走っているだけで楽しいバイクツーリング、ついつい時間を忘れて乗り続けていしまいますよね。
1日に300km以上走ってしまうバイク乗りさんもいるのではないでしょうか。
でも、距離が伸びれば伸びるほど、カラダには疲労がたまっていきます。
「休憩がめんどう」「帰路がツライ」「翌日も疲労感が残る」などの経験をしたことはありませんか?
便利で快適なアイテムがあればツーリングがとっても楽になりますよ!
そこでこの記事では、長期ツーリングが大好きなカゲモトが、ツーリングを楽にする便利&快適アイテムをご紹介します。
ぜひ、最後までお付き合いください。
バイクツーリングはけっこう疲れる問題
バイクは気軽に楽しく遠出ができる便利な移動手段ですが、意外と疲れてしまいます。
なぜ疲れてしまうのか考えてみると、この3つが原因のようです。
バイクツーリングが疲れる原因
- 走行風を受け続けている
- 振動を受け続けている
- 同じ姿勢を続けている
疲れる原因には、運転に集中し続ける負担や間違ったライディングフォームが原因になることもありますが、運転への馴れ、フォームの見直しである程度は改善することができます。
ツアラーやアドベンチャーなどのジャンルによっても、受ける負担は軽減できますが、バイクに乗っている限りは完全に無くすことはできません。
気づけば長距離を走りがち
バイクは走ることが目的になるので、バイクに慣れるほど、1日の走行距離が伸びる傾向にあります。
気づけばとんでもない長距離を走っていた、とんでもない走行距離のプランを考えていた、というバイク乗りさんも多いのではないでしょうか。
バイクで走っている間は、同じ姿勢で風や振動を受け続けているので、走行距離が伸びれば疲労も増えるのは仕方のないことです。
高速道路だって楽じゃない
楽に長距離を移動できる高速道路も、バイクにとってはそこまで楽ではありません。
確かに、ツーリングの距離を伸ばすことはできますが、走行スピードは一般道よりも速いので、走行風も強くなります。
走行風のほかにも、自然風も吹いているので、あらゆる方向からの風に耐え忍ぶことに。。。
ほかにも、お尻は痛くなるし、単調な道や景色に飽きてしまうので、せめて快適に利用したいですね。
疲労を軽減させてツーリングを楽しもう!
楽しいだけじゃないバイクライフですが、ガマンしてでも乗り続けたい魅力があります。
バイクに乗るための体力づくりや適度な休憩も大事ですが、便利で快適なアイテムを使ってみるのも、ツーリングが楽になる方法のひとつです。
そこで、カゲモトが厳選した、オススメの便利グッズ&快適グッズをご紹介します。
あると便利!オススメ便利グッズ
バイク用インカム|カゲモトはSENA愛用中
とても便利なバイクアイテムといえばインカム。
ツーリング中でもコミュニケーションが取れ、音楽やナビ案内を聴きながら運転できるので、今やなくてはならないアイテムです。
退屈な道でも、お気に入りの音楽を流せば、物語の主人公気分に浸れます。
ただ、インカムってどれを買えばいいのか悩みませんか?
さまざまなメーカーから、いろんなモデルが発売されているので、迷子になりがちです。
インカムを5回も買い替えた私が、インカム選びのコツをお伝えしましょう。
インカムの選びのコツ
- 普段いっしょに走る人とメーカーを合わせる
- 一度にしゃべる人数を考える
- 予算と相談する
この3つのコツは、音質や通信の安定性に関わってくるので、覚えておいて損はありません。
インカム選びは奥が深く、すべてを説明すると長くなるので、今回はカゲモトが愛用しているSENAからオススメのインカムを2つご紹介します。
大人数と安定した通話ができるメッシュ通信に対応した、リーズナブルなモデルが「SENA SPIDER ST1」。
最大24人と通話可能で、通信距離は1600m。
ブルートゥース通信のインカムとの通話、他社インカムとの通話(ユニバーサルインターコム)ができないかわりに、価格が抑えられているのが特徴です。
普段、いっしょに走る人がSENAのメッシュモデルなら、SPIDER ST1はとてもオススメ。
ブルートゥース通信に特化したカゲモト愛用の「SENA 20S EVO」。
最大通話人数8人、通信距離2000m。
モデルチェンジでプレミアムHDスピーカーが同梱されました。
前モデル「20S」を含むと、10年にわたるロングセラー商品で、今でもファームウェアのアップデートが続けられています。
カゲモトのお気に入りポイントは、充電しながら使用できるところ。
悪いところは特にありませんが、しいて挙げるなら、通話人数が4人を超えると音質や安定性が低下する点でしょうか。
Kaedear(カエディア)|USBチャージャー
必需品といえば、USB電源も忘れてはいけませんね。
スマホやインカムなどの電子機器の充電をはじめ、冬は電熱ウェアの電源としても大活躍します。
数ある中から「Kaedear USBチャージャー」をオススメする理由は、カッチリとした防水カバー付き、夜間でも視認性の高いイルミネーションを内蔵、そしてコスパの良さ。
さらには、防水カバーが電源スイッチをかねているので、バッテリーへ直でつないでいても、カバーさえ閉じておけば、バッテリー上がりの心配はありません。
私もトリッカーで愛用していますが、コンパクトで目立たず、変換ケーブル付きなので取り付けはとっても簡単でした。
