バイクは高価?そんなことはありません。コスパが良いお手頃価格な中古車もたくさんあります。
発売当時によく売れていて台数が多くあるモデルはもちろん、古いモデルでも一般的には不人気車だったとしても、気にいるものをうまく探せば「良い状態でお値段の安いバイク」に出会える可能性があります。
良い状態で格安!がきっと見つかる「コスパ最強のとにかく安い中古車250ccバイク」を選んでご紹介します!
■HONDA:ホンダ 250ccのコスパ最強バイク
【REBEL:レブル】
レブルは、1985年からホンダが製造・販売しているロードスポーツバイク。軽量・コンパクト設計で経済性・耐久性にすぐれた空冷四サイクル・OHC ・二気筒エンジン(総排気量233㎤)を搭載しています。
ロー&ロングのクルーザーに近いスタイルですが、スポーツバイクというジャンルになっています。乾燥重量137kgという軽量設計のボディと足着き性の良い低シート高で、通勤からツーリングまで使えるパフォーマンスの良さ。
1990年代に生産終了し、2017年には再びレブル250・レブル500として新登場しますが、そちらは1985年登場時のレブルとは異なるモデルという位置付けです。1985年~1996年までの「レブル」を中古車で探すと、コスパの良いものが見つかる可能性が高いです。
レブルの価格帯は、中古車市場で23万円~29万円程度です。
レブル(MC13)のスペック
全長(mm):2,115
全幅(mm):815
全高(mm):1,100
軸距(mm):1,460
最低地上高(mm):140
シート高(mm):660
車両重量(kg):147
乾燥重量(kg):137
エンジン形式:4サイクルOHC2気筒
総排気量(㎤):233
燃料タンク容量(L):10
【CRF250L:シーアールエフ250エル】
CRF250Lは、市街地からオフロードまで幅広い環境で軽快な走行が楽しめる、2012年に登場した250ccオン・オフロードバイク。
「On(日常)を便利に、Off(週末)を楽しむちょうどいい相棒 New On & Off Gear」がキーワードです。
低・中回転域で力強い出力特性を持つ水冷・4ストローク・DOHC・250cc単気筒を採用していて、燃費性能が良いのも特徴。初心者からベテランまで、幅広い状況で使えるコスパの良いバイクとなっています。
CRF250Lの価格帯は、中古車市場で32万円~68万円程度です。
CRF250L(JBK-MD38)のスペック
全長(mm):2,195
全幅(mm):815
全高(mm):1,195
軸距(mm):1,445
地上最低高(mm):255
シート高(m):875
車両重量(kg):143
エンジン種類:水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 単気筒
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):7.7
【CB250R:シービー250アール】
CB250Rは、2018年5月に発売され2024年8月に生産終了となった、軽二輪のネイキッドロードスポーツモデル。日常の移動を遊びに変える「SPORTS ROADSTER」が開発のコンセプトで、市街地から郊外のワインディングロードまで楽しめる特性のパワーユニットを搭載しています。
存在感のあるタンクシェルターは、新世代CBシリーズのスタイルとして、トップエンドモデルであるCB1000Rの造形と共通になっています。全ての灯火器にLEDを採用し、フルデジタル液晶メーターも装備。
CB250Rの価格帯は、中古車市場で27万円~57万円程度です。
CB250R(2BK-MC52)のスペック
全長(mm):2,020
全幅(mm):805
全高(mm):1,050
軸距(mm):1,355
地上最低高(mm):151
シート高(mm):800
車両重量(kg):142
エンジン種類:水冷 4ストローク DOHC 4バルブ 単気筒
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):10
【FTR(FTR223):エフティーアール(エフティーアール223)】
FTR(FTR223)は、フラットトラックレース(ダートトラックレース)をイメージした、2000年9月に発売されたバイク。イメージを受け継いだ80年代のモデルと区別するためや、エンジンの排気量の違いから、FTR223と呼ばれることもあります。
