はい!元バイク屋のフォアグラさんです。
今回は以前から自分の動画チャンネルで激推ししているバイクのオンライン査定サービス「KATIX(カチエックス)」について、なぜここまで激推ししているのか、その理由をお伝えします。
昔ながらの有人店舗で働いていたこの元バイク屋が、なぜ自分の過去の仕事を否定するかのようなこのサービスをここまで強く押すのか、その点について忖度することなくガッツリ解説をしていきますので、バイクの売却や乗り換え検討中という方だけでなく、売る気はないのだけど興味本位でも自分のバイクの価値が知りたいという方も、ぜひ最後までご覧になってください。
理由その1:個人情報が洩れない
今まで自分はたくさんの優れた商品やサービスを紹介してきましたが、大体の商品は欠点もあるもので、欠点がなく全てが完璧なんていう商品・サービスは滅多にありません。しかしこのオンライン査定サービスに関しては、欠点らしい欠点が正直無いのです。
KATIXはオンラインのため手軽に査定申し込みができて、断る時の気まずさもない。そして複数業者のオンライン入札形式なので、高額査定も出やすいのです。
一括査定業者の場合、複数業者による実写査定のため、確かに高額査定は出やすいのですが、業者ごとに直接自宅に来てもらって査定してもらうことになるわけですから、事前に電話などで打ち合わせをする必要があり、個人情報がダダ漏れだったりするのですよ。
自分も以前に車の買取業者に査定申込みの電話をした直後、もう1・2分後くらいから、鬼のように電話がかかってきました。「是非一度査定させてください」「現車確認させてください」と、もう鬱陶しいったらありゃしないのです。
でもオンライン査定サービスKATIXは、そもそもしつこい営業電話が嫌だったという声から生まれています。ですのでこのオンライン査定サービスは、そもそも個人情報漏洩のリスクがないシステムなのです。
なぜならこのサービスは複数の業者がオンラインで入札をしていきますが、申し込んだ方が入札された金額に納得し、かつ最高額査定を出した業者にしか、あなたの電話番号は伝えられないのです。2位以下の業者には連絡先が伝えられませんから、鬼電もなければ、余計な業者とコンタクトを取る必要もないのです。
「その最高額を入札した業者は、実際に車両を見せてみたらケチをつけて減額してくるんじゃないの?」「結局2位3位の業者ともコンタクトを取る必要が出てくるんじゃないの?」と思われる方もいるでしょうが、この点も安心してください。原則的に現地での減額というのを禁止していて、98%以上の方がオンラインで提示された金額で売却されています。
もちろん故意に破損箇所を隠したり申告しなかったり、申告内容に虚偽があった場合は減額されることもありますけどね。
というわけで安心して利用できるサービスであるという事はご理解いただけたでしょうか。
理由その2:オークション形式による高額査定
ではこのKATIXが高額査定を提示できる、納得できるだけの根拠・理由をお示ししましょう。
実は以前自分の私物であるKLX125を、KATIXを含む5つのバイク屋に査定して回りました。その時の結果がこちら!
最安だった個人店と比べると、実に2倍以上の査定額だったことからも、本当に高額査定を出せる業者であると言えるでしょう。
高額査定を引き出すための大原則を皆さんご存知でしょうか?それは複数の業者を競合させるという事です。
自分も現役のバイク屋だった頃に経験があるのですが、自宅に何社も同時に呼ばれてオークション形式にさせられる時、この時はさすがに本気の限界価格を提示せざるを得ませんでした。
これをやらない限り、たとえ「自社買取・自社販売で中間マージンをカットし、買取価格に乗せていますよ」と言ったところで限界価格を提示しません。まあ当然ですよね。自分の店に査定に持ち込まれて、利益が出るかどうかの採算ギリギリの限界価格をいきなり提示する営業マンはいないでしょう。そして先ほどお伝えした自分の調査の結果がまさにそうでした。自社買取・自社販売で高額査定を売りにしている大手販売店2社よりも高額査定が提示されたわけですからね。
このKATIXの場合、査定に出した時点で自動的に複数社の入札形式になりますので、各社一発勝負、いきなり限界の金額で勝負してくるわけです。当然ですがバイクは1台しかないわけですから、最高額で入札しないと買い取れませんし、先ほど言ったように電話番号さえ入手することはできませんからね。
ちなみにこの25万円という価格が提示されたKLX125ですが、購入したのは2018年、当時走行距離は650km、価格は27万8000円でした。そして査定に出したのは購入から4年後の2022年、走行距離は2500kmに伸び、それで25万円という価格ですからね。もう十分すぎる高額査定と言えるでしょう。27万8000円で買ったバイクに4年間乗って25万円という値段がついたわけですからね。
確かにこの間に中古バイクの相場高騰などもありましたが、それを差し引いて考えても十分高額と言えますよね。もちろんどのような車種、どのようなケースであっても必ず最高額を提示してくれると言うわけではありませんが、申し込んで査定額を聞いてみる価値は十分です。何より実際に店に持ち込むよりも圧倒的に手軽ですからね。
理由その3:使い方がものすごく簡単
では最後にKATIXがいかに簡単で、いかにメリットしかないかということをお伝えします。
まず申し込みは写真を撮ってアップするだけ。SNSに写真を撮って呟くのと大差ありません。ただこの時に意図的に傷を隠して撮影したり、走行距離や状態を偽って申告するのだけはやめてくださいね。写真をアップしたら、後は待つだけです。翌日入札が終了します。
その際も最高額を入札した業者から直接連絡が来るわけではなく、KATIXの担当者からLINEのようなチャットを通して「売却されますか?」と質問されます。この時に価格に納得して売却を決めると、最高額で入札した業者にあなたの連絡先が伝えられます。価格に納得できなければ、この担当者を通して再交渉することも可能です。
また断る場合もチャットで「今回は見送ります」とだけ伝えればもうおしまいです。
ですのであなたのバイクの価値を気軽に、何のリスクもなく知ることができるのです。
売却だけでなく乗り換えをする時、購入した店での下取りも検討されると思います。その際も事前にこのオンライン査定に申し込みをして価格を知っておけば、安く買い叩かれる心配もありません。また、乗り換えをまだ迷っているという段階であってもこのサービスを利用して、下取り額を把握しておけば予算も決めやすいですよね。
是非気軽に査定だけでも出してみてください。
まとめ
まさに100利あって1害なし。実店舗よりも20万円30万円も高い値段で売却できたという報告も何件も受けています。申し込みはSNSのように写真をアップするだけ、断る場合でもLINEのように伝えるだけです。
以上が元バイク屋であり、実際の査定業務を行ってきた自分がKATIXを激推し続ける理由です。納得いただけたでしょうか?
この記事は下の動画でもくわしく解説していますので、是非こちらもご視聴ください。それでは今回も最後までご覧いただきありがとうございました。
投稿者プロフィール
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元バイク屋のYouTuber。
バイクライフに役立つ情報を毎週配信。
メカの話やバイク購入アドバイスはもちろん、用品レビューやバイク屋裏話まで、バイク乗りなら誰もが気になるテーマばかり。
ちなみに中身はアラフォーのおっさん。
好物はサッポロ黒ラベルとキャベツ太郎だが、子どもができて以来、ふるさと納税で貰った無糖レモンサワーで節約している。
最近、血糖値と血圧を気にしているらしい。
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