長崎には、走りを楽しめるワインディングや絶景を楽しめる海岸線が豊富です。父や母方の祖父母が長崎県出身だったので幼少期から様々な場所を訪れました。
長崎県は、豊かな自然と歴史が織りなす独自の魅力を持つ地域です。美しい海岸線や、世界遺産にも登録された歴史的建造物が点在しており、ツーリングを楽しむには絶好の場所。
父の地元が長崎県なので幼少期から様々な場所を訪れてきました。今回はそんな私が長崎県をバイクで訪れる際におすすめのツーリングスポットを厳選してご紹介します。
また、ツーリングの楽しさをさらに引き立てるご当地グルメも紹介し、訪れたくなるような情報を詰め込みました。
長崎県の美しい風景と文化をバイクで存分に堪能できる旅の参考にしていただければ幸いです。
おすすめツーリングスポット【5選】
長崎県は、その美しい風景と独自の歴史が詰まった観光スポットが豊富にあります。
特にバイクで巡るツーリングでは、四季折々の自然や海岸線を楽しむことができ、ライダーにとっては最高のツーリングスポットの一つです。
そんな長崎の魅力を存分に味わえるツーリングスポットを5つ厳選してご紹介します。各スポットでは、その地ならではの絶景や独自の雰囲気を楽しむことができ、何度でも訪れたくなるでしょう。
福島 土谷棚田(どやたなだ)
土谷棚田は、長崎県のツーリングで外せない絶景スポットの一つです。
この棚田は日本の棚田百選にも選ばれており、海に向かって広がる美しい段々畑が特徴。4月から5月の田植え時期の夕暮れ時には、黄金色に輝く棚田と海が織りなす風景が、息をのむほどの美しさを誇ります。
バイクで訪れると、ゆるやかなカーブを抜けるたびに変わる風景に心を奪われ、自然と歴史が融合した長崎らしい景観を存分に楽しむことができます。
生月島 大バエ灯台
生月島の大バエ灯台は、長崎県の北西部に位置する生月島の80m程切り立つ大バエ断崖の上にたつ白亜の無人灯台です。
この灯台には全国でも珍しい展望所が設置されており、海と空が溶け合う雄大なパノラマが眺望できます。
雄大な断崖絶壁と、そこにぶつかる波しぶきの迫力ある景観が広がり、まさに自然の力を感じられる場所です。
晴れた日には遠く壱岐や対馬の島影が見えることもあり、長崎の海と空を満喫できるスポットとして、ライダーにとって見逃せない場所となっています。
佐世保随一の展望公園 展海峰
佐世保市に位置する展海峰は、佐世保随一の眺望を誇る展望公園です。標高165mの高さに位置し、その開放感あふれる景色に心が洗われることでしょう。
展海峰からは、九十九島の美しい島々が点在するパノラマビューが広がり、季節ごとに異なる風景が楽しめます。
春には菜の花、秋にはコスモスが咲き乱れ、色とりどりの花々と青い海とのコントラストが見事です。バイクを停めてゆっくりと景色を眺める時間は、日常の喧騒を忘れさせてくれることでしょう。
また、展望台からの夕日は特に美しく、日が沈む瞬間を見逃さないように訪れるのもおすすめです。
日本本土最西端の地 神埼鼻公園
日本本土最西端に位置する神埼鼻公園は、佐世保市の外れにあるツーリングスポットです。広がる大海原と遠くに浮かぶ五島列島が一望できる絶景が迎えてくれます。