空冷・4ストローク・OHC・223㎤単気筒エンジンで、見た目は1986年から発売されているFTR250を踏襲したフラットトラッカースタイルを強調していますが、市街地走行での取り回しや軽快感を重視したストリートバイクです。シンプルなスタイルに当時からのコスパの良さで、カスタムベースとしても人気がありました。
2007年に発売されたFTR(型式JBK-MC34)のカラーリングは、スタンダードタイプ3色、デラックスタイプ3色、トリコロールカラーと7色あり選択肢が豊富です。
FTRの価格帯は、中古車市場で15万円~55万円程度です。
FTR(FTR223)(JBK-MC34)のスペック
全長(mm):2,080
全幅(mm):910(トリコロールカラー)/830(スタンダード、デラックス)
全高(mm):1,115(トリコロールカラー)/1090(スタンダード、デラックス)
軸距(mm):1,395
地上最低高(mm):175
シート高(mm):780
車両重量(kg):128
エンジン種類:空冷 4ストローク OHC 単気筒
総排気量(㎤):223
燃料タンク容量(L):7.2
【VTR250:ブイティーアール250】
VTR250は、VT250シリーズに特徴的なトラスフレームで1998年に発売され2017年に生産終了となった、ロードスポーツバイク。名前はV–TwinRoadsports(Vツインロードスポーツ)の略です。
水冷4ストロークVツインエンジンで豊かな低速トルクが感じられ、燃費性能や機敏なスロットルレスポンスの良さが特徴。2009年にはフルモデルチェンジし、のちにカウル付きのバリエーションモデル「VTR-F」も発売されました。
2016年発売のスペシャルエディションは、燃料タンクの左右側面にストライプパターンを配置し、ネオレトロやカフェレーサーをイメージしたカラーリングで、落ち着いた雰囲気を醸し出しています。
VTR250の価格帯は、中古車市場で14万円~85万円程度です。
VTR250(JBK-MC33)のスペック
全長(mm):2,080
全幅(mm):725
全高(mm):1,055
軸距(mm):1,405
最低地上高(mm):155
シート高(mm):755
車両重量(kg):160
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブV型2気筒
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):12
【FORZA Z:フォルツァ Z】
FORZAは2000年に発売された水冷・4ストローク・4バルブ・単気筒エンジンを採用の250ccのスクーターで、いわゆるビッグスクーターと呼ばれ大きなブームとなったシリーズ。
2004年にはオートマチック機構のHonda Sマチック Evoを採用したスポーティバージョンのFORZA Zが発売されました。オートマチックでありながらマニュアルミッション車なみの走行性能と操る楽しさが味わえます。
上質な乗り心地と爽快感のある走行性、高出力・低振動・低燃費でコスパも良く、さらにスクーターならではの収納力と使い勝手の良さが大きな魅力。またゴージャスな雰囲気にも人気があり、2008年にはオーディオパッケージも発売され、快適かつラグジュアリーなバイクです。
FORZA Zの価格帯は、中古車市場で7万円~100万円程度です。
FORZA Zのスペック
全長(mm):2,165
全幅(mm):755
全高(mm):1,180
軸距(mm):1,545
最低地上高(mm):140
シート高(mm):710
車両重量(kg):190
エンジン種類:水冷4ストロークOHC単気筒
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):12
【FUSION SE:フュージョンSE】
FUSION SEは、1986年から1997年にかけて発売されたビックスクーター、FUSIONの上級モデル。
1994年に発売された当初は1,000台のみの限定モデルでしたが、1996年にカラーチェンジして発売されました。
レザー調のシートにLED採用など、車とバイクとの融合(フュージョン)というモデルの設定でした。
