは動画だけでは伝わらない部分があるので、実際に試乗して体感できることはありがたいですね。
気になるBenelli MPERIALE400を初体験
私は2021年に日本へ再上陸したBenelliのMPERIALE400を試乗しました。なかなか乗る機会のない珍しいバイクも手軽に試乗できることも、このイベントの魅力です。MPERIALE400は、とても穏やかな操作感で、乗り手を選ばない懐の広さを感じました。
14:30|プロカメラマンによる雑誌撮影会
お昼を過ぎたころには、イベント会場の駐車場はバイクでいっぱい!この駐車場の一角で、ヘリテイジ&レジェンズの雑誌撮影会が行われています。
プロのカメラマンに撮ってもらえる大チャンス!展示場所からXL883Rを持ち出して撮影していただきました。Mr.Bike BG カスタム&レストアバイクコンテストにエントリーしていたので、別の場所でも改めて撮影会。雑誌や公式サイトに載る日が楽しみです。
14:50|バイクコンテスト表彰式とじゃんけん大会
ついにコンテストの結果発表です。今回はMr.Bike BG賞と絶版車のウエマツ賞、来場者が選んだWORLD MOTO賞がありましたが・・・XL883Rは入賞ならず!この悔しさをじゃんけん大会にぶつけましたが、残念ながら商品はゲットできませんでした。でも写真を撮ってもらったり、いろんなバイクが見れたので悔いはありません!
15:30|開発中の最新電動バイクで爆走!
電動試乗エリアでは、さまざまな電動バイクが試乗できます。なかでも、YADEAのK2という市販のバイクに近いフォルムを持つ電動バイクに興味津々。まだ開発段階ということですが、試乗できるそうなので、ガソリンで走るバイクに混ざって試乗コースを走ってみます。
正直、電動バイクには懐疑的でしたが、ちょっと走るだけでイメージが変わりました!走る気にさせるライディグポジションと素直に動く足回りに、気づけばスロットルは全開!電動らしい独特の加速感が癖になります。バイク自体に振動がないためか、路面状況が普段よりも伝わってきて、バイクとの一体感を強く覚えました。
試乗したK2は250cc相当で、さらに上のグレードもあるそう。試乗できる日が楽しみでなりません。
15:50|絶版ウエマツで貴重な旧車に試乗!
なかなか試乗する機会のない旧車たちにも乗ってきました!旧車・絶版バイク専門店として知られるウエマツが希少なバイクの試乗を行っています。旧車については、マンガでかじった程度の知識しかありませんが、試乗によってバイク乗りを魅了する理由を知れた気がします。
私が試乗したバイクはHONDA CBX550F!「ほんとにエキゾーストパイプがX字型になってるんだ」と少し感動しつつ試乗開始。スロットルを軽く開けただけで感じる太いトルクと野太いサウンドには痺れました。旧車に持っていたイメージとは違って、とても乗りやすかったです。
カゲ美が乗るのはSUZUKI GT380。車格がそこまで大きくないのでイベントでは女性に大人気だったそうです。実際に乗ってみたところ、小柄なバイク乗りさんでも足つきは良好で、車重も軽くて楽しそうなバイクです。
初めての2ストロークバイクで恐る恐る乗っていたそうですが、バイクに合わせてコーディネートしたようなファッションでこなれ感があります。
16:00|イベント終了
さまざまなバイクで試乗を楽しんでいると、あっという間にイベントの終了時間。朝から参加していたので、時間を持て余すかと思いきや、最後は駆け足になってしまうほどボリュームのあるイベントでした。気になるバイクにはすべて乗れたので大満足です。
以上、イベントレポートでした!
WORLD MOTOはバイク好きの天国だった!
今回は、WORLD MOTO×カスタムパーツライド2024のイベントレポートをお届けしました。WORLD MOTO×カスタムパーツライド2024では、さまざまな最新バイクやカスタムバイク、旧車などに見て触れて試乗ができ、時間を忘れて楽しむことができました。
マーケットブースやキッチンカーの出店数も多く、一日中会場にいても飽きさせません。バイクショップではちょっと気を使うことも、このイベントではスタッフさんが率先して誘ってくれるので、バイクの特徴や魅力がしっかりと伝わってきました。
まだバイクの免許を持っていなくても、バイク好きであれば人を選ばず楽しめるイベントです。次回の開催では、ぜひ皆さんも一緒に楽しみましょう。
ではまた!
投稿者プロフィール
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バイクと旅が大好きな夫婦ライダー、カゲモトです。ハネムーンの東本州1周をきっかけに、北海道1ヵ月旅、九州1年移住をへて、全国を走破しました。
今は関西を拠点に日本中を走り回って、ご当地グルメやB級ツーリングスポット、ミニマムキャンプを楽しんでいます。
愛車はNUDA900R・トリッカー・XL883R改。
執筆担当のカゲ太とご意見番のカゲ美が「実体験にもとづいたモトライフを楽しむヒント」をお届けします。
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