防水カバーを開けるとイルミネーションが光りますが、運転の邪魔にならない絶妙な明るさです。
Henly Begins(ヘンリービギンズ)|2WAYシートバッグ
リュック(バックパック)は荷物を持ち運ぶのに便利ですが、肩がこるのが難点。
シートバッグは着脱がめんどうだけど、バイクに載せたままだと不安。
そんな悩みを解決するのが、背負えるバッグ「Henly Begins|2WAYシートバッグ」です。
今までも似た商品はありましたが、この2WAYシートバッグは厚み3mmの樹脂製プレートの「丈夫さ」と、 2か所の開口部とバイクへの脱着がしやすい「機能性」はピカイチ。
シートに接する部分には、滑りにくい素材や前方へのズレを防ぐ工夫がされているので、急な動作でもズレを防ぎます。
シート幅の細いNUDA900Rにもしっかりと取り付けることができ、着脱は慣れれば30秒くらいで完了します。
バッグに等間隔で縫い付けられたベルト「PALSウェビング」を利用すれば、自分好みにカスタマイズができるのもいいですよね。
私は、カメラでの撮影が好きなんですが、カメラ用インナーケースがすっぽり収まるので、カメラバッグとして愛用しています。
長距離も楽々!オススメ快適グッズ
KIJIMA(キジマ)|スロットルアシスト
長い時間、スロットルを一定で固定するのはけっこうシンドイ。
そんな時に役立つのがKIJIMA スロットルアシスト」です。
グリップを強く握らずに操作ができるので、ロングツーリングが快適になります。
慣れるのに少し時間がかかること、細かい操作がしづらいことがあるので、お散歩などのショートツーリングでは取り外したほうがよさそう。
スロットルアシストには安価な商品もありますが、取り付ける際にバキッと割れることがあるので、しっかりとしたメーカー品をオススメします。
EFFEX(エフェックス)|ハンドルバーウェイト
バイクツーリングが疲れる理由のひとつ、それは振動。
長距離を走った後、手のしびれを感じることはありませんか?
「FFEX ハンドルバーウェイト」なら、グリップに伝わる細かな振動をしっかりと吸収してくれます。
痒いくらい手がしびれる、カワサキ ザンザスに乗っていた時は、たいへんお世話になりました。
Stompgrip(ストンプグリップ)|トラクションパッド
ライディングはニーグリップが大事だといわれますが、タンクを両膝で挟み込むのはけっこうシンドイ。
そこで「Stompgrip トラクションパッド」の出番です。
今までよりも楽にニーグリップができるので、長距離を走行するなら取り付けたいアイテム。
でも、いくらクリアタイプとはいえ、トラクションパッドはレーシーな雰囲気が出てしまいます。
そんな時は、プロテクターシートもオススメです。
グリップ力はそこまで期待できませんが、タンクが傷つくのを防ぐので、安心してニーグリップができます。
EFFEX(エフェックス)|ゲルザブ
長距離を走るうえで、一番の悩みはお尻が痛くなることではないでしょうか。
私も、薄いシートとお尻のせいで、お尻から骨が飛び出てるんじゃないかってほどの痛みを覚えることも。
「EFFEX ゲルザブ」なら、お尻にかかる圧力を分散して、痛みや疲労を軽減します。
「GEL-ZAB S/GEL-ZAB SS」はシートの中に仕込むタイプ。
取り付けには、シートの表皮をめくるなどの作業が必要ですが、仕上がりはスマートです。
「GEL-ZAB R/GEL-ZAB D」はシートにかぶせるタイプなので、簡単に着脱できます。
HONDA Rebel250/500/1100には、専用設計のシートカバーもあります。
ほかにも、CT125・ハンターカブ、スーパーカブC125、クロスカブ50/110、スーパーカブ用もラインナップ。
Daytona(デイトナ)|ゲルパンツ
「バイクに手を入れたくない」「複数台のバイクがある」「価格を押さえたい」、そんな人には「Daytona ゲルパンツ」。
お尻部分に内蔵されたハニカム構造のゲルが圧力を分散し、痛みや疲労を軽減します。
通気性に優れて蒸れにくく、外から目立ちにくいのでオシャレライダーも安心です。
まとめ
今回は、バイクツーリングが疲れる理由と、ツーリングを楽にする便利&快適アイテムをご紹介しました。
バイクは気軽に楽しく遠出ができる便利な移動手段ですが、同じ姿勢で風や振動を受け続けるので、走行距離が伸びれば疲労も増えてしまいます。
とはいえ、せっかくツーリングに出かけるなら、負担を少なくして楽しく走り続けたいですね。
ご紹介したアイテムたちが、ストレスと疲労知らずの旅のお供になればうれしいです!
ではまた!
投稿者プロフィール
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バイクと旅が大好きな夫婦ライダー、カゲモトです。ハネムーンの東本州1周をきっかけに、北海道1ヵ月旅、九州1年移住をへて、全国を走破しました。
今は関西を拠点に日本中を走り回って、ご当地グルメやB級ツーリングスポット、ミニマムキャンプを楽しんでいます。
愛車はNUDA900R・トリッカー・XL883R改。
執筆担当のカゲ太とご意見番のカゲ美が「実体験にもとづいたモトライフを楽しむヒント」をお届けします。
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