水冷・4ストローク・244㎤単気筒エンジンを搭載し、特徴的なロングホイールベースと低シート高などによりゆとりある乗車感と取り回しのしやすさを実現しています。2007年には20周年アニバーサリーモデルが発売されました。レトロでゴージャスな雰囲気が好きな人には、特に魅力的なスクーターです。
FUSION SEの価格帯は、中古車市場で19万円~53万円程度です。
FUSION SE(BA-MF02)のスペック
全長(mm):2,265
全幅(mm):805
全高(mm):1,095
軸距(mm):1,625
最低地上高(mm):145
シート高(mm):665
車両重量(kg):172
エンジン種類:水冷4ストロークOHC単気筒
総排気量(㎤):244
燃料タンク容量(L):12
■YAMAHA:ヤマハ 250ccのコスパ最強バイク
【YZF-R25:ワイゼットエフ アール25】
YZF-R25は、2014年に発売された249ccの水冷・直列2気筒・DOHC・4バルブ・FI(フューエルインジェクション)エンジンのスーパースポーツ。
毎日乗れるスーパーバイクがコンセプトで、低中速の扱いやすさ、中高速での高揚感をバランスよく実現させています。スタイルはYZF-RシリーズのDNAを受け継ぎつつも、780mmの低シート高で足つきが良く、軽量ボディで取り回しもしやすいバイクです。短いサイレンサーがスーパースポーツマシンらしい雰囲気を醸し出しています。
ライディング経験を問わず、市街地からワインディングまでこなせるスーパースポーツとして人気があるバイクです。2022年にはLED式の前後ウインカーを採用し、純正オプションでクイックシフターが加わっています。
YZF-R25の価格帯は、中古車市場で19万円~94万円程度です。
YZF-R25(JBK-RG10J)のスペック
全長(mm):2,090
全幅(mm):720
全高(mm):1,135
軸距(mm):1,380
最低地上高(mm):160
シート高(mm):780
車両重量(kg):166
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):14
【DragStar250:ドラッグスター250】
DragStar250は、2000年に発売された、空冷4ストロークVツインSOHCエンジンをロー&ロングの車体に搭載する「ニュークォーターアメリカン」をテーマとしたバイク。人気のあったドラッグスター400の外観や技術的特徴を、コスパの良い250ccに再現したモデルです。
大柄で存在感あるスタイルに、本格的アメリカンを具現化する細部に渡る作り込み・車体の扱い易さ・優れたエンジン性能を追求しています。レトロ感とクオリティを調和させた軽二輪のクルーザーは、女性ライダーにも人気があります。
2012年には、燃料タンク・前後フェンダー・サイドカバーにツートンカラー、エアクリーナボックスにホワイトの塗装、エンボス加工のDrag Starロゴなどを施したクラシックエディションが追加されました。
DragStar250の価格帯は、中古車市場で26万円~128万円程度です。
DragStar250(XVS250)のスペック
全長(mm):2,320
全幅(mm):915
全高(mm):1,075
軸距(mm):1,530
最低地上高(mm): 150
シート高(mm):670
車両重量(kg):159
エンジン種類:空冷4サイクルSOHC2バルブ
総排気量(㎤):248
燃料タンク容量(L):11
【MT-25:エムティ ツーファイブ】
MT-25は、フルカウルスポーツモデルのYZF-R25をプラットフォームにした、ネイキッド仕様のバイクとして2015年に発売されました。大都会のチーターをコンセプトに開発され、320ccのMT-03が並行して発売されています。
エンジンは249ccのの水冷・直列2気筒・DOHC・4バルブ・FI(フューエルインジェクション)で、ストリートネイキッドらしい幅広めのバーハンにより自然な操舵フィーリング、機敏な走行性を実現させています。
発売以来、マイナーチェンジやカラーチェンジなど仕様変更を経て、2024年モデルまで出ている人気の高いバイクです。軽快・俊敏に市街地を走るようなストリートバイクなイメージで、20代の若者からも人気があります。
MT-25の価格帯は、中古車市場で17万円~59万円程度です。