特に、地平線に沈む夕日は美しく、多くのライダーがこの瞬間を目指して訪れます。
公園内には日本本土最西端を示すモニュメントがあり、ここを訪れることでライダーとしての達成感を味わうことができます。
また、静かな環境の中で、自然の音を感じながらのんびりと過ごすひとときも格別です。長崎の豊かな自然と、特別な場所に立つ感動を味わえるスポットとして、ぜひ立ち寄っていただきたい場所です。
通称“ドラゴンロード” 雲仙千々石線(県道128号)
通称“ドラゴンロード”と呼ばれる雲仙千々石線(県道128号)は、長崎県のツーリングルートの中でも特に人気のある道の一つです。
この名前は、道路がまるでドラゴンのようにうねりながら山間を縫うように続く姿から名付けられました。雲仙地獄に続く豪快な4連ヘアピンカーブがあり、ライディングを存分に楽しむことができます。
また、道中には美しい山々の風景が一望できるポイントがあり、自然の壮大さを感じながら走ることができます。
おすすめグルメスポット【5選】
長崎県は、美しい景色だけでなく、豊富なご当地グルメでも知られています。
ツーリングの楽しみのひとつに、訪れた土地ならではの美味しい料理を堪能することがありますが、長崎はまさにその期待を裏切らない場所です。
ここでは、ツーリングの合間にぜひ味わっていただきたい、長崎ならではのグルメスポットを5つ厳選してご紹介します。
どれも地元の味が詰まった逸品ばかりで、食べることでさらに旅の思い出が深まること間違いなしです。
魚島来(おとこ)めし
魚島来(おとこ)めしは、平成21年鷹島肥前大橋の開通をきっかけに本土からの観光客を迎えるため、鷹島のご当地グルメとして誕生しました。
「魚島来めし」と言う名前には、『美味しい魚を食べに島に来て!』という願いが込められているそうです。
【魚島来めしルール五ケ条】
- 魚のネタは、松浦産を使うべし
- 魚のネタは3種類以上入れるべし
- 丼のタレはゴマ醤油を使うべし
- 丼に盛り付けて提供すべし
- 酢飯ではなく温かいご飯に盛り付けるべし
あつあつのご飯にたっぷりのお刺身。その日仕入れた新鮮なお魚が使われています。是非みなさんも「魚島来めし」を食べに松浦市鷹島町へお出掛け下さい🏍
画像に使っている魚島来めしは、以前訪れた『海上三軒屋』。その名の通り海上に浮かぶイカダの上にお店があります。営業時間は11時から20時で、木曜日が定休です。
佐世保バーガー
佐世保バーガーは、長崎県佐世保市を代表するご当地グルメで、そのボリュームと手作り感が魅力です。
佐世保市には米海軍基地があり、1950年頃、米海軍基地から直接レシピを聞き作り始めたのがはじまりとされ、佐世保は「ハンバーガー伝来の地」と言われています。
佐世保バーガーは、オーダーを受けてから一つ一つ手作りされるのが特徴で、パティ、ベーコン、チーズ、卵、レタスなどが豪快に挟まれたボリューム満点の一品です。
佐世保市内には多くの名店が点在しており、それぞれの店が個性を出したバーガーを提供しているため、食べ比べも楽しめます!
画像で使用させていただいている「佐世保バーガーミュージアム」さんの佐世保バーガーは数ある店舗の中でも随一の大きさを誇る佐世保バーガーを食べることができます。ぜひラージサイズをご賞味ください!