MT-25(JBK-RG10J)のスペック
全長(mm):2,090
全幅(mm):745
全高(mm):1,035
軸距(mm):1,380
最低地上高(mm):160
シート高(mm):780
車両重量(kg):165
エンジン種類:水冷4ストロークDOHC4バルブ
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):14
【SEROW250:セロー250】
SEROW250は「操る楽しさナンバーワン」をキーワードに2005年に発売された、初代セロー225の後継となるオフロードタイプのバイク。セローとはカモシカのことで、上級者ならケモノ道でも走破できる能力を備えたマウンテントレールとしての能力を初代から継承しています。
オフロードでの優れたトレッキング性と市街地などオンロードでの扱い易い走行性で、上級者が楽しめるのはもちろん、コンパクトで軽量な車体は初心者や女性でも扱いやすいバイクとなっています。
2008年モデルでは、初めてF.I.(フューエルインジェクション)を採用しています。2020年にはセロー250ファイナルエディションが発売されました。
SEROW250の価格帯は、中古車市場で25万円~88万円程度です。
SEROW250(JBK-DG17J)のスペック
全長(mm):2,100
全幅(mm):805
全高(mm):1,160
軸距(mm):1,360
最低地上高(mm):285
シート高(mm):830
車両重量(kg):119
エンジン種類:空冷4ストロークSOHC2バルブ
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):9.6
【X-MAX250ABS:エックスマックス250ABS】
XMAX ABSは、2017年発売の水冷・4ストローク・249㎤ BLUE COREエンジンを搭載したスクーター。すでに欧州で人気があったMAXシリーズの250ccモデルです。
BLUE CORE(ブルーコア)とは走りの楽しさと燃費・環境性能の両立を高次元で具現化させるヤマハのエンジン設計思想のことで、高効率燃焼・高い冷却性・ロス低減の3点を追求したもの。ABS(アンチロックブレーキシステム)に、トラクションコントロールも搭載しています。
通勤での快適性と手頃な維持費、余裕の45Lシート下トランクなどの実用的なスクーターとしての基本性能に加えて、上質なスタイリングでスポーティに週末も楽しめる魅力を兼ね備えたバイクとなっています。2023年にはフルモデルチェンジを受け、2024年にはカラーチェンジされています。
X MAXの価格帯は、中古車市場で34万円~86万円程度です。
X MAX(2BK-SG42J)のスペック
全長(mm):2,185
全幅(mm):775
全高(mm):1,415
軸距(mm):1,540
最低地上高(mm):135
シート高(mm):795
車両重量(kg):179
エンジン種類:水冷4ストロークSOHC4バルブ
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):13
【MAJESTY:マジェスティ】
1995年に初登場したMAJESTYは、ビッグスクーターブームで大人気となったベストセラーバイク。1998年からはABS装着モデルも発売され、標準モデル・スポーティーな仕様のSVモデル・新設定のABSモデルと3バリエーションとなりました。
2000年にはフルモデルチェンジし、ビッグスクーターブームの中心となり、街でもカスタムされたマジェスティが多く見られるようになりました。2012年には重厚感の漂う精悍な新デザインのフロントカウルとなり、YZF-R1と同構造のプロジェクターヘッドライトを採用するモデルが出ています。
軽二輪スクーターは、都市部での機動性に、長距離や高速道路での優れた走行性、手頃な維持費というコスパの良さからすでに人気のあったジャンル。MAJESTY250はさらにスタイルの良さ、スポーティで快適な走行機能、バックレスト装備で優れた居住性から、多くのファンがいます。
MAJESTYの価格帯は、中古車市場で6万円~51万円程度です。
MAJESTY(JBK-SG20J)のスペック
全長(mm):2,175
全幅(mm):780
全高(mm):1,185
軸距(mm):1,550
最低地上高(mm):110
シート高(mm):700
車両重量(kg):188
エンジン種類:水冷4ストロークSOHC4バルブ
総排気量(㎤):249
燃料タンク容量(L):12
【TW200/E:ティーダブリュー200/E】
TW200は1987年に初代が発売されたバイクで、路面を選ばすに大地を駆けめぐる冒険心いっぱいのアドベンチャートレールとしてデビューしたモデル。1987年には、冒険家の風間深志さんがTW200改で史上初バイクでの北極点踏破を実現させました。TWとはTrail Way(トレイル ウェイ)の略です。
アドベンチャートレールとしてだけでなく、1996年以降にはスリムな細身のボディに迫力の極太タイヤで、ストリート向けのカスタム化により若者からの人気が高まりました。
1998年には丸型ヘッドライトとクロームメッキ処理のヘッドライトボディに小型フラッシャーランプ、つや消しブラック塗装のリムを採用したTW200Eというバリエーションモデルも登場。「ティーダブ」「ティーダバー」「スカチューン」といった愛称も流行り、ファッションバイカーの定番とも言われました。
扱いやすい走行性能に手頃な価格といったコスパの良さで、幅広いユーザーに認知されるロングセラーバイクです。
TW200の価格帯は、中古車市場で12万円~69万円程度です。
TW200(1998年モデル)のスペック
全長(mm):2,090
全幅(mm):815
全高(mm):1,115
軸距(mm):1,330
最低地上高(mm):250
シート高(mm):790
車両重量(kg):126
エンジン種類:空冷4サイクルSOHC2バルブ
総排気量(㎤):196
燃料タンク容量(L):7
■SUZUKI:スズキ 250ccのコスパ最強バイク
【GSX250R:ジーエスエックス250R】
2017年に発売されたGSX250Rは、GSR250(2012)をベースに開発した4サイクル水冷2気筒250ccエンジン、フルカウルのスポーツバイク。
都会や郊外を颯爽と走る「アーバンアスリート」がイメージされています。セパハンや前後分離式シートなどを採用し、快適なライディングポジションを実現させ、中低速重視のエンジンで街乗り仕様を重視した性能となっていました。
2019年モデルでは、MotoGP参戦チーム(チームスズキエクスター)カラーが設定されており、2021年モデルからはABS付き搭載モデルもラインナップしました。
さらにカラーチェンジや仕様変更を経て、LEDヘッドランプを採用した2024年モデルも発売されています。
GSX250Rの価格帯は、中古車市場で16万円~59万円程度です。
GSX250R(2017年モデル)のスペック
全長(mm):2,085
全幅(mm):740
全高(mm):1,110
軸距(mm):1,430
最低地上高(mm):160
シート高(mm):790
車両重量(kg):178
エンジン種類:水冷4サイクル並列2気筒SOHC2バルブ
総排気量(cc):248
燃料タンク容量(L):15
【GSXXER250/GSXXER SF 250:ジクサー250/ジクサーSF250】
GSXXER SF250とGSXXER250は、エンジンオイルを冷却媒体として利用するスズキ独自の油冷エンジンを搭載した250ccのロードスポーツバイク。
2020年にフルカウルモデルのGSXXER SF250、ネイキッドモデルのGSXXER250と順に発売されました。共通するのは新開発の油冷249㎤単気筒4バルブSOHCエンジン、フルデジタル表示の液晶多機能メーター、ABS標準装備、デュアルタイプマフラーなどです。
GSXXER SF250は前傾姿勢で重心を下げたデザインで低く構えたシルエットとなり、ワイドなLEDヘッドランプを装備しています。
GSXXER250はボリュームのあるタンクとスリムなシートによって起伏のあるラインを持ち、コンパクトなデザインとなっています。
GSXXER SF250の価格帯は、中古車市場で20万円~48万円程度、
GSXXER250の価格帯は、中古車市場で19万円~47万円程度となっています。
GSXXERSF250(2020)のスペック
全長(mm):2,010
全幅(mm):740
全高(mm):1,035
軸距(mm):1,345
最低地上高(mm):165
シート高(mm):800
車両重量(kg):158