佐世保バーガーミュージアムの営業時間は10時から20時(金・土日のみ8時から20時)で、オーダーストップは18時です。
トルコライス
トルコライスは、長崎市発祥のご当地グルメで、一皿でさまざまな味を楽しめる贅沢な洋食です。
この料理は、ピラフ、スパゲッティ、トンカツをワンプレートに盛り付けたもので、その豪華な見た目とボリュームが魅力です。
トルコライスの特徴は、各要素が絶妙に組み合わさり、一皿で和洋折衷の多彩な味わいを堪能できる点にあります。
ソースや具材はお店によって異なるため、訪れる店ごとに違った味を楽しめるのも楽しみの一つ。長崎市内には、トルコライスを提供する店舗が老舗から新進気鋭のお店まで数多くあります。
一皿でお腹も心も満たしてくれる、長崎ならではの一品をぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
「洋食屋 向日葵亭」では、ボリューム満点のトルコライスのほか、弱虫ペダルマニアの店主さんが長年収集したお宝グッズの数々も展示してあります♪
洋食屋 向日葵亭の営業時間は11時から21時30分で、オーダーストップは21時。不定休となっているのでホームページの営業カレンダーをご確認ください。
長崎ちゃんぽん
長崎ちゃんぽんは、長崎を代表するご当地グルメで、たっぷりの野菜と豚肉、海鮮が入ったボリューム満点の麺料理です。
ちゃんぽんのルーツは福建料理の『湯肉絲麺(とんにいしいめん)』。湯肉絲麺は麺を主体として豚肉、椎茸、筍、ねぎなどを入れたあっさりしたスープが特徴です。
これに四海樓の初代 陳平順(ちんへいじゅん)さんがボリュームをつけて濃い目のスープ、豊富な具、独自のコシのある麺を日本風にアレンジして考案したものが『ちゃんぽん』。
豚骨や鶏ガラをベースにしたコクのあるスープに、もちもちとした太麺が絡み、食べ応えも十分。具材の一つ一つが新鮮で、それぞれの旨味がスープに溶け込んでいます。
長崎市内の多くの店で提供されており、それぞれの店で独自の味わいが楽しめます。
長崎ちゃんぽん発祥の店、中華料理 四海樓の営業時間は11時30分から15時までがランチタイム。17時から20時までがディナータイムです。
長崎皿うどん
長崎皿うどんは、長崎を代表するもう一つのご当地グルメで、パリパリとした揚げ麺の上にたっぷりの具材が乗った料理です。
皿うどんのルーツは『炒肉絲麺(ちゃあにいしいめん)』で、今でいう焼きそばのようなもの。
『ちゃんぽん』を考案した四海樓の初代 陳平順がちゃんぽんのバリエーションとして創ったものであり、長崎名物として定着しました。
具材には、キャベツ、もやし、キクラゲ、豚肉、エビなど、バラエティ豊かな食材が使用されており、それぞれが特製のあんに絡まって絶妙なハーモニーを生み出します。
特に、麺のパリパリとした食感と、具材たちのしっとりとしたあんとのコントラストが、食べる楽しさを倍増させます。
さらに、長崎皿うどんにはパリパリの細麺と、つるつる食べられる太麺があり、お好みで選ぶことができます。食べ終わる頃には、長崎の豊かな食文化を心から満喫できること間違いありません。
中華料理 四海樓では、4名以上かつコース料理であれば、2営業日前から席やお部屋の予約が可能です。マスツーリングなどで訪れる際にはぜひご予約ください!(TEL:095-822-1296 | FAX095-826-7353)
まとめ
今回は豊かな自然と歴史が詰まった長崎県のツーリングスポット&グルメスポットを合計10箇所ご紹介しました。
山と海に囲まれた長崎県には、豊富なワインディングロードや絶景ポイントが多数存在します。また、古くは貿易の拠点であったことから海外の文化も混ざり合い、地域によって様々な見どころがあります。
1日で回り切るのは難しいほどのスポットがあるので、ぜひ何度も訪れて長崎独自の文化を体感してください!
投稿者プロフィール
-
バイクやキャンプなどのジャンルを専門にライターをしているえもと申します。
モトコネクト立ち上げからライターをさせていただき2022年12月に会社を退職。合同会社Cap.Nemoを設立しました!
バイクの楽しさや便利グッズなどをわかりやすくお伝えしていきます。
最新の投稿
- コラム2024年12月19日【50ccを買うなら今!】駆け込み需要の背景と原付一種の現状を解説
- コラム2024年12月16日【バイクの免許不要】体力なくても気軽に乗れる!おすすめのトライクまとめ
- コラム2024年12月11日【距離ガバさん必見!】燃費とタンク容量で見る航続距離の長いバイクランキング【TOP10】
- コラム2024年12月1日【初心者でも扱いやすい!】中型クルーザー&アメリカンおすすめモデル