エンジン種類:油冷単気筒4バルブSOHCエンジン
総排気量(cc):249
燃料タンク容量(L):12
GSXXER250(2020)のスペック
全長(mm):2,010
全幅(mm):805
全高(mm):1,035
軸距(mm):1,345
最低地上高(mm):165
シート高(mm):800
車両重量(kg):154
エンジン種類:油冷単気筒4バルブSOHCエンジン
総排気量(cc):249
燃料タンク容量(L):12
【Grasstracker:グラストラッカー】
2000年に発売されたGrasstrackerは、1970年代の草レーサー(グラス トラックレーサー)をイメージし、ストリート風の部品を装着した、ファッショナブルな新型250ccストリートバイク。
コンパクトな空冷4サイクル4バルブSOHC単気筒エンジンを搭載し、スリムなフューエルタンク、ワイルドな幅広ハンドル、スポークホイールなどを採用し、できる限りシンプルなスタイルとなっていました。始動にはセルとキックも採用して、キック好きのこだわりライダーからも当時好評でした。
2001年に派生モデルとしてグラストラッカービッグボーイが誕生し、それに伴い装備変更とキック始動が廃止になりました。2009年モデルではフューエルインジェクションを搭載し、燃料タンクも8.4Lへと拡大しています。
Grasstrackerの価格帯は、中古車市場で9万円~52万円程度です。
Grasstracker(2000年モデル)のスペック
全長(mm):1,995
全幅(mm):900
全高(mm):1,130
軸距(mm):1,325
最低地上高(mm):160
シート高(mm):745
車両重量(kg):134
エンジン種類:空冷4サイクル単気筒 SOHC4バルブ
総排気量(cc):249
燃料タンク容量(L):6
【ST250:エスティー250】
ST250は、オートバイの伝統的な美しさを追求し、親しみやすさや懐かしさを感じるバイクらしいバイクとして、2003年に発売されたネイキッドバイク。翌年にはセルフスターターにキック始動を追加した仕様のST250Eタイプが追加されました。
エンジンは空冷4サイクル単気筒SOHC 2バルブで、単気筒エンジン独特の鼓動が人の耳によく響くように特性を重視しています。デザインはスポーク式のホイールにダイナミックな大型ヘッドランプ、オーソドックスなフレーム構成で、バイクらしいベーシックさを極めています。
これ以上ないほどの削ぎ落としたシンプルさで、さらに発売当初から新車で50万円を切るという価格だったことも大きな特徴です。
ST250の価格帯は、中古車市場で14万円~79万円程度です。
ST250(2003年モデル)のスペック
全長(mm):2,070
全幅(mm):750
全高(mm):1,075
軸距(mm):1.375
最低地上高(mm):165
シート高(mm):770
乾燥重量(kg):127
エンジン種類:空冷4サイクル単気筒SOHC2バルブ
総排気量(cc):249
燃料タンク容量(L):12
【GSR250:ジーエスアール250】
GSR250は、2012年に発売された248ccの水冷4スト並列2気筒エンジンのロードスポーツバイク。ハヤブサのネイキッドバージョンとして販売されたB-KING(輸出用)のイメージを受け継いだデザインとなっています。
フロントからリヤにかけて跳ね上がるような造形が特徴的で、小型でシャープなヘッドライトカウルや、ボリューム感のある燃料タンクなどが精悍さと存在感を醸し出しています。
日常生活での低中速域での扱いやすさを重視し、多機能デジタルメーターを搭載、街乗りからツーリングまで幅広く使える乗りやすさと購入しやすい価格にこだわった、コスパの良いバイクです。
GSR250の価格帯は、中古車市場で12万円~39万円程度です。
GSR250(2012年モデル)のスペック
全長(mm):2,145
全幅(mm):760
全高(mm):1,075
軸距(mm):1,430
最低地上高(mm):165
シート高(mm):780
車両重量(kg):183
エンジン種類:水冷4ストローク並列2気筒
総排気量(cc):248
燃料タンク容量(L):13
【VOLTY:ボルティー】
VOLTYは1994年に発売され、2004年まで販売されたネイキッドタイプのバイク。
VOLTYのネーミングは乗馬の規程種目VOLTに由来していて、騎手(ライダー)の意志を忠実に伝える事が出来るバイクを目指したものです。
丸みを帯びたスタイリングにメッキパーツを多用した質感などにより、クラシカルでレトロな見た目が特徴。125kgと比較的軽量でコンパクトな車体や、40°の深いハンドル切れ角、750mmの低いシート高など乗りやすさと取り回しのしやすさにもこだわっています。小さめの車体で足つきも良いため、女性ライダーや小柄なライダーからの人気も高いバイクです。
高性能や流行りを追いかけず、オーソドックスでシンプルなつくりで基本的な性能が高く、さらに低価格でコスパの良いマシンです。
VOLTYの価格帯は、中古車市場で9万円~44万円程度です。
VOLTY(1994)のスペック
全長(mm):2,005
全幅(mm):765
全高(mm):1,075
軸距(mm):1,325
最低地上高(mm):160
シート高(mm):750
乾燥重量(kg):125
エンジン種類:空冷4サイクル単気筒SOHC4バルブ
総排気量(cc):249
燃料タンク容量(L):12
【BURGMAN200:バーグマン200】
2014年から発売されたBURGMAN200は、ビッグスクーター並みのゆとりあるライディングポジションを持ちつつ、軽量かつコンパクトで扱いやすいスクーター。BURGMANとは「都会の男」という意味で、街で乗るスタイリッシュなスクーターをイメージしたものです。
200cc水冷4サイクル単気筒エンジンを搭載し、独立2灯型ヘッドランプとテールランプなどバーグマンシリーズに共通する特徴をもち、上品でスポーティーなデザインとなっています。
多機能メーターは視認性が高く、平均燃費計やエコ・ドライブ・インジケーターを装備しています。大容量のシート下収納の便利さに加え、低いシート高に足つきの良いフロアボードと、乗りやすさにもこだわったスクーターです。2021年モデルからはABSも搭載されています。
BURGMAN200の価格帯は、中古車市場で9万円~79万円程度です。
BURGMAN200(2014)のスペック
全長(mm):2,055
全幅(mm):740
全高(mm):1,355
軸距(mm):1,465
最低地上高(mm):130
シート高(mm):735
車両重量(kg):161
エンジン種類:水冷4サイクル単気筒SOHC4バルブ
総排気量(cc):199
燃料タンク容量(L):10
■KAWASAKI:カワサキ 250ccのコスパ最強バイク
【Ninja250:ニンジャ250】
NInja250は2013年に登場したスーパースポーツで、2008年に発売されていたニンジャ250Rのモデルチェンジ。同時期に特別色のNinja250 Special Editionも発売されました。
フルフェアリング、デュアルヘッドライト、シャープなエッジが際立つタンクやテール周りの形状など、大排気量クラスのニンジャシリーズの流れを汲んだデザインとなっています。2015年からはアシスト&スリッパークラッチを搭載し、2018年にはモデルチェンジしてABSが標準装備となりました。
Ninja250の価格帯は、中古車市場で12万円~68万円程度です。
Ninja250(2013)のスペック
全長(mm):2,020
全幅(mm):715
全高(mm):1,110
軸距(mm):1,410
最低地上高(mm):140
シート高(mm):785
車両重量(kg):172
エンジン種類:水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
総排気量(㎤):248
燃料タンク容量(L):17
【250TR:250ティーアール】
250TRは2002年から2013年まで発売された、1970年発売の同名の車種をモチーフとした2代目のバイク。初代のオフロード風外観を模倣したものの、スタイルは当時流行っていたストリート系のオンロードバイクです。
2本ショックに、後方が上がったタッグロールシート、キャラメルタイヤなど、1970年代のデュアルパーパスタイプを思わせるレトロな見た目となっています。
249ccの空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒を搭載し、スリムで超シンプルな車体が特徴。2007年モデルではキャブレターをフューエルインジェクションに換える仕様変更が行われています。
250TRの価格帯は、中古車市場で18万円~105万円程度です。
250TR(2002)のスペック
全長(mm):2,100
全幅(mm):870
全高(mm):1,095
軸距(mm):1,420
最低地上高(mm):165
シート高(mm):775
乾燥重量(kg):134
エンジン種類:空冷4ストロークSOHC2バルブ単気筒
総排気量(cc):249
燃料タンク容量(L):7
【Z250:ゼット250】
Z250は2013年に登場した、Ninja250のネイキッドバージョンとされますが、実際は個性際立つアグレッシブで筋肉質なストリートファイター系のスーパーネイキッド。エンジンは248ccの水冷4スト並列2気筒DOHCユニットで、シャシーと共にNinja250と共有していました。
攻撃的なスタイルでありつつ、足つき性に配慮したシート形状や、幅広でアップライトなハンドル位置で快適なライディングポジション、さらに2段式収納スペースや荷掛けフックがあるなど、日常使いにも優れています。
2019年にモデル変更、2023年には「Sugomi」デザインコンセプトを表現したモデルに仕様変更されました。
Z250の価格帯は、中古車市場で19万円~60万円程度です。
Z250(2013)のスペック
全長(mm):2,015
全幅(mm):750
全高(mm):1,025
軸距(mm):1,410
最低地上高(mm):145
シート高(mm):785
車両重量(kg):168
エンジン種類:水冷4ストローク並列2気筒
総排気量(cc):248
燃料タンク容量(L):17
【Super Sherpa:スーパーシェルパ】
1997年に登場したSuper Sherpaは、エンデューロモデルKLXをベースとして、249ccDOHC4バルブ空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載したオフロードバイク。デュアルパーパス、トレッキングバイクという位置付けがされることもあります。
ヒマラヤ登山で荷物の運搬や道案内を行うネパール人ガイドのシェルパからとった名前で、「道なき道を進むバイク」という意味です。アメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアなど世界でも販売されました。
中低速向きにセッティングされていて、シート高も810mmとオフロードのモデルとしては低め。当初はフロントフェンダーがアップフェンダーとダウンフェンダーのモデルが選べましたが、のちにアップフェンダーが標準となりました。ヤマハのセローに対抗するカワサキ車といえばこれ!
Super Sherpaの価格帯は、中古車市場で19万円~47万円程度です。
Super Sherpa(1997)のスペック
全長(mm):2,060
全幅(mm):780
全高(mm):1,130
軸距(mm):1,360
最低地上高(mm):265
シート高(mm):810
乾燥重量(kg):107
エンジン種類:DOHC4バルブ空冷4ストローク単気筒
総排気量(cc):249
燃料タンク容量(L):9
■とにかく安いコスパのいい250ccを見つけよう
250ccというだけですでにコスパが良いバイクと言っても良いジャンル。発売当初からお手頃な値段設定の車種もちらほらとありますので、そんなバイクから探すのもおすすめです。
もちろん中古車で価格の安いものを探そうとすれば、すでに生産終了したモデルが多くなります。
当時人気が高かった車種ならば数が豊富ですし、不人気車なら低価格で販売されている車体もあります。両方のジャンルでから探すと状態が良く、コスパの良いバイクが見つかる可能性も高くなるでしょう!
投稿者プロフィール
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GPZ750R改に乗っているねこにんじゃと申します。
ライターでイラストレーターです。
「おすすめグッズを知りたいけど面倒だから誰かまとめて」
「整備について知りたいけど難しいから簡単に知りたい」
などなどのバイクライダーの希望をかなえます。
バイクライフがより楽しくなるような情報を、できるかぎりわかりやすくお届けしていきます